チャナラの観てきた!クチコミ一覧

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ロマンシングガーデン

ロマンシングガーデン

東京凡人座

明石スタジオ(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

小林
若いカッポーが花火見てたらドーンドーンて強烈な光に襲われてミクロ化して虫と同じサイズになっちゃうって話。

そんで女性の方が蜂に誘拐されて男の方がキリギリスとハエとアリたちと一緒に彼女を取り返しに行くっていう話。

開始数分で目当ての役者(虫)が蜂の家臣のゴキブリに殺されちゃった時にはマジどうしようかと思ったけど、何でも願いが叶う石のおかげで生き返ってホッとした。その石をめぐって、病気の女王を助けたい蜂軍団と、蜂の家臣のふりをして独裁者になろうとするゴキちゃんと、そして彼女を取り戻したいミクロ人間と仲間たちが入り乱れます。

観劇(感激)ポイントは、クライマックスの一体感。全役者がステージに登場する場面があるんだけど、そんな劇って小劇場ではめったにないこと。それが総出で人質を盾に石の取り合いを繰り広げるから、おもしろおかしくて目が離せないです。

あと途中から人間軍団の仲間になるクワガタの又兵衛がかっこよくていい味出てました。羽のないハエ・小林も…。役者の名前も小林で、彼はいつもやられキャラのおいしい役。なぜ彼だけ本名なのかは謎でしたが、一緒に見に行った人が偶然小林君だったのでちょっとウケました。ちゃんちゃん。

海の家

海の家

東京凡人座

シアターシャイン(東京都)

2007/09/07 (金) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

海のイェー!!
どうも、観劇人どぅえす。

ぶっちゃけ面白かったっす。

“声出して笑える”ってことを声を大にしていいたいですね。

結構周りの人もみんなワハハつって笑ってました。

で、どんな話かっちゅーと、海の家を舞台に繰り広げられるサスペンスコメディって感じ。

ある海で、海の家の「看板娘の一番を競うコンテスト」が開催されて、主人公の海の家と隣のコカカパーナっていう店が優勝賞金の100万円をかけて競い合います。。

で主人公は友達の漁師の娘(超ヤンキー)をバイトで看板娘として雇うんだけど、その漁師がコカカパーナの店長に100万の借金があるせいで、コカカパーナの店長がヤンキー娘にコンテストを辞退するように迫るという……。

一方で、実はそのコンテストにはある“大物俳優”が一枚噛んでて、コンテストで優勝した看板娘はその俳優と映画で共演できるという副賞がついていたんです。で、実はその俳優は客になりすまして看板娘を監視していて…。という感じ。

いやー、まさかあの人が俳優役だったとはね。。二転三転するストーリーと随所に散りばめられたギャグが寄せてはかえす波のようでした。意味わからんね、おれ。

凡人座の公演見たのは2回目ですが、どの登場人物もキャラが立っているのが特徴だと思います。だからどの場面も期待させられるし、今回はさらにストーリーが読めなかったから本当に面白かった。つーかもうこれ以上のもの出ないっしょ(超余計なお世話)って感じ。でももし次もおもろかったらもったないから見にいきます!

今回の観劇(感激)ポイントは、ヤンキー娘のハジケっぷりですね。超ブチギレ。触れるもの皆傷つけるヤンキーなんだけど、バイトを始めた理由ってのがかわいらしいんすよね。

押忍! 高校空手マグナム

押忍! 高校空手マグナム

東京凡人座

北池袋 新生館シアター(東京都)

2006/07/21 (金) ~ 2006/07/23 (日)公演終了

満足度★★★★

青春マグナム
押忍、せっせとビラを見ては色々な小劇場に足を運んどる観劇人どぅえす。

これは、高校の空手部が、5人で出場するなんかの空手大会に出ようとするんだけど、部員は1年1人と2年の先輩の2人しかいなくって、「どーする、どーすんのよ!?」ってストーリー。だったと思います。

そこへ、強くなりたいがために空手部に入部しようとするイジメられっ子の1年生や、実は山篭りしてる3年の山本っつーチョーつええキャプテンとかが加わっていくのですが、それぞれのキャラがかなり立っていて、非常に見応えがありました。

で、ここまでで4人。あと1人入れば大会に出られるって時に山本キャプテンが連れてくる切り札がまさかの「○○」で、見てるこっちは「えーーーーっ」てな具合になります。ちびまる子ちゃん風に言うなれば顔に縦線5本ぐらい入っちゃう感じ。でもそのグダグダ感も含め、気楽にのんびり見られるコメディでした。

あと「あえて言おうカスであると」とか、名作のセリフの引用があるのも、遊び心があっておもれーっす。

そうそう、あの「スラムダンク」で安西先生を前に三井が涙したあの名シーンのパロディとかもね!!
下ネタとかもちょいちょいあって、くだらねーって思いながらもつい笑っちゃう感じ?

で、それだけかと思いきや、なんか知らないけど空手部を潰そうとするお嬢様や、部員の1人に恋してる女子とかも登場し、空手マグナムから恋愛マグナムへと変化していき、なかなかの練られたストーリーでした。やっぱ芝居に女性は不可欠(勝手な持論)。

最後に、今回の個人的な観劇(感激)ポイントは、
2年の先輩がイジメられっ子の1年生に自分を殴らせるんだけど、そのあと
「入部届の判子は、ばっちり俺のここに押してあるぜ」って
殴られたところを指差すシーン。かっけーぜ、先輩!すげーメタボリックな感じの役者だったけど…

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