AC/DC WORLD'S END SCHOOL GIRL!!!!!
バジリコFバジオ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/20 (火)公演終了
満足度★★
オールドスタイルのキャラクターショー演劇
漫画、アニメ、テレビ、映画等等のネタの数々を
カット&ペーストで1本に仕立てた
オールドスタイルのキャラクターショー演劇。
役者陣の力量と比例してか、
登場人物のキャラが小粒で、爆発力に欠ける。
JETS
JETS制作部
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/19 (月)公演終了
野鴨
メジャーリーグ
THEATRE1010(東京都)
2007/11/01 (木) ~ 2007/11/30 (金)公演終了
満足度★★★
またしても舞台美術に完璧にやられる。
相変わらずスゲーなペニノは。
舞台上に完全な一枚絵として
戯曲の世界観を作り上げられる稀有な劇団だと再確認。
鬼門の翻訳モノ芝居だったのですが、
脚本がかなり現代語に直されていたのは救い。
でもやはり内容には全くもって共感できず心が離れる。
しかも役者陣はオールドとニューのスタイルの混在で
さらに心が離れる。
呪い
ジェットラグ
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2007/11/15 (木) ~ 2007/11/18 (日)公演終了
満足度★
危惧していたコトが最悪のカタチに。
チュートリアルの徳井義実が脚本というのが
一番のウリになっていたのだけど、
一番のウミになってしまった感が。
(ま、その可能性が大だったので
誰もお誘いはしなかったのですが。)
コレを面白く演出するのは大変だなと。
青春<アオハル>ポーズ
世界名作小劇場
【閉館】江古田ストアハウス(東京都)
2007/11/15 (木) ~ 2007/11/18 (日)公演終了
満足度★★
この戯曲はもっと笑えるはず。
ストレートプレイの青春群像劇
役者陣の力量不足のせいか
たぶんもっと愛くるしいはずの登場人物たちが
キラキラと輝いて見えず、いまひとつ愛せないなと。
サロン
げんこつ団
駅前劇場(東京都)
2007/11/15 (木) ~ 2007/11/18 (日)公演終了
いやむしろわすれて草
三条会
三条会アトリエ(千葉県)
2007/11/09 (金) ~ 2007/11/13 (火)公演終了
満足度★★★★★
滅茶苦茶楽しい! 迷作誕生!
古今東西のどんな戯曲を持ってきても
ねじ伏せてしまう三条会のフォーマットは驚愕。
演出、役者ともに強度強すぎ(笑)
「鋼鉄の劇団」!!
と呼びたい。
コレに付いていく客演は大変だなと思いつつも、
多田淳之介(東京デスロック)の大健闘に爆笑。
三条会は、扱う戯曲のオリジナルバージョンを観ているか、
原作や戯曲を読んでから観るのが絶対にオススメ。
まぁ、初見で観ても随分面白いのだけど。
随所に散りばめられたお宝演出を見逃さず堪能するには
作品の予習をしておくコトがマストです。
陰漏(カゲロウ) <<劇場版+画廊版>>
乞局
アトリエヘリコプター(東京都)
2007/10/24 (水) ~ 2007/10/28 (日)公演終了
微熱
Trigger Line
王子小劇場(東京都)
2007/11/08 (木) ~ 2007/11/11 (日)公演終了
夏が来ない
タテヨコ企画
Galeri KATAK・KATAK(東京都)
2007/10/17 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了
ЖeHopмaN (ジェノルマ)
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2007/11/03 (土) ~ 2007/11/11 (日)公演終了
満足度★★★
う~む、両方観たかったなぁ。
Ф(エフ)バージョンを観劇
毎回、物語の中にズレや歪みを起させる為に
ロジカルなルールを発明する理系劇団。
今回はプレビューを観逃すわ、
2バージョンの片方も観逃すわの大失策。
う~む、両方観たかったなぁ。
とは言ったモノの
今回の出来にはちょいと不満が。
生きてるものはいないのか
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/11/03 (土) ~ 2007/11/12 (月)公演終了
ゼブラ(再演)
ONEOR8
新宿シアタートップス(東京都)
2007/11/02 (金) ~ 2007/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
“和田ひろこ”はオイシイ役だなぁ。
ストレートプレイの定番(鉄板?or名)作になるだろうと思われる
ホントに良く出来たお芝居。
が、初演に比べ演技が丁寧になっている分、前半がまったりと感じてしまう。
この作品にも「演技」×「丁寧」=「まったり」という魔の公式が存在!
でも、後半の
そのときどきによって
タテヨコ企画
Galeri KATAK・KATAK(東京都)
2007/10/17 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了
満足度★★★
カーテンコールの後がカッコイイ演劇ってどうよ!
昨日の「うそつきと呼ばないで」の観劇後、
「好宮温太郎(タテヨコ企画)の
男前っぷりを見届けて下さい!」と言う
劇団員の他の男子群のオススメの声に期待して観劇。
ライン
青年団若手自主企画『西村企画』
アトリエ春風舎(東京都)
2007/10/31 (水) ~ 2007/11/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
演劇を遊び倒す“ショートスートリー”の詰め合わせ!
冒頭のエンジンのかかりの遅さと
終盤のモタツキが気にはなるも、ほぼ満足!
西村和宏演出は前作も面白かったが、
今回はついに天才の域に!
鈴木智香子ら青年団の役者の技術力も凄いが、
役者の力量を半端無く無駄使いさせる演出にシビレル。
うそつきと呼ばないで
タテヨコ企画
Galeri KATAK・KATAK(東京都)
2007/10/17 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了
満足度★★★
荻野友里(青年団)が素晴らしすぎる!
荻野友里(青年団)が恐ろしい程の強度で
物凄い嫌な女を表現。素晴らしすぎる。
上手いとかどうとかのレベルじゃないな。この人は。
クロス
PU-PU-JUICE
王子小劇場(東京都)
2007/11/01 (木) ~ 2007/11/05 (月)公演終了
満足度★
刑事モノの寄せ鍋のような演劇
なかなか他の劇団では見られない様な
濃いキャラクターの持ち主が多いのが面白い。
中身は刑事モノの寄せ鍋のような演劇。
オールドスタイル全開の役者たちが、
長くて美しい風の台詞をしゃべるしゃべる。
これって、
キャベツとかサンマが獲れすぎて
価格が暴落するのと似ている気が。
美しい台詞も饒舌にしゃべれば、しゃべるほど
薄っぺらく中身が殆ど無い様な印象しか残らない。
ま、これを上手い役者が映画とかでやると
そこそこ観れるものにはなるとは思うけど...。
目撃者の回想シーンを同時に舞台上で演じたり
所々面白い演出もあったけど、
全体的には???な感じでした。
あ、でも、何だかなぁと思いながら観ていた時に、
刑事モノや犯罪モノといったドラマを作る時の
新しくてグッとくる仕立て方を思いついたのは
思わぬ収穫!
棄憶~kioku~※『38℃』より演目変更
G-up
ギャラリーSite(東京都)
2007/10/29 (月) ~ 2007/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
再び「棄憶~kioku~」を観劇。
全体的に演技が丁寧になったと感じた分、
前半がもたついて見えてしまう。
役者陣が慣れてしまったというのもあるでしょうね。
まぁ、今日初めて観た人は感じないと思われますが、
初日の異常に張り詰めた緊張感が絶品だったので
少し残念。
でも後半はグッと締まって良くなっていた。
大内厚雄、有馬自由、はキャラを押さえ気味にしてリアル感アップ。
山本佳希は冷酷無比で嫌な奴度がグッとアップ。
有川マコトは茶目っ気増しで良い。
工藤潤矢はダメダメ度増しで良い。
酒巻誉洋は感情表現が丁寧に。
一番変わったのは熊野善啓。
押し殺したりする負の感情表現が良くなったなぁ。
西国分寺物語
散歩道楽
サンモールスタジオ(東京都)
2007/10/31 (水) ~ 2007/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
絶妙なさじ加減に大満足!
顔なじみの演劇ブロガーの方々からは
前半のガチガチなオールドスタイルの
ドタバタ喜劇のテンポ感や
ラストの落とし方等等
皆さんかなり渋めの評価なのです。
が、いやいや、これがメチャメチャ面白かった~!
このスタイルの芝居はホントに微妙な違いで
雲泥の差になるのだということを実感。
今回の散歩道楽を評価したポイントは
いくつかあって、
1つ目は、「良い台詞」を長々と書かない。
コレをやられると、役者の暴走が始まって
どうしても演劇的な嘘がクローズアップされて
観ているのが辛くなる。
(これが好きな人はもちろん一杯いるでしょうが)
2つ目は、「ドタバタ」の抑制が効いている。
オカシミのある動きや言い回しなどを、
役者がもっと大袈裟にやりたくなるトコロを
暴走させずにコントロールしている点。
(他の人たちとの評価が分かれるたのは、
観客の反応によって役者が暴走してしまったのでは?
とも思ったり。)
3つ目は、19人という大所帯ながらも
役者全員にきちんと焦点が当てられていて
それぞれの印象が鮮やか。
続きは後ほど!
ビデオスターの悲劇
劇団東京ヴォードヴィルショー
ザ・ポケット(東京都)
2007/10/31 (水) ~ 2007/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
これまた期待していたよりは少し残念な仕上がり。
風琴工房にも似たようなトコを書いたのだけど...。
80年代の話ということで
台詞も当時の若者言葉の言い回しになっているのですが
これまたオールドスタイルの演技を誘発してしまって
どうもしっくりこない。
演技が大きい、いわゆる喜劇的な振る舞いが
どうにも好みではない。
でもこれが東京ヴォードヴィルショーのフォーマットなのかもと。
原扶貴子(KAKUTA)や、川本裕之(KAKUTA)は
ニュースタイルなので人物がリアルで面白い。
まぁ植田裕一(蜜)が炸裂していたのでそこは大満足なのですが。
植田さん面白いなぁ、ホントに。
この人はず~と観ていても全然飽きないと思う。