草莽崛起
劇団宇宙キャンパス
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2010/09/17 (金) ~ 2010/09/21 (火)公演終了
満足度★★★★
騎兵隊
前にも似た内容の、別の劇団の舞台を見たけど、今の日本が閉塞感に包まれていることと無関係ではないのかも。平成の「高杉晋作」はいないのか?
☆御来場ありがとうございました☆ サマータイム、グッドバイ
ガラス玉遊戯
「劇」小劇場(東京都)
2010/09/14 (火) ~ 2010/09/19 (日)公演終了
【ご来場ありがとうございました】みんなのへや/無縁バター【全ステージPPT実施】
Aga-risk Entertainment
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/09/14 (火) ~ 2010/09/19 (日)公演終了
満足度★★★★
なかなか
2本とも面白かった。特に2本目のオチが最高に笑った。脚本はどちらもうまいと思ったが、惜しいのは演出。やや稽古不足というか練りこみが足りないのかなあ? でも、「中途半端なコメディはいらない」というだけあって、昔よりは腕を上げつつある、と思う。
立ち尽くすほどの夕方に。【全公演終了しました。ご来場ありがとうございました。】
演劇サムライナンバーナイン
シアター711(東京都)
2010/09/07 (火) ~ 2010/09/12 (日)公演終了
満足度★★★
わっーー!?
幕が開いて最初の10分ほどはまさに、「旋律と驚愕」を体感した。というより、見ている側の心がいきなり「立ち尽くして」しまった。まさにタイトルに偽りなし!!(笑)。お初なので、この作風こそが劇団の方針なのか、過去の作品も知らないのでそれは判断できない。でも観ているうちに慣れてくる人もいるだろう。シリアスとコメディ(コント)の混じった演出は、クセになる人もいる・・・・かな?。私は「フラッシュダンス」のコントには思わず吹き出して笑ってしまった。これは明らかに好みの割れる作風だ。でも、脚本(ストーリー)は悪くないから演出を変えればもっとウエルメイドな作品に仕上がると思う。しかし、作者はきっと真摯に取り組むのが恥ずかしくて、わざと捻ったのではないか?きっと血液型はB型かも知れない(笑)。
SUNらいず
劇団光希
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/09/08 (水) ~ 2010/09/12 (日)公演終了
満足度★★★★
忘れていた切なさ
初日を観(魅)せていただきました。たしかにホタルがいました、海にも(笑)。
大人になると忙しさにかまけてついつい忘れて(というか、ま、いいやで終わらせて)しまう・・・そんな日常の些細な、でも大切なことを改めて思い出すことができた。そうなんだ青春って、仲間って、決して学生時代だけのものじゃないんだ!!そんな笑いと涙の混ざり合った、心がほんわかする舞台。
「浦部三馬鹿トリオ」自体には違和感はなかったけど、後輩2人との年齢差にギャップがありすぎ。もう少し近いともっとリアリティがあると思う。そういえば蛍子役、夏海役は年齢設定と見た目にギャップ(演者が若すぎ)が感じられた。できれば当パンに設定年齢も記載してもらえると、予備知識として嬉しいかな。
それでもホタルはヤンキーで、高校時代に出来ちゃった婚という設定の想像はつくけど、ナツの中学生というのは違和感あり。どうしても小学生にしか見えなかった。でも演技は高校生ぐらいにうまかった。アルバイトの幸子の存在は、しゃべり方が山田まりあっぽいキャラだったというのもあって、ピリッとスパイスが効いていていい存在だった。
ただ、全体に登場人物がやたらと多すぎる(カメラマン、教師、自殺志願者など)。もっと絞ってもこのストーリーは成り立つと思われる。それだけに前半はダラダラと進む感じなので、観ていても気持ちの中で話が一本にまとまらない。
それが一転、直人がホタルにプロポーズをする場面で緊張感が走った。朴訥な口調の直人に対して、心では受け入れたいのに、それを隠しつつ本心とは裏腹な言葉で罵倒するホタルはほんと見事!でした。演技とは思えなしリアリティがあった。実生活での体験が生きている?(あっ、冗談です。笑)。思わず涙腺が潤んでしまった。ホタルを演じた森下さん、うまいなあ~。
2時間をオーバーする舞台なのに、意外にも時計は気にならなかった。それは今回の座組みにはストーリーとは別の部分でも一体感があって、演じている側の気持ちが観ている側にストレートに伝わったから、感情移入しやすかったためだ。
楽屋
劇団ひまわり
シアター代官山(東京都)
2010/09/03 (金) ~ 2010/09/08 (水)公演終了
満足度★★★
正統派
ま、安心して見られる舞台といえる。ひとりよがりの難解な演出もないし、早口でガナリたてる役者もいないし、客席のマナーもよかった。残念だったのは最後の挨拶で、「日によって配役が変わるので、他の日も見てください」といって、日替わりのキャストを紹介したのだが、前から4列目に座っていたのに肝心の名前が聞き取れないほど声が小さい。さっきまであれほどカツゼツよくしゃべっていたのに、幕が下りたら蚊の鳴くような声しか出ないなんて・・・・。
渡り鳥の信号待ち
世田谷シルク
サンモールスタジオ(東京都)
2010/09/02 (木) ~ 2010/09/07 (火)公演終了
満足度★★★
初シルク
今まで見たことないので他の作品もこういう作風なのか、わからないがちょっと想像と違っていた。が、独特のテイストで引き込まれたから、個人的に嫌いではない。ただ、惜しいのは音楽とセリフがカブってしまい、何を言っているのか聞き取りにくい場面が数回あったこと。帯金ゆかりさんは輝いていた、というか存在感があってオーラが出ているように見えた。個性があってなかなかいい女優さんだと思う。
ライフパスファインダー2010
パスファインダ制作室
吉祥寺シアター(東京都)
2010/08/27 (金) ~ 2010/09/05 (日)公演終了
満足度★★★
狙いは面白い
郵送されてきたチケットを見たら、裸ではなくちゃんと封がされており、まるでJTBで購入した新幹線のチケットのような扱いがされている。この時点から期待値が高まり、わくわくした気持ちがもりあがりそのまま劇場へ。小劇場の演劇で,、チケット送付の時点からここまで徹底した盛り上げ方は今までになかった。当日は受付からはけるまで、それはそれは徹底しておりまるでTDLにいったようなムードを醸し出そうとしていた。反面、舞台が始まると、ちょっとガッカリ。内容そのものではなく、スピーカーからの音がMAX状態で音が割れて聞こえたりしてせっかくの生演奏が・・・・・。エンターテインメントを狙ったにしてはミスが目立った。とくにマイクを使った役者の歌声など、ハウリングして耳が痛かった。大音量が悪いとはいわないが、もっとメリハリのある音を聞かせてほしかった。帰りも、「いってらっしゃいませ」と、あくまでクルーの対応は搭乗者に対して素晴らしかった。次回作も楽しみになった。
街【公演終了!ご来場誠にありがとうございました!】
ヲカシマシン
タイニイアリス(東京都)
2010/08/27 (金) ~ 2010/08/29 (日)公演終了
満足度★★
やっぱり
好き嫌いが分かれる作品でした。80年代に流行った舞台の再来とでもいうような・・・・。ただ、表現はわかりやすいので、そこは救われるけど。好みではなかったのが残念。
猫のサロン ~奇譚集~
猫の会
小劇場 楽園(東京都)
2010/08/26 (木) ~ 2010/08/30 (月)公演終了
満足度★★★★
満足!
猫にまつわる3話。たしかに1時間で充実した内容だったといえる仕上がり。特に3話目はウルッときてしまった。満足したけど、もっと観たかったといったら贅沢かなぁ?
魔道物語
ぴんかぁ~べる
テアトロ ド ソーニョ(東京都)
2010/08/26 (木) ~ 2010/08/30 (月)公演終了
満足度★★★★
意外と楽しめた
小屋の場所が交通の便が悪く、たどり着くまでの暑さに参った。旗揚げ公演だけにいろいろと不手際っぽい部分もありましたが、入場からはけるまでの全体を通じて十分に合格点、かな。
主役演じた主宰の姫宮みちりさんは、舞台上でも張り切って一番輝いていた。特にマジックで客席をいじったり、エンターテインメントとして面白い舞台だった。他の役者さんも個性的で面白い人が多く、素の状態でも会場を楽しませてくれた(これは公演後にあったトークタイムの話)。
姫宮さんはちょっと天然っぽくて、かわいいキャラで好感が持てた。話し声屋体型などからテレビタレントでいうと浜田ブリトニーにそっくり(笑)。会話の内容も飛んでいて、楽しかった。劇中のSEが生ピアノで演奏していたのもビックリした。
今宵、宇宙エレベーターの厨房で【ご来場誠にありがとうございました。】
隕石少年トースター
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★
う~ん、普通かな?
大阪の、ということでちょっと期待値が大きくなっていた。確かに平均点には届いているが、全体にムリヤリ詰め込みすぎており、くどいような気がする。もっとシンプルにしたうえで笑いを狙う方法もあると思う。あと、大阪弁がまったく使われず、標準語で演じていた。個人的にはそこもどうなのかな~と思った。オーナー役の女優さんはキャラが立っており非常に面白かった。あとパテシェ役の女優さんも冷静な感じが騒がしいなかで逆に個性的だった。「見たい」の書き込み及び星の評価は、身内の援軍が多く存在したようで、贔屓しすぎ。という結論
WOWOW WORLD BEAU×2 BEAUTIFUL
コーヒーカップオーケストラ
シアター711(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/08/23 (月)公演終了
メリッサのゆりかご ジルの監獄
メガバックスコレクション
あうるすぽっと(東京都)
2010/08/19 (木) ~ 2010/08/23 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しめる
劇場の構造的なものによるのか、声量がないためなのか、子役のセリフが聞き取りにくいのが残念。しかし、ダンスのステップは基本的なものだがよく練習した成果がでていたようで見ていて感心した。ストーリーも愛情、友情を訴えていて子供にもわかりやすかったと思う。十分楽しめたし、開演前と休憩時間に役者が登場してお客(子供向け)が飽きないように工夫されていたのはおもしろい。
ぼくの好きな先生
enji
小劇場 楽園(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
満足度★★★★★
やられた!
幕が開き、中盤までは宮崎駿の世界?みたいだなぁと思って観ていた。単なるコメディでもなさそうだし、不条理劇でも始まるの? いったい何がいいたいの? ところが途中から一転して、なるほど、そうだったのか。これは、うまいホンだ。初めての人にも演劇の楽しさを伝えることが出来る内容で、よかった。となると、チラシのデザインはちょっと損をしているかも、ですね。教育の現場(中学校の体育館とか)でも公演して欲しい気がする。坊ちゃんのセリフのトチリは逆にリアリティがあって悪くはなかった。最後の暗転でグラスをひっくり返したのは、惜しかった(笑)。
キセキの人
スーパーグラップラー
時事通信ホール(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
エンターテインメント!!
このホールで観るのは初めて。いわゆる小劇場とは違い、ゆったりした空間と間隔の広いシート。なにより新しい施設なので気持ちがいい。で、幕が開くと、パフォーマンスをしながら登場する出演者に合わせて、名前と顔のアップを映像でも紹介する。初めて見る人にもわかりやすく、これはいいアイデア。ちょっと残念だったのが、役者によってセリフが聞き取りにくいこと。多目的ホールの弱点なのか?でも役名=茨木(この方、結構美形)のように聞き取りやすい役者もいたから、単に発声の問題だろう。舞台の左右に置かれたスピーカーからは、地鳴りがするほど迫力満点の効果音が体の中まで響き渡る。こんな大きくて高そうなスピーカーをセットする舞台は、他では見たことがない。ダンスも練習の成果がでているようできれいに揃っている。ドリフの「8時だよ、全員集合!」的な細かい笑いのテイストがアチコチに盛り込まれており、「悪」をテーマにしているのに重くなく、時間を気にすることなく1時間50分を楽しめた。清潔できれいなハコに似合った上質な舞台。惜しいのが、セリフを噛むケースが多々見られたこと。まだ初日は出ていない!!きっと楽日には完璧な舞台になる、筈だ。
夜も昼も -Night and Day-
文月堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/08/14 (土) ~ 2010/08/17 (火)公演終了
満足度★★★
ちょっとの違和感?
文月堂、つまり三谷さんの作風が替わった!? 幕明けからなんとなく違和感を覚えてしまった。今までの文月堂(といっても「長男」、「喫茶久瀬」しか観てないけど)はもっと最初から最後まで舞台を楽しめた。しかし、今回は他の劇団を見ているようで居心地が悪く感じた。これは文月堂のテイストじゃないだろう、と。「三谷さんは自虐的なホンを書いている」んじゃなかろうか、というストーリー展開もちょっと残念。マンネリがいいとは思わないけど、定番の強みっていうのもあり、だと思う。神馬さんと青木さんの役どころで救われた部分もあるかなぁ。
墨を塗りつつ
風雷紡
サンモールスタジオ(東京都)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★
素晴らしい!
蒻崎さんの圧倒的な存在感、見事です。演じているというより地で勝負している感じがするほど。なんとも憎たらしい、可愛げのない、意地悪な繭美になりきっていた。この女優さんを観られたことは幸せだ。
Ryoma
ミュージカルカンパニーOZmate
六行会ホール(東京都)
2010/08/07 (土) ~ 2010/08/08 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめたけど
最後までドラマチックな盛り上がりが感じられず、終始フラットな感じだった。当人たちは一生懸命演じているんだけどそれが客席に伝わりにくかったような・・・。時間ばかりが長く感じられて、観ていてダレてしまった。途中で休憩時間があったが、それをやめてもっと時間と内容を凝縮したほうがいい結果になるかも。役者が場内に降りて客と遊ぶのは悪くないが、東京は反応する人がもともと少ないので、これは省いたほうがいい。全般に個性的な役者が少ない、というかいない感じでどの人も同じに見えてしまった。最後に主宰から紹介されて気がついたけど、下手の奥で生演奏していたのはビックリした。
ノクターンだった猫
ニットキャップシアター
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/08/06 (金) ~ 2010/08/09 (月)公演終了
満足度★★★
はんなりではなかった
初めて見せてもらいました。こういう作風なのか、と個人的好みとは違うのでちょっと失望(笑)。いきなり海の底を見せられて、ファンタジーかなと思いきや、ちょっと前にニュースで話題になった別れさせ屋が出てきたり、かと思えば笑いを狙ったり・・・・・。劇場の中で迷子状態でした。内輪ネタは、ズルイですね。それでうける客がいたということはニットキャップシアターの固定ファンなのでしょう。京都の劇団なのに・・・・。やはりそれなりの魅力があるハズ。ここは次回作に期待ということで・・・。