城井の観てきた!クチコミ一覧

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ヒカケン〜非科学的超常現象研究会のなんでもない1日〜

ヒカケン〜非科学的超常現象研究会のなんでもない1日〜

ワイアールジャパン

テアトルBONBON(東京都)

2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

裏テーマはネットリテラシー
A班観劇。面白かったし、じんときた。
初っぱなからハプニング有りだったけど、ゲストの林修司さんがキャストを餌食にするアドリブで、逆襲されてアドリブやらされる羽目になってたのが、最大の笑いポイントでした。でも、役者魂を見た。底力を見せ付けられたと思う。

そんなだから、前半はこのままコメディタッチで終わるのかな?と思っていたのだけれど、後半になると人間の心理が描かれてきて、苦しくもなるし、温かくもなる。

片山くんの役作りがしっかりしてるし地味に出番や台詞多いし、台詞無いときもちゃんと演技してる。
椙山さんの裏の面が見えた瞬間の演技が良かった。
重友くんの役が実はすごく重要な役どころで、それを演じ切ってて成長してるなって思えた。
蓮山役の柴木丈瑠さんは、先月ボクラ団義の忍ブ阿呆で熱演をみたばかりだから、それとの類似点もギャップも楽しめた。大人な感じ、いいなぁ。
知っているキャストが活躍していて、満足!


超能力がストーリーの主軸ではあるけれど、裏テーマはネットリテラシーだと感じていて、そこに関するメッセージもしっかり伝わってきました。


The Fiend with Twenty Faces 幻燈の獏

The Fiend with Twenty Faces 幻燈の獏

ACRAFT

シアターKASSAI(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鳴り止まぬ笑い声
まずは追加公演で、アフターイベント付というマチネを堪能。
正面のセンター、しっかり演出が見える席。目の前で映画が展開しているような、しかし、本を読んで自分の脳内で展開しているような、不思議な気分。一体誰に化かされているのか?
続いてソワレ観劇。
二度目はサイド前列。物語への没入感は最高な位置。ただ死角が発生する(直線上で役者が役者に被る)ので初回にはオススメしないかな。
こんな表情していたのか!、少年達はここでオフ芝居してるのね~、という発見多数。作り込みの細かさに感心するばかり。
幻燈の獏は、万人に受ける作品ではないと思う。それは江戸川乱歩作品の持つ不気味に濁った色がそうさせているのだろう。でも、それを表現できているレベルの高さは体感して欲しいと願う。

主演の那奈ちゃんは中性的な少年を好演していて、聡明さと強かさがすごい。
他にも女優が少年を演じている、というか、少年役に男性がいないのだけど、それが倒錯的でより少年らしくなるのかな。乱歩の世界の成せる技。

真っ白な服装と撫で付けた髪の高田さんの甘粕。佇まいだけで、潔癖で律されたイメージを植え付ける。それは甘粕自身の理想や夢だったのかも知れない。
ある程度の地位を築いた人間の風格と、処世術の巧みさがじわじわと染み出ているのがすごい。目線だけで人を黙らせる力があるように思う
甘粕/高田さんは、ズルいシーンが3つある。
イベントでも再現した“流行りの動作”は、やられたい!けど、やられたら恥ずか死する。
優しさ発揮の場面の人間味が、それまでとのギャップが大きくてズルい。
回想の場面での年齢の表現に息を飲む。技術のある役者には感服するばかりだ。

コメディを封印していないけどシリアスな図師さん。図シリアス。私の大好物。演出の細川さんが最終調整した(笑)バランスがいい。
あと、今回のキーポイントでもある、笑い声が良い。パンチ力があるから、グッと場面に引き込んでくれたように思う。
Wコールで図師さんが仰った『役者は観客に見てもらってやっと仕事になる。だから、今作も今後も多くの人にその目で見て欲しい。』という話が、演劇愛に満ちててよかったなぁ。彼の真面目さが見えてくる。

実は色男な神田/土田さん。緊迫するシーンもあるけれど柔らかいシーンも多くて、緩急を感じさせてくれる。終盤で種明かしされて腑に落ちるうちの一人なのだけれど、それまでの間はずっと人間臭さがある。だけど、判明すると人間臭さが吹き飛ぶ(私的感覚)。

ベスト姿がツボすぎる篠山/大悟さん。所作が男らしくて好き。何故そっち側に立ったのか、それまでの経緯も気になる役。後半で出てくると最初は!?!?ってなる。今作は殺陣付けも。

星璃くんの栗田は先月のセカスリと180度違う。ありとあらゆるものを消した上での表現って大変そう。

影の主役なんじゃないの?と思う八ツ目/津和野さん。いい意味で変態で、狂人で、キモい。これを会得するのは大変だったと思う。
終演後に客席に出てきた時、普通の青年で気づかなかった(笑)。

毎度不憫な役回り(本人談)の結束さんは、撮影所側を纏めるいい兄貴。酒瓶が似合いすぎw

宗さんの変幻自在っぷりは毎度目を瞠るものがある。狂気に満ちた感じで、変態で、人間だけど人間じゃない感じ(褒めてます)。それは所作や表情や語り口が、繊細で作り込まれたものだから伝わって来るもの。徹底しているところが好き。だけどイベントで宗子になってるのも、結構好き(笑)

幻燈の獏の照明は大道具でもあるので、そういう観点でも面白い作品だと思う。バンタムをカッサイで2度見てるけど、あの時は舞台美術あったからね。
音響(音効)のセレクトも良くて、違和感なさすぎて没入しちゃう。
制作さんも仕事が早くてスムーズ。
素敵なスタッフさんがたくさん!

ゴールデン バード バラード

ゴールデン バード バラード

空飛ぶ猫☆魂

シアターブラッツ(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

親殺しのパラドックスなのに!?
今年はなぜかタイムリープ系の脚本が多い!(ラススマ、時206、関ヶ原)西永さんの時間操作も目から鱗で面白い!時間は超越しているのに、お互いは会わないで交流を持ってると言うのが斬新。
時間超越はキーなんだけど、物語の主軸は”家族”とか”信じること”だったりするのが、西永さんらしさなのかなぁ。袴田さんの舞台美術がとても素敵で、本当にリアルな純喫茶だった。その舞台上で12人の俳優がひしめき合う。誰も一歩も引かない。男くさいのに温かかったな。
登場人物の名前に必ず数字が入っているという、小さなつながりも面白いなぁ。M0の曲(劇中にも使われていたけど)、空飛ぶ猫☆魂ではお決まりの曲なのかな?聞き覚えがある。おそらく、前作の時に聞いたんじゃないかな…。自信ないけど。あの曲、けっこう好き。
場面の切り替わりでちょっと間が生じたりしていたけれど、いろんな段取りを踏むには仕方ないかな。あの時間の表し方は分かりやすいね。
チラシ・チケット・パンプレットの写真がマジでかっこいい。モノクロなんだけど、人物がいきいきしている。キャストが40代、30代、20代、とそれぞれ脂の乗ったキャスティングで、その良さが出てる。(蜂巣さんは、文字通り脂が乗ってるけど。)
空猫の佐々木さんと西さんのコンビは、非の打ちようがない!芝居以外に牽引力もベクトルも物語の温度も、的確にだけど勢いよくやっていたように感じた。長戸さんの芝居も繊細で、この3人の終盤のやりとりに落涙。
平野さん、ロンさんのコンビが対になってるのもズルい(笑)。上手に歳をとりすぎてる(笑)。なのに、熱い。福澤さんは2015年の方が個人的に好きです。
程島さんは迫力ありすぎて怖いくらいだし、武田さんのキャラ作りも楽しい、蜂巣さんの面白さと繊細さの両立がすごい。
渡辺さん(しんにぃ)と竹林さんの不幸ペア、闇が垣間見えるのに憎めなくて、なんだかちょっと笑えたりもするから不思議。
伊智さんのコメディセンスが爆発。10年振りに拝見したんですけどね、とても素敵な俳優さんに成長なさってた。イケメンなのに笑いにも振り切れるのがすごい。
男性ばっかり。むしろ、オッサンばっかり。だけど、人生を語らせるには説得力がある。若くて実力のある俳優もいいけど、芝居から生き方とか人間とかを感じるにはやっぱりある程度の年齢を重ねた役者さんの演技じゃないと深みが足らない。だから私は年上の役者ばっかり好きになるんだろうな。
空飛ぶ猫☆魂「ゴールデンバードバラード」。新宿シアターブラッツにて12日まで。味のある芝居が観たい人にオススメ。
TLPTの狂人達は、どうせなら、「炎の蜃気楼」とハシゴすればいい。炎ミラの脚本は猫空の西永さんなんだよ。(豆知識)

壊れかけの恋唄

壊れかけの恋唄

LIVEDOG

新宿村LIVE(東京都)

2015/07/15 (水) ~ 2015/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★

2001年
壊れかけの恋唄、千秋楽観劇。涙腺刺激されまくりの100分でした。大切なものってどうやって守ったらいいんだろうね。
個人的に意識して見に行ったのが、6Cの栗生ちゃん、ボクラ団義オッキーさん、りんりんさん。あと作演出が久保田さんだから。
ヤンキーのおっきーとヤンキーのりんりん、アクションがかっこよかったです。
他にも、知ってる役者さん多かったし、キャラが立っていて楽しい作品でした。
みんないい仕事してましたね。好きだなぁ。

栗生ちゃんは、ここぞってところも、些細なところも泣かせにくるから、ずるいよね。
劇中で歌・演奏があることは、才川さんと栗生ちゃんの魅せ方として、私は好きです。
オッキーさんは、もう貫禄のリーダーだった。有無言わさない。だけど、背中では悲しんだり、後悔したりしてた。
りんりんさんは、かっこよくてカッコ悪くて、芯がブレることまでもしっかり見せてた。

個人的にダークホースだったのが、渡辺克己さん(パパ/議員)。ロストマンブルースの時も素敵で、でも名前では気付かなくて、舞台出てきて、あれ?ってなった。今回も悩ましくて深い役だったけれど好演してました。スーツのジャケット脱いでベストになった時がビジュアル的に最強。

”観たい!”のコメントで
>2001年にまさに高校生だった世代の、久保田さんの作演で、
>2001年にまさに高校生だった世代の、沖野さんが演じる。
と書いたのだけれど、2001年って、そういう意味(伏線)があったのか、と少々驚き。
久保田さんの中でも大きかったのかな。

歓喜の歌

歓喜の歌

劇団扉座

シアターX(東京都)

2016/11/03 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/12 (土)

扉座の作品は丁寧に作られているから、安心して観ていられる。
六角さんと酒井さんのW主演がしっかりとコメディしていて、クオリティが高い!
原作が志の輔師匠の落語というのも、楽しさの保証!!
そしてみなさん、歌がうまい!!!
楽しく年末を迎えられます。

メイツ!ーブラウン管の向こうへー(再演)

メイツ!ーブラウン管の向こうへー(再演)

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

一年越し、念願のメイツ!
歌番組にバックダンサーがいた時代をフィーチャーした、楽しい昭和ミュージカル!しごかれたり、トラブったり、ぶつかったりしながらも、前を向いて全力で踊るメイツガールズのキラキラ感、最高!
やっと!やっと!亜音チャコちゃんに会えました。いい意味で”にへらっ”と笑うのが似合う。泣き虫で、どこか抜けてるのに、本質に辿り着いてる。そして、歌がとても安定している!才能だけじゃなくて努力もしてらっしゃるんだろうな。
メイ栗生ちゃんの美声は聞かないと損である。安定してるし、ソプラノが伸びる伸びる。マイクなくても相当届くはず。
REDチームでフィーチャーされる、超人気アイドル役のあすぴー、裏表の表現最高!腹筋を攻撃するっ!
水落先生の美樹さんが想像以上に美声で最高だし、MNG役の図師さんも歌い始めちゃう!二人とも演技のクオリティ高くて好きなんだけど、ますます目を離せなくなるヤツですね!
よもぎだ瞬さんの名演というか迷演というか、下手に歌うっって面倒な技術に感服。
土屋とーるさんの色男っぷり、結構好き。ヘタレなとこも好き。
ライト夢麻呂の名司会たるや…!どこまでセリフでどこから遊びの部分だったのかは不明だけど、盛り上げるの上手いなぁ。

イエドロの落語 其の参

イエドロの落語 其の参

イエロー・ドロップス

八幡山 秘密の見世物小屋(東京都)

2015/10/09 (金) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

見世物小屋に早変わり。
古典と新作と演劇と映像のコラボレーション。愉快な75分でした。もっとこういうのが増えたら、落語の垣根も演劇の垣根も低くなるのかな。
三遊亭の噺家さん(たぶん吉窓さん?)も昨日いらして楽しんだそうな。
この公演を高座に掛けてくれる噺家いないかなー。

感想をTwitterで見ていると、楽語、と書かれている人がいて、なるほどなー!と感心。

古典落語は新作っぽく、新作は古典っぽく。4つの物語を1つの流れにしてあるから、無理なく観られるし、長いって気がしない。そこは拓馬くんの腕だなぁ。

舞台美術が最高でした。映像も含めた空間作りが。

失神タイムスリドル

失神タイムスリドル

ホットポットクッキング

新宿村LIVE(東京都)

2016/04/29 (金) ~ 2016/05/02 (月)公演終了

満足度★★★★

衝撃の”だーっ”(擬音)
タイムスリップネタで、アイドルの成長話。
アイドルはダンス頑張ってたし、大人組は全力でポップンのコメディ。笑ったー!教光さんが客席と舞台上両方笑わせにかかるし、沖野さんは美声だし、宗さんはいい体だし、宇田川さんは乙女だし!とても絶妙な笑いのバランス!
ダンスの振付はエリザベスマリーちゃんがやってるんだけど、ほんと動きがキレキレで美しい!芝居面でもおいしいとこ持ってくからさすがよね。
改めて相関図見ると、おもしろい組合せにしてあるな。吹原さんの手腕すごい。

テンリロ☆インディアン

テンリロ☆インディアン

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/11/01 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/10/29 (土)

劇団6番シード番外公演、テンリロ☆インディアン。
このテンポ感、セリフの応報、やっぱり6Cだー!
30代がいい感じで荒くれて、20代が実はしっかりしてて、だけど30代が確実に押さえてるという布陣がすごい。そして、最後の最後まで見逃せない展開!ヒィッ!ってなった。
土田さんの、丁寧なのに爆発力がある演技。野上さんは無言なのに態度で喋ってる。美樹さん土屋さんの3枚目完遂っぷりたるや。ライフイズの才女は何処、亜音さんの化けっぷり。民しょう、顔!顔!永吉さんの成長がすごい。高木君が仕切る場面いい!大津さんまっすぐ!NOYさん流暢!

パイドパイパー と、千年のセピラ

パイドパイパー と、千年のセピラ

劇団ショウダウン

あうるすぽっと(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

活きの良い上方芝居
劇団も、役者さんも軒並み初見。知っていた役者は一人だけ。前情報はチラシと紹介PVのみ。それでも期待させる何かはあった。
 
優しいけれど芯のあるファンタジー。笛吹きの強さや、騎士の戸惑いと成長が上手く描かれていた。
東京の1公演目とはいえ、大阪で公演が終わった後なので、仕上がりは上々だったと思うのだが、文字数が多い事も相まってセリフが聞き取りにくい喋り方だったり、詰まってしまう箇所がいくつかあったのが残念。2時間半近くあるので、余計に集中が削がれてしまう。でも、活きの良い芝居が見れました。関西での潮流を垣間見れたと思う。
個人的には物語がどこに帰結するのか分からず、最後の30分ぐらいは”まだ?”という気持ちもよぎってしまったので、ひと要素減らせたら収まりが良かったのかも。登場人物が多く名前が分からなくなり、途中で相関図をチラ見しました…。そういうの気になっちゃ、負けなんでしょうけど。
 
笛吹の林夢眠さん。一人芝居で受賞したというのも納得な力量。『千年のセピラ』も見れたら良かったのですが。

コンカツ狂騒曲

コンカツ狂騒曲

ピウス

サンモールスタジオ(東京都)

2016/12/17 (土) ~ 2016/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

Bチーム観劇。想定どおり、一人者にはザクザク刺さったシナリオでしたが、とても楽しかった!そして、ハートウォーミング!ザキさん素敵だし、大野さんの役がレアだし、小野瀬さんが成長なさってた!何より、榎エドガーちひろさんのストレートプレイが堪能出来て嬉しかったです。

SAI-YUKI!

SAI-YUKI!

サーティワンアイスクリーマーズ

劇場HOPE(東京都)

2015/04/09 (木) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

再 勇気
元気出ました。
Vol.1のLAYTEを観られなかったのだけど、物凄く熱血で演劇が好きな5人が、舞台上でフル回転してました。
ド頭の、5人のテーマ曲?のPVだけでも見る価値ある!
楽しさが伝わってきて、ニヤニヤしてしまった(笑)。

ウチクリ内倉さんは相変わらず面白かったです。
芸人的な面白さもあるんだけど、とことん極限まで演劇を面白くしようとしてる。
黒田勇樹さんは、ツラヌキの「みんなのうた」で、既に観ていたから改めての感慨はないけど、やっぱり子役からずっとやってきた人は貫禄もあるよね。
アフタートークでも出ていたけれど、ウチクリさんと黒田さんは対になる。対立もするんだけど、バランスが取れてる。
それだけじゃなく、同い年の5人が絶妙なバランスで円を描いているんだよなぁ。

ネタバレBOX

自分とも同い年の5人なので、すごく勇気付けられました!
狼少年ニ星屑ヲ  終演しました!沢山のご来場ありがとうございます!

狼少年ニ星屑ヲ 終演しました!沢山のご来場ありがとうございます!

おぼんろ

ワーサルシアター(東京都)

2016/10/25 (火) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

隣の芝生は青い?
初日観劇。昨日見た演目とは真逆のファンタジー。
否、寓話。
可愛くて切なくてキラキラした時間。
子供の時、母親の読み聞かせにワクワクした時のような気持ちになれる。

今回、としもりさんが居なくて4人なんだけど、10役くらいあった?って感じるほど多彩だった。特にめぐさん、じゅんぺいさん早替えすごい。(=衣装さんもすごい)
今回の倫平さん、なんか好きだなー。
#おぼんろ #狼少年ニ星屑ヲ

Sの悲劇【全日程終了致しました。ご来場有難うございました!】

Sの悲劇【全日程終了致しました。ご来場有難うございました!】

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/07 (水) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★

作中で出てくる本が読みたくなる。
どーんでーん返し!
気持ち良く騙されました。
推理ミステリーとして、両方の楽しさをしっかり魅せてくれた作品でした。

作中で、いくつかの名作ミステリーの本の名前が出てきたり、あらすじが紹介されたりして、実際に読みたくなりました。



何故か最前列に案内されてしまい、迫真の林修司も素敵でしたが、見上げ過ぎて首が。


あと、『森修二』という名前の登場人物がいて、プライムロンドwwwってなってた

名探偵コナン×ライブミステリー ~洋上の迷宮~

名探偵コナン×ライブミステリー ~洋上の迷宮~

「名探偵コナン」ライブミステリー製作委員会

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/08/10 (水) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

真実はいつも一つ!
まさかみんなでこの決め台詞を言えるなんて!

コナンの代わりに探偵役がきちんといて、十分に推理要素をちりばめた芝居が面白く、座ったままなのに犯人探しができる。子供も大人も楽しめる作り。
この構成がさすが。
シリーズ化しているのも納得。

探偵役の平野さんがさすがの演技でした。

鬼斬

鬼斬

タンバリンステージ

新宿村LIVE(東京都)

2014/12/18 (木) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★

ゲーム原作らしさの舞台
メイクや衣装がPOP、武器がデカい、技や敵が映像、前説が声優 etc
ゲームらしさあふれる舞台でした。
壱岱さん演出だから華やかだし。

主役の服部くんのアクションの負荷たるや・・・。と思ってしまうくらい、殺陣が豪快でスピード感がある。ASSHメンツがいるからか、全般に殺陣の仕上がりが良い。

舞台オリジナルで生み出されたキャラクターも、個性的で面白い。

オープニングや劇中のダンスはかっこよかった!

映像がもっと効果的に使えると良かったかな。舞台染めてる+たまに技の効果という印象で終わっちゃったので。

女王の戦略

女王の戦略

ピウス

テアトルBONBON(東京都)

2016/06/22 (水) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ヒリヒリする駆け引き
2つの戦いが同時に進行して、そのどちらも緊迫した空気が伝わる。細かな駆け引きの裏に隠された心理や、本当の狙いがだんだんと明らかになるのが面白い。
中でも、いしだ壱成さんの細やかな演技と、松崎史也さんの緻密な演技が目を引く。

作品、役者、脚本演出はとてもいいのに、制作運営面が残念すぎる。
チケット関連のトラブルへの対応が遅かったり、物販が明らかに儲けばかり考えたシステム(チェキやブロマイドくじ)に走っている。
この主宰団体は、こういった面さえなければ気持ち良く見られるのに、毎回残念。

ルドベルの両翼

ルドベルの両翼

おぼんろ

BASEMENT MONSTAR王子(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★★★

共にイマジネーションの世界へ
縦横無尽に駆け回り、物語に誘う語り部(キャスト)たちのパワーに、いつもながら圧倒される。たった5人しかいないのに、しっかりと世界が確立して広がる。
舞台美術、照明、音楽。どれを取っても丁寧で熱意がある。
たくさんの想いがぎゅっとつまった空間が好きだ。

秋と冬の本公演も楽しみ!

時をかける稽古場2.0

時をかける稽古場2.0

Aga-risk Entertainment

駅前劇場(東京都)

2017/03/22 (水) ~ 2017/03/28 (火)公演終了

満足度★★★★


時をかける稽古場2.0 に駆け込んできたよ!試演会で展開知ってたから、二度目目線で。だけど、明らかに違ってたし、明確になっていた。やっべ、たのしー!
女性達の演技力と、男性達の徹底したコメディ力を浴びて欲しい。

スタッフがいい、美術がいい、映像がいい。

OPの映像で、スタッフロールまであんなにはっきり出した団体は久々みたな。信用の証だ、と思う。
見せ転換時の見せ方も、なるほど。
ドアは明らかにアレだから、黄色の丸は身に付けてるアレで、上部の四角枠は…机のアレか?
どうでもいい情報だけど、私が今日見た時をかける稽古場で一番好きだなって思ったのは、「べつわの」さんです。
右往左往しながら楽しみにしてくれてるなんて素敵じゃない?


以下は、試演会(3/1)の感想。


「時をかける稽古場2.0」の試演会に参加。熱量ある骨子の部分を見せていただいた感じ。たくさん笑った。人物が活き活きしてる。上演想定時間より長くなったらしい。確かに削れる間延びとかはあった気がする。ここで映像のタイミングね、というのも想像ついたなー。
初演は知らない。むしろアガリスク2回目。なので、質問も要望もあの場で思いつかなかったけれど、作戦会議トークショーまで見られて良かった。衣装の話や、5年後メンバーにまつわる話なんかが聞けて興味深い。
”時をかける”理論を割とすんなり理解できたのは、
"LASTSMILE"を知っているからかなぁ。
時間軸移動系の話はいくつも知ってるけど、3つが相互に絡み合うのはレアなんじゃないかな。
稽古と慣れって言われればその通りだけど、場面の切り替わりとか、演者はどうやって頭の整理を付けてるんだろう?書いた冨坂さんは勿論だけど、皆さん頭がいいなぁ。
見てる間は情報の洪水で(特に序盤)、初見には疑問を疑問と認識する時間がなかったかも。えっ?おおっ!ほほう。なるほど!のサイクルが早い。コメディの早さとしては必要な早さなんだろうな。
試演では必要最低限の美術セットで床面積も狭いから、これで袴田さんのセットがどう加わるのか気になる。
床が見えるに越したことは無い芝居なんだけど、駅前劇場か…。私だったら全体を見るためにも後方席だな。試演は後列でも頭の間から少しは見えたから脳内補完可能だし。
公開ゲネやプレビュー公演をやってる団体はあれど、オープンβの試演は新しい。それこそ2週間の改良時間が生まれるのは大きい。
でもこれ、この演目だから面白味が出るやり方なんだよなぁ(笑)。全部の演目でやっちゃうと、しらけちゃう。

ザ・ボイスアクター アニメーション&オンライン (再演)

ザ・ボイスアクター アニメーション&オンライン (再演)

劇団6番シード

新宿村LIVE(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/21 (火)公演終了

満足度★★★★

【オンライン編】すすり泣き止まらず。
オンライン編は、6C宇田川さんの演じる大御所声優・御子柴が主人公。
大御所に対して飛んでくる無茶な要求を、いかに乗り越えていくか!というのが大筋。

宇田川さんと栗生さんの関係性に何回泣いたか分からない!!!
声優という職業へのこだわりやプライドも胸が熱くなります。
涙は拭けるけれど、鼻水はかめないから、ずっと鼻をすすって泣いていました。周囲の方ごめんなさい。。。
でも、あちこちからも聞こえていたね。

宇田川さんの演技は勿論、"声優"として演じた5つの声色が素晴らしい。
6番シード、もっと見たいです。

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