1
ザ・空気ver3 そして彼は去った…
コズミックシアター
鬼気迫る迫力のある公演、本当に凄かったです。
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鬼気迫る迫力ある公演でした。
報道の裏側の闇、人間の弱さを垣間見た。
これは一見の価値あり。
社会派記者から政権擁護解説者となった横松…
政権に批判的な報道番組は政権がひっくり返る程のスクープを無事に報道できるのか?
とっても考えさせられました。
忖度や玉虫色の政治…
色々、忖度含む性善説で日本は成り立ってきたが、もっとドライ(編集権の帰属含め)に、放送の自由について考えなければならない気がした。
今回の公演、とても心に重しを残す公演でした。
指摘のあった学術会議の件など、日本の前々政権を振り返ると、間違いなく限りなくブラックな気がする。
国民に真摯に対話すべきだと思う。
ただ日本は報道やTVがゆがめられている事はあるが、完全に真実を伝える事はできない訳ではない。
ウクライナ侵攻したロシアの様に、完全にブラックなのに抗議できない国。
中国や韓国の様に、賄賂やコネで国民生活がゆがめられ、放送はおろか、大学教授ですら真実を発言できない国にはなりたくない。
2
フローレンスの庭
虚空旅団
身近な方の多くが医療従事者と言うこともあり、他人事と思えず、感動しました。
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家族や親族友人などの医療従事者の方と間近に接し、彼らが如何に献身的で、その重責に苦悩し、涙を流してきたか?
コロナ禍で疲弊し、如何に踏ん張ってきたか?
そんな事を想いつつ拝見、何気ないシーンでも込み上げるものが…
感動した。
感謝しかない!
看護学生にエールを!
3
第4回公演「Love in Smoke」
スラステslatstick
完成度が半端ない、大人のなんちゃってミュージカル、大満足の内容でした。
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とてもお洒落で上質な、大人のなんちゃってミュージカル。
笑って、ホッコリして、スマートな歌やダンスを堪能。
3組の夫婦と恋人、恋人未満の男女のちょっとコミカルで、キュートで、一途な恋の駆け引き。
お値段以上にお値打ちな公演、幸せな2時間20分でした!
4
紅の旗【終演しました】
Cheeky☆Queens
3年間、本公演を打てない状況を辛抱されて、やっとたどり着いた本公演!
初演も拝見しましたが、よりいっそう、見応えのある作品に仕上がっていた様に思います。
素晴らしかった。
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中日観劇。
初演も拝見したが、それ以上に面白かった!
初演の時よりも没入感ハンパなく、物語の世界に埋没できた。
あっという間の125分だった。
海賊·海軍入り乱れ、東インド会社や漢人x満州の確執まで…エンタメてんこ盛りで、楽しかった。
公演延期続きでしたが、3年振りの本公演。
3年間公演が打てないのって、本当に大変だった思う。
本当に今まで待って、とても良かった。
素晴らしかった。
5
ピース
三等フランソワーズ
これまでとかなり異なるテイストでしたが、役者さんの技量、熱量、秀逸でした。
奥様としっかり楽しませて頂きました。
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ライトコメディかと想定し、ドロドロ系や暴力系などがアウトな奥様と千秋楽を予約したのですが、観劇前から結構ダークとの噂を耳にし、不安に思っていました…
以下、奥様のコメントです。
当の奥様は「皆さんの演技に引き込まれ、とても面白かった。楽しかった。」とのコメント。
特に笠松さんや澤井さんなどの女優陣が気になったと、高評価でした。
いずれにしても、好きな劇団さんの公演を奥様にご満足頂けて、私としては一安心、良かったです。
6
サラサーテの盤
くじら企画
今まで拝見した大竹野正典さんの作品とテイストがかなり異なる作品で、どっぷり引き込まれました。
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内田百閒の短編小説等を元にした、ウチダを取り巻く人達の日常が描かれた作品だが、皆が愉しそうで、ほのぼのした。
偏屈なウチダの周りには、何故か人が集まり、そして人が亡くなり、どこまでも人は優しく、人の出会いと別れに涙が…
今迄観た大竹野作品で一番好きかも!
7
『橋の下のガタロ』『川向う』
劇団未来
いつもお世話になっている劇団さん。
創立60周年、おめでとうございます。
『パレードを待ちながら』と悩みましたが、好み的にはこっちの方が良かったので、こちらをランクイン!
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『橋の下のガタロ』
嫌われ者ガタロと村娘せつとの友情にほのぼのしつつ、言われなき差別、友との別れに涙!
『川向う』
川向うの部落との合併に揺れる村で、結婚に反対する母に娘は…
いつまでも変わらない社会を嘆きつつ、親子の力強さにエール送りたくなる作品。
いずれもマイノリティへの差別を扱った演目でしたが、演技に裏打ちされた、見応えのある公演でした。
感動した。良かった。
創立60周年おめでとうございます。
今回の記念公演No.1に続く、記念公演No.2も期待してます。
8
いきなり!エンプティ!
にちようび企画
役者さんも素晴らしかったですが、なんと言っても脚本が秀逸でした。
絶望に打ちひしがれても、前を向いていこう、と思える素晴らしい作品でした。
こういうお話、大好きです。
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千秋楽観劇。
絶望の淵の2人がホームで出会い…
偶然か?必然か?かけ違えたボタンは?
二重三重四重に巡らされた伏線が見事に回収され、何故か弁当で涙が…
素晴らしかった!
今まで脚本を買った事ないが、スピンオフも読みたくなった!
良かった!
と、言うことで…
今まで、脚本を買った事かなかったのに、買ってしまった!
A5サイズで全578頁。
内、今回の脚本は125頁で、残りはスピンオフ・小説という、大ボリューム!
読み応え半端無し!
GWはこの世界に浸りました。
9
あと9秒で
ももちの世界
ももちの世界さんが表現される障がい者やマイノリティの方に寄り添った公演、そして本格的なボクシング演劇、格好良くて感動する作品でした。
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難聴者やろう者、そしてボクシングとの出会い。
本格的ボクシング演劇、そして、あのラストはズルい!
涙が溢れてしまう!
止まらない。
ズルい、感動。
役者さんも凄い!
キリスト教徒ではないが、1人1人の違いを認め合える世界。
素晴らしいと思う。
これからも障がい者やマイノリティに寄り添った公演、期待しています。
10
平家物語 颯 寿永4年のスワロウテイル
神戸・清盛隊
私は清盛隊さんのファンですが、ファンじゃなくても、めちゃくちゃ素晴らしい作品でした。
青木さんの脚本のすばらしさ、超絶見事なダンス、そして殺陣に演技、どこを切り取っても素晴らしかった。
個人的には1位なんですが、流石にマニアック過ぎるので、10位にランクインさせました!
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千秋楽、奥様と観劇。
私は清盛隊ファンですが、それを度外視して冷静に観ても、この10周年記念演舞はむちゃくちゃ凄い舞台だった!
まずは、史実と時空を行き来しつつ、涙なしで見られない平家物語に仕上げた、脚本の青木さんは超天才!!
そして妖演の中尾さんや家康さん等、清盛隊さんとの流麗な殺陣が、これまた圧巻。
たかはしあいこさん、児玉愛さん、そして衡様とひょうきん担当の小田ゆりえさん等々、女優陣も素晴らしい!
更に更に、和田さんと女子sのキレッキレのダンスには鳥肌が…本当に本当に本当に凄かった!
そしてそして、最終兵器:萩原嵐くんの破壊力が凄まじい!
メインの清盛隊さんも頑張っておられました。客演多数の棟梁、嫡男さんは言うまでもなく、イケメン・宗様の演技には寒肌が!
肝の据わった知様、そして敦盛様の生笛、元気はつらつGIONちゃんの体当たり演技、などなど、皆様晴らしかった。
と言う事で、上演時間は2時間ちょっと充実した内容!
東京の方、今週の神戸・清盛隊 10周年記念演舞はメッチャ必見ですよ!