ベンジャミン2号の観てきた!クチコミ一覧

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人間になったらしい

人間になったらしい

サッピナイ

ひつじ座(東京都)

2018/03/24 (土) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★

初日マチネ。「札比内」という地名につられて、美唄とかあっちの方だったかなと思いながらチケプレ応募してしまいました。席について、まずセットのチープさに愕然としたものの、これは芝居が進むうちに何故かあまり気にならなくなってきました。「日常にちょっとしたSFを」がコンセプトとのことですが、ここでの「SF」は(言い方は悪いけど)ヘンテコな前提とでもいった要素なので、所謂「ザ・SF」的な舞台を想像するとあてが外れるかも。何というか、仄々と可笑しかった。

ネタバレBOX

顔の青い人は何だかよく分からなかったけど、旗揚げなので星1つオマケ。
うみべのクロノス

うみべのクロノス

人間機械

遊空間がざびぃ(東京都)

2018/03/21 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

満足度★★★

好きなタイプの話かと言われれば決してそうではなく、個人的にはどうしてこういうお話を書きたいのかなあと思ってしまうような、よく言えば重たいテーマ、早く言えば嫌な話ですが、スペースを上手く使った配置などは面白かったです。椅子席は2列ありますが、上段の席は照明等に頭をぶつけやすいのでご注意を。

ネタバレBOX

開演前の案内で、物販は上演前と終演後にとのことでしたが、終演後は皆さんお友達と話すのに忙しいのか、物販のテーブルには誰もいませんでしたね(笑)。アンケートも誰に渡せばいいのか分からず、テーブルの上に置いて引き上げました。
To all passengers

To all passengers

製作委員会

明石スタジオ(東京都)

2018/03/21 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

22日19時の回を観ました。

ネタバレBOX

おっ!と思った役者さんもいましたが、正直自分には判定不能。せっかくチケプレ当選させてもらいながら、こんな感想で申し訳ありません。開演直前の「42番街」にはちょっと高揚したのですが…。
ロミオとジュリエット=断罪

ロミオとジュリエット=断罪

クリム=カルム

スタジオ空洞(東京都)

2018/03/20 (火) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

満足度★★★

ロミオがジュリエットに出会う前、恋焦がれていた女性ロザラインは、シェイクスピアの戯曲では名前しか登場しないそうですが、例えばゼフィレッリ版の映画ではクレジットに役者名こそ出ないものの、ちゃんと登場するし、その名前も記憶していたので、今回の舞台の説明文にロザラインが「劇中には登場しない人物」と書かれていたのを読んだときは、「へっ!?そうだったっけ?」と原作ちゃんと読んでないヤツ感が丸出しになってしまったわけです。そういえば6~7年前に、このロザラインの視点でアダプトして、舞台を現代に置き換えた小説の映画化で、キーラ・ナイトレイに交渉中とかの話が出ていたけど、その後ニュースを聞かないから頓挫したのかもね。今回はそのロザラインが重要な役どころで出てきて(代わりに出てこない原作の登場人物も)、ベンヴォーリオとの関係なども含め、全体の人物関係もやや改変。

ネタバレBOX

序盤のロミオとベンヴォーリオのやり取りなど、早口なのはいいですが、何を言ってるのか分からないのではちょっと困りもの。他の方たちも書かれていたように、囁くようなセリフも、ぼそぼそと言ってるだけのようにしか聞こえない人がいて、その辺もイライラ(ただこれは、私も観た回が23日マチネだったので、他の方も書いていた妙な反応をするお客さんの影響があったかも)。運命に左右される4人、ロミオ、ベンヴォーリオ、ジュリエット、ロザラインの中では、私はもっぱらジュリエットの味方として舞台を観てました。
プープーソング

プープーソング

劇団きらら

北とぴあ カナリアホール(東京都)

2018/03/16 (金) ~ 2018/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★

池田さんの挨拶というか、この公演の内容説明みたいな話があり、そこからとても自然に舞台が始まるので、まるで落語のマクラのようでした。役者さんがみな達者だなあと思いましたが、はまもとゆうかさんという若い女優さんが特に印象的でした(名前を覚えときますね)。

廃墟

廃墟

ハツビロコウ

シアターシャイン(東京都)

2018/03/13 (火) ~ 2018/03/21 (水)公演終了

満足度★★★★

敗戦の翌年に発表された戯曲とはいえ、劇中の議論の内容は(お花畑的発言でイライラさせてくれる発言者の存在も含め)現代と大差ない。以前ネットで戯曲をざっと眺めただけなので、今回の上演台本がどの程度手が入ってるのか分からないが、とにかく最後まで見入ってしまった。決して好きな話ではないけど…。

亭主学校~ルイ14世に捧ぐ~

亭主学校~ルイ14世に捧ぐ~

劇団 現代古典主義

劇団現代古典主義アトリエ(東京都)

2018/03/12 (月) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★

同時進響劇とはどういうものなのかという、素朴な興味から拝見しましたが、なるほど、こういう風に場を同時展開していくのかと合点がいきました。単に短くするだけなら、究極はコントでしょうが、演劇としてどう成立させるかという試みがとても面白かったです。逆に広いスペースだと、どんなレイアウトでこれをやるのかという興味も。

秘密公表機関

秘密公表機関

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/03/16 (金) ~ 2018/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★

何だかよく分からない話だなと思っていたのが、だんだんそういうことなのかと分かってくる。その過程が、スリリングとも違う不可思議な感じで描かれる。説明文は、あれだとちょっとズルい気もするけど。

再生ミセスフィクションズ2

再生ミセスフィクションズ2

Mrs.fictions

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2018/03/15 (木) ~ 2018/03/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

初めて観たのですが、予想以上に楽しませてもらいました。特に1本目の「男達だけで踊ろうぜ」に心を鷲掴みにされ、これがあまりに良すぎて2本目の「東京へつれてって」が(これも充分良かったのに)少しかすんでしまったくらい。3本目の「男達だけで踊ろうぜ2」のバカバカしさ、4本目「上手も下手もないけれど」も好きですが、やはり1本目の印象が強烈すぎました。ああ、もう1回観たい。

あの春の約束を歩き出す君のために-2018-

あの春の約束を歩き出す君のために-2018-

東京印

劇場MOMO(東京都)

2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

東京印さんの舞台は初めて観ました。正直に言えば、既視感のあるようなあらすじやタイトルに、さほど大きな期待をしていなかったのですが、いい意味で裏切られました。客席について、まずセットがいいのに驚きましたし、舞台が始まれば役者さんがみな達者。メインとなるお話は、特に目新しいものではないにせよ、展開が巧みだし、やはり「腕」のある役者・劇団がやると、気持ちのいい舞台になるもんですね。

ネタバレBOX

しいて言えば、開演までのBGMが音量含めてもうひと工夫欲しかったのと、場内の案内係の方(まあ、話し方も含めてなんですが)は、もうちょっと頑張ってもらいたいなあと。
※ここは満足度には含めず。
ロミミ_The W edition_

ロミミ_The W edition_

はちみつシアター

ザ・ポケット(東京都)

2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

初日のステージロイヤル。
終盤のアレはお決まりなのかもしれないけど、初日だからなのか、歌は少々残念な出来。ダンスになると、アラヤンのキレとタイム感が良すぎて、正直彼女ばかり見てしまった。でも賑やかなのはいいよね。

ラストステージ

ラストステージ

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2018/03/02 (金) ~ 2018/03/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

いやー、面白かったです!
ステージのレイアウトも活きてたし、何も考えずに楽しめました。帰り道、こんなに気分がいいのは久しぶりかも。

ネタバレBOX

はじめの方で美恵子が足で外しかけちゃったステージの側板、その後は釘の頭が少し浮いてたように見えたので、しっかり打っといてね。
The Entertainer ~新しき旗~

The Entertainer ~新しき旗~

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シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/03/01 (木) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

満足度★★★

「観たい!」コメントでも書いたように、最初チラシの写真の妙な切迫感に惹かれたのですが、観終わってみれば、その第一印象ってまんざら的外れでもなかったのだなと。ちゃんと意味がありましたね。

タイムスリップの前、彼女が誰に(何故)追われているのかが、セリフが聞き取りにくかったこともあって、よく分らなかったです。個人的には、「エンターテイナー」という言葉が、(ヒロインの祖父の言葉や、終盤の展開ではともかく)大安売りみたいに登場人物たちからぽんぽん飛び出すのに、少々違和感も…。

ネタバレBOX

ラストの演出に星一つ追加。
舞台『想咲の結』(そらのむすび)

舞台『想咲の結』(そらのむすび)

ヒエロマネジメント

ウッディシアター中目黒(東京都)

2018/02/20 (火) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

観る前は、よくあるお涙頂戴的な内容なのかなと思ってました。事実、お話自体は別に目新しい要素があるわけでもなく、序盤からの2人の会話も段々見当がついてくるのですが、とてもフォームよく展開されるので引き込まれました(終盤ちょっと乱れたようにも思いますが)。この内容を最小限のセットで見せてくれたのもよかった。

疫病神

疫病神

ピヨピヨレボリューション

北とぴあ つつじホール(東京都)

2018/02/21 (水) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

昨年「革命☆☆☆☆☆未来部」を観たときに感じた不満は、芝居パートとセットの貧弱さだったが、今回は(少々鬱陶しい話だなあと思いつつも)その点での不満はない。歌とダンスは迫力充分。時間さえ合えば、もう1回観たいと思ってしまった。

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

お客さんに楽しんで帰ってもらおう、という気概が伝わってくるのがいい。実は少々寝不足気味で観劇することになってしまい、不安だったのだが、煌びやかな女優陣のおかげで目も覚め、休憩を挟んで2時間半という時間も楽しませてもらった。歌と踊りは、上手い人もいれば技量的に今イチの人もいるけど、熱気は感じたよ。

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

前からタイトルはよく目にしていたこの舞台、観るのは今回が初めてでしたが、2時間半という上演時間は長く感じず、やはりよく出来た戯曲だなあと。個人的に興味があった杉坂役の廣瀬響乃もよかったし、女学生たちはみな好演。光島役のはるかぜちゃんも堂々としたものでした。他の方も書いてましたが、夜のシーンが美しく、印象に残りました。

ネタバレBOX

個人的には、「質実剛健」「温順貞淑」といった校訓の書の「字」がしょぼかったのが残念。「温順貞淑」の方は、中村先生がさんずいの跳ね等の形に苦言を呈すというシーンがあるにせよ、明治の学校に掲げられた書としては、いささか安っぽい出来に感じました(大人の押し付けだから?)。
ファミリィゲーム

ファミリィゲーム

劇潜サブマリン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

説明文とチラシのイメージから、何というか、オフビートなコメディなのかなとタカを括ってました。ごめんなさい、凄かったです。こんなに面白く、そして狂気じみたコメディだったとは。最後にアレを絡めたのは好みが分かれそうですが。

ネタバレBOX

開演前に流れていたチャランポランタン、あれってアルバムの曲順変えてました?
富士美町の朝日荘

富士美町の朝日荘

劇団サラリーマンチュウニ

上野ストアハウス(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/11 (日)公演終了

満足度★★★★

訳あり物件のアパートの一室を舞台にした短編6本のオムニバス。共通した役どころで出てくる人もいれば、別の役で他の話に登場する人も。各話とも作・演出が異なるのと、役者さんもいろいろなので、こちらの好みも分れました。1本目、最初面白そうだったけど残念な仕上がり。でも後半の3本は気に入りました。特に最終話は、始めは今イチかなと思ったのにあんな風になるなんて。

ネタバレBOX

開演前のBGM、串田アキラからミニー・リパートンという、謎の流れが。
「ええ、アイ」

「ええ、アイ」

JOE Company

ザ・ポケット(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

観た翌日からひどい風邪をひいてしまったので、かなり日が経ってからの感想。途中からこのタイトルはこういうことなのかなと予想がつきながらも、達者な役者さんが多く、楽しく拝見しました。一番可笑しかったのは、ちょっとホンから外れた部分というか、家族のもとへ自分が開発に携わったAIアンドロイドを送り込む娘役の阿澄佳奈さんが、吹きそうになってしまい、すかさず小野寺さんがつっ込んだときのやり取り。この辺の反射神経は、やっぱり梅沢武生劇団で修行していた頃に身につけたものなんでしょう。

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