すいません、どうかしてました。
大人の麦茶
新宿シアタートップス(東京都)
2024/01/12 (金) ~ 2024/01/17 (水)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
除霊師に仕立てあげられたただのくたびれた大人たちをメインにした“人生の迷子になった大人たちの人生をめぐる奇想天外奇妙奇天烈摩訶不思議な冒険譚”とはこれまた面白そう! わかばやしめぐみの出演が楽しみ!
ビバ!小町さん
劇団ドラマ館
多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)
2024/01/13 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
劇団ドラマ館という名前はすっかり忘れていたものの、所属メンバーのあべ敬子の写真を見た瞬間に「化粧二幕」の見事な舞台が蘇ってきた。あの劇団なら聖蹟桜ヶ丘まで足を延ばしても間違いないだろう。
玉章恋慕
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2024/01/03 (水) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
境界
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
いつも実験的にして的をついた舞台を観せてくれる劇団だけに、新春から楽しみな公演。が、チラシの会場があの「行灯パブろびっち」となっているところをみるとなにかロシアとウクライナの境界も隠れたテーマにしているのか…
噂噺 怪奇超常探偵叢書
OG-3works
萬劇場(東京都)
2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
「すべての闇を明かして見せよう。なんたって僕は超常探偵だからね!」―ん~ッ、惹かれるなあ。探偵ではなく、超常探偵。京極堂のような世界が展開するのか。
しかしオトナリさんって聞くとどうしても「お隣の乙成です」というさとふるのCMが頭に浮かぶなあ。
期待度♪♪♪♪♪
おお、二十面相! われわれ小林団長と冒険を共にした少年だった(無論、物語世界の中でだが)人間には二十面相と聞くだけで血が燃え立つのダ!
東京藝大のメンバー中心で創立した劇団だというが、新しい表現を探すことと食べていける劇団になることが目標というのも現実に根を生やした姿勢だ。
Free Flow Sensation!
One Bill Bandit
中野スタジオあくとれ(東京都)
2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
うわぁ~、まだ1,000円(!)で公演してるんだ! この団体は7年前の「偉大な一家の二泊三日ともう少し」で初めて観て、「まぁ1,000円なんだから」とあまり期待もしていなかったのだが、セット、衣装、そして役者陣の演技の確かさにびっくりし、わずか千円での公演というのが信じられなかった。にも関わらず、原則として12月の公演なので、年末の多忙さもあってその後は観れていなかった。今年はなんとか予定をやりくりして観たい。
演劇制作体V-NETプロデュース公演 ~信号ズ特別公演『終わりで始まり』/ 演劇制作体V-NET短編集『いつかの己を超えて行け!』~
演劇制作体V-NET
TACCS1179(東京都)
2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了
待宵に夢
鵺の宴
萬劇場(東京都)
2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
鵺の宴(ぬえのうたげ)という団体名にまず惹かれた。そして公演タイトルが「待宵に夢」とくればもう何やら素晴らしい舞台世界を観れそうな予感が強まる。”昔ながらの和の文化、美しい言葉、伝統をささやかにでも伝え続けて(中略)質の高いエンターテイメントをお届けしたい”という団体のコンセプトを読むと、その予感はさらに強まらざるをえない。
クリスマス・キャロル
劇団昴
座・高円寺1(東京都)
2023/12/02 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
クラシック音楽のベートーヴェンの第九、バレエの「くるみ割り人形」と並ぶ師走の風物詩で、これまでにもいくつか観たものの昴の舞台は未見。座・高円寺1の大きな舞台でどのようなファンタジーが展開されるだろう。
クロノスとカイロス
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2023/11/21 (火) ~ 2023/11/26 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
クロノスとカイロスは、時間を異なる観点から捉えるギリシャ神話の神々であり、白髪の老人の姿で表されるクロノスは時間を過去から未来に流れる一定の(客観的な)時間とし、前髪しかない青年の姿のカイロスは時間とは個人の主観によって速度が変わったり、ある一瞬が特別なものに感じられたりするようなものだとする。クロノスが量や客観で、カイロスは質や主観で「時」をとらえているともいえるだろう。
さて、この物語の3姉妹は過去と現在の時を経て、必死に未来へと刻を繋げていくことで奇跡を起こせののだろうか?
気遣いの幽霊
カハタレ
スタジオ空洞(東京都)
2023/11/24 (金) ~ 2023/11/26 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ゴーゴリの「外套」といえば近代ロシア文学の先駆けとなり多くのロシア作家に影響を与えたといわれる作品だが、それとシーザーサラダの卵ってどういう関係にあるんだろう。ともあれ旗揚げ公演でゴーゴリの「外套」を出発点にした創作戯曲を上演しようという心意気が素晴らしい。
悲しき天使
“STRAYDOG”
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2024/01/10 (水) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
「悲しき天使」と聞いてメリー・ホプキンを頭に浮かべる者も少なくなったんだろうな。
現存する遊郭・飛田新地で美しい娼婦と出会った男は15分チョイの春を売る行き場のない女たちの心の世話をし共に暮らしてやる“女師”としての人生を歩む……ん~ッ、切ないなあ。
海辺のメロ刑事
ライオン・パーマ
駅前劇場(東京都)
2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ライオン・パーマの35回記念公演は演劇界ではあまりお目にかかれない純度100%の刑事ドラマだという。ここ数年の刑事モノ映画で出色のものといえば役所広司主演の「孤狼の血」だが、残念ながら今回の公演には橋本一郎は出ないものの、ライオン・パーマは刑事モノ演劇のNo.1となる舞台を観せてくれるだろうか。
KEY LOCK
コメディアス
OFF OFFシアター(東京都)
2023/11/22 (水) ~ 2023/11/26 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
今の飛んだり跳ねたりのプロレスしか知らない世代にはキーロックという関節技があったことなんて知らないだろうな。力道山の日本プロレス時代に吉村道明という業師をはじめとして、この技が何分も続いたものだった。そんなことを思い出させるこの作品、いま流行りの脱出モノのようだが、どういう新機軸を打ち出してくれるだろう。
タイムトラベル大五郎
さんらん
王子小劇場(東京都)
2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
昨年は小劇場界で著名な劇作家と演出家による盗作とハラスメントが発覚したものの、それは何らの解決もないまま2人ともに以前とかわらぬ活動を継続している。こうした大物に対する忖度はなくならない。そうした中で「さんらんのハラスメントに対する対策と指針」は心打たれる。
この物語もいじめに対する内容のようだがどんな優しさが胸を打つだろう。以前ピープルシアターによく客演していた蓉崇が楽しみ。
『KAN・KON・SOU・SAI』
劇団イン・ノート
下北沢 スターダスト(東京都)
2023/11/05 (日) ~ 2023/11/05 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
翌週から大阪で関西演劇祭2023に参加する作品の、東京での一日限定プレ公演だという。「冠婚葬祭」それぞれをテーマにした4つの短編が織りなす四重奏はどのようなメロディを奏でるのだろう。
晴耕雨読
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
今は「晴耕雨読」という四字熟語も若い世代にはわからなくなっているんだろうな。存在感と表現力が秀逸な秋葉舞滝子が今回もどういう舞台を創りあげるのか、期待しかない。そういえば以前6番シードで手話のみで展開する短編を観たことがあったなぁ(その時は手話がわからない観客のために字幕があったのだが、考えてみれば字幕があるのなら手話劇にする必要もないよなぁ)。
それにしても【作:雨々アメ(仮)(ウテン結構)】って一体…。
GIRLS TALK TO THE END vol.4
藤原たまえプロデュース
OFF OFFシアター(東京都)
2023/11/01 (水) ~ 2023/11/05 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
四十代の女優が集まってアムロちゃん全盛期の時代の高校生を演じ、女たちの嘘と本音が交差するガールズトークが爆発する…ん~ッ、これは面白そう! 無名塾「サロメ」で秀逸な演出をみせた江間直子のJKなんて、他では見れないだろう。
ブラック・フラッグ・ブルーズ
ミサキカク・秋月はる華共同プロデュース
小劇場 楽園(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
宇宙海賊が登場するスペース・アクションに様々な確執が絡み合う面白そうな内容。が、一番の期待は社会派的な作品が多い吉水恭子がSFをどう演出して観せてくれるか、だ。