えりおの観てきた!クチコミ一覧

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ROPPONGI NIGHTS 2009

ROPPONGI NIGHTS 2009

LIVES(ライヴズ)

吉祥寺シアター(東京都)

2009/01/22 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

安心して観れました。
なんでだろ・・・初めてなのに。

なにしろフライヤー通りの人達が出てきてくれて一安心、出演者全員の安定した演技に二安心、期待通りの笑いに三安心と言ったところで見事に三振取られました。それも直球勝負で。

ネタバレBOX

いやぁ、それにしてもアフロの人おもしろいですねぇ。
微妙にアフロが頭の上でずれてるところがまたいいですよね。
なめらかなトークも素敵でした。
レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

王子小劇場(東京都)

2009/01/16 (金) ~ 2009/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

フライヤーってんですか・・・?
あれが全然ダメでしたね。
正直あれ見た時なんにも期待できなかったですもん。

ところがお芝居はといえば・・・くはぁ、これが最高でした。

まったく飽きることなく観続けました。
完全に物語に引き込まれていきました。

そして、
最後はめっちゃ泣けました。
泣けて泣けて仕方ないくらい泣けました。
もう蛇口が壊れてしまったのかと思ったくらいに。

隣の連れも前の席の女の子もその横の男の子もみんなみんな泣いてました。

最後にあれだけ観客がアンケート用紙に書き込んでいる姿って久しぶりに見ました。たぶん、みんながみんな何か一言ことばを残したかったのでしょうね・・・この最高の芝居に対して。

ネタバレBOX

いやぁ、それにしてもほんといい話でした。
親子の愛情満載の最後の箇所が最高の泣き所でしたね。

板倉さんがものすごく芝居がうまい上にあのデル?役をやった子、あの子がまたよかったですね。すばらしかったですね。
帰り道、一緒に観劇した友人が田町で偶然彼に会い、話をさせてもらったところ、20歳で東大生だとか・・・なんだか将来有望すぎです。嫉妬すら感じます。

それにしてもこの話、いったい誰が書いたのかと思って調べてみたら、まさかあの局長役の方だったとは・・・。

正直まったく想像できませんでした。
だって局長、全然芝居ダメでしたもん、声出てないし。

それにしても最後、やっぱりああいう終わり方にしますか。
その後どうなるかは自分で想像してくれ的な感じに。

僕的には最後の最後にテレビで『本国会決議により純血主義法(?)は廃止されることになりました』的なものが欲しかったです。いわゆるハッピーエンドですね。

いや、確かに蛇足かもしれませんよ、そういうのって。
けど、逆に終わりをきちんとしないところってすごく日本的ですよね。
例えば映画なんかで言ってもそういうのって日本では多いですよね。
けれどハリウッドなんかじゃありえない。
あったとしたらそれは『2』がある時です。

つまり、
そういうのって国民性なんだなって思いました。
最後まで追求しない国民性。

だから政治家が悪いことをしても最後まで追求しない。公務員が悪さしてもうやむやにする。年金の遣われ方も、予算の遣われ方も追求しない。
そんなことの積み重ねでなんだかいい加減な社会が出来上がったんでしょうね。

そんなわけで、
ぜひとも最後はきっちりと終わらせてください。

日本を救うために!!
宇宙ロケットえんぴつ

宇宙ロケットえんぴつ

とくお組

駅前劇場(東京都)

2008/12/26 (金) ~ 2008/12/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

面白かったけど・・・
なんだか常連さんが多かったようで・・・。
ハナっから笑う気満々な様子がアリアリで・・・。
別に笑えやしないような場面でも笑ってるわけで・・・。

少々居心地の悪さを感じた。

まぁ仕方ないけど、そういうのって。
下地ができちゃえばなんだって笑えちゃうってやつだ。

で、
まぁ気づいたら自分もすっかり常連のような気分で笑ってたんだから、とくお組・・・すげぇ。

ネタバレBOX

白鳥の死に絡むところがまぁなにしろ一番面白かった。
日本語がなくなる日

日本語がなくなる日

北京蝶々

OFF OFFシアター(東京都)

2008/12/23 (火) ~ 2008/12/29 (月)公演終了

満足度★★★★

すばらしいっすね。
ええ、
すばらしいっす。

物語の設定が良かったです。
ぐいぐい引き込まれました。

芝居ってなにも笑いだけが勝負じゃないですもんね。
そういう大事なことを知らされた気がします。

ネタバレBOX

なんてゆーか、
うまいなぁ・・・作りが。

映画を観てる感じだった。

で、有島さんが良かったですね。
終わった後、隣の隣の席に座ったとき、実際はこんなにキレイな人だったんだ・・・と、失礼ながら驚いてしまいました。
夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

キティフィルム

ステラボール(Stellar Ball)(東京都)

2008/12/16 (火) ~ 2008/12/26 (金)公演終了

原作いらないでしょ。
原作を読んでるだけにその違いが明らかだった。
たぶん読んでない人だって「違うんだろうな」とは感じているはずだろうけど。

なにしろまったくの別物。

ネタバレBOX

タップダンスやピエロのショー、ダンス、そして公開オーディション形式で歌等・・・盛りだくさんと言えば盛りだくさん。

それらを無理矢理ストーリーに繋げているんだけど・・・正直原作必要ないでしょ、こういう内容にするなら・・・。

なんの啓発にもならなかったし。

小松政夫・・・こなれ過ぎ。
セリフたぶんそんなに覚えてない気がする。

まぁ、そんなに悪くはなかった。
ひめごと

ひめごと

劇団大樹

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

はぁ・・・
なんてゆーか、芝居と関係ないところで相当イライラさせられた・・・。

入り口のチケット売り場、前のおばちゃんの予約名が登録されてなかったらしく、後ろに何人もの行列ができるほどに待たされ・・・

劇場内に入ると『2名様ですね』と案内された場所に2名の席は無く、戻ったときには、先程後ろにできていた行列が既に席を埋めていたせいで端っこに座らされ・・・

というかやけに関係者席が多く、座る席がほとんどなく・・・

今度は目の前にいきなり席が追加され、その椅子がやけに後ろに配置されたせいで足を伸ばすことができず・・・

芝居が終わったときには足もおしりも限界に近いくらいに痛く・・・

ってゆーか、あの椅子の感じだと二列目の方が完全に一列目よりも目線が下になり、非常に観にくく・・・

と、
なんだかイライライライラさせられた。
正直芝居が始まる前に既に我慢が限界に来て帰ろうと思った・・・ところを連れに止められ・・・

で、
結局しぶしぶ観始めたのに、最後は心底観て良かった・・・と思える程にいい芝居だった。。。

ったく、
芝居ってやつぁ・・・。

ネタバレBOX

それにしても結局、翠のお父さんって誰?

まぁ、母は翠に森生と付き合うことを許したわけだから藤崎さんってことはないよなぁ・・・。

それと最後、ワンピースの映像を翠に重ね、『藤崎さんに見てもらいましょうね』と母が言ったシーン・・・結局どういう意味だったんだろう?・・・教えてほしい。


なんにしろ、
セットがすごくよかった。
みなさんの芝居がよかった。
二十五絃箏がすごくよかった。
歳相応の役者さん達が演じたのが良かった。

芝居後、立ち寄った喫茶店にちょうどお母さん役のおぎのきみ子さんが来られて、ご友人達と話されているのを盗み聞きしたときの『川野さんってすごくロマンティストなのよぉ』という言葉がすごく納得できた。

つまりそれくらいにロマンティックだった。


ってもう何書いてるか自分でも意味わかんない・・・。
永遠にムーン

永遠にムーン

カラスカ

アイピット目白(東京都)

2008/12/11 (木) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかった・・・。
うん、
すんごく良かった。

一番前の席に座ってガッツリと観劇し感激した今日。
ふと芝居の最中なんとなく後ろを振り返ると・・・

みんながみんな笑顔だった。
そして優しい顔で舞台を見てた。

たぶん、
次もまた笑わせてくれるんだろうなぁ・・・と期待してのそんな表情だったと思う。

で、
ふと気づいたら自分もめっちゃ笑顔だった。

それくらい楽しかった。
それくらいに笑った。

ネタバレBOX

2時間超の芝居。
長丁場だけど全然大丈夫だった。
とにかく笑った。

あんなに自然に笑いを取れるのってすごい。
ボケと突っ込みがしっかりと出来てた。

いやぁ笑った笑った。
宇宙へ行きたい

宇宙へ行きたい

漢の仕草

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2008/12/12 (金) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

アリ。
うん、
なにかとアリ。
こういうのアリ。
モハメド・アリ・・・

は世界チャンプ。

と、
そんな感じだった。
笑えた。

長いコントでも観てる感じだった。

好き。

ネタバレBOX

もう、
名前の後に『ぜ!』とか付けてる時点でバカっぽくてよかった。

それにしても師岡・・・

いい。
すごくいい。
彼だけ一時間観ててもいいくらいに思った。

おんなじように四ノ宮もキテる感じだった。

斎藤は演技が良かった。
ってゆーか声がいいね、声が。

で、
なんとなく話も無理やりまとまってたし。
途中どうなることかと思ったけど・・・。

いや、
ほんと楽しかった。
これからもそのままでいてほしい。
妙に真面目にやろうなんて思わないで。
毒婦-千稿(当日券ございます)

毒婦-千稿(当日券ございます)

パセリス

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/12/09 (火) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

すんません。
遅れて行きました。
10分ほど・・・。

ほんとすいません。

そのせいでなんだか入り込めませんでした。
残念です・・・。

ネタバレBOX

それにしても観客だと思ってた奥の人達がいきなり芝居を始めた時はびっくりしました。
まぁ遅刻してなかったらそんな風には思わなかったんでしょうが。

座ったり立ったり、けれどずっとそこにいる役者さん達。
なんだか稽古場に立ち会っているようでした。

しずえ役の役者さんがとにかく光ってましたね。
すごくよかったです。
すべてを支えていた気がします。
今日も、ふつう。

今日も、ふつう。

アロッタファジャイナ

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

切ないっすね。
ええ、
ほんと。

やけに切なかったです。

ネタバレBOX

それにしても人、死にすぎでした。
もうなんなら最後は全員死ぬのかな・・・と思ったくらいでした。

まぁそれはないですけど。

妹役の子・・・いい感じでしたね。
たぶんああいう『お兄ちゃん!』って感じ、世の男性にウケるんでしょうね。

禁断の愛って設定・・・なんか良かったです。
最後はなんとなくドラマ『高校教師』を思い出しました。
もうなんとも言えず切なかったです。


効果音良かったです。
両側観客席も良かったです。


それにしてもあのどっかの社長の人、やけに存在感ありましたね。
芝居が終ってチラシ見るまで何モノか気づきませんでしたが、後で納得しました。

玉青の行方

玉青の行方

地球割project

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/11/27 (木) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

うん、嫌いじゃない・・・
いや、
むしろ好き。

それにしてもあんな暗闇って初めて味わった。
最初の説明で『気分悪くなったら・・・』うんぬんとかなり脅されたせいで、照明が消された瞬間緊張で吐き気がした。

けれど、吐かずに済んだのは、お芝居が面白く、そちらに集中できたからだ。
うん、素晴らしい。

ネタバレBOX

いやぁ、
それにしてもほんと真っ暗。
びびるくらい真っ暗。
舞台のあちらこちらで灯がともる度にホッとする。
そしてその一点に、そして声に、息遣いに、動きに、集中する集中する集中する。

玉青。
幽閉された人って、ああいう感じなんだ。
もっとドロドロした感情持っていてもいい気がしたけど。

玉青。
昼間はちゃんと光があるのかな?
じゃないと本読めないわけだし。
そしたら芝居を暗闇にすること自体実はあまり意味がないんじゃ・・・。

玉青。
最後はハッピーエンドじゃないんだ。。。
2人で明るい外の世界に飛び出していく姿をすごく楽しみにしていたのに・・・。


玉青。

玉青。

王青。

玉青。



下から二番目の文字は『玉』じゃなく『王』で書いてみた。

なにしろ面白かった。
すごく。

それにしても
サキ役の子・・・よかった。
開演前、知り合いの顔を見て笑ってた姿が良かった。
かなり近いところで演技され、ドキドキした。

ああ、
俺ったら・・・。
kirakira☆メリーガール

kirakira☆メリーガール

劇団女神座

池袋GEKIBA(東京都)

2008/12/06 (土) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★

別世界・・・
うぅ・・・。
なんだったんだろうあの居心地の悪さは・・・。

もうすっかり舞台通のつもりでいたのになんだか自分はまだまだだったと思い知らされた。というか、全然知らない世界がまだまだあることを知った。

昨日土曜日、ある程度良い席を確保するつもりで、いつものように20分前程に劇場に到着した。
ところが劇場内に入るともうほぼ満員状態。
他ではあまり見られない光景だ。

ところが、本当に他と違ったのはその客層。
いわゆる秋葉原系の方々が大勢いらっしゃる様子。
そして場内にはムンムンとした空気が漂い、そして・・・・暑い。

な・・・・なんだこの熱気?
ってゆーか客層・・・。

後で調べてわかったことだが、どうもこの劇団、ネットアイドル的な?グラビアアイドル的な?そういう子達で結成されている様子。
そのため、その子達のファンのおじさん達(この人達、若いのかもしれないがどうも若く見えない・・・)が集まってきたようだ。

最後まで座り続けていられるか少々不安になった。

そしてやってきた開始時刻の15時。
まずは前セツ。

若い女子が二人でかわいく説明している。

『わかりましたかぁ~?』
なんて聞いている。

そして客席、


『はぁ~い!』
と手を上げ答えている。


なんか違う・・・。

うぅ・・・
やっぱり最後までいるのは無理じゃないか、俺・・・。

ネタバレBOX

そうやって始まったお芝居。

想像していた通り、
なんともユルい。

まぁ結局は女子高生達の学芸会みたいなもんだ。
キャピキャピとやっている。

けれど、
単なるキャピキャピだけじゃないからこれがずるい。

なにしろ出演者の女の子達、みんながみんなどうやったら男の目を惹くかを知っている。というかもう正直言って・・・エロいんだ全員が。。。

制服姿で飛んだり跳ねたり、スカートがフワッてなったり・・・。
胸元の大きく開いたセクシーな服を着ていたり・・・。
ミニスカートで足を組みかえたり・・・。

極めつけは、胸もおしりもほぼ丸出しの水着姿・・・。

うはぁ・・・・なにこれ。。。

で、
それを見て卑しい笑い声をあげる男達。

居心地悪い・・・。

それにしても本能ってすごい。

セクシーな女医さんが足を組んだときや生徒会長が水着になったとき、明らかに室内の温度が上がった。それも一気にブワッと・・・。

はぁ・・・・すげぇ。


さて、なんだかんだで芝居は一応ストーリー通りに進んていき、特に物語的におもしろいわけでもなく、芝居がうまいわけでもなくといった感じだったし、なんだかドタバタだったし、で大きなオチもなく終わりを迎えた。

まぁ、女の子を観に行く分にはいいんじゃないだろうか。。。

芝居だけなら星二つ。
女の子達が可愛い分星三つ。

はぁ、まぁ結局自分も男なんで・・・。

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サラダボール

アトリエ春風舎(東京都)

2008/12/03 (水) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

うまいなぁ・・・
危なかった・・・。
危うく見逃すところだった。

劇場着前、お腹を壊し、駅のトイレで戦っていた。
もうトイレでそのまま時間を過ごそうかと思ったが、そうはしなくてよかった・・・。こんないい芝居見逃すなんてありえない・・・。

そんなわけですばらしい芝居だった。

色々と感心させられた。
そして笑った。

ちょっと前までの腹痛が違う種類の痛さに変っていた。

それにしても、
うーん・・・なんともうまい。
作りがうまいし、台詞がうまいし、演技がうまい。
持ってるもの全部を出してきた感じ、けれどまとまってる感じ。

よかった。

ネタバレBOX

テンポのいいセリフの掛け合いは最高。

『オープニング 女道×××』から、すっかりその会話のテンポの虜になった。

続く『』カワタ』で非日常感に慣れ、
『カラオケ』で物語作りのうまさ、伏線の張り方に感心させられた。
それにしても役者:宮崎敏行さん・・・存在感あり過ぎだ。
まったく目が離せなかった。
『かもめ』の中で嫌になるほど笑わしてもらった。
帰り道、同じ駅に向かう女子二人組もこう言っていた・・・
『もう、あの人の笑いとか、ちょーキモかった。もうなんかやばいよ』と。
最高のホメ言葉だ。
なにしろそれを狙っての演技だったはずだから。

さて、
そうして続いて行く『ループ』・・・ああ、最後はハッピーエンドでよかったとひっとり満足。

『ペットボトル』・・・おもしろい試みだ。言葉を削られていくことで余計にセリフに集中した。そして役者の演技に。

『かもめ』・・・音楽と動きの組み合わせが心地よかった。


さて、
いつも思うけど、
あんまりネタバレになる内容書いてないな、俺・・・。
何処かのオムニバスのための四重奏

何処かのオムニバスのための四重奏

ニットイット

千本桜ホール(東京都)

2008/11/29 (土) ~ 2008/12/01 (月)公演終了

惜しい・・・かな。
だって、
あれだけ個々のストーリーの世界が確立されていて、役者さん達は非凡な才能を持っていて、時に物語がシンクロして、笑いもあって・・・。


はぁ・・・。

ネタバレBOX

あとは最後の占めをどうするかだけだろうな・・・。

四重奏というくらいなんだからひとつの終結を迎えて欲しかった。
四つの物語が絡む形で。
惜しい・・・。

ほんと惜しい。
God Save The Me!

God Save The Me!

ハイバネカナタ

劇場MOMO(東京都)

2008/11/27 (木) ~ 2008/12/01 (月)公演終了

ダメでしょ・・・。
正直、
前半部分は全然ダメ程度。
終盤からは少々ダメ程度になったくらいだ。

うん、
言い過ぎだ。


言いなおそう。

もうちょっとわかりやすい話にして欲しかった。
そしたらいい作品になったのに・・・。
いい役者さんが揃ってたし。

ネタバレBOX

いや、
それにしてもほんとわかりにくかった・・・。

ってゆーか、
松本零士のくだりなんかは狭いところ狙い過ぎ。
若者達や女子陣の頭の上には?マークが浮かびまくってた。

プッツンなんて言葉も今は使わないと思うし・・・。

と、
つまりはいろんなところでわかりやすさが欠けていた。

認知症になったマホが作り出す世界、死んでしまうヒカル、お茶を出し続けるマホ・・・この辺りのつながりと説明をもうちょっとうまいことやってくれればもっとずっと良かったのに・・・。

ああ、残念・・・。

ってゆーか、
とにかくヒカル役の人・・・脚本・演出の服部さんだけど、あの斜めにゆがんだ服・・・ものすごく気になった。

山森信太郎さん、
めっちゃいいキャラだった。
もっと活きるように使って欲しかった。
なにしろ数少ない笑いどころは全て彼が作っていた。
マクベスがいっぱい!

マクベスがいっぱい!

CAPTAIN CHIMPANZEE

ザ・ポケット(東京都)

2008/11/26 (水) ~ 2008/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

知ってますか?
僕の隣の席のサラリーマンが途中から最後にかけてずっと泣いていたことを。
ときおりこらえきれずに『うぐぅ・・・』と嗚咽を漏らしながら・・・。

そして実は僕も・・・。


と、まぁ中年男達が泣いちゃうくらい、
それくらいにいいお芝居でした。

とてもあったかい気持ちになれました。

ネタバレBOX

それにしても最初は少々やばいかな・・・と思ったのも正直な感想です。

というのも・・・・


ほんとひどい話ですけど、
なんだか役者さん達に華がなくて。。。

けど、
どんどん皆さんに味が出てきました。
そして引きつけられていきました。

特に主役のワタナベ?さん。
マクベス役のとき、すごくかっこよかったです。

それと、
小関役の人と・・・えーっと、江川さん、懐中電灯の人・・・なんかはほんといい味出してました。
キャラが笑いの対象でしたね。

ただちょっと気になったのは・・・
ビデオ撮影に集中し過ぎてるせいなのか、後ろの方のテープチェンジの音や、なんだかガサガサとしててなにかとうるさかったことです。

とはいえ、なんにしろほんとうまいことまとめられてました。
懐中電灯の伏線なんかは最高によかったです。

そしてレイちゃんと菊姫との絡みはほんと泣き所でした。

新衛門と田吾作?のフレーフレーのところも好きですね。


次回も機会があれば必ず観に行きたいと思いました。



ZOKKYののぞき部屋コレクションPart3

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart3

ZOKKY

王子小劇場(東京都)

2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

複雑な気持ちになった・・・。
なんだろ・・・。

たぶんそうだろうな、と思いながら行ったんだけど、実際にエロで。

で、そうなるとそのエロにお金を払ってわざわざ王子くんだりまで行ってしまう自分に若干の嫌悪感があり・・・。

複雑な心境になりました。
そして帰り道、夜風がやけに冷たく感じました。

ネタバレBOX

『乳が出て幸せ』
『ブラジャーに乗って』
『欲棒という名のすごい棒』

の三本を観ました。

もうなんてゆーか、あの狭い部屋(ってゆーか廊下?ゴミ捨て場?どこ?)、安い造りの中で観るいかがわしい芝居。

なんとも言えない気持ちになりました。
いや、モンモンした気持ち・・・かな。
になりました。

五分間自分のためだけにされる芝居。
贅沢でした。


追伸:

『ブラジャーに乗って』では、ニプレスが貼ってあるオツパイを見ることができました。
感謝です。
ニコルと月

ニコルと月

劇団さかあがり

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2008/11/22 (土) ~ 2008/11/23 (日)公演終了

首・・・ひねりながら帰りました。
いや、
別に寝違えたわけじゃありません。
首をケガしたわけでも。

結局なんだったんだ?
と疑問に思いながら帰ったってことです。

ストーリーは一応終わりを迎えてくれたのでホッとしたんですが・・・

ネタバレBOX

なんてゆーか単調ですよね。
で、設定が意味不明ですよね。

一応しっかりと目を見開いて最後まで観終わることができましたが、激しい眠気に襲われ、終始それとの戦いでした・・・。

ってゆーか開始が15分も遅れるなんて・・・誰待ち?って話です。
元々1時間50分という長丁場、そこに15分もプラスされちゃあなかなか大変です。一緒に行ったツレも観終わった時には『お尻が痛くなっちゃったぁん』とボヤッキーと化してました。

いやぁ、それにしても・・・うーん・・・なんか非常にいろいろと言いにくいです。

ちょっと聞いてみたいのは、役者さん達のストーリーに対するこだわりってどうなの?ってこと。

つまり、役者さん達は演じることさえできればストーリーなんてどうだっていいと思っているのか?って話。さらに言うなら、今回の話・・・正直全然おもしろくなかったんだけど、それについてはどう思ってるの?ってこと。

もしかして役者さん達って客観的に芝居を観ることができないの?
面白いとか面白くないとか判断ってできないの?

もっと意見出して、脚本に影響与え、いい作品にしてほしい。
最終的に舞台を作り上げるのって役者さん達なんだから。

と、
なんだか柄にもなくちょっぴり熱くなった。

いやぁ、ほんと役者さん達がなかなかいいキャラしてただけに残念。



それにしても結局、どういう話だったんだろ・・・

あの女の子は結局オオカミ?
で・・・昔ロケットに乗せられた?
ってことをしたのはフォンブラウン?

外国人設定にする必要ってあったのかな?
株とかの難しい話とかって必要だったのかな?

うーん・・・考えれば考えるほどよくわからなくなる。

それにしても場面の切り替え時間かかってたよなぁ・・・。
そんなに対した切り替えでもなかったはずなのになぁ・・・。

って、
まぁいいや、
細かいことは。

なにしろ役者さん達はいい感じでした。

ニコル役の西尾さん、
どんな役でも演じられそうですね。
ルックスがいいのでこれからに期待ですね。

マイルズ役の森さん、
スーツの色や形が気になりました。
たぶんズボンの丈、相当長いですよね、裾は短いのに。
スーツの上着の前ボタン、一度ははずしてもらいたかったです。
中に隠されたズボンの丈と、へんちくりんなシャツが見れたはずなので。

マーチン役の岡地さん、
あんな外国人いそうです。
なんか気になる演技でした。
良い意味で。

クローカ役の四元さん、
歌うまかったです。

カレン(奥さん役ですよね?)役の佐藤さん、
腰の肉がぷりぷりしてて気になりました。
芝居もぷりぷりした感じで、なんか味がありました。

ブラウン役の望月さん、
出てきたときからツボでした。
たぶん笑わせるつもりはないんでしょうが・・・動きやしゃべり方全部が笑えました。
良い方向に活かしてください。


と、
なんだかいいたい放題です。

なにしろ今度は違う脚本で観てみたいです。
ブロードウェイミュージカルショー「SHOW TUNE」

ブロードウェイミュージカルショー「SHOW TUNE」

梅田芸術劇場

天王洲 銀河劇場(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

色々ありますね。
人生って。

そして舞台って。

そして、それぞれの人生とそれぞれの舞台には『合うか、合わないか』という相性があるんでしょうね、きっと。

そういうのっておそらく感性の問題なんでしょうね。

で、
僕とこのSHOW TUNE・・・どうも相性がよろしくなかったようです。

いい歌はたくさん流れてました。
けれどたぶんいい歌過ぎたんだと思います。
平日の夜、疲れたサラリーマンには子守歌となりました。

つまりは寝てしまってました。

すいませんでした。

賊

劇団6番シード

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

ありがとう。
もうほんと素直にそう言いたい。
こんなに泣いて笑ってドキドキするなんて、
初めて恋を知った思春期のあの時以来のことだった。

いや、
そんなことないか・・・。

まぁなんにしろものすごく楽しんだ。

うん、
ほんとありがとう。

ちなみに自分、『ありがとう』なんて言葉、年に数回しか言わないんだからその言葉の重み、相当なものだと思って欲しい。


それにしても陽一松本・・・

天才だ。

陽一松本には前回『VOICE ACTOR』で完全にK.O.されたのに、今回はそれ以上の勢いでK.O.された。なんてゆーかもう、倒れた後も馬乗り状態で殴られ続けた気分だ。

それくらいすごい。
それくらいに感動した。
そしてそれくらいオススメだ。

ネタバレBOX

いやぁ、
ほんとなにしろ40人以上の役者達が最高の演技力で舞台を駆け回るんだからすごい。

それを無駄なく動かす陽一松本がすごい。
セリフ回し、音楽の使い方、照明・・・全部が完璧。

暗転を使わない無駄のない場面展開、
数人に振り分けることで迫力を増し、
テンポのよくなるセリフ運び、
無理のない自然な笑い。
もう全てに脱帽。

俳優さん達も粒揃い。

もう、
和之小沢とか出てきただけで笑えるし、
伸一妹尾とかい~い味出してるし、
智晴鈴木とか雰囲気好きだし、
早奈美戸田とか可愛いし、
裕美竹内とかキレイだし、
みんななんかいいし、

で、
陽一松本がまた俳優としても存在感発揮してるし・・・


もう全部最高。

書ききれない。


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