
ワーニャ伯父さん
ハツビロコウ
シアター711(東京都)
2023/09/05 (火) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
鐘下戯曲世界を舞台上に最大限魅せてくれ、今も新たに発見させてくれるハツビロコウが、いつしか他作家の戯曲も手がけ、大御所イプセンの秀逸舞台、そして前作「かもめ」も期待に違わずであったチェーホフ二作目と来ればわざわざ書くまでもなく期待値は普通にリミッターに達しておるんだが、そこは冷静に、様子を窺いつつ、鑑賞させて頂く。黙って、息を潜めて、まあ無理なんだが。

「真っ赤なお鼻」の放課後
劇団銅鑼
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2023/08/23 (水) ~ 2023/08/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
クラウンの話なんだろう、と予想させ、また病に伏す子ども達との交流(そして別れ?)がすでに想像されてしまうが、脚本・大西弘記氏がどうドラマ化するかは実は見モノ。そして硬質な題材の演出に力を発揮する印象の大谷賢治郎氏がどう舞台化するかも。。
良質な作品を上げてくる銅鑼の新作を愛でたい。

イエスタデイランド
青春事情
劇場MOMO(東京都)
2023/08/23 (水) ~ 2023/08/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
これは冬に2本立てを観たあの書き手の劇団。悔しいがうまい、憎い脚本を物する。(コロナ期に配信があったお陰で初鑑賞、悔しいが面白く観た。いや別に悔しかないが。)
若手劇団の名前とか覚えづらいのだがこの度ようやく劇団名とメンバー陣が脳内で一致。
次はどういう作か、警戒しつつも(んな怖がるこたないが)覗きに行くような予感が。

きいて、はなさないで
オイスターズ
ザ・スズナリ(東京都)
2023/08/24 (木) ~ 2023/08/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
オイスターズでスズナリと来れば「観る。」に決まってるんで。一々訊かれてもぉ、つうか誰も訊いて来ないけどでも訊かれたらって話で、もし訊かれたらって事で言えば、って話であって、一回句点おくわ。一々訊くなよ、ってこと。最初にそうスパッと言えば済んだでしょ?ってぇ道理が、話を長ーくして水で薄めたいタチらしいんだわ。んで無難に、おちゃらけて、棘を落として爪を研いで、一行が三行、五行になってそろそろいいかって頃合いを見てテキトーにごまかして、そんな自分に決別!
・・・・・なんて思ってたとして、やっぱ誤解が怖いてんで、解説してんだなこれが。おいおいオイスターズがスズナリなら行くに決まってんじゃんじゃん、当り前のこと訊くなって、そゆ事。それが言いたかった、というていで、だったらそのていで書けよ。書いてねえじゃん。つか真逆じゃん。て言うね、そんな雲行きな風に持って行ってさ、そう、振り切るならいっそ真逆に振り切れば?そんなのも働いたな。どーーでもいいわ何やねんなそれは、ったく。まじ観たいわオイスターズ。

オミソ(2023)
日穏-bion-
赤坂RED/THEATER(東京都)
2023/08/25 (金) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
シアターアルファでの前作を観て、久々の日穏だったが書き手としての成長(僭越ながら)を感じた次第。「良い話」への着地をマストとしない(少なくとも、そのためにリアリティを犠牲にしない)、という点が(だいぶ以前観たに過ぎないが)bionへのリクエストで、その構えは日穏に対してずっと持っていそうな予感なのではあるが、戯曲が求めるリアリティ(それは人がドラマに求めるリアリティという事でもある)はそれを誠実に追求する者の努力を裏切らない、と思っており、岩瀬晶子改め顕子氏はそういうタイプの書き手ではないか、等と勝手な願望ながら、次作への期待を高めているような次第である。

玄海灘
玄海灘を上演する会
調布市せんがわ劇場(東京都)
2023/08/30 (水) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
TTE(東京演劇アンサンブル)ゆかりの公演であるのと、タイトルにある「玄界灘」(わが故郷の海でもある)、そして今後期待される女性劇作家・有吉朝子作品という事で、果敢な挑戦の意気を感じ、観に行く気でいる。が予約はだいぶ埋まっている模様。

台所のエレクトラ
清流劇場
こまばアゴラ劇場(東京都)
2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
関西で活動する演劇団体紹介で目にする劇団。「おっ、これは行かなきゃ」と思ったには理由があるはずだがその理由(どういう評判を過去目にしたか)は思い出せない。が、観るしかない、かな~。

ロリコンとうさん
NICE STALKER
ザ・スズナリ(東京都)
2023/08/30 (水) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
感覚的には遠い若手集団の一つ、なのであるが一度で終わらず何のかの言いつつ3回観ている(確か)。これだ、と劇団の特徴を表現する言葉は出てこないが、面白く観ている事実はある。(おそらく不意を突いて何か穿った視点を織り込んでいる、ような気が、する。)
ロリコンのワードの入った過去の演目(最初に観た)とは、別物と思っておこう。

地上の骨
劇団アンパサンド
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2023/09/01 (金) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
注目のナンセンス系が三鷹市芸文'Next' Selectionでとあれば、これは行くしか。
昨年のNextで賑々しく上演されたほりぶん『一度しか』の作・演出、鎌田順也氏がつい先頃急逝されたとの由。
他では決して見られないあの笑いを生み出す才能(しかも若い)を失った喪失感にまだ浸っている。ナカゴー公演も中止となった。
「同じ笑い」は作れないが、以前観たアンパサンドにはナカゴーとの幾許かの共通項があった。ゆえに、当然全く別の劇団として楽しみに観るが、(よくもわるくも)比べて観てしまいそうである。

『会議』『街角の事件』交互公演
Pカンパニー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2023/09/06 (水) ~ 2023/09/12 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
別役連続上演企画も最終回。うかうかと結局一つも観ず終いだから、今回は「会議」はどうにか観ようとは思っておる。(名取事務所の別役三作品上演を一つも行けなかった未練がまだ疼いており、観て良かった!と劇場を後にさせてくれなきゃヤだからねっ!と駄々をこねている。)

チョークで描く夢
TRASHMASTERS
駅前劇場(東京都)
2023/09/07 (木) ~ 2023/09/18 (月)公演終了

星をかすめる風
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2023/09/08 (金) ~ 2023/09/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
これは初演を残念ながら見逃し、再演とあれば迷いなく観に行く。尹東柱は昔本が出た頃新刊を手に取って読んだ口で、私にとって戦前・朝鮮・在日といった問題関心の入り口だった。詩が良かった記憶はある。だがあの詩と共にあった壊れやすい「人」という存在、その肉体に住む「心」が、非業に死ぬるに至った事実は、うずきを伴う。避けていた。だから芝居を通して、今一度向き合わせてもらう。

ROUTE66〜やったろみゃあ!〜
ルート66
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2023/09/08 (金) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
名古屋拠点の秀逸短編(主に)を書く関戸哲也の空宙空地と、名古屋出身繋がりで戸田恵子がタッグを組んでやるというのは中々垂涎な公演だが、やっぱし高いな~。ふとした風が吹けば、フラッと訪れるかも。

fragment【9/8(金)〜9/10(日)公演中止】
東京夜光
吉祥寺シアター(東京都)
2023/09/08 (金) ~ 2023/09/18 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
作演で伸してく輝ける未来がしぼみ、演助とかで食ってく道を模索する曲折を経て・・主人公が何を見つけるのか、という話を三鷹で観た。就職氷河期以降の日本の現実とも重なり、よく書けてる話だと思った。
が、それ以来観れていない。今回は事前に知れたので時間を作って吉祥寺へ詣でたいが、、

アナトミー・オブ・ア・スーサイド【9月11日~20日公演中止】
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2023/09/11 (月) ~ 2023/09/29 (金)公演終了

イノレバカ
ゴツプロ!
本多劇場(東京都)
2023/08/30 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
聖域であるお寺(temple)の、実は「綺麗事」で済まぬ側面と、悟り・癒やしの空間としての「場」に潜在する機能と・・・相克を描く芝居がもっとあって良いと思うが、過去観たので思い出すのは最近観たトリコ・Aのやつ、くらいか。
教会(church)も現実には芝居の舞台になりそうな「場」があるがこれもあまり観ない(実際の教会堂を使った借景芝居は以前観た)。
上述の順序で言う「A、but、B」というのがよくあるパターンだろうが、このお芝居は「B、but、A」からBに戻れるのか・・という、理想のお寺を描いてからの展開らしくまあ楽しみ。(私的には宗教的な要素にどの程度踏み込んで書けているのか、に大きな関心ある。)

我ら宇宙の塵
EPOCH MAN〈エポックマン〉
新宿シアタートップス(東京都)
2023/08/02 (水) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
たま~に気が向いたら覗いてみるカテゴリーの劇団で、二三年前だったかが3回目だった。その確か二回目、小さな劇場での公演が当日に急きょ中止、それを劇場前の立て看板で知らされて憤慨したものだったが、てんやわんやの内部を想像して鉾を納めた(コロナ前の話)。その後もコンスタントに舞台を作り続け、今も成長し続ける感のある劇団には注目頻度も少し上がり、(いきなり腰砕けだが)チラシのデザインに弱い自分なのでこの手のは「観ときたい」と思ってしまう。
そんなこんなで、今回は観る回かな。

ピエタ
明後日
本多劇場(東京都)
2023/07/27 (木) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ペヤンヌ・マキ on “明後日”で期待度は大。
期待にはリベンジの意も含む・・というのも、前の明後日プロデュースによる岩松了書下ろし舞台は役者の選定が岩松作品とそぐわなかったと思われた。ペヤンヌ女史が鳴り物入りで書いた翻案サロメは苦しんだ跡は見えるがもう一つだった。
という事で、両とも「いまいちの次」で目が良い。この両輪で何が生まれるかは楽しみ。
演劇には「世界に対する確かな手触り」がある。而して小泉今日子のようなタイプが演劇に近づく、のか、または演劇が彼女を陶冶せしめたのか。なんて事を勝手に考えている。

或る女
演劇企画集団THE・ガジラ
シアター風姿花伝(東京都)
2023/06/30 (金) ~ 2023/07/09 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
THE・ガジラ名義の公演は以前、西山水木出演の叫びまくりの(鐘下らしい)舞台を観た記憶があり、以後ワークショップ公演や、ハツビロコウ、Opal(桜美林大)を通して鐘下作品を何作も目にしてきた。最初はTHE・ガジラ本公演であった。ガジラ名義の本公演舞台は久々の二度目、大変に楽しみ。