満足度★★★★★
人間の弱さと愚かさと
徐々に変わっていく登場人物たちの関係と、悩み苦しむ登場人物の姿に、共感し夢中になりました。
ネタバレBOX
能音楽がかかると共に、出演者の方が登場する冒頭の演出に、
言いしれぬドキドキ感を持ちました。
ある種均等の取れていた、芸術家3人の関係が徐々に変わっていき
自分の絵にしか興味が無かった画家が、成功を手にした瞬間から
お金に執着していく様や、周りの芸術家の世話をしていた人気作家が
スランプに陥った事で徐々にその内面に持つ弱さが表れていく様が、
本当に面白かったです。
満足度★★★★
ノワールな世界
辰巳さん出演の「さよなら、また逢う日まで」見てきました。
繰り広げられる嘘と真実の入れ替わりに、ただただ息をのむことしかできませんでした。
ネタバレBOX
裏切りと嘘。
本当に最後の最後の打ち合いまで、展開が読めませんでした。
最後までドキドキしながらも、カッコ良く描かれた世界にも魅せられました。
辰巳さん演じる長谷川の仲間を信じる想いが出た、青木に現金を積んだ車の鍵を渡すところに、個人的にはグッときました。
やっぱり、信じる心は大切だと。
満足度★★★★
どこかにいる人間達
古山さん出演の「夜光ホテル」見てきました。
出演者の方々の迫力に、ただただ夢中になってみました。
ネタバレBOX
見ながら、今自分のいる身近な場所にも
いるんじゃないかと言う程リアルな世界観でした。
それとは別に、笑えるポイントもあって、楽しくも緊張感のある舞台でした。
古山さん演じたハルフミがキレた時は、かなりビックリしましたが
最後に林檎をかじりつくシーンでは、ハルフミがもつ純真無垢な部分を
見れたと思いました。