ボーナストーク
ホチキス
王子小劇場(東京都)
2010/12/24 (金) ~ 2010/12/31 (金)公演終了
満足度★★★★★
大晦日。2010観納め!
初 ホチキス。サイコーでした!
あぁおもしろかった!!小玉久仁子さんおもしろい!
そしてラストはホロッと涙。加藤敦氏すごく良かった。
2010観納めにふさわしく充実した時間をすごせました。
大晦日まで芝居を観るようになるとは…思いもしなかったな。
カフカの「変身」
パルコ・プロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2010/03/06 (土) ~ 2010/03/22 (月)公演終了
満足度★★★★
バーコフの作り出す世界…
そういえば、これも観たな。書き忘れ。
スティーブン・バーコフの作り出す世界…すごい!
奇才っていわれるだけある。異様…。アートだ。
個性的な演出、不穏な音やリズム、パイプで組んだミニマムな舞台美術、
モノトーンな衣装、青かぶりな薄暗い照明、
緊張感があって、研ぎすまされていた。
グレゴール・ザムザ役の森山未來氏…ものすごく虫だったなぁ。
人間離れした肉体の動きと、口から発する音が気持ち悪すぎて鳥肌。
森山未來氏、すごい役者だ。
下宿人役(代役)で出てた丸尾丸一郎氏が見た目も演技も個性的で
存在感があってすばらしかった。
何十年も前にバーコフ自身がグレゴール・ザムザを演じたのを
観た知人の演出家の方が言っていたのだが、
ものすごく評価が高くすばらしかったらしい。
7 Guys Gone ーセブン・ガイズ・ゴーンー
東京音協
シアターサンモール(東京都)
2010/04/14 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了
満足度★★★
意外や意外
そういえば、これも観てたな。書き忘れ。
コントン・クラブで、すごく気になった三浦涼介氏を観に。
PureBoysだし、アイドルものだしと…
そんなに大きな期待はしないで観劇したのですが、
意外や意外なかなか泣かせるストーリーで面白かったのです。
脚本は本田誠人氏(ペテカン)。
父親役の八十田勇一氏、よかったなぁ。
電車は血で走る(再演)
劇団鹿殺し
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2010/06/18 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
ヘビーでロックな劇中劇に笑
そういえば、これも観たな。書き忘れ。
劇団鹿殺し、千秋楽。この時が初見。
まず「鹿殺し」と「血で走る」のワードから
もの凄くヘビーで陰な世界を誇大妄想して観劇。
しかし、そこにはノスタルジックで人情味あふれた
ホロッとくる世界が待ち受けていて…。
なかなかヘビーでロックな劇中劇が楽しく、
見応えあった。
ソコバケツノソコ
BATIK(黒田育世)
シアタートラム(東京都)
2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
なぜか涙止まらず。感動。
そういえば、これも観たな。書き忘れ。
飴屋法水氏、目当てで。実験的な要素がいろいろ。
ダンス。音。映像。たくさんの靴。衣装。語り。MC。etc
観客との境界線はフラットな空間にチョークで線を書いただけ。
床に座って観賞。すぐ近くまで踊る黒田さんの足が。
黒田育世さんの半生が映像・インタビュー・言葉で語られ。
その中を極限まで体を酷使して踊り、言葉を発する姿に
なぜか涙止まらず。感動。
おふとんのなか
演劇企画集団LondonPANDA
王子小劇場(東京都)
2010/06/17 (木) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
ハコの中に現実が詰まっていた
そういえば、これも観たな。書き忘れ。
この作品は斬新な設定、ストーリー、思い切った舞台美術で
ものすごく見応えある面白い舞台だった。
ネトゲの世界はあまり興味を持っていなかったけれど、
なんか帰る頃にはやたら詳しくなったような気がして
ウキウキ帰ったなぁ。
エンプティ!
らちゃかん
王子小劇場(東京都)
2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了
満足度★★★★
ほっこり
そういえば、これも観たな。忘れてた。
たしかスカイツリー完成を目前にした、
商店街の定食屋の笑あり涙ありの温かいお話。
なんかホッとするイイ舞台だった。
ホロっと来ちゃったのを記憶。
あなたの部品 リライト
北京蝶々
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/12/14 (火) ~ 2010/12/19 (日)公演終了
満足度★★★★
重いテーマなのに
重いテーマなのに、重すぎず、ユーモアも
ありとても見応えのある作品だった。
でも…ちょっと何かが引っかかるのですが。
登場人物の深く濃い設定がおもしろい。
後半、暴かれていく真実がもの悲しかった。
可愛い怪物
劇26.25団
駅前劇場(東京都)
2010/12/24 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了
満足度★★★
ハートフルなコメディ
チラシのイメージとはぜんぜん違っていてビックリ。
2012年、2007年、2009年の3つの時間で展開される、
ハートフルなコメディテイストの作品だった。
過去の母への後悔をぬぐいたくて…。
ラストはちょっとだけホロッとさせられた。
天晴チョップ!!
ブラボーカンパニー
「劇」小劇場(東京都)
2010/12/29 (水) ~ 2010/12/30 (木)公演終了
満足度★★★
ブラボーカンパニー大忘年会!
早々にチケットがSOLD OUTしていただけあって、
会場はコアファンがいっぱい!
ムービー + トーク + 厳選コントを交互にゆる〜く。
ブラボーカンパニー大忘年会といったかんじ。
自由な空間でした。
あっという間に笑ってたのしく終了!
ちょっともの足りないかな。
もう何本かコント観たかった。
15 Minutes Made Volume10
Mrs.fictions
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了
満足度★★★★
15分で魅せる、魅せられる。
15 Minutes Made おもしろかった!
6団体×15分短編舞台作品…本当にいい企画。
気になる劇団が短時間一気に観られる幸せ、すばらしい。
次も必ず観に行こうっと。
ロールシャッハ
KKP
天王洲 銀河劇場(東京都)
2010/11/11 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了
満足度★★★
なにしろ細かいから…
「ロールシャッハ」KKP…ひさしぶりの小林賢太郎氏演劇作品観劇。
うっかりチケットを取るのを忘れて、2階に。遠い…。
相変わらずの細かい笑いが随所に散りばめられている。
いろいろな手法の観せ方が盛りだくさんに詰め込まれた作品でした。
楽しかったけど…中盤ちょっぴり眠くなっちゃった。
もっと小さい箱で近くでみたいな…。
なにしろ細かいから後からDVDでもう一回観ないと。
ガラパコスパコス
はえぎわ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/12/17 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了
満足度★★★★★
なにしろ、おもしろかったぁ!
なにしろ、おもしろかったぁ!
ノゾエ征爾氏を劇団、江本純子「婦人口論」で観たときから
かなり気になって。やっとはえぎわの本公演が観れた。
しかもおもしろい作品で感激!
ベースはとても難しいテーマなのに、重すぎず。
でもそのテーマを軽視して笑いに持っているのではなく
真摯に向き合っているのが伝わってきた。
大人数の個性的で変わった登場人物、個性的な表現、
何しろいろいろいろいろ盛りだくさんに足されて
思いっきり爆笑もできるやさしい作品だった。
もちろんホロッと泣きそうになる場面や
ジーンと心に重くしみ込んでくる場面も。
喜劇なのか悲劇なのか…その間になるのかな。
そうそうタイトルが「ガラパコス」から
「ガラパコスパコス」に改名されてました。
ひとりごとターミナル
劇団フルタ丸
こった創作空間(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★
つぶやいてました。
フラッと行ってみたのですが、すごく面白かった。
どこか遠方へ行く深夜高速バス(たぶん)のバス停で
たまたまベンチや近くで居合せた5人のお話。
トラウマかかえたり、夢破れたり、裏切られたり、
相手の将来を優先して身を引いたり…傷ついている5人
みんな目線合わせずつぶやいてました。
でもだんだんひとりごとなのにある事件がきっかけで
コミニュケーションがとれてきちゃって…
知らぬ間にみんなつながって。
いいかんじだった。ちょっぴりほのぼの。
初めて見る人にも観やすくておもしろいはず。
次の作品も観たいな!
そうそうチラシのイラストの横顔の・・・、
他にたくさんバージョンがあってびっくり。
会場入口で見かけた分で、5,6種類あったと思う。
続・白夜月蝕の少女航海紀
月蝕歌劇団
風紋(東京都)
2010/12/05 (日) ~ 2010/12/19 (日)公演終了
満足度★★★
つづきを見届けに
前作のつづきを見届けに「風紋」での実験室公演を観劇。
今回は観やすい席で前回よりも気分よく楽しめた。
回転木馬共和国は…こんなことに。
月蝕歌劇団らしい作品でした。
じゅん役の大島朋恵さんが前回共にすごくイイ。
ヘルター・スケルター
ヨシロォの夏は夢叶え冒険団3
中野スタジオあくとれ(東京都)
2010/12/13 (月) ~ 2010/12/13 (月)公演終了
満足度★★★★
チープ&シュールに爆笑!!
タイトル「ヘルター・スケルター」らしく
まさにしっちゃかめっちゃかでチープ&シュールに爆笑の連続!!
うまい役者が楽しんでバカバカしいことを
全力でやっているのを観るのが好きなかたにはオススメ。
あれだけ連続でしつこく口から水を吹き出し(子供のころドリフで見た以来)しかも下手なんだ…吹き出し方が(苦笑)
そういえば「ヘルター・スケルター」って
ビートルズの曲にもあったなぁ。リンゴが絶叫してるやつ。
砂町の王
THE SHAMPOO HAT
ザ・スズナリ(東京都)
2010/12/01 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★
緻密で見応えあり
初 THE SHAMPOO HAT。
チラシが気になって…でもどんな舞台なのかイメージがわかず、
友人にすすめられてギリギリ滑り込みで観賞。
人物描写・関係性が緻密で見応えがあり、かなりおもしろかった。
工場地帯「砂町」。
昔のような活気はなく、鬱積した感情が渦巻き…。
10年かけて待ち望んだ計画が実行される。
弱肉強食…もの凄くダーク…救いようのないストーリー。
工場裏から聞こえる鉄を精製する高音の悲鳴のような音が
印象的。この音がリアル感を増幅させ効果的だった。
次の作品も観たい。
黴菌(ばいきん)
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/12/04 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了
満足度★★★
“昭和三部作”第二弾『黴菌』
“昭和三部作”第二弾『黴菌』、「東京月光魔曲」に続き観劇。
密室が舞台の家族の群像劇。
豪華な役者陣、リアルで豪華な舞台美術…
ですが『黴菌』タイトルやチラシからイメージしていたような
世界は少なく普通に感じた。
さよなら渓谷
演劇企画集団THE・ガジラ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2010/12/05 (日) ~ 2010/12/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
緊張感が最後の最後まで
おもしろい。『さよなら渓谷』オススメ!
ニュースで連日やっていた、あの事件を思い出す。
全編に渡って緊張感が最後の最後まで途切れず延々とつづき、
被害者と加害者の激しい不安感がまとわりつく。
過去が問題なのか、今が問題なのか。
話の展開、真相の暴かれ方が絶妙で…引き込まれていく。
役者がなにしろみんな上手い。
そして舞台美術が無駄をそぎおとしたミニマムなもので印象的。
浴槽、水が…効果的に効いていた。
吉田修一原作で観に行ったのだが、
演劇企画集団THE・ガジラ、すばらしかった。
TIC-TAC 終了いたしました。御観劇くださった方々、出演者、スタッフに心から感謝しています。アリガトウゴザイマシタ。
anarchy film
新宿歌舞伎町特設劇場(東京都)
2010/12/08 (水) ~ 2010/12/19 (日)公演終了
満足度★★★★
ヨリコワールド…評判通り!!
初 ヨリコジュン作品。
前作の評価と今作のチラシのイラストのテイストが
かなり興味深く気になっていた。今回★バージョンを観劇。
会場が新宿歌舞伎町ABC会館キャバレー跡地。
こんな場所に足を踏み入れるだけでちょっとワクワクする。
ざっと100人くらいかな、満席だったと思う。
ヨリコワールド…世界感は評判通りかなり退廃的であり、
屈折した感情や、悲鳴に近い心の喘ぎがぐるぐると渦巻き、
狂気に満ちたものだった。でも結構観やすかったな。
不思議とファンタジックに感じる表現もかなりあり、
ダークファンタジー的な印象も。
舞台美術、音楽もいいかんじだった。
2時間20分。ちょっとだけ後半長く感じたかな。
でもなかなかおもしろかった。
今回ご招待いただき感謝いたします。
ぜひ次作も観たい。