1
馬琴の手蹟 (ばきんのて)
真紅組
「文句に無しに良かった。」
無茶苦茶、良かった。
個性豊かな八犬士、伏姫、八房等の八犬伝の登場人物が、滝沢家と八犬伝執筆の為に奔走。
頑固な馬琴、無愛想な息子の妻・お路、この二人の変化が絶妙。
笑いあり人情ありで見応えも十分。
たもつさんの姫役も、板についた感じでした。
近鉄アート館で拝見した中でピカイチでした。
2
大豆の丸みに心打たれて生きろ
テノヒラサイズ
「ジワッと込み上げてきます。」
テノヒラさんらしいピースがはまって行くワクワクの展開。
そして頼りないお父さんの下りは、「こう来る、こう展開する」
と分かってるのに泣ける。
笑いに来たのに、
大笑いしに来たのに…
ズルい!やられた!
涙が止まらなかった。
ラスト、泣かされた!
3
ペーパーカンパニーゴーストカンパニー
OIL AGE OSAKA
「さすがの安定感。
幽霊ドタバタ劇。
同時期に同じような幽霊ドタバタ劇、『ながらびっと』さんの『ゴーストカフェへようこそ』も良かったのですが、corichに登録されていないので、こちらを押しました。」
笑いに笑い、泣きに泣きます。
感情を休ませる暇がありません。
タブロイド誌の編集局
締切間際のドタバタままに
度肝抜くテンポと、笑いの渦。
怒濤のラスト、みんな泣きます。
終演後の舞台挨拶、早川さんと緒方さんの掛け合い、関西色満載で良かった。
OIL AGE OSAKAさんは今回を含め、どの演目も良かったですが、私の中ではやはり『D・ミリガンの客』が一番!
1位:『D・ミリガンの客』
2位:『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』
3位:『ミキシング・レディオ』
の順位でしょうか…。
今回の『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』もとても良かったですが…
やはり『D・ミリガンの客』の衝撃は半端無かった!
4
にじのはし
劇団ミネット
「ペットロス…、飼い主とペットの想いに涙、涙です」
過去公演はいつも予約完売で
今まで拝見できず。
今回、念願かなって観劇。
それぞれの役者さんの役所が
「にじのはし」の意味が
明かされる時…、
会場中から、沢山のすすり泣く声が…。
ペ○トに思い入れの強い方程、ボロ泣きかも。
余りにも切ないファンタジーでした。
とても良かったです。
公演終了されてるので追加コメント。
飼い主とペット観点からペットロスを扱った公演。
飼い主とペットの愛情が堪らない。
泣きます。
DVD千円はお薦め!
動物好きの方は是非!
5
サンセットバラード
DOOR
「ラスト、とても良かった。」
是常さんの演技が秀逸。
聖しこの夜と以来の大西さんも拝見できて幸せ!
閉鎖する劇場とそれに関わる演劇人のお話…。
終盤、思い出を綴りながら、一つずつ段ボール箱を閉じながら…、
このまま終わるのかな、と思ったら、さすが虎本さん!
ラストに大きな山をぶつけてくれてました。
最後の台詞「沢山の…」が泣ける!
6
語り部たちの夜─空(くう)─
劇団SE・TSU・NA
「世界感、すばらしい。
連続物語の序章の様。
ワクワク感が堪らないエンディングでした。」
不安げな儚さと取り憑かれた様な執着、
河口さんの為のはまり役の様。
人の内面の暗さが産む4つのストーリー。
伏線全てが見事に回収され、不要な物は何もない。
ラスト、横に佇む女性…。
素晴らしい♪
続編が観たくて仕方がないエピソード1の様な公演でした。
是非、続編をお願いします。
7
人恋歌~晶子と鉄幹
壱劇屋
「【五彩の神楽】も良かったですが、今年一番の壱劇屋さんとするば…、壱劇屋さんの新しい側面を見せてくれた『人恋歌』です。
因みにノンバーバル×殺陣芝居では、シンプルな『独鬼』が一番好きかも…」
めちゃくちゃ、良いじゃないですか!
メイシアターで今までにない重低音が響きわたります。
壱劇屋さんらしく、でも今までの壱劇屋さんではない。
大河ドラマの様に骨太な与謝野晶子の半生。
西分さんが、とても女性らしくモダンで力強い歌人・晶子を魅せてくれる。
新しい壱劇屋を感じました。
メッチャ良かった!
Corich舞台芸術アワード1位おめでとう!
8
暗殺者の抱擁
Cheeky☆Queens
「下のコメントに書いていますが、タンゴが圧巻でした。もちろん演技も…」
圧巻!
圧巻でした!
出だしから、タンゴに圧倒されました。
凄いの一言。
このタンゴだけでも観る価値が有ります。
でもダンスだけではありません。
これまた、ストーリーが良い!
スピーディーな展開!
何より、其々の役毎に世界感とストーリーがあって、
メリハリがあって、役者の皆さんが際立ってた。
素晴らしい♪
追伸、あのタンゴ、もう一度観てみたい♪
9
コメディエンヌ☆No.1
劇団ほどよし
「ドタバタ劇、楽しかった。」
謎の少女一人によって、追い詰められてゆく、役者、脚本家、演出家、そして何故か精神科医。
悲劇の最高傑作が壊されてゆく…。
悲劇が喜劇に その時、少女の真意が。
コメディなのに、ラスト、グッと来た!
無茶苦茶好みです。
良かった。
10
舞台版うしおととら 第47弾 第49章「雷鳴の海-後編-」第50章「獣の槍破壊」
シアターOM
「いつもお世話になっている劇団さん。
いつもcorichには登録されていないのですが、今公演がたまたま登録されていたので、ベストテンに選びました。」
いよいよ終盤に向けて盛り上がってきています。
毎回楽しい前説、盛り沢山な本編、3連続チェンジのチェキ、とっても楽しかった。
今回は、前説35分+本編90分+アフターイベント35分、計160分間。3時間覚悟してたので後の予定余裕!
山本誠子様、ありがとうございました。
とても良い公演でした。
感謝、感謝、感謝、感謝、感動、感動、感動、感動!
→ネタバレBOXに続く…
病気をおしてご出演された山本誠子さんの役者魂に感動!
山本さんの全快を祈念し、
元気なお姿でまた劇場でお会い出来ると思っていましたが…。
今公演が、元気な山本さんのお姿を拝見する最後の公演になろうとは…。
非常に残念です。
キリオは山本さん以外は考えられない!
私の中では、キリオは山本誠子が唯一無二な存在です。
ご冥福をお祈りしております。
きっと、山本さんも「うしとら」の大団円を天国から観ておられると思います。
見守っていて下さい。