ねが投票した舞台芸術アワード!

2017年度 1-10位と総評
馬琴の手蹟 (ばきんのて)

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馬琴の手蹟 (ばきんのて)

真紅組

「文句に無しに良かった。」

無茶苦茶、良かった。

個性豊かな八犬士、伏姫、八房等の八犬伝の登場人物が、滝沢家と八犬伝執筆の為に奔走。
頑固な馬琴、無愛想な息子の妻・お路、この二人の変化が絶妙。
笑いあり人情ありで見応えも十分。

たもつさんの姫役も、板についた感じでした。

近鉄アート館で拝見した中でピカイチでした。

大豆の丸みに心打たれて生きろ

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大豆の丸みに心打たれて生きろ

テノヒラサイズ

「ジワッと込み上げてきます。」

テノヒラさんらしいピースがはまって行くワクワクの展開。

そして頼りないお父さんの下りは、「こう来る、こう展開する」
と分かってるのに泣ける。

笑いに来たのに、
大笑いしに来たのに…
ズルい!やられた!
涙が止まらなかった。
ラスト、泣かされた!

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

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ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

OIL AGE OSAKA

「さすがの安定感。
幽霊ドタバタ劇。
同時期に同じような幽霊ドタバタ劇、『ながらびっと』さんの『ゴーストカフェへようこそ』も良かったのですが、corichに登録されていないので、こちらを押しました。」

笑いに笑い、泣きに泣きます。
感情を休ませる暇がありません。

タブロイド誌の編集局
締切間際のドタバタままに
度肝抜くテンポと、笑いの渦。

怒濤のラスト、みんな泣きます。

終演後の舞台挨拶、早川さんと緒方さんの掛け合い、関西色満載で良かった。
OIL AGE OSAKAさんは今回を含め、どの演目も良かったですが、私の中ではやはり『D・ミリガンの客』が一番!

1位:『D・ミリガンの客』
2位:『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』
3位:『ミキシング・レディオ』

の順位でしょうか…。
今回の『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』もとても良かったですが…
やはり『D・ミリガンの客』の衝撃は半端無かった!

にじのはし

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にじのはし

劇団ミネット

「ペットロス…、飼い主とペットの想いに涙、涙です」

過去公演はいつも予約完売で
今まで拝見できず。
今回、念願かなって観劇。

それぞれの役者さんの役所が
「にじのはし」の意味が
明かされる時…、

会場中から、沢山のすすり泣く声が…。

ペ○トに思い入れの強い方程、ボロ泣きかも。
余りにも切ないファンタジーでした。
とても良かったです。
公演終了されてるので追加コメント。
飼い主とペット観点からペットロスを扱った公演。
飼い主とペットの愛情が堪らない。
泣きます。
DVD千円はお薦め!
動物好きの方は是非!

サンセットバラード

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サンセットバラード

DOOR

「ラスト、とても良かった。」

是常さんの演技が秀逸。
聖しこの夜と以来の大西さんも拝見できて幸せ!

閉鎖する劇場とそれに関わる演劇人のお話…。

終盤、思い出を綴りながら、一つずつ段ボール箱を閉じながら…、
このまま終わるのかな、と思ったら、さすが虎本さん!

ラストに大きな山をぶつけてくれてました。
最後の台詞「沢山の…」が泣ける!

語り部たちの夜─空(くう)─

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語り部たちの夜─空(くう)─

劇団SE・TSU・NA

「世界感、すばらしい。
連続物語の序章の様。
ワクワク感が堪らないエンディングでした。」

不安げな儚さと取り憑かれた様な執着、
河口さんの為のはまり役の様。

人の内面の暗さが産む4つのストーリー。
伏線全てが見事に回収され、不要な物は何もない。

ラスト、横に佇む女性…。
素晴らしい♪

続編が観たくて仕方がないエピソード1の様な公演でした。
是非、続編をお願いします。

人恋歌~晶子と鉄幹

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人恋歌~晶子と鉄幹

壱劇屋

「【五彩の神楽】も良かったですが、今年一番の壱劇屋さんとするば…、壱劇屋さんの新しい側面を見せてくれた『人恋歌』です。
因みにノンバーバル×殺陣芝居では、シンプルな『独鬼』が一番好きかも…」

めちゃくちゃ、良いじゃないですか!

メイシアターで今までにない重低音が響きわたります。

壱劇屋さんらしく、でも今までの壱劇屋さんではない。
大河ドラマの様に骨太な与謝野晶子の半生。

西分さんが、とても女性らしくモダンで力強い歌人・晶子を魅せてくれる。
新しい壱劇屋を感じました。

メッチャ良かった!

Corich舞台芸術アワード1位おめでとう!

暗殺者の抱擁

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暗殺者の抱擁

Cheeky☆Queens

「下のコメントに書いていますが、タンゴが圧巻でした。もちろん演技も…」

圧巻!
圧巻でした!

出だしから、タンゴに圧倒されました。
凄いの一言。
このタンゴだけでも観る価値が有ります。

でもダンスだけではありません。
これまた、ストーリーが良い!

スピーディーな展開!
何より、其々の役毎に世界感とストーリーがあって、
メリハリがあって、役者の皆さんが際立ってた。
素晴らしい♪

追伸、あのタンゴ、もう一度観てみたい♪

コメディエンヌ☆No.1

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コメディエンヌ☆No.1

劇団ほどよし

「ドタバタ劇、楽しかった。」

謎の少女一人によって、追い詰められてゆく、役者、脚本家、演出家、そして何故か精神科医。
悲劇の最高傑作が壊されてゆく…。
悲劇が喜劇に その時、少女の真意が。

コメディなのに、ラスト、グッと来た!

無茶苦茶好みです。
良かった。

舞台版うしおととら 第47弾 第49章「雷鳴の海-後編-」第50章「獣の槍破壊」

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舞台版うしおととら 第47弾 第49章「雷鳴の海-後編-」第50章「獣の槍破壊」

シアターOM

「いつもお世話になっている劇団さん。
いつもcorichには登録されていないのですが、今公演がたまたま登録されていたので、ベストテンに選びました。」

いよいよ終盤に向けて盛り上がってきています。

毎回楽しい前説、盛り沢山な本編、3連続チェンジのチェキ、とっても楽しかった。
今回は、前説35分+本編90分+アフターイベント35分、計160分間。3時間覚悟してたので後の予定余裕!

山本誠子様、ありがとうございました。
とても良い公演でした。
感謝、感謝、感謝、感謝、感動、感動、感動、感動!
→ネタバレBOXに続く…
病気をおしてご出演された山本誠子さんの役者魂に感動!

山本さんの全快を祈念し、
元気なお姿でまた劇場でお会い出来ると思っていましたが…。

今公演が、元気な山本さんのお姿を拝見する最後の公演になろうとは…。
非常に残念です。

キリオは山本さん以外は考えられない!
私の中では、キリオは山本誠子が唯一無二な存在です。

ご冥福をお祈りしております。

きっと、山本さんも「うしとら」の大団円を天国から観ておられると思います。
見守っていて下さい。

総評

今年は285の公演を観劇。
この内、corichに登録されていたのは254公演。
その内、満足度5点評価が88公演(かなり甘い得点?)…
の中からのベストテンが上記です。

飛び抜けて強烈に印象に残った公演は無かったのですが、どの公演も見応えのある良い公演でした。

上記公演以外に悩んだものは…

  少年眼鏡 『私、自分が20歳になるなんて絶対嘘だと思ってた。』
  劇団「劇団」 『LARPs』
  演劇集団よろずや 『紙屋町さくらホテル』
  PM/飛ぶ教室 『足場の上のゴースト』
  演劇集団あしたかぜ 『手のひらをたいように』
  sputnik. 『星降る地中に〈竜〉は棲まう』
  Micro To Macro 『リトル・ソング』
  演劇計画 Re:Turn 『探偵は死して推理する』
  彗星マジック 『月刊彗星マジック 「ヒーロー」』
  劇団YORI☆KIRIどすこい 『しんでしまうとはなさけない』
  匿名劇壇 『悪い癖』
  劇団犯罪友の会 『ことの葉こよみ』
  あやめ十八番 『三英花 煙夕空』
  to R mansion 『The Wonderful Parade』
  七味の一味 『家族百景』
  アマヤドリ 『非常の階段』
  ラビット番長 『ギンノベースボール』
  Aga-risk Entertainment 『時をかける稽古場2.0』
  劇団そとばこまち 『教師ノシカク』

などなど…、どの公演も素晴らしかった!

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