ジョージの観てきた!クチコミ一覧

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日射し

日射し

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2008/06/14 (土) ~ 2008/06/22 (日)公演終了

満足度★★★

舞台上の空気が心地良い
芝居の方は、初日かと思うほどセリフを挟むタイミングがずれたり、とちったりと残念なところが目立ちました。
いい本なのですが、ストーリー展開において少々役者間のやりとりに擬古ちないところが気になりました。
個人的には、もっと芝居が長くてもいい、出来れば更に話が盛り沢山なイベントがあれば、もっと深い一つのストーリーが完成したと感じました、

ネタバレBOX

始まりはリーディング公演なのかと思っていましたが、途中からなんとも見事な舞台美術が登場します。
舞台美術好きな私には、心ウキウキな展開でした。
田舎の民家を再現した舞台が、生活観が漂っていて芝居を作った関係者全てに感謝です。
ジェントルマンズキッチン

ジェントルマンズキッチン

劇団6番シード

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

荒削りなところが最高!
若手公演ということもあり、元気がありました。
お弁当屋の台所が舞台なのですが、元気一杯にキッチンを暴れます。
動くはずのない調理台がよ~く動いていました。
演技は、少々乱暴でしたし、初日だからかセリフも噛みます。ぎこちなさもあります。
でも、小劇を観に行って、辺に自信を持った役者による独特の芝居観を押し付けられるのは苦手なので、むしろこういった痛快な題材を程好く突っ込みどこがある芝居の方が好みです。
小劇場にしては、広い舞台空間なのに、引ける場所は妙に貧乏臭い狭いところを設けていたり、若手なのに敢えて難しい調理の演目をやって案の定たどたどしかったりします。
でも、そのチャレンジして、やりきっているところに拍手です。
私としては、十分満足な芝居でした。

『 ステイル・メイト 』

『 ステイル・メイト 』

GOKAN。

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2008/06/05 (木) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★

なかなかGood!
荻窪のこちらの劇場では初めての経験といえるギュギュの満員でした。
通路も余裕のない細い通路の中、次々に後から来るお客さんが後方の席に上って行きました。
劇団名のGOKANは、五感なのかと思いましたが、観劇した後は喜怒哀楽にプラス何かを加えた五つの感情を表現するのを目的にした命名ではなのかと推測しました。
チェス独特のルールを中学生時代のエピソードに結びつけ、ストーリーを展開させるなかなかな本でした。
学園もの芝居のノリは、かなり荒削りなものでしたが、白熱した場面では会場から涙ぐむ女性のすすり泣く声が沢山聞こえました。
個人的には、小劇の良さが詰まっていて、私は満足な内容でした。
帰りには、前回公演のDVDを購入しました。

めんどくさい人

めんどくさい人

CENTER LINE

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん
遺産でお金が在り余って何をするにも面倒臭いという女と売春夫の男たちとの奇妙なお話。
設定は新鮮で、役者もインパクトがありました。
伝えたい内容は分かるのですが、ストーリー展開に共感を得るには到らず、少々強引でした。

役に立たないオマエ

役に立たないオマエ

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

演出 Good!
舞台をみるとかなり凝った美術室を作っていて、始まる前からワクワクさせられました。
教室の入り口からの生徒のでは要りだけでなく、美術室の準備室の扉、窓から入ってくる生徒と教室の舞台が存在感を増します。
準備室との壁が時には取り除かれ、準備室での出来事が演じられる。
でも、それだけでなく教室を飛び出した場面を演じる舞台としても使われていて、舞台の空間が広がりました。
学園ものなので、共感できて楽しめるのか不安でしたが、これが十分楽しめる内容でした。
各人の個性が出ていて、テンポのいい芝居でした。

メゾントーレ203

メゾントーレ203

Premier☆Million☆Carats

ザ・ポケット(東京都)

2008/05/21 (水) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

見応えあり!
初日に行ってきました。
舞台美術が凝っていて、展開も緊迫感がある。でもコメディなので、スカッとする楽しい作品でした。
緊張感を出していたのは、デカイ男優さんが多いこともあるかも。(もちろん背ですよ)
そんなデカイ男優さんが何人か出ている中でも、一人際立ってデカイ役者がいる。しかも、役柄から、かなり怖い役どころで、本当に迫力がある。
個室に二人っきりになったら、何も言われなくてもサイフ渡した方が安全だと思ってしまうほどの存在感でした。
芝居も面白いけど、いつ来るか分からない上野動物園のパンダを待つよりもデカイ役者みておかないと悔やまれます。
週末にもう一回観劇しようと思っています。

ネタバレBOX

舞台は、アパートの一室と改装中の隣の空き家です。
そこには、泥酔した女を引きづり連れ込む二人の男女。
泥酔した女は、男を次々に貢がせて騙すキャバ嬢で、二人はなんとこの女を拉致してきた。
のちのちに登場する、どデカイ背丈のヤクザが、キャバ嬢を美人局にして指を折り、歯をペンチで抜くと脅して金をせびる。
とにかく迫力がある取立て屋の彼は、必見です。
ラストが、もう少し工夫があれば、それまでの作り上げていたストーリーが活きたのにと、そこだけが少々物足りなさはありました。

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