満足度★★★
過激。でも、悪くない。
OPの爆音ロックで、会社帰りの頭がクラクラ。。。
一体、どんな芝居が始まるのかと、朦朧とする頭で考える・・・。
お芝居を見て。
ここまで過激だと、全然見れない人もたくさんいそう。
そう思ったけど、自分は何故だかその過激さが割と嫌いじゃないと思った。
明らかな描写、肌の露出、リアルな暴力、多少無理のある設定。
自分が無理そうなキーワードが並んでるのに。
きっとその理由は、逆に中途半端に作らなかったからじゃないかと思う。
見せる所は惜しげもなく。偏ってる三人の性格は細かい描写で。
ここの良し悪しは意見が分かれるかと思うけど、そうしたことであの三人の姉妹が、リアルに見えたのは大きいと思う。
それに、過激さだけを売りにしたものじゃない、っていうのも大きいかな。
作る姿勢に真面目さを感じる。
葬式に対して、他の状況のギャップ。すべてのギャップがシーンを繋いで、ありえない状況を、あってもおかしくないという気分にさせる。
ただ、途中、あまりに住む世界が違うのと、役者さんの自然体すぎる演技で重要だと思われるセリフを聞き逃してしまい、話に若干ついていけなくなった。。
そして苦手な下ネタ連発の所はさすがにオロオロ。。(苦笑)
作風は毎回過激なのかな。でもちょっと、今後も興味があるなぁ。