がーくんの観てきた!クチコミ一覧

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ランドセル★ガール

ランドセル★ガール

おにぎりスキッパーズ2

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/09/19 (土) ~ 2009/09/21 (月)公演終了

満足度★★★★

ちょっとエキセントリックな舞台でしたね(^-^;)
応援しているミュージカル俳優さんが出ていたので観に行きました。
ちょっとエキセントリックな箇所も見受けられましたが、全体的にはハート
ウォーミングな家族の物語で、ラストにはホッとしました。
詳細な感想はネタバレBOXで書いてます(;・∀・)

ネタバレBOX

高校生になってもランドセルを背負っている小石川美幸。美幸に冷たく
反抗的にあしらわれながら、喫茶店を切り盛りして良き父たらんとする
喜三郎、引きこもりで姉達と会話をせずひよこの口真似をして心を
閉ざしている妹の咲子…その3人を取り巻く人々(美幸の友達、咲子の
担任の先生、盆踊り好きの近所の爺さん、コーラに異様なほどの偏愛
をもつ何かの店(喫茶店?)の店長などが繰り広げる一風変わった家族
の絆を描いた物語。

<高校生になってもランドセルを背負っている美幸。美幸がランドセルを
背負っている理由とは・・・?>
観た限りでは母親がまだ生きていた頃、家族全員で仲良くかるがも公園に
散歩にきていたありし日のことを忘れまいとして、その時分の象徴として
母親を忘れまいとする気持ちの表れだったのだろうと思いますが、自信が
ありません。
注意深く観劇していたつもりですが、母親は事故か何かで亡くなったらしい
こと、喜三郎が母親がどうしていなくなったのかを娘に説明していないよう
な台詞があったこと、母親がいなくなったことを説明しない父に対して少し
ずつ美幸が父から距離を置くようになったのではないかという推測はでき
るのですが、ちゃんとストーリーの中で美幸の口からランドセルを背負う
ことの理由が語られたシーンはなかったような気がします(;・∀・)

なので何故あんなに美幸が父に対して冷たく頑なであり、咲子が(特に)
美幸に対して心を閉ざしたままなのか、ちょっと分かりにくかったかも。

個人的には河村恵美さんの演技に注目していました。というのもこれまで
河村恵美さんの歌を聴いたことはあっても、本格的な演技は観たことが
なかったので(^-^;)
河村恵美さんは驚いたことに冒頭から出演されていましたが、なかなか
素晴らしい演技だった上、思いのほか結構出番があったので、応援して
いる側としては嬉しかったですo(≧▽≦o)

あと気になったのはコーラ好きの店長と盆踊り好きの爺さんの異様な
テンション( ^▽^)
特にコーラ好きの店長は良い味出してました( ^∀^)
セレブ気どり

セレブ気どり

THEATRE1010

THEATRE1010(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

時間があっという間に過ぎた
「笑い」は「涙」よりも下品な感情なのか?NO!「笑い」も「涙」と同様、人が生きて行く上で、或いは演劇芸術において、カタルシスを感じさせる絶対に欠かせないファクター。
全くその通りだし、しっかりとした意図の下に多くの人を笑いに誘う喜劇・コメディこそ、ある意味悲劇以上に難しいと思う。
是枝作品の観劇は4回目だが、氏の演出した作品はとてつもなく笑えるというより、ほのぼのしたヒューマンドラマに時折「クスッ」と笑いが漏れるというライト感覚のコメディが主軸という感覚であったので、観劇前にこれほど笑わせてもらえるとは思っていなかった。前回の笑劇モリエール!!!「スガナレル」が各キャストの個性や能力を前面に押し出したものであったのに対し、よりシンプルに笑いを追求してきたという印象。セレブ気取り4姉妹はそれぞれにキャラクターが立っていてツボだった。なかでもDAIGOのテイストを取り入れた平林靖子さんの演じた四女オトラは、「あ~こういうヤンキーいそう!」という、レディースのステレオタイプを見事に演じていて最高だった( ^∀^)
毎年秋に脚本を変えながら定期的に開かれる公演なので再演が多分無いだろうことが残念ではある。

夏の夜の夢

夏の夜の夢

オールアクトカンパニー

俳優座劇場(東京都)

2008/09/19 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

夏の夜の悪夢?
オールアクトカンパニーは1月にも別の知り合いの方が出演された劇を
観ましたが、ドタバタぶりと騒々しさが目立った上、場面によっては下品さも
感じるような設定もあり、率直に言って「もう少し何とかならんかなぁ」と思う
ような舞台(劇)でしたので、あまり期待はしていませんでした。
今回観劇した感想を言えば…過酷な表現ですが残念ながらとても観客が
お金を払って観るに値する舞台ではないのではというのが第一印象です。
演劇をあまり観ない人が見たら失望する可能性もあります。

知人のダンサーの女性をはじめとして妖精達を演じた皆さんやオーベロン
役の畠垣洋司さんなど、個々の役者さんには光るものがあったと思います
が、その良さを消して余りあるくらいドタバタと出来の悪い吉本新喜劇の
ような脚本・演出や一部の役者さんの大仰な演技など、「なんだかなぁ」と
思わずにはいられませんでした。
ディミートリアス役の樫原弘明さん、1月の舞台でもパンツ姿(この時は
もっと下品なシチュエーションでウン○がついたパンツをはいていたと
いう設定)でしたが、パンツ姿になるのはこの俳優さんのお約束・デフォルト
なんでしょうか?
また衣装・大道具・小道具が粗雑で安づくりなのが丸分かりで、全体として
オーベロンやティターニア(タイテーニア)、妖精達などのシーンを除き、
学芸会の延長レベルと言っても差し支えないくらいの劇であったように
感じられました。

それでも先に述べた通り、オーベロン役の畠垣洋司さんなど、妖精側の
演技は大仰な誇張に走らず、十分に抑えを効かせた演技でしたし、個々
では役柄の上で最善を尽くしている役者さんもいました。

個人的にはそうした役者さんの努力を正しく生かすべく、主宰した劇団には
「喜劇とはいかにあるべきか」を考えてもらいたいと思います。コメディとは
決して出来の悪いドリフのショーを再現するものではないのですから。

不思議なラヴ・ストーリー

不思議なラヴ・ストーリー

ミュージカル座

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2007/05/30 (水) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

新趣向?
前回(初めて)観た「スウィング~」とは全く異なり、小編成のバンドをステージの2階に配し、1階の舞台でストーリーが展開していくというちょっと変わった(?)
演出がありましたが、本筋も幾世代にもわたる縁(えにし)をもとに展開される
ちょっと変わったラブストーリーでした。ただストーリーの馴染み具合やバンドの
演奏力という意味では、もっと回を重ね練り上げていくと良いのかなと思いました。
また噛めば噛むほど味が出るというか、2日続けて観ましたが、2回目(6/3)の方がすんなりのめりこめたような気がします。
主演女優の会川彩子さんと青島凛さんは同じ役でも全く違う印象も受けました。
これはそれぞれの役者さんのカラーによるものなのでしょうけれど。

ミュージカル「スウィングボーイズ」

ミュージカル「スウィングボーイズ」

ミュージカル座

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2007/01/25 (木) ~ 2007/01/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

First Impact
生まれて初めて観たミュージカルで、観る前はミュージカルがどんなものか
全く分からないまま観ましたが、とにかく面白かった!!!これをきっかけに
ミュージカルを観るようになった(「ハマった」とも言う)わけですが、全員の
演技・演奏が素晴らしかったですが、特に主役の片桐和美さんの演技は
素晴らしかったし、フィナーレの「シング!シング!シング!」のところなどは
客席も一体となって手拍子をとっていました。
残念だったのは…前の席のロン毛のお兄さんの頭が若干大きかったこと
くらいですね。

トリオDEトリオ

トリオDEトリオ

たばすこ座

TACCS1179(東京都)

2007/09/06 (木) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★


「レ・ミゼラブル」の売れ行きを尋ねたビクトル・ユゴーの「?(売れてる?)」に対して出版社の返事が「!(いやもう、飛ぶように売れてまっせ)」と返した時のように「?(面白い?良かった?)」と聞かれれば「!(あんさん、そないな悠長なもんちゃいます、今すぐ観に行かなあきまへんで!)」と、何故か気分的には関西弁で怒鳴り返したくなるくらいの予想GUYの面白さ!もちろん最後にはほろっとハートウォーミングな気分にしてくれる感動もあります。1日も早く再演して欲しいです。いつでもチケットを買う準備は出来てます!

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