女の一生
松竹
新橋演舞場(東京都)
2022/10/18 (火) ~ 2022/10/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
森田涼花さん出演。
新橋演舞場という大きなところ、座敷席は14,000円するそうですが、3階B席はなんとたったの3,000円。パンフレットはとても立派なB5のもので、1,300円。コロナ禍になって舞台の価格がかなり上昇している中、破格すぎてびっくりです。
というわけで3,000円の席から観劇しました。もちろん遠いので表情まではよく見えませんが、演目が素晴らしくて、大満足でした。
30歳になられた森田さんですが、やっぱりというか、演じる役はずっと若く、おそらく10代でしょう。もちろん何の違和感もなく。さすがです。
※後日、とある配信で19歳の役と発言されてました。
ゲズントハイト ~お元気で~
ナイスコンプレックス
あうるすぽっと(東京都)
2023/03/16 (木) ~ 2023/03/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
倉田瑠夏さん出演。
初演は2011年だったんですね。今回は東日本大震災をからめたお話でしたが、もともとは阪神淡路大震災だったようです。
とても良いお話で、楽しめましたし感動もしました。
倉田ちゃんの役どころはこれまで見たことないもので、新鮮でした。ぴったりはまっていたと思います。
『おうけつ』
大森カンパニー
小劇場B1(東京都)
2022/11/25 (金) ~ 2022/12/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
後藤郁さん出演。
たくさん笑い、感動もしました。「人情喜劇」とのことですが、よく考えるとこの類の演目はあまり見たことが無かったかもしれません。
ヒロイン役の杉本有美さんは個人的には3回目で、2013年「シュタインズゲート」以来でした。9年前ですね。初めて拝見したのは2009年「Knockout Brother -X-」です。どちらも遠目の観劇だったのですが、舞台上での美しさが印象的でした。今回は目の前でした。時は止まっているのですかね。驚きました。
後藤ちゃんの舞台出演はほんとに嬉しいです。朗読劇もいいですが、やっぱり演技を見たいですね。
異母姉妹
ベニバラ兎団
小劇場B1(東京都)
2022/09/14 (水) ~ 2022/09/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
玉川来夢さん出演。
女優活動をいったんお休みすると宣言されてましたが、今回で再開だとすればとても嬉しいことです。これまでとは違う役どころ、見る側としては楽しいです。
小劇場B1は舞台横にも客席があります。自由席なので選べます。今回あえて横に座りました。基本的には前の人に対して演技されているので前の方が分かりやすいと思いますが、横は横で新鮮でした。
水野伽奈子さんはどこかで・・と思いながら見てました。今年2月の舞台「軋み」で見事な主演でしたね。今回も熱演でした。
Kいち さんは先日の「残念天使と駄目役者」でも玉川ちゃんと共演されてましたね。こんなに面白い方だとは。自由に演技されているように見えるところが良かったです。
『黄泉の国でも愛してる』
縁劇ユニット 流星レトリック
ザ・ポケット(東京都)
2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
麻衣愛さん出演。
盛りだくさんで理解が追いつくのがちょっと難しかったですが、最終的にはよく分かりました。いいお話でした。
初日に行きましたが、受付の問題は残念でした。自分は時間までに入れましたが、そうでない方は気の毒でした。ただ、初日のお客さんに対して配信無料にされたことは良いかと思います。自分もメールでいただき、配信を確認できました。
ダイアナ
×劇作家企画
劇場HOPE(東京都)
2022/10/25 (火) ~ 2022/10/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
中野のポケットスクエアは4つの劇場がありますが、そのひとつ「HOPE」にだけは縁がなく。いちど行ってみたいと思ってました。たまたま3,500円というお手頃価格が目に止まって、これは行くべきかな、と。
出演者に真凛さんが。過去にボクラ団義さんの公演で何度か拝見してました。それもあり、きっと楽しめるだろう、というわけで観劇しました。
結果、とても楽しめました。3人という少人数の演目はいくつか見たことあります。この舞台はさらに、舞台セットがとてもシンプルで。ここまでシンプルなのは初めてだったかもしれません。その制約の中で、見事な会話劇でした。
結局ほとんどの日程で売り切れたようです。木曜日のソワレでしたが、満員でした。たまたま、売り切れ前に買うことができて良かったです。
HOPEはMOMOよりは広いのかな、それでもかなりの狭さだと聞いていました。早めに行って通路側でゆったりと観劇できました。70分という自分にはちょうど良い尺で、そういう意味でも良かったです。木曜日、長いと翌日の仕事が気になって、チケット確保を躊躇することも。
たすき
エムアールミュージック
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2022/10/20 (木) ~ 2022/10/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
小泉瑠美さん出演。
朗読劇を含めて小泉さんの舞台出演は6年ぶり。6年前の「口紅」では難しい役を小泉さんらしく見事に演じられてました。
なにしろ久しぶりなので、どんなにお変わりになったかと思いきや、まったくお変わりなく。特徴あるお声は、力強く大きく。
終演後にサイン会があったのでお話できました。個人的には11年ぶりです。小泉さんの舞台は全部観劇してます、とお伝えすることができました。
生徒8人の中では柏木椎名さんが良かったです。去年の「ガールズトークアパートメント」で拝見してました。ギャルがお得意な方という印象です。といっても、上演中は気づかず、後で「どこかで見たと思ったら」と。
ロッカールームに眠る僕の知らない戦争
タンバリンステージ
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2012/05/11 (金) ~ 2012/05/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★
横山ルリカさん出演。
主人公の視点で見る舞台だと思いますが、個人的にはまったく共感できず、残念でした。
横山さんの演技は素晴らしかったです。この演目で4本目。まだ20才でした。舞台経験を重ねるごとに、先が楽しみになっていましたが、同年に1本出演したのを最後に、2022年現在までありません。復活を期待します。
ザ・ファイナル・セカンド
インヘリット東京
萬劇場(東京都)
2022/09/01 (木) ~ 2022/09/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
倉田瑠夏さん出演。
Bチームを観劇。主役が3人いて、その3人だけがダブルキャストという。あんまりない構成ですね。
1989年はついこの間かと思いきや。戦後44年。そうですよね、当時は戦争を経験された方はたくさんいました。今とは全然違うのですね。光陰矢のごとしというか。。。
舞姫 〜ディーヴァ〜
株式会社フリーハンド
六行会ホール(東京都)
2022/07/06 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
倉田瑠夏さん出演。
土曜日マチネのAチームを観劇。演者さんがとても多く40人。圧巻でした。
あとから知ったのですが、原作のコミックがあるんですね。5巻で完結。小学館のサイトで少しですが試し読みができます。なるほど、こういうイメージだったのですね。読んでからの観劇だったら違う印象だったかも知れません。
倉田ちゃんは13歳の頃から見てます。当時披露した激しいダンスを鮮明に覚えています。もともとダンスをやっていて。アイドルのダンスは全然違うから難しい、という発言が印象的でした。
そうですか、あれから12年経ちましたか。。。
星降る学校
K-FARCE
萬劇場(東京都)
2022/06/08 (水) ~ 2022/06/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
後藤郁さん出演。
後藤ちゃんは脚のお怪我から回復されたばかり。心配でしたが、演技を拝見する限り問題なさそうでした。安心しました。
役柄はもうぴったりの、ザ・後藤郁でした。力強さと弱さを兼ね備え、安心感があります。
この演目は何度も再演されているのですね。評価が高いからだと思いますが、それも納得です。いいお話でした。
遥りさ さん良い演技でした。つい最近、テレビドラマで拝見してました。観劇中、どこかで見たことあるような・・と。あとで確認し、年齢を知って驚きました。二十歳くらいかと。
矢野たけしさんは「オーバースマイル」で拝見してました。そのまんま、元気で楽しかったです。
Les Miserables~惨めなる人々~
グループ虎 × 縁劇人
シアターX(東京都)
2022/05/21 (土) ~ 2022/05/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
麻衣愛さん出演。
レ・ミゼラブル=ああ無情 はもちろん有名なのですが、自分はよく知らず。知らないまま観劇できることは幸いでした。最大限に楽しめたと思います。
劇中で年号を明確に教えてくれるのが良かったです。出てきた年号から、フランス国内が混乱してた時期だということが分かりました。原作を知らなくても、背景は理解しやすかったです。
しかし両国にこんな立派なシアターがあるとは、知らなかったです。せり出した部分を横から見られる席がありましたが、そこが羨ましかったですね。ちょっと変わった視点から観るのが舞台の楽しみだったりします。
軋み
WHITE WAY
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
持田千妃来さん出演。
劇中で、ドアの軋む音がありました。タイトルは果たしてそれを指しているのか。どうなんでしょうね。
公式サイトにもチラシにも序盤のストーリーが書いてあります。死体がある。その死体の前で、妻と編集者が自分に自首を勧める。なんでだよ、と。そこから物語が始まります。
あまりサスペンスという感じではないですが、「ほんとは生きているのでは?」と思わせる細かいところが良かったです。
ハイスクール歌劇団☆男組
ドリームプラス株式会社
天王洲 銀河劇場(東京都)
2012/09/12 (水) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
谷澤恵里香さん出演。
7年前ですね。今回あらためてDVD でも再確認しました。
CBC制作のテレビドラマの、続編になります。ドラマ出演者のうち男性7人が舞台にも。シナリオでも歌劇団経験者ということで。仲間を募って、ロミオとジュリエットに挑みます。
さすがにクォリティが高く。特に男性キャストの面々は素晴らしかったです。先日亡くなった滝口幸広さんも、かっこよかったです。
谷澤さんは当時22歳だったのかな。元アイドルらしく、キレのあるダンスと笑顔を見せてくれてました。そして豪快な演技も。
初舞台が銀河劇場とは。大きな会場、たくさんのお客さん。今後の活躍を夢見たものでした。
残念天使と駄目役者
No day but today in act
シアターブラッツ(東京都)
2021/10/27 (水) ~ 2021/10/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
麻衣愛さん、玉川来夢さん出演。
おふたりは初の共演です。そもそも、アイドリング10号小林麻衣愛さんが他のメンバーと舞台で共演するのが初めてです。玉川ちゃんは29号で5期生。2期生の麻衣愛さんの後輩ということになります。もちろん所属期間は重なってませんが。
初日の劇中の日替わりシーンでは、アイドリングをいじるシーンもあり。アフタートークで玉川ちゃんが「センパイー」と。その後も仲良しになったようで、とても嬉しいことです。
公演の数日前に麻衣愛さんから聞きましたが、玉川ちゃんのお顔というか素顔は18号のミシェル未来さんに似てるという印象を持ったそうです。なるほど。
アキカゼフクカワベ
WHITE WAY
萬劇場(東京都)
2021/12/29 (水) ~ 2021/12/31 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
持田千妃来さん出演。
先日17才を演じられたばかりですが、今回はだいぶ性格の違う29才。メンタルクリニックの先生の治療を受けている、ヒステリックな会社員。新鮮な役どころでした。
舞台『獅子の如く〜戦国湯舟評定〜』厳冬の陣
獅子の如く
六行会ホール(東京都)
2021/12/22 (水) ~ 2021/12/27 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
麻衣愛さん出演。
獅子の如くというゲームがあるそうで、その舞台版ということに。
戦国時代ものではよくあることですが、人物の年齢と歴史の年代が合わないです。武田が徳川に強かった頃は、お市の子・お江は生まれたてかそこらのはずで。まあそれはそれで。幅を持たせた方が、いろんな人物を出せますものね。
多数並んでいる女性たちの、誰がどの武将の関係者なのかをちゃんと覚えることで、より楽しめると思います。自分は上演中に、結構頑張って覚えました。この人が浅井長政の妻だけど信長の妹のお市で、この人が明智光秀の子だけど細川家のガラシャで・・と。
麻衣愛さんは予告されていたとおり、武田勝頼の妻である北条夫人。反織田のリーダー的存在で、強くてカッコ良かったです。
忍び役の真田林佳さんが、お顔もコミカルなところも谷澤恵里香さんに似てました。だから何ということはないですが、じっと見てしまいましたね。
おいてきぼりの桜の園
gekidanU
アトリエ5-25-6(東京都)
2021/12/09 (木) ~ 2021/12/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
持田千妃来さん出演。
初日 木曜夜と、最終日 日曜の朝の2回観劇。家公演というだけあって、ほんとうに家の中で。客席は20のみ。演者さんは当たりそうなくらい近かったです。
初日を観劇してとても気に入りました。ただ、チェーホフの「桜の園」を知ってた方がより楽しめると思いました。そんなわけで土曜に図書館に行って、原作の戯曲と解説本を読破。その上で日曜に観劇したところ、格段に分かりやすくなりました。
前説されたヒガシナオキさんが演者として出た時、その違いようにびっくりしました。いいギャップでしたね。
主役の花奏和音さん、すごくいい声で迫力ありました。方言でまくし立てるシーンはほとんど分かりませんでしたが、それも良し、です。
持田さんの舞台で、ここまで近いのは初めてだったかも。持田さんに限らずですが、あまりの近さにドキドキしましたね。当たってしまうかも、というのもありますが。
浦安鉄筋家族~子ども大戦争~
劇団TEAM-ODAC
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2021/07/10 (土) ~ 2021/07/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
後藤郁さん出演。
登場人物が多く、とても勢いのある演目で、楽しかったです。
原作を知らないまま観劇しました。これは知ってからの方が良かったですね。世界観を理解するのに時間がかかりました。主人公たちが小学何年生かは分かりませんが、低学年でしょうか。主人公のお姉さんのボーイフレンドが変な感じなのは、どう解釈すれば良いか悩みました。原作を少しでも知ってから観劇に臨めば、すんなりと入り込めたでしょう。
後藤郁さんは珍しい役柄でした。ご本人の元を知っている身としては、ピッタリとは言いませんが得意になりうる役、と思いました。これまで清楚可憐な役が多かった、というかほとんどでした。さて今回の本番を拝見すると、これぞ後藤ちゃんでした。とても良かったです。
音楽劇ヨルハ Ver 1.2
舞台ヨルハ製作委員会
THEATRE1010(東京都)
2018/02/09 (金) ~ 2018/02/13 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
持田千妃来さん出演。
この再演はシアター1010という広いステージ、生演奏での盛り上げもあって、前回より壮大なイメージが広がりました。冷静になってみると前回と内容は変わらないわけですが、効果は抜群だったと思います。
殺陣が得意な持田さん、十六号「ガンナー」役で、銃が武器。剣の殺陣はよく拝見してましたが、銃は新鮮でした。良かったです。
巨大な敵と戦うときの映像を使った演出、大迫力でよかったです。大きな会場の大きなスクリーンだからこそですね。