コンプレックスドラゴンズ
The end of company ジエン社
d-倉庫(東京都)
2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
いままででベスト
いままで観たジエン社の芝居の中でいちばん面白かった。
個人的にかなりコンディション悪い中での観劇だったのですが、一回も眠くなる瞬間がなかった。
よかったです。
死んだ赤鬼/戦争に行って来た(反転)
MU
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/11/25 (火) ~ 2008/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★
頭使って観劇を。
「戦争」、性別はもちろん、初演とはあれこれいろいろと違い、当時を引きずらない印象。
「赤鬼」、当世風坂口安吾みたい。厭世感と非現実感。
椅子にどっかり腰かけて背もたれにしなだれかかり
「さあ、エンターテイメントを期待。」
というスタンスの人にはMUは合わないだろうなあ と思いました
「観劇」を一方通行の「受信」とは捉えず、観てあなたも何か考えてください、という姿勢が強いので。
逆に言うとあら探しとも言えるような見方をする人、前のめりになって舞台をまじまじと観るひとはきっと観ていて面白いのだと思います。
閃光
reset-N
王子小劇場(東京都)
2008/07/24 (木) ~ 2008/07/28 (月)公演終了
満足度★★★★★
想像以上
reset-Nの特異な/得意なスタイルはそのままに、「劇作家・夏井孝裕」がより色濃く滲む、いやむしろその全てを支配するような、新作。
もちろん良い意味です。
扱われている内容は私小説に近い。
でも、台詞で「あのとき」とか「あのこと」とか言われて「あれか」ってすぐ想像ができるくらい限定的なのに、演劇というジャンルに属するものすべてにあてはまるんじゃないかと思うくらいの普遍性をもっていたように思う。
何より、夏井さんはめちゃくちゃに闘っていると感じた。
当日パンフレットには気にかかる言葉がいくつか並んでいましたが、何としても闘い続けて欲しいと思う限り。
なんか回し者みたいであれですが、「たたかう劇場」を名乗る王子小劇場がこの作品をどう評価するかも、気になります。
演劇関係者の方、とくにおススメします。
反対側の座席でもう一回観たい!