しばいとえいがとやきゅうとびーるの観てきた!クチコミ一覧

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愛犬ポリーの死、そして家族の話

愛犬ポリーの死、そして家族の話

月刊「根本宗子」

本多劇場(東京都)

2018/12/20 (木) ~ 2018/12/31 (月)公演終了

満足度★★

本多劇場に初めて進出した時からのファンです、良く言えば新しい挑戦とも受け取れますが今回はちょっと私が期待していたものとは少し違ったかも。
ただ色々な受け止め方はあると思うので是非見てからご判断を。
26日ソワレですが、上演中に同じ列で信じられない位何度もスマホを取り出して見ている若い女性にイライラしたせいで集中できなかったからかもしれません。
ファンとしては次回作に期待してます。

こっちとそっち

こっちとそっち

劇団時間制作

萬劇場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

時間制作さんは初見です。Bチーム観劇させていただきました。評判通りセットもこの規模の劇団としては見事です。難しい題材を上手に処理されていて作・演出のセンスを感じました。

ネタバレBOX

登場人物の心の叫びがあのセリフとなるのでしょうが、若干怒鳴り声が過剰に感じる部分がありました。全ての登場人物がほぼ同じテンションの張りように聞こえてしまい少し違和感が残りました。人物によってはもっと冷静な感じの発声の方が聞き手に伝わるような気がしました。例えば編集者の方とか。
ゆい役の方、ひとつの救いとなって良かったです。
力は十分感じたので次回も継続したいと思えた劇団です。
グランパと赤い塔

グランパと赤い塔

青☆組

吉祥寺シアター(東京都)

2017/11/18 (土) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

青☆組は今回初見です。

1960年代生まれの自分にとっては親の代くらいの物語か。
戦後から高度成長期へ向かうなか、比較的裕福なほうであろう一家を中心に描きながらも戦争の影もそれぞれにまだ残っていたり。
細かいエピソードがチクチク刺さりました。

悪い人も出てこないし、想定外のどんでん返しもないけれど、
それでいて135分があっという間なのは初めての経験かも。
もっとそれぞれの登場人物のエピソードを見ていたかったです、現代が違うとは言わないけれど皆が一生懸命に生きていた感じが伝わってきました。

主義主張を押し付けがましく訴えてはいないのだけれど、でも最後には観る者の心に何かを残してくれたような。
そんな気持ちのいい作品でした。

観る年代で感想も異なるのかもしれませんが、若い方が見てもきっと何かを感じ取れる内容だったと思うし、是非そんな方にも観劇をおススメしたい作品でした。

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