かわちの観てきた!クチコミ一覧

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くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

王子小劇場(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度

バカ騒ぎ
YMOとか999とか序盤ですでに白旗あげました。元気いっぱい!めっちゃ楽しい!的な空気が満ち満ちていましたが、子供のバカ騒ぎにしか思えませんでした。神戸さんは好きです。

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

FUKAIPRODUCE羽衣

シアタートラム(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

愛に満ちた糸井ワールド
糸井ワールドのひとつの到達点と呼べるような作品ではないでしょうか。音楽、詩、アート、肉体、空間、そのすべてが糸井さんの愛に満ち満ちていました。ちょっとたっぷり過ぎて中盤に気を失いかけましたが・・・。絶対に観客より演者の方が何倍も気持ち良い舞台だよなあ、と思いました。いい意味で。

歌謡曲。2010

歌謡曲。2010

レンタルスタジオワーサル

ワーサルシアター(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/02/03 (水)公演終了

満足度★★★

思い出の作品
個人的に思い入れの強い作品なので、なにしろ懐かしい思いが胸いっぱいに込み上げた。

ネタバレBOX

オリジナル版(95年初演)に比べ、いくつか足されたシーンがあったが、探偵の回想(龍馬と暴漢)や助手の回想(ええじゃないかの人波)などは非常に効果的だったと思う。「スリラー」は微妙だったけど・・・。
これまでいろんなキャストで何度か再演されてきた作品ですが、初演以外は前半のノリがいつもしらじらしく感じてしまうのは、役者のせいなのか自分の嗜好の変化のせいなのか迷うところ。でも、終盤のストーリー展開は、やっぱり傑作だなあと思った。今の若い人たちが観たらどんな風に感じるのか興味があります。
 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

「明日」を売って「今日」を手に入れようとした少女の物語。
季節と共に移り変わっていく2人(?)の“想い”が切なくて胸が苦しくなりました。端田さん、多田さん二人ともとてもキュートでした。タイトルの『F』の意味は作家さん以外誰も知らないそうですが、端田さんと同じく僕も“ふたり”という意味だと思いました。

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

阿佐ヶ谷スパイダース

本多劇場(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

レビュー書きにくっ!
悩める作家が迷い込む、時間軸や構造原理さえも曖昧な精神世界。不条理で難解なものは個人的には苦手だが、奇妙な登場人物(特に村岡さん)と台詞に惹きこまれた。主人公と長塚氏がオーバーラップしてしまい、だから、その、ここにレビュー書きにくっ!。

 闘争か、逃走か。

闘争か、逃走か。

演劇ユニットG.com

シアタートラム(東京都)

2010/01/24 (日) ~ 2010/01/27 (水)公演終了

満足度★★

不条理の長いトンネル
ある意味主人公に共鳴したのかもしれない。不可解な思いが延々と続き、それは最後まで拭い切れず。トラム特有の堅いベンチも災いして疲労困憊。月曜日に観るんじゃなかった。

トータル・エクリプス

トータル・エクリプス

WANDERING PARTY

横浜美術館レクチャーホール(神奈川県)

2010/01/16 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ただの実録モノではない
実在の事件を巧妙な構成と台詞で重層的なドラマへと昇華させている。あの衝撃的な映像がフラッシュバックしたとき、現場に居合わせたマスコミの一人になった気がした。現代アーティスト・束芋による映像世界もイメージを一層高めてくれました。

ソコバケツノソコ

ソコバケツノソコ

BATIK(黒田育世)

シアタートラム(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧巻!
まるで呪術的な儀式に遭遇しているような、強力なエネルギーと神秘性を感じました。凄いものを観ちゃいました。

インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

満足度★★★

PPDが最高でした
いつものように自由すぎるパフォーマンスでした。ただ、本編よりもポストパフォーマンスダンスが個人的にはツボでした。

誰ガタメノ剣

誰ガタメノ剣

シアターキューブリック

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度

10周年なんですね
シアターVアカサカ(すでに懐かしい)での旗揚げ公演を観た者として、観劇後に当時とほとんど変わらない印象を持ったことが一番印象的でした。良い意味ではありません。一言でいえば、舞台上と客席の温度差。心意気は買うけど、足許を見ることを怠っていては何十年経ってもそれは埋まらないと思います。

音楽劇「雨を乞わぬ人」

音楽劇「雨を乞わぬ人」

黒色綺譚カナリア派

ザ・ポケット(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

音楽劇という試み
それ自体は、悪くないと思いますがどうでしょう?心に残るような詞にも曲にも出会えませんでした。世界観はいつものカナリア派だったのでストレートプレイにしてもらった方が好みだったかも。巫女の心の動きが今ひとつ伝わってこなかったのも残念。可愛かったけど。

美しいヒポリタ

美しいヒポリタ

世田谷シルク

小劇場 楽園(東京都)

2010/01/13 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

ケータイ世代のシェイクスピア
シェイクスピア喜劇を現代のオフィスが舞台の恋愛ドラマへとアレンジ。

ネタバレBOX

妖精による悪戯を、プログラミングミスによるヴァーチャル空間でのドタバタ劇に見立てたのは面白いアイデアだと思いました。ただ、最後のオチのインパクトがもう一つでした。何でだろう?良く分からないけど、「へー」て感じでした。
EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

冨士山アネット

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

“越境”行為で感性を蹂躙された私
やつらの“越境”行為は、ジャンルどころか、カンパニー、空間、さらには概念やら常識やら感性までも容赦なく蹂躙していく。観客はそのボーダレスでぶっ飛んだ表現の集中砲火に身を預け、泣き、笑い、混乱し、辱めを受ける。

『カガクするココロ』『北限の猿』

『カガクするココロ』『北限の猿』

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/26 (火)公演終了

満足度★★★

類人猿を観察
『北限の猿』鑑賞。『カガク~』の10年後の同研究室を舞台にしているが、配役やキャラクター設定に関連性はほとんど見られず、全く別物として楽しめる作品だった。

ネタバレBOX

とまれ、両作品で別の役を演じた河村竜也さんのキャラがどちらも「女たらし」といったようなアソビがあって、とても楽しかった。『カガク~』よりもさらに専門的な会話が研究者同士でなされるのだがが、それが、「類人猿(ボノボノ)を考察する類人猿(研究者)の生態を類人猿(観客)が観察している」という構図を強調するわけだ。「DNAレベルではヒトもチンパンジーもほとんど差がない」という台詞が妙に腑に落ちてしまい思わず失笑。
『カガクするココロ』『北限の猿』

『カガクするココロ』『北限の猿』

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/26 (火)公演終了

満足度★★★

日常×非日常の混沌
『カガクするココロ』鑑賞。どこでも交わされているような何気ない若者たちの会話劇であるのだが、彼らが所属するコミュニティーの特殊性が見え隠れするたびに、不思議な違和感に苛まれた。日常と非日常とが混沌とする世界。それがカガクの現場であり、カガクするココロなのか。

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