ぴよぴよの観てきた!クチコミ一覧

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GET MY SOUL

GET MY SOUL

ACTOR’S TRASH ASSH

萬劇場(東京都)

2008/08/28 (木) ~ 2008/09/01 (月)公演終了

満足度★★

フライヤーがかっこよすぎて
すっかりフライヤーのイメージのまま見に行って、何だかスケールが中途半端に狭い世界にちょっとがっかり。
桃太郎さんと同じ意見で、スピード感があるアクションもの、という風に宣言するならば、追走するシーンや走るシーンのアクションを当然見たいのに、映像で見せることで済ませてしまうのはちょっと・・・。

表現したいことは分かるけど、話の辻褄が合ってなかったり、
テーマらしい言葉が何回か出てくるけどそれがいくつもあって、
一つ一つが弱くなってしまっている。
キャラクターも多すぎるかも。

でも、エンターテインメントの面では、サービス精神旺盛で高感度がかなり高い。
テーマは欲張らず、スマートに絞って行けばもっと伝わって、
エンターテインメントなのに感動できるものへと変わるかと。
キャラクターの設定も魅力的なので、工夫次第でもっと素敵なものになりそう。

ネタバレBOX

ボスが出てきた時に「ちょっw」ってツッコミそうになったのは
自分だけじゃないハズ(笑)
変身

変身

ユニークポイント

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/08/23 (土) ~ 2008/08/26 (火)公演終了

満足度★★★★

2つで一つ
体がフワフワ浮いてしまった。
メリハリと、間や空間、全てが計算された舞台。
自分はこういうのがかなり好みだと、ハッキリ思った。

2つで一つだと感じた舞台。
日本の演出家が担当した舞台では具象、
韓国の演出家が担当した舞台では抽象で描かれている。

カフカの「変身」。
こんなにも違ったものができるなんて。
いい舞台を見せてもらった。

ネタバレBOX

日本の方が演出されている舞台を見てから韓国の方のを見ないと、
本を読んだことのない人は分からないと思う。
故に、この舞台は二つで一つ。

日本の方の方は、役者の方の演技が可愛らしく、
とっても素敵なものだった。
とにかく分かりやすい。
そして、カラーボールを林檎に見立てて投げるシーンでは、
カラーボールという不安定なものを使ったことに関心。
舞台に緊張感が生まれ、いいと思った。
グレーゴルのダンスが、本当に上手かった!


そして個人的には、韓国の方が演出された舞台に脱帽。
変身しているのはグレーゴルなのか 家族の方なのか、
分からなくなってくると感じた時に鳥肌が立った。

役者の方の身体能力にも関心。
うん、あんな感じの虫だと思ってた・・・。

爆音と静寂のメリハリが絶妙で、林檎を弟が投げるとき、緊張の糸が切れる瞬間がすごい。
途中、赤い糸を張っていって、それがラストに切られた時、
「舞台と客席(日常)の堺は、これでなくなったのです」と言われてるみたいで
とてもゾッとした。

音も照明もセットもいい。
ああう。もう一度見たい。
地獄のKiosk

地獄のKiosk

スパンドレル/レンジ

王子小劇場(東京都)

2008/08/21 (木) ~ 2008/08/25 (月)公演終了

満足度★★

確かに
物語の線や意図がとても見えずらい。。
というか、自分も「いつか何か起こるのではないか」とずーっと思い続けながら見ていて、そのまま終わってしまった印象。

圧力かけられてるような芝居に終始ビクビク(苦笑)
でも、何だか妙に役者さんが上手い。
リアルさを追求した小道具やセット、音はなかなかだと思う。

凝ってる所は凝ってるのになぁ。
断片がつながっていかなかったのが、残念。

あんなに優しかったゴーレム

あんなに優しかったゴーレム

ヨーロッパ企画

あうるすぽっと(東京都)

2008/08/19 (火) ~ 2008/08/25 (月)公演終了

満足度★★★★

あんなに優しかったゴーレム(*´ω`*)
実は初見。。。
お決まりの展開なのに大笑いw
お芝居でこんなに笑ったのは、結構ないです!
自分好みの、一見天然ものに見える計算しつくされた笑いや展開。ああ、やっぱりそうなるんだ・・・と、ニヤニヤ。

ゴーレムというもの自体にとっても愛着が何故かあったんで
何だか優しい気持ちになりました(*´ω`*)
想像するだけでかわいい・・・ゴーレム・・・(*´ω`*)

あれにストーリー要素をもっと加えると かなり自分好みかもしれないけど、
きっとこのフランクさが持ち味なのかな、と納得。

楽しかった!!

ネタバレBOX

あああ・・・

あんなちょっとの為にペガサス作るなんてー!!!!
ポケットパーク

ポケットパーク

劇団恋におちたシェイクスピア

pit北/区域(東京都)

2008/08/15 (金) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★

ダンスが美しい
あらすじを読んだけど、見に行ってみるとイメージと全然違った。
あらすじは何だかライトノベルとかにありそうなのに、あの劇場と合わせて雰囲気が上質。
そして、全体を通しての音楽の統一感が素敵すぎる。
もちろんバイオリンとダンスはもう文句なし!
照明と相まって美しかったー。

で。。
勿体なかったのは、とにかく暗転が多いこと。
その度に物語に入り始めていた気持ちが途切れ、ストーリーが細切れになってしまっている印象。
あれをもっと繋げられれば、もっといいものになるし、全体を覆っているいい意味での独特の空気感が保てる気がする。

そしてクールなキャラクターが多いため、感情移入しづらい。。
感情が表に出てきたら結構共感できたので、もっと感情が出てくるシーンを作った方がいいかと。

でも、劇団の独特の作風は結構好きかも。

レストランSEVEN STARへようこそ

レストランSEVEN STARへようこそ

らちゃかん

萬劇場(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★

うーん・・・。
役者の方は、結構上手な人が多い。
衣装も曲もレストランの雰囲気が出ていると思う。

でも、みささんの言うとおり、話が簡単すぎる、、かな。。
そしてコメディーなのに、笑いが足りない。
切れが足りない部分もたくさん。
なんて言うか、ちょっと全体的に普通すぎる。。

笑いを取りに行くならば コメディーというならば
もっともっと被せてきてほしいし、もっともっと笑わせてほしい。
特定のキャラクターで笑わせるのしかなかった気がした。
見ていて「ああ・・・コメディーってやっぱり難しいんだなあ・・・」と思ってしまった。。

とりあえずネタバレBOXも。

ネタバレBOX

気になった所をいくつかあげてみる。。

・キャラクターが多すぎて、ストーリーの要点が分散している
・キャラクターが多いせいでそれぞれの個性やエピソードが薄くなってしまっている
・笑いの要素が少ない
・ストーリーの筋や伏線が弱い
・丁寧に描きすぎで、無駄な部分が多い

・・・本の話ばっかりになってしまった・・・(汗

役者さんは結構上手かったからなあ・・・
全体として、悪いイメージは感じないのに。。
うーん。勿体ない。
僕らの声の届かない場所

僕らの声の届かない場所

空想組曲

王子小劇場(東京都)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

共感度 高い。
他の方が★少ないけど、勇気を出して、★満点。


これはもう、技術うんぬんは自分はきっと語れない。
自分が入り込みすぎて帰って来れなくなった理由はただ一つ。
作者の提示したものが、自分の感覚とあんまりにも共鳴したから。

美しいものよりドロドロとした混沌に魅力と本物を見る自分には、
この作品は、恋愛ものではないように見えた。
(そう見ていただけだけど)

作者が、自分の持っている哲学を全面的に提示しているように感じた。

ネタバレBOX

作者の「キャラクターに幸せになってほしいと、どうしても思ってしまう」というのが話の各所で感じられ、
「誰かが幸せになったら、他の誰かは幸せになれないし、
自分が幸せになったら、あの子は幸せになれない」
といったこの世の仕組みが、見て取れた。
深読みしっぱなしの自分は、少なくともそうとった。

特に子猫を殺した男に復讐したい男の話の、
それは自分の為の復讐だとか、そういう話周辺の、
イタチゴッコのような考えが、とてもとても興味深く面白かった。


自分は今 感想というよりあくまで思想の話を書いてしまっている。
他の人の感想を、興味深く読んでしまった。
台風クラゲ

台風クラゲ

神保町花月

神保町花月(東京都)

2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★

台風クラゲ。
今更だけど、見てきました。
知り合いの方が関わっていたので。

芸人さんが頑張って舞台やってるのを見て、
ああ、自分はちょっとナメてたな、と思った。
特に、イシバシハザマが想像以上に上手かった。
味もあるし。

ネタバレBOX

最後のシーン、すごく好き。
屋根が飛んじゃって家の中で傘をさしているって設定も、
クラゲも、写真も、ピースも。

自分は家族物に弱いのです。
生憎

生憎

劇26.25団

王子小劇場(東京都)

2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了

満足度★★

言葉の持つ意味のバリエーションが面白いと思った。
でも、ストーリーの展開の仕方がセリフのみなのが何だか残念。
あの世界の設定を分からせるには確かに沢山の説明が必要だけど、
それにしても説明が多すぎる気がする。

設定が自分は中々好きだった為に余計に気になった。
何かがもっと起こったりした方がよかったかも。
あくまで個人的には、ですが。

ネタバレBOX

いくつか出てきたエピソードの意味合いは面白かった。
途中、理解力が追い付かず、ちょっと謎が残ってしまったケド。。。
(足首が出てきたけど、あれは人体実験にあった人の?・・・とか。。あれ?あたしだけか分かってないの(汗))

最後も、何か起きるようで期待したほど何も起きないし、
ちょっと全体的に消化不良。
人体実験とか、話だけ出てきても実際に何も起こらないし、
出てこないし。
話だけ聞いている感じ。

自分も最後のアザミのセリフの言い方に、不気味さを感じていいなあと思った。
RUN AWAY OFF

RUN AWAY OFF

IQ5000

笹塚ファクトリー(東京都)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

満足度★★★★

こ、これが、パワーマイムか!!!!
わー!!すごい!!
ずっと前から腹筋さんもパワーマイムも知っていたけど、見たことはなくって。
もう、終始圧倒されっぱなし!!
何もない舞台がまるでいいかのようにとにかく走って動いて体で全部を作り上げる!
これは面白い。
照明が凝っていて、さらに迫力が。
暗転なしであそこまで作り上げるとは。
勢いで持って行ってる所が多いため、ところどころ「ん?」という所があるけど、それもあまり気にならない。
なんて言うか、努力の塊ですね(笑)
こんなにワクワクしたのは久しぶりだったかも。

全てを生身の人間が作るという、演劇でしか出来ない表現。
演劇だと難しい本に対して、真っ向から立ち向かう劇団。
姿勢がすごい好き。
次もぜひ!

音楽劇 夜と星と風の物語

音楽劇 夜と星と風の物語

THEATRE1010

THEATRE1010(東京都)

2008/07/26 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵すぎる・・・!
とても素敵で、感動しました。
別役さんの本のテーマが自分のツボに近く、すっかり魅了されてしまった。
役者さんがみんな可愛らしく、一人一人がキラキラしていた。
押さえられない感情は、ネタバレBOXに!

ネタバレBOX

ラクダを受け渡していくシーンで、一人一人のキャラクターの覚悟に切なさを感じてボロボロ泣いてしまった。
この人たちみんなに、幸せになってほしい。
そう思えば思うほど涙があふれて、泣いた理由は はっきりとは説明できなかった。
泣かせようと狙っているシーンなんか一個もない。
楽しい。幸せ。切なさ。全部があふれている。

言葉では表せない程 素晴らしかった!
SMOKEY~スモーキー~

SMOKEY~スモーキー~

無頼組合

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2008/07/25 (金) ~ 2008/07/28 (月)公演終了

満足度★★

普段はハードボイルド・・・なのだよね??
初見。フライヤーの素敵さに衝撃、見に行きました。
ハードボイルドを想像し、ワクワクしていたのですが、
始まった瞬間「あれ?ハードボイルドじゃなさそう・・・」

予想していたのとは全く違う展開。
みささんもおっしゃってたのですが、全体的に演出や作りが古い。。
笑いもスタイルが古くって、何だか乗り切れてないというか、切れがない。。
笑わそうとしているのかが、はっきりと分からない。。
(笑わせるのが目的ではないのかもしれませんが。。汗)

噂では本来のスタイルではない作風で作ったとか。。
ハードボイルドに戻るなら、今後も見に行きたいのだけどなー。
あの店長がハードボイルドやったらめっちゃかっこよさそうだなー。
見てみたいな、ハードボイルド。。。

閃光

閃光

reset-N

王子小劇場(東京都)

2008/07/24 (木) ~ 2008/07/28 (月)公演終了

満足度★★★★

難しい
感想を書くのが難しい。。
話も構成も、説明はさほど難しくないけど、感想を書くのが難しい。

共感できた部分があったのは、みなさん書いてるようにものを自分が作る人だからだろうか。
夏井さんという男の人も、劇団も初見なのになかなか面白いと思ったのは、それが理由なんだろうか。
一つ思うのは、作ってる本人も、客の反応を予測して作ったのでは、ということ。
フライヤーの文章を見ると、こんな感じでもおかしくはない。

でもこんな曖昧な文章を書きつつも自分が、
面白いと思ったのが一番ハッキリした事実だったり。

モテイトウ

モテイトウ

連続模型

シアターシャイン(東京都)

2008/07/18 (金) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★

お腹いっぱいのオムニバス
素敵なフライヤーに誘われて、見てきました!
4本のオムニバスだったのだけど、個人的には後半の2作品がとても面白かった。
なので後半2本のレビューを。

3本目の『膨張。~もう一歩前へお進み下さい~』
内容は結構ありそうな流れなのにキャラクターがとてもうまく書けていて、
「ああ、これはキャラクター勝ちだな」と思ったけど、それにさらに役者さんが上手くって、拍車をかける。
彼は違反ですよ(笑)ほんとに。
終始 大笑いだった。

4本目の『穴女括弧仮』
主人公の緊張感、それに相反する、二人のちょっと性格がゆるい男。
バランスよく、あの長さでここまでやるとは・・・なかなか見事です。
何より、すごくメリハリがあった!
舞台真ん中の穴。
そこに注ぐ、そこはかとない空気。
やってくる嵐。
状況の設定が秀逸。
最後、光が注いで、窓枠が舞台に映るとこなんかもう・・・!
ちょっと見えづらかったから、気づいた方、少なかったかもしれませんが。。


全体をつないだ転換の雰囲気が、
この4本の作品すべてを一つにしていた。
音楽にセンスを感じる。
綺麗にまとまって見事です。

パンダ、スイートホーム

パンダ、スイートホーム

のりしろチップス

アドリブ小劇場(東京都)

2008/07/18 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★

ジェネレーションギャップ
何で今、この時代にこれをやるんだろう。

って考えながら見てましたが、答えが見つからず。
伝えたいことについての押しが少し弱いかな、と思いました。

その一方で 自分はその世代に生きていないので、もっと時代のことを知っていれば話がスムーズに自分の中に入ってきたのかなあ、と反省したり。

チープさが面白いところもたくさんあって愉快!
所々、「わざとチープにしてる」風に見えないところもあって、「チープさも作風」という風に見せるにはどうすればいいのか、考え込んでしまった。

役者さんは、まずパンダに吃驚。
まあ・・・すごい、あれはすごい(笑)
演技癖がある役者さんが何名かいて、そこらへんはちょっと気になってしまいました。

シリアスな所とコメディーの所の切り替えがはっきりしていなくて、メリハリが弱く、大切なシーンが流れてしまっている印象も受けました。。。
でも、話の大筋は分かりやすく易しいので、とても勿体ない。
コメディーにするならいっそのこと、もっと馬鹿馬鹿しい設定で派手にやっちゃってもいいかな、と自分は感じました。

全体的にスッキリすれば、まとまるのではないかなー・・・
とか思いつつ、それでも自分はおばあちゃんに大ウケなのでした。

轟きのうた

轟きのうた

劇団鹿殺し

小劇場 楽園(東京都)

2008/07/11 (金) ~ 2008/07/15 (火)公演終了

満足度★★★★

奇妙な偉才
ああ、面白かった!
演出が、かなり好みだと思う。
異様なほどの胡散臭さにはまりそう。
でも、初めて観る人はちょっとビビるかも?w
自分的にはお勧めです。

他の方も書いてらっしゃるけど、結構な完成度だったと思います。
今後も見逃せないな。

みみ

みみ

東京ネジ

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/07/10 (木) ~ 2008/07/17 (木)公演終了

満足度★★★★

ふわふわ、ファンタジー*
・・・の中に、何か攻撃的なものが混じっていて、途中で耳を押さえそうになりました。
聞きたくない、ああこんなこと自分もあった。と、少しトラウマに似たシンクロを引き起こした・・・かなり自分の感覚に近いお芝居でした。
セットも照明もキャラクターも統一感があって、すっきりふわふわ。気持ちよく見られました。

ただ、途中、ちょっとキャラクターの人数が多かったからか主張が散らかってしまって、自分の中で話が繋がらなくなってしまいました。少したるんだ印象も受けました。

でも、観劇三日後の今思い出してみても思い出せる部分が結構たくさんある。
自然とシーンが自分の中に入ってきて、劇が終わった後でも主張するこの感覚は大切だと思います。
素敵なものを見れてよかった。
また見たいな。。☆

LOA

LOA

K.B.S.Project

千本桜ホール(東京都)

2008/07/10 (木) ~ 2008/07/14 (月)公演終了

満足度★★

ああ。成る程。
演劇というツールを使っているけど、どうやらモノが違う感じ。
でも、何だか一生懸命やってるのが分かって、姿勢が好きだな、と思いました。
女の子がみんなとっても可愛くって、能力者の彼女がずば抜けて上手かった。今後に期待します。
あと山口喬司さんが素敵。

コンセプトも演劇とは少し違いそう。
でも、それも悪くないかな。
一生懸命やる姿が好印象でした^^

前田

前田

演会ジンジャーメーカーズ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/07/01 (火) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

これは・・・。
招待して頂いたので見に行ったのですが・・・。
そして、招待して頂いたから、とても書きづらいのですが・・・。
これ・・・本当に元ジョビジョバの方が演出してたのでしょうか・・・。

何がいけないって・・・何がいけないんだろう・・・。

続きはネタバレBOXに

ネタバレBOX

ほぼ全員が、セリフを噛んだと思う。(ほぼですが)
酷い人は、何回も噛んで、言い直したり。
いやいや、ちょっと待って。いくらなんでも酷過ぎる。。
客を・・・ナメているのか・・・!?(私はお金、払ってませんが・・・・・・・小声)

どうしてだろう。あれは、芸能人でも出ていたのだろうか??
ドラマの経験はあっても、舞台の経験がない人が多いとか??
むしろ、練習する時間がなかったとか・・・・・?
だから、通路にたっくさんの業界関係の花が来てたの?
だから、あの劇場でチケットが3800円と、高めだったのかな。
(全て憶測です!)

調べたら、本書いてる人は有名・・・みたいだなぁ。
ああ。作家さんに花が届いたのかな??
でも、何だか展開が寒い。
プロットも着眼点も、面白いと思うのに、セリフが、演技が・・・。そしてカミカミ・・・。見てるこっちはは完全に置いてきぼり。。。

何で、見ず知らずの人が、急に理由もなくそこまで仲良くなるの。
コメディー部分だって、吹っ切れてないっていうか、キレが全くない。
いきなりラブラブな展開とか、「え、上手くいきすぎでしょ!いまどきメロドラマだってそんなのにならないでしょ・・・」と思う展開ばかり。。
これらの部分は、演出と演技でどうにかなった部分なのかなぁ。。

セリフも、日常で言わないような台詞。これが、ドラマチックコントなのか??ドラマチックだと、あんなセリフになるんですか。 コントだからあんな感じなのか????

・・・・・・なんだか、あくまで色々調べた結果の妄想ですが、テレビ関係の人が「演劇ってこんなものだよね??」って想像してやってるように私は見えました。
こんな感じであんな立派な花をもらって、チケット代も高くって。
演劇、本気でやってる人に失礼だな・・・と偉そうに思ってしまいました。。

あ。でも、その中でも荻窪えきさんなど、上手い人はいたんですよ><
荻窪えきさんの旦那さん役もお上手でした。


でも。あれだけ噛んだのだから、ここまで言っても許されるでしょう・・・
辛口ですみませんでした。

以上。
“Kiss me, deadly”

“Kiss me, deadly”

smartball

王子小劇場(東京都)

2008/07/04 (金) ~ 2008/07/14 (月)公演終了

満足度★★★

過激。でも、悪くない。
OPの爆音ロックで、会社帰りの頭がクラクラ。。。
一体、どんな芝居が始まるのかと、朦朧とする頭で考える・・・。

お芝居を見て。
ここまで過激だと、全然見れない人もたくさんいそう。
そう思ったけど、自分は何故だかその過激さが割と嫌いじゃないと思った。
明らかな描写、肌の露出、リアルな暴力、多少無理のある設定。
自分が無理そうなキーワードが並んでるのに。

きっとその理由は、逆に中途半端に作らなかったからじゃないかと思う。
見せる所は惜しげもなく。偏ってる三人の性格は細かい描写で。
ここの良し悪しは意見が分かれるかと思うけど、そうしたことであの三人の姉妹が、リアルに見えたのは大きいと思う。
それに、過激さだけを売りにしたものじゃない、っていうのも大きいかな。
作る姿勢に真面目さを感じる。

葬式に対して、他の状況のギャップ。すべてのギャップがシーンを繋いで、ありえない状況を、あってもおかしくないという気分にさせる。

ただ、途中、あまりに住む世界が違うのと、役者さんの自然体すぎる演技で重要だと思われるセリフを聞き逃してしまい、話に若干ついていけなくなった。。
そして苦手な下ネタ連発の所はさすがにオロオロ。。(苦笑)

作風は毎回過激なのかな。でもちょっと、今後も興味があるなぁ。

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