じぇんとの観てきた!クチコミ一覧

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オーバー・ザ・トマソン

オーバー・ザ・トマソン

エンターテイメントユニット・liberta

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2017/05/02 (火) ~ 2017/05/05 (金)公演終了

満足度★★★★★

気になっていた女優さんが出演されるとのことで見に行ったのですが、いつの間にか化け猫になってまで約束を守ろうとしている、トマソンばかりを追いかけていました。健気なトマソンにウルっときたり、時に笑ったりと目が離せなかったです。
次の公演も見に行こうと感じた矢先に解散の発表、とても残念。
楽しい時間をありがとでした。

鬼泪 〜激情編〜

鬼泪 〜激情編〜

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

カプセル兵団では珍しく大掛かりな舞台装置。布と棒でも十分に背景が浮かんでくるシンプルなセットが好きでしたが、路線変更したのが残念。
それでも、芝居の途中で目から汗が滲んでしまいました。
鬼の心を持つ人と、人の心を持つ鬼の物語かなぁと感じました。
最後はダブルアンコール、ありがとうございました。

ネタバレBOX

階段で2階に上がって当日パンフを受け取った辺りからタイムスリップが起こり平安時代に引き込まれる。廊下には護符などが貼られて、客席手前には物の怪たちが入場者を伺っている。ただ、今回は客席に妖怪はいないようだが、風の音が聞こえ舞台には鬼火が浮遊して観客を見ている。
芝居が始まる前から引き込まれてしまいました。

クライングメビウス

クライングメビウス

劇団虚幻癖

Geki地下Liberty(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

堕天使のロココが唐突に本性を表して二つの世界を破壊するに至る過程が、よくわからなかったが、狂気となる二つの世界でも絆が切れない二人の心。最後にもう一度二人を合わせてあげたく思いました。同じ世界に転生できればいいですね。
リリーと恋人の二人が物語に必要な訳もわかりませんでしたが、重くなった空気が不思議と和らぎました。

慾張り羊のシャグラン

慾張り羊のシャグラン

劇団Please Mr.マーベリック

ひつじ座(東京都)

2017/01/18 (水) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

「白ひつじチーム」「黒ひつじチーム」の順番で見た。MCのアンドロイドが訪れた研究所跡地。8つの映像データを見た後に出した結論とは・・・。博士は愛用のコンピューターにも感情を持たせていたのではないだろうか。アンドロイドとメインコンピューターとの掛け合いも絶妙でした。アンドロイドを目覚めさせたのも、映像を見るように仕向けたのも、そしてアンドロイドを導いたのも、全てがコンピューターの意思が働いていたように感じました。最後に博士を殺した者たちに復習が出来そうで、何故かホッとした気持ちで帰路につけました。

「最悪のメタファー」

「最悪のメタファー」

ポンポンペイン

小劇場てあとるらぽう(東京都)

2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了

満足度★★

前半は笑いがあって気楽に、後半は反転して重ぐるしく苦痛さえ覚える芝居でした。第三部隊までとはまるで違う印象で、期待していたものとは、ちょっと異なる感が否めませんでした。次回公演には推しメンの女優も出演されないようなので、次回はないと思う。

ネタバレBOX

台本を書かれた人の特性でしょうか。必ず出てくるナイフでの殺害と人肉を食い漁るシーン。見終わった時に残ってしまう後味の悪さ、どうしても嫌悪感が出てきてしまうのを抑えられない。欲しかったグッズも観劇直前に発売日が限定になり購入不可に、残念。
四則演算

四則演算

sugarless

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/10/20 (木) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

約束が守れました
千穐楽の平日に、やっと行けましたが、行けてよかったです。彩の優しさ、哀しさが十二分に伝わってきた芝居でした。でも、里子が彩が持っていたナイフを自分で刺した時から、彩にも母親が自分を愛していたことを気付いたんじゃないかなぁ。最後に幸せそうに微笑んでいるように見えたのが救いでした。

炎の60分シリーズ 4本立て一挙公開祭り

炎の60分シリーズ 4本立て一挙公開祭り

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2016/09/15 (木) ~ 2016/09/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑ったり、泣いたり
4本立て(正確には5種類の6本立て)一挙公開のうち、5本の初日が終了した。(3日目にも初日がある)
全ての話の要となるような『燃えよ映画魂!』、青木さん演じるサラリーマンが話の中心となる『燃えてヒーローショー!』。無茶振りも含めて笑いころげてました。
江畑さん演じる刑事が中心となる『燃えせ刑事魂!』、岡田さんが演じるヒーローが中心となる『炎の戦士バーニンガイ』、中山さん演じるモモが中心となる『魔法少女プリティーモモ』では、目がうるうるしてました。
座った席は、舞台の袖に設置されたエキサイティング席(勝手に命名)。目の前や横、数十センチのところでアクションが行われ、どれも迫力満点でテンションが上がりました。
滅茶苦茶楽しい芝居でした。26日の千穐楽までに、別の視点からも楽しみたく、あと2クール観に行きたいと思います

ネタバレBOX

『燃えてヒーローショー!』では植村さんを含めてのダンスシーンが印象深かった。
『燃えせ刑事魂!』では帆場の凶悪な殺人犯の心の奥にあった優しさに打たれました。
『炎の戦士バーニンガイ』では岡田さんの熱演が光っていたのと、植村さん演じるゾット将軍がかっこよかったです。
『魔法少女プリティーモモ』では魔法で探したドナーが見つかった時、間に合わずにナナが亡くなってしまいましたが、魔法の力が切れてしまったのかもしれないですね。切なかったです。
『燃えよ映画魂!』では無茶振りも含めて笑いころげてました。また、振りまいた種が花咲いたように、シリーズをコンプリートしてすっきりしました。
次は牧野さん演じるプリティーモモを観に行く。
撃鉄の子守唄 2016年版

撃鉄の子守唄 2016年版

劇団ショウダウン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

西部のガンマンというよりは・・・
西部のガンマンというイメージで観に行きましたが、いい意味で裏切られた感がありました。10月の大阪公演のメビウス、1月の東京での地方公演を楽しみにしています。

ネタバレBOX

銃による打ち合いも素敵でしたが、世界樹により奇跡や魔法が世界に満ち溢れているという世界観、愛する人の撃鉄を子守歌として眠りにつくキャロル、世界樹の復活とキャロルの再生を見守るロックが、とても好きです。世界樹による奇跡と魔法が満ち溢れた妖精たちが住む世界の物語を、いづれ語ってほしいと感じました。
『ONE』

『ONE』

劇団夢幻

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

次回公演にも行きたくなる劇団さんでした
推しメンの女優さんが出演されるという理由だけで観に行ったが、スピーディーな展開と迫力ある殺陣、キレキレのダンスと見どころ盛り沢山の、次回公演にも行きたくなる劇団さんでした。

ネタバレBOX

聖女イチカと海の魔女キティが輝いて見え、物語を引っ張っているように感じました。アキがイチカに強引ながらも気付かせたことでキティも救われ、世界が変われたんだと思いました。次回作も楽しみにしています
ジプシー 〜千の輪の切り株の上の物語〜

ジプシー 〜千の輪の切り株の上の物語〜

ことのはbox

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2016/08/18 (木) ~ 2016/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

もらい泣きしそうでした
黒船とは別の仮面をかぶる野村香奈さんを見ることができ、輪になって踊るシーンでは、誰よりも楽しそうな笑顔が輝いていて、ずっと目で追いかけていました。素敵な時間がすごせました。
ありがとうです。実は、急に空きが出来た土曜日も行けばよかったと、ちょっと後悔しています。
今回は原田さんが演出をされたとのことなので、次は酒井菜月さんが演出される作品が見たいです。

ネタバレBOX

ジプシーというのは渡り鳥の精霊あるいは化身だったのでしょうか。最初は理不尽な振る舞いに見えていたものが、物語が進むにつれて、暖かい気持ちに変わりました。
野村さんの心優しい若奥様の演技が素敵でした。
特に、おじいちゃんな亡くなるシーンでは、タマキが涙を溢れさせていたのが印象的で、もらい泣きをしそうでした。
でも、ただ一つ気になったことがありました。返事に悩んだ演技をされていたようですが、孝史にタケマツが『ついてきてもいいよ』と返事をした台詞です。
前後のシーンとの違和感が残り、しっくりしないままにカーテンコールになってしまったのが残念に思えました。
カンさんの「故郷に縛られるか、自由に縛られるか」のやり取りが伏線として感じられたので、タケマツは家に縛られるように諭す台詞であったならば違和感を覚えなかったのではないかと、素人ながらに感じました。
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

ポンポンペイン

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2016/07/22 (金) ~ 2016/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

サービス満点の舞台でした
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と美女を称える言葉通り、素敵な女優さん達の素敵な舞台でした。
でもお決まりの凶器と狂気が存在するお芝居ではありました。明日の湯口さん脚本バージョンが、どう変わるのか楽しみになりました

ネタバレBOX

血糊が飛び散るシーンはなかったものの、藤丸さんの脚本だけあり、ナイフと人の狂った狂気は存在していました。
そして湯口さんらしいサービス満点の舞台でした
ありふれた愛、ありふれた世界

ありふれた愛、ありふれた世界

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/20 (月)公演終了

満足度★★★★

途中で涙腺が壊れてしまいました
コウノトリを見ているような気持ちになり、赤ちゃんが生まれてくることの奇跡の出来事を改めて思いました。目に見えない程の小さな染色体が1本違うだけで、普通とは変わっているように見えてしまう。背の高さが違うのと同じような違いだけなのに。自分自身を考えさせられる芝居で、途中、涙腺が壊れてしまいました

ココロコロガシ(26日完売!)

ココロコロガシ(26日完売!)

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2016/06/16 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

殺陣の迫力が違います
F列ですが、舞台を3方から囲む設定なので1番前。
この劇団の殺陣は入れ替わり手法が変わるので、飽きさせることなく引き込まれてしまう。
今回のココロコロガシでは、その殺陣が手が届くような距離で繰り広げられる。あれだけ舞台で暴れまわっているのに、客席の位置を見切っているのは、吉久さんの率いる劇団だからだと思う。
さらには、ギャグあり、涙ありの物語。あっという間に感じられる2時間20分でした。

ネタバレBOX

今日のゲストの湯口さんが、客サービスの限界に挑戦するように、次々と幻の劇団員(劇団ポンポンペイン)を召喚し頑張っていました。シャアルの困ったような笑顔が可愛かったです。
他のゲストさんの暴虐ぶりも見たいです。
メビウス 2016年 春の特別企画

メビウス 2016年 春の特別企画

劇団ショウダウン

船場サザンシアター(大阪府)

2016/04/28 (木) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

大阪まで行った甲斐がありました
AチームとBチームを観ました。小道具の使い方や役者の動きすらも違い、同じ台本にもかかわらず、別の芝居を見ているようでした。
ただ、どちらからも感じられたことは、無機質なアンドロイドでしなかったのが、記憶を探る旅をするうちに生き生きとした表情に変わり、特に女優さん二人ともが可愛く見えてきたのが、印象的でした。
素敵な舞台をありがとうでした。
東京で地方公演をしていただければ、6ステージ見に行けたのですが…、全ステージを見たかったです。

ネタバレBOX

林遊眠さんを意識し過ぎていたのか、あるいは演出だったのか判りませんが、特にAチームの時に、林遊眠さんが突如ゲスト出演されたのではないかと錯覚するほど、似ているシーンがありました。
それも含めて素晴らしい舞台に感じました。7月の劇団ショウダウンの舞台を楽しみにしています。
日本の神の物語

日本の神の物語

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはり、単なる朗読ではなかったです
日本の神の物語を観てきた。昨年訪れた出雲大社の神在祭が甦ってきるような不思議な感覚を覚えました。
演技ではない役者さんの演技力なのでしょうか。とても素晴らしかったです。
素敵な朗読を、ありがとうです

月光条例 ~かぐや編~【全公演満員御礼!ありがとうございました!】

月光条例 ~かぐや編~【全公演満員御礼!ありがとうございました!】

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/09/27 (日) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

途中で涙腺が・・・
観ている間は夢中になっていていたせいか何とも感じなかったのに、カーテンコールが終わったとたんに、2時間40分が経過した実感が出たのか、腰が痛く感じました。
原作の漫画は読む気にもなれませんでしたが、吉久ワールドとしての月光条例も世界が表現され、後半はウルウルで涙腺が壊れたみたいになってしまい、周りに気づかれてたらと恥ずかしくなってしまいました。
ハラハラ・ドキドキの2時間40分を、ありがとうございました。

ネタバレBOX

鉢かずきが破壊された後の衣装に、ドキッとさせられるとともに、事前に知っていたなら「下手の席を予約したのに」なんて思っちゃいました。
かぐやを地球に押し出しながら、月の裏の世界に行くときの青木月光は、カプセル兵団を見に行くようになって一番輝くカッコいい男に見えました。
吉久天道が、周辺の役者からのパワーを余裕を持って受け止めているように見え、芝居を安心して見れました。
皆さん、お疲れ様でした
パイドパイパー と、千年のセピラ

パイドパイパー と、千年のセピラ

劇団ショウダウン

あうるすぽっと(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な芝居をありがとです
まずは「パイドパイパー」を観てきました。
一人の少女を守って騎士団と戦う笛吹の女(パイドパイパー)。
迫力ある殺陣だとは、お世辞にも言えないが、林遊眠が笛を振るうと騎士団との戦闘シーンが、迫力を増してハラハラドキドキして見えてくるのが不思議でした。
笛吹の女(パイドパイパー)が、時にコミカルに時に凛々しくて、カッコ良かったです。
日曜日の一人芝居(千年のセピラ)が益々楽しみになりました。

ネタバレBOX

13歳の誕生日おめでとうです。二人ぼっちの願い事が叶いましたね。
浅草紅團・改

浅草紅團・改

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★

何を伝えたかったんだろう
歌やダンスを挟みながらの芝居、ドキドキ・ワクワクしながら見ていました。
でも、何を伝えたい芝居なのかが、何だかボヤけて判りませんでした。それとも、この劇団の芝居は、そんな事を考えずに見るものなのかな。

ネタバレBOX

届いた案内状にしたがって購入の申し込みをしても連絡一つなし。申込みを受付けられたのかすら判らず。
PCで再購入し、当日の精算時に「すいませんでした」と声を掛けられたが、時すでに遅しだろう、劇団の姿勢を感じました。
芝居以前に不愉快を感じる観劇になりました
イヌジニ

イヌジニ

雀組ホエールズ

OFF OFFシアター(東京都)

2015/07/15 (水) ~ 2015/07/26 (日)公演終了

満足度★★★★

笑って泣いて考えさせられて・・・
可愛いからと言いながら愛玩動物として飼い、都合が悪くなると身勝手に捨て、殺してしまう。あるいはノラに可哀そうだと綺麗事を言いながら、やはり身勝手に餌を与えノラを増殖させる。
飼い主にしても、犬のリードを外したままにしたり、飼い犬が他人に絡んできても知らんぷり。
飼育を禁止している場所で飼うのは序の口で、小便や大便は好き勝手にさせて処理もしないから、悪臭がひどい。
そんな傍若無人な飼い主ばかりしかいない。そんな飼い主にマナーを求める事が、無理な相談だと思う。
昔、職場に迷い込んできた犬を、お客様の迷惑になるからと躊躇もなく役所に引き渡していたのを思い出した。犬達から見れば、俺自身も死刑執行人に見えていたのかもしれない。

ネタバレBOX

動物は他の命を奪って食することで生きている。それはベジタリアンであっても同じことで、水だけでは生きられる動物はいない。
人だけが、それ以外の理由で命を奪う。
身勝手な考えで殺処分を望む飼い主、それを平然と申請用紙に記入させるだけで受理している役所の職員、命の重さに対する考え方に大差ないな、そんな事を思いながら観ていました。
動物愛護団体と同じような名称の動物愛護センターが、役所の出先機関として殺処分をしていることにもビックリでした。
オリビアの存在感が、とても感じられる舞台でした。
もう一度見たいです。
自由を我らに

自由を我らに

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/07/07 (火) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いながら考えさせられた
「基本的人権の「的」ってなんですか?」、 「最低限度の文化的生活って、どの程度が最低限度なんですか?」、 「日本の象徴って天皇陛下なんですか?」、 「戦争って本当に放棄してもいいんですか…」などなど。
1度は聞いたことがある条文でしたが、言葉を考えたこともなかった条文でした。
笑いが混じるはずもない固いテーマなのに、大笑いをしながら登場人物と同化したように、「そうだったのか」「本当にいいのか」などと一緒に考えて議論に参加している錯覚を覚えているうちに、会議が(芝居が)終わっていました。

ネタバレBOX

若い役者、若い脚本家、若い観客には「ロシア連邦」という国名の方が馴染み深いのだろうが、日本国憲法が発令された時代には存在しない国名。50歳を超える身としては、いまでも「ソ連(ソビエト連邦)」の方がしっくりするくらい。
せっかく盛り上がっていた「戦争放棄」の議論の中で、唯一「ロシア」という台詞に、とても違和感を覚え、芝居の時代感が壊されてしまった思いでした。

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