まの観てきた!クチコミ一覧

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色指南 ~或る噺家の恋〜

色指南 ~或る噺家の恋〜

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2020/02/22 (土) ~ 2020/03/02 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

女の子たちのノリノリ系の演劇だとばかり思ってた。観客の想像力を上手くかきたてる芝居。昔通ってた劇団を思い出した。浅草東洋館は初めてでした。

東洋館で観る効果もあって、ザ大衆芝居に見えたが、吉祥寺シアターとかでやったら芸術性が高い演劇に見えたと思う劇団さんでした。小ワザでさっさと場面変えるからなのかな。

若手演出家コンクール2019 最終審査会【無観客での非公開審査会に変更(3月3日(火)~3月8日(日))】

若手演出家コンクール2019 最終審査会【無観客での非公開審査会に変更(3月3日(火)~3月8日(日))】

一般社団法人 日本演出者協会

「劇」小劇場(東京都)

2020/03/03 (火) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

実演鑑賞

予約連絡したら無観客審査になったそうです。残念。

政府の要請というより、共同主催のお願いじゃ仕方ない。

昨年の最終候補作、タイトル「毒モ」國吉咲貴さん作演出。ガスマスク付けての会話劇が面白いかものワンアイデアで作った、毒もって生まれた主人公と家族がガスマスクつけて生活してる話。今年もし開催されてて、今年の候補作だったら、どうなってたろうって何となく考えました。共同主催に忖度してたかな。

WHOが危険性最高に評価上げてる。無観客審査の判断は正解だったと思う。

それはさておき、予想好きなんで今年の最優秀賞予想してみた。判断材料はチラシのみ。
タイトル「夏の時間」。結果が楽しみ。
ーーーーー
単勝ハズレ。

往転

往転

KAKUTA

本多劇場(東京都)

2020/02/20 (木) ~ 2020/03/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

まさかの展開でした。

ありがとサンキュー!

ありがとサンキュー!

劇団青年座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2020/02/19 (水) ~ 2020/02/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観れてよかった。

まほろばの景 2020【三重公演中止】

まほろばの景 2020【三重公演中止】

烏丸ストロークロック

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2020/02/16 (日) ~ 2020/02/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いわゆる山岳ものに分類される演劇でした。そんな分類あるかは知らないけど。

初めての劇団さん、フライヤーからは内容が皆目見当もつかないお芝居でしたが、
「劇団短距離男道ミサイル」の熱き戦士の一人、小濱昭博さんの名前を発見して観にいきました。

内容は旧日本軍の行進とか、人魂がおいでおいでのやつじゃなくて、天狗のお面に腰みの付けて踊るやつ系。実際はお面も腰みのも付けてないし、ただ踊ってるだけじゃなくて震災にまつわる物語でした。

神楽。
ありがとうございまーす!の染一染太郎師匠たちのやってた大神楽のルーツ。神仏に捧げる舞。本来ネタバレになるんだろうけど、ぶっちゃけクライマックスはこれ。

まあ踊りの字の演劇でラストに何が起こるか想像できない人はいないと思うから書いとく。公共劇場じゃないとやらせてくれないだろう、水ジャブジャブ使った踊りは圧巻でした。

踊りのラストが圧巻は当然としても、観るのと読むのじゃ天と地の違い。天を極めるか地を極めるか。

取り急ぎ今日まで。
水ジャブジャブなんて滅多に観れない。この能書き読む暇がある方はぜひ。学者タイプの人には特にお勧め。ガラガラだったから観に行って上げて下さい。

東京ノート

東京ノート

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2020/02/19 (水) ~ 2020/03/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

インターナショナルバージョンじゃない方を観劇。自分は素直にSFジャンルとして観劇しました。

この演劇をデラックス版的な多国語版インターナショナルバージョンで観た人は、真面目な人ほど疲弊したんじゃないのか。頭の体操にもなって良かったんじゃないかと思うけど。

それぞれが母国語で話して、多国語を理解し合う演技って、どんな感じだったんだろう。いちいち??してたのかな。インターナショナルバージョンって、字づらで敬遠しちゃったんだよな~少し気になる。

誰が演じても物足りなく観えない、この後何十年でも通用しそうな、普遍的な脚本だと思いました。その代わり定番の役者が存在できない食い足りなさはあったけど。

普遍的な脚本も、見せ方はどうだったんだろう。ほとんど中央の六畳間ぐらいの中で座っての会話劇。せっかくのアゴラじゃない広い劇場での公演、歩き回ったり、場所をもっと隅同士に偏らせるとかの見せ方もあったんじゃないのか。

中央エリア席の観客にだけ見せてる芝居になってしまってる。百閒は一見にしかず。
いくら良いセリフでも、表情が見えないといまいちニュアンスが伝わらない。聞いてる方の表情で、そのセリフの意味がガラリといっぺんしてしまう時もある。

その表情を見る事が出来ない、左右の観客席はどちらかの背中をずーとみながらの会話劇に終始しちゃう。動きの少ない会話劇の好き嫌いって、こうゆうところも関係してるんじゃないのか。

ああそれと衣装か。やっぱり美術館には作業着とかは合わないのかな。近未来を書いてる普遍的な脚本なら、いい大人でも普通にマッドマックスみたいな格好も受け入れられてると思うんだが。北斗のケンが美術鑑賞とか。んんんそれは無しだな。

アフタートークで言ってた。曲を使わない演出へのこだわりは、皆が一方向のものを持って帰らないため。それだけ曲の力って大きいんだって。オリザさん、自分はこの演劇をSFとして持って帰りました。帰りに買った台本へのサインありがとうございました。

買った台本読んだ感想も。
これは間違いなくSF小説だと思いました。

立ち呑みパラダイス2020

立ち呑みパラダイス2020

ブロードウェイ・バウンズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2020/02/17 (月) ~ 2020/02/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

人情劇の良い大衆芝居でした。

年度末近くになると特に増える、芸能プロ系の、女優志望や芸人志望の、本年度の授業はこれでお終い的な公演だと思ってた。飲み屋に集まる人達の話なんて、いかにもって感じだったし。

してくれって手渡されたマスクで、人生初のマスク観劇。
自分の口臭に、横の人が臭がって、口抑えながら観賞してる姿を見る楽しみがなくなったせいもありますが、正直、舐めてました。
いかにもって感じの公演に、コントみたいなセットと出だしじゃ、仕方ないっちゃ仕方ないんだけど。

前半一時間ばかりは、ありがちな人物紹介と展開に、何か違和感もちながらも、マスクしてるのいい事に、大あくびしながら、役者達から全員マスクの観客はどう見えてんのかなんて考えたりして。

演劇はこうあるべきとか、酔っぱらった高尚な観劇感想ばかり書いてたのも大きかったと思う。
後半は自分の浅はかさに縮こまりながら。真剣に魅入った観劇でした。
でも、若い女の子いなかったら、やっぱりちゃんと観なかったろうな~

自分にはこうゆう吉本新喜劇みたいなのが一番水に合ってるだけなんだけど、本当に良いお芝居でした。吉本新喜劇好きな人にはお勧めです。

もう一回気が向いたら観に行こうかと思ってます。まだ始まったばかり。小劇場で5500円は高いけど、今や希少なマスクが貰える。お金に余裕がある方はぜひ。余裕の無い方は残念でした。

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こっそり。また観に行った感想。今日はBチームの方だった。
分かって観に行ってる分、今回は初めから真剣に鑑賞。が、あくびは相変わらず。仕方ないっちゃ仕方ないが、今回は終りまでマスクのお世話に。
何故だろう・・勘違いだったか・・って考えるまでもない。AチームBチームの力量の差。初日の頃と終わり間際の緊張感の差もあるだろうが、それにつきる。申し訳ないけど。

誰と誰、丸まるかは置いといて、物語までそうでもなく観えちゃうくらいの差。
チーム別ものってこうゆう事があるんだね。こうゆう事に気づいた分、損じゃない観劇だったと思う。ただ観劇するだけでも演劇って奥が深い。吉本新喜劇は奥が深いと思いました。


どさくさ

どさくさ

劇団あはひ

本多劇場(東京都)

2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

演劇どうとか以前に、人生で成功していくタイプの若者達が作ったお芝居でした。

自分は死んでたのか生きてるのか、お互いが役を入れ替えたりして、どうとかこうとか。作者や役者には面白くても、第三者の観客にはつまらない、このての物語。

意外とそうでもなく観れたのは、当日パンフ読んで、このお芝居から落語は想像出来なかったけど、能を観る感覚で作られてるからに納得しました。

観客の視点を作り手側に移動させて、一緒になって作ってる感覚で舞台を観せる。確かに、活発に動き回られてたら、動きを目で追うだけに集中しちゃって、意識を作り手側に持っていく見方はしずらくなる。蚊帳の外の鑑賞になって退屈しちゃう。ゆったりした動きの効果。へえ~なるほどでした。

能を観てる感覚にしてくれてたのは、三味線演奏者の稲葉千秋さんのジッと微動だしない、瞬きの回数も抑えてますみたいな姿を見せられてた効果も大きかったと思う。三味線以外の、ポロンポロンのギターだかピアノだかの効果音出してた演奏者もどっかでジッとしてたんだろうか。

自分が理解すればいいんであって、第三者に分かってもらおうと思ってないから、これ以上は詳しくは書かない。面倒くさいし。

人生で成功していくタイプのどうとかこうとか。
面倒くさいから後で書こっと。
さーーーて、新聞も出てる時間だ。競馬だ競馬!!競馬の予想しなくっちゃーー。
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ショックが大きい。一生懸命、馬具とか動きチェックしたのに。
馬の気持ちになり切れない自分の気持ちが足りないのか。そうゆう事じゃないのか・・んんん分からん分からん。面倒くさがらず精進あるのみ。

燦々

燦々

てがみ座

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2020/02/07 (金) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

長田育恵さんの満面笑顔が最高に素敵な舞台でした。

開場ロビー、アフタートーク、終演ロビーと終始笑顔しっぱなし。芝居をするのが楽しくて楽しくてしょうがない、書いたものを観て貰えるのが嬉しくて嬉しくてしょうがないみたいな満開笑顔。そんな女性が創り出した物語が素晴らしくない分けがない。演劇愛、物語愛にあふれた本当に素晴らしい舞台でした。

観劇後、女性たちが眉間にしわ寄せ考え込むんじゃなく、満面の笑顔になる。素晴らしい優れた芝居って、こうゆう芝居だと思いました。

北斎の娘としての苦悩と葛藤みたいな話だけど、一途に描くのが楽しくて楽しくて仕方ない、朝ドラの主人公みたいな、お栄を書いてた時の長田さん、当時、自分と何かを重ね合わせながら書いてたのかな。

DVDの販売予約してたけど、その際はぜひ、長田さんの満面笑顔のコメントも入れてもらいたいです。予算的に無理だろうけど、副音声で舞台解説とが出来ないかな~

燦々の感想というか、長田さん感想になっちゃったんで、もう一つ。
今や売れっ子脚本家に成長した長田さん、以前みかけた公演時より体も成長した気がするんだが。気のせいか。

酔鯨云々

酔鯨云々

文化庁・日本劇団協議会

ザ・ポケット(東京都)

2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今年早くも三回目の観劇となった死刑制度もの。
ポカンとするラストだったが、四国で活動されてる若手脚本家の大賞受賞作に悪い評価は出来ん。
上演期間中ずっとかは分からないけど、終演後、上演台本無料で配布してました。

花を摘むか育てるかは観客云々として、一つだけ意見を。
前半の9割近く、主要な男女の会話を観客に背を向けたまま進行させる演出は正解だったんだろうか。

それと、嫌な役の二人組の兄ちゃん達。
観客お見送りする笑顔は、気さくで人の好さそうな兄ちゃん達そのものでした。役者ってこうゆう役上手くやると、本当損すると思いました。

コタン虐殺

コタン虐殺

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2020/02/01 (土) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

演劇を生演奏で観たっていうより、生演奏を観ながら演劇も観たって感じの舞台鑑賞でした。
目の前席だった事もあったが、冒頭の決闘シーンの演奏なんか圧巻でしたよ。

鈴木光介さん。
ハイパーミュージシャンって紹介されてたけど、元々こうゆう演奏に特化された方なんだろうか。今まで観た生演奏付き演劇の演奏者の中では、頭一つ二つ抜けてた感じ。座った席も大きく作用したんだろうけど。

演奏者越しに観てた舞台。
話半分で鑑賞してしまったせいか、後半20分ばかり長く感じました。作家性の強い詩森ろばさんにしたら、後せめて一時間は欲しかった舞台だったんだろうけど、やはり、いきなり観客に与える物語にしては情報量が多すぎたと思う。

帰りにいつも売ってる台本が無かった。売り切れてたのか元々売ってなかったのか。台本で物語を確認したかったです。

後20分ばかり短く作られてたら。
10分前に発生した電車の人身事故に巻き込まれずにすんだのに。運転再開は一時間後って・・
詩森ろばさんには、後一時間しっかり物語を創って貰いたかった演劇でした。

成り果て

成り果て

ラビット番長

紀伊國屋ホール(東京都)

2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

将棋愛一本勝負の演劇。

居飛車穴熊を攻略する藤井システムなんて、さすがに将棋知らなきゃ何言ってるのの世界だと思う。笑

そもそも、棋士と呼ばれる人達と女流棋士は別物であるという、根本的な土台を理解してないと、初の女性棋士誕生というオチも響いてこないだろうし。

羽生さん五冠、ニコニコ、コンピューター3番勝負、ポケベル等、、時代の移り変わりの速さを実感させられる舞台でした。

紀伊國屋ホールの使い勝手はどうだったんだろう。
金にも成れる、歩が魅力のラビット番長さんが舞台を魅せるには少し広い感じしたけど、紀伊國屋ホールの常連に成ってもらいたいな~

第13回公演 明日花ーあしたばなー

第13回公演 明日花ーあしたばなー

日穏-bion-

「劇」小劇場(東京都)

2020/01/29 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

若い人達が作る、映像に感化されただけの、焼き直しコピー演劇じゃなく、絶対的な経験値というか、教養の深さを感じさせる脚本のお芝居でした。

コタン虐殺

コタン虐殺

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2020/02/01 (土) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

観にいったら公演中止でした。緊急入院された藤尾勘太郎さんお大事に。
超寒風の外でお客さん対応されてた、流山児さん風邪ひかれませんように。
夜の回はするとか。代役は分からないけど、いきなり本番って。役者さんって凄いね。

振替公演行けたら後日感想。
終わった公演の、良かったお勧めなんて意味ないか。今書くのも変だけど。笑

パズル

パズル

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

今年早くも一位候補を観劇。

誕生の日

誕生の日

ONEOR8

d-倉庫(東京都)

2020/01/18 (土) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

男性にしか見えない女性を、山口森広さんが演じた女性の物語。回転舞台を久々にまた観た。

チラシデザインから、観ても観なくてもどっちでもよかったお芝居。観れて良かった。
やっぱり人は見た目に左右される。この劇団知らないで、物語そのままのフライヤーで、観に行かないで損してる人達かなりいるんじゃないのか。

全裸シャワーから、腋毛剃って、ブラジャー着けてからのファーストシーン。よくある性同一性障害の話だと思ってたら、彼女は本当の女性・・
若い人には感覚的にしか表現できず、ちょい年上にはヤンキー系芝居に拒絶反応で思考停止させるこの舞台。正確に感想出来る人いるのかな。初めてプロの観劇ライターの感想を読みたくなった舞台でした。

席の話。
最前列の幼稚園席、誰があんなのに座るのかと眺めてたら、指定席だったんですね。D倉庫は自由席だとばかり思ってた。指定席間違えてすみませんでした。
最前列の席も見やすかったです。見上げる回転舞台は迫力ありました。

ネタバレBOX


あの映像が創れる優しさを持ちながらも、自分に自信が無く、人を試すことでしか自分を表現できない人。人を傷つけてまでして、自分を受け入れてくれる人を探し続けてる、もう一人の影の主人公が、少し心の扉を開けたラストシーン。良かったです。

いつ着替えたか分からないセーラー服。学校シーンの上履き、窓の明かり。細かいところ好みでした。
『どんとゆけ』

『どんとゆけ』

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/01/25 (土) ~ 2020/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

どんとゆけって、そーゆう意味だったとは。
死刑囚の妻になることで、死刑観覧に興奮覚えた、青木しの(主人公?)が、いずれ再演するであろう続編でどんなキャラになってるか楽しみ。

三部作になった「だけど涙が出ちゃう」「どんとゆけ」「あしたはどっちだ」のタイトル由来は分かったが、劇団名の由来が分からないのにモヤモヤしました。

おはようございますの早朝公演やって頂いて感謝。この後もう一回やってバラして青森ですか。お疲れ様でした。

『だけど涙が出ちゃう』

『だけど涙が出ちゃう』

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/01/23 (木) ~ 2020/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

今年の青森は暖冬で例年より積雪が70㎝ばかり低いんだとか。そんな異常気象に悩まされてる青森から来て頂いてる劇団さんに悪い評価は出来ん。

場内整理してたTシャツの畑澤聖悟さん、今日の東京は少し暑くて、先にお召し物一枚脱がれた方が観劇には丁度良いかとって言われてたけど、そのままで調度良かったです。

『大人の銀河鉄道の夜』

『大人の銀河鉄道の夜』

お茶の間ゴブリン

上野ストアハウス(東京都)

2020/01/22 (水) ~ 2020/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

可愛いコスプレで歌って踊ってだけじゃない、夢と現実がハッキリしてる大人達が創った、生臭いファンタジー。人生の岐路に立たされた、同じ男に騙されてる女性二人の物語。

上野駅発の銀河鉄道キューキューキュー、
まだ生きてる松本零士さんに怒られないよう、名前だけちょっぴり変えてハッキリパクった、鉄夫とテーメル、ハーロックとエメラルダスじゃないキャプテンとクイーン、著作権を気にしなくていい、カンパネラとジョバンニじゃないのとザネリのおばちゃん、レイジ先生とケンジ先生を交えた物語。
なんか汚い鉄郎と脂っこく老けたメーテルには笑いました。

乗車キップにはさみを入れてもらって入場。
●ご乗車ありがとうございます。走行時間は2時間を予定しております。途中停車駅はございませんの車掌さんがワイルドになっての登場にビックリ。
●初日と千秋楽だけの橘U子さん、千秋楽もっといじめれてますように。
●歌手もやってる生歌が素敵だった岡村佳代子さん、小さいのに大声量の演技。ファンになりました。

ネタバレBOX

好みなんだろうが、開演前の曲、ひとつひとつの会話シーンが少々長いかも。
からゆきさん

からゆきさん

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2020/01/16 (木) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「砂塵のニケ」以来、遅くばせながら見続けてる老舗劇団さんを老舗俳優座さんに続いての鑑賞。旅公演持つ老舗劇団ならではのセット作り、衣装、照明音作り、役者さん達の演技の確かさが素晴らしかった。

日露戦争の頃のシンガポールにあった娼婦館の繁栄と衰退を背景にした群像劇。
まあ正直、お目当ては作品じゃなくて公演の雰囲気。年齢層は若干こちらの方が若いにしても、同じ新劇系なのに俳優座とはまた微妙に違う雰囲気。何が違うんだろう。

横で鑑賞してた推定80歳のおばあちゃん、登場人物出て来るたび後ろでひそひそ声で役の確認しあってたおばあちゃんたち。今より若い頃観たこの作品が本質から外れる事なく受け継がれてきてる事を確認しに来てたんだろうか。単純に青年座友の会だから。んんん分からん。

女優陣を引き立たせた、綱島郷太郎さんの熱演が見事。
ギャル曽根似の世奈さん、本人は三枚目キャラ志望なのかもしれないが、小顔でスレンダーな分、スタイル良すぎて役に違和感が出てきてる感じ。もともと美人顔。そろそろ主役路線に役作り変えた方が良いかも。

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