砂フキンの観てきた!クチコミ一覧

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時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

まいったなあ
パンフレットを購入すると、人物相関図が見られます。
これって序盤は謎のはずのことじゃ?と思います。なんか謎解き、行けそうな気がすると思ったんですが、途中からえ?と思ったら話に付いていけなくなってきて、終わってみてわかったような、わかってないような…アンケートに「情報量が多すぎる。どうしよう…」と泣き言書きました。
そう言いたくなるのも、物語が深くて身近でありながらあり得なくて、結局どうなるの?が1つじゃなくて、複数あること。キーワードがあって、その意味をとても考えさせられること。とにかく面白かった!のに…何か物足りなくなるから。
でも舞台装置を見るだけでも楽しいです。オープニングでわらわら出てきた登場人物が、どこでどうつながっていくのか、舞台装置との関連を考えながら見ると楽しいです。
あれ、ただ回ってるだけじゃないですね?すごくタイミングとか考えてますね?危ない!と思うくらいに。
ああ、面白かった!でも満足できてない。1回見ただけじゃダメなんですかね?

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

3回目です
この演目は再演だそうですが、今出舞さんが見たかったので、今回初めて劇場に足を運びました。
最初はただストーリーのどんでん返しの連続や、舞台上の演出にびっくりするばかりでした。
2回目はちょっと落ち着いて役者さんの動きを見てました。
3回目でやっと、驚きは抑え目で、ストーリーと役者さんの演じる登場人物の感情を見つめることが出来ました。
結果、初めて涙を流しました。戦国の世です。織田信長をはじめ、歴史上の大人物が出てくる話で、そんなのよく知ってる、忍者出してフィクションぽくしてもなんだかそらぞらしい、とどこかで思って見てました。フィクションなんだから当然だと思います。
でもこの人たちが本当にそこに存在して、一生懸命生きている息遣いが聞こえるような気がして、幸せになってほしい、ハッピーエンドであってほしいと思って見守り、エンディングに痛快さと悲痛さ入り混じった複雑な気持ちにさせられます。それを3度も、わかっているのlに3度も味わって、やっと涙で表現できました。
何度も見るべき舞台と思います。
あと2日、あと3回しかない。なるべく何回も見たいし、DVDなり繰り返し見られるメディアになってほしい。
そして再々演はかつてないということですが、あと3回の集客数によっては…と期待したくなります。
興味を持たれている方は、ぜひ観に行ってください。

ネタバレBOX

最初に見たときは、老忍者の招待を間違えそうになりました。名乗っているのですけど…
随所に小ネタみたいのがあって笑わせてくれるんですけど、ドラマがシリアスで笑えません。役者さんも笑うのこらえて演技しているのがわかります。ようく見てください、自然と目を逸らして気持ちを落ち着かせようとしていますから。客席の人もそうかもしれません。感じてください。
そしてその小ネタ、毎回少しずつ違います。2回見ればそれに気づいて楽しい。3回見ればもっと楽しいです。

実は途中に休憩があります。教えてくれませんけど。入場時にパンフレットを配り、休憩時に実は役者さんの配役はこうなんだよというパンフレットを配り、終演後には役者さんこういうことやってる人なんだよというパンフレット配ります。トイレとか行きたいでしょうけど、全部ゲットしてください。

カーテンコールは拍手止めなければ1回出てきてくれます。ぜひ万雷の拍手を。

チケット完売!という回でも、実は椅子を置いて客を入れることができるので、完売でも劇場に来てほしいそうです!千秋楽は立って観るつもりで行きませんか?

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