MINoの観たい!クチコミ一覧

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ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

つい先日、とにかく明るい安村が話題をさらったが、鹿殺しのショルダーパッズもシンプルを極めた美しい世界を現出するという。とにかく楽しそう!

灰色の街

灰色の街

Project JUVENILE

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2023/07/20 (木) ~ 2023/07/23 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

終戦直後を舞台にしたノワールな作品のようで、黒澤明の「醉いどれ天使」や「野良犬」のような世界が描き出されるかも……

これが戦争だ

これが戦争だ

劇団俳小

ザ・ポケット(東京都)

2023/07/22 (土) ~ 2023/07/30 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

翻訳が吉原豊司で、演出がシライケイタ、演じるのが俳小となると期待が裏切られることはないのが保証されている。しかも主演として蜂谷眞未が客演だ。
カナダ戯曲とはいっても中東の戦乱を逃れてカナダに移住した劇作家によるものが多い。この作品もその一つのようで、物語的にはピープルシアターが上演した「バクダッドの兵士たち」と似た設定だが、「これが戦争だ」という直接的かつ衝撃的なタイトルをもつ作品は平和ボケした我々の眼前に何を突きつけるのだろう。

みんなのえほん

みんなのえほん

9-States

小劇場B1(東京都)

2023/07/26 (水) ~ 2023/07/30 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「彷徨いピエログリフ」「点と線のオブリビオン」といずれも秀作だった9-Statesが描く才能ある絵本作家を取り巻く人々の物語。毎夜2人の娘に絵本を読み聞かせていた頃を思い出しながら観ることになるだろう。

韓国新人劇作家シリーズ第7弾

韓国新人劇作家シリーズ第7弾

韓国新人劇作家シリーズ実行委員会

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

毎年二千を越える応募があるという韓国の若手登竜門である新春文芸賞の戯曲部門受賞作をいち早く日本に紹介するこのシリーズ、韓国の「今」を感じ取りたい。

ハナイトナデシコ Vol.13

ハナイトナデシコ Vol.13

ハナイトナデシコ

ギャラリーサイズ(東京都)

2023/07/15 (土) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ギャラリーでのショート・ドラマ2本。いずれも面白そうなストーリーだ。

無法地帯

無法地帯

藤原たまえプロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2023/07/05 (水) ~ 2023/07/09 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

前回公演「しあわせのかたち」はコロナの規制が緩和されてすぐの時期だったが、客席が空間をあけずに設置され、その客席がびっしりと埋まった初日の開演前挨拶で藤原たまえは目に涙を浮かべ、言葉も詰まりがちだった。プロデューサーとして様々な肉体的・精神的な苦労があったであろう3年間を乗り越えて、隙間なく埋まった客席に感無量の思いだったのだろう。それこそが彼女にとっての「しあわせのかたち」であったにない違いない。
その公演時の当日パンフに今回の「無法地帯」のチラシが折り込まれており、これまでの藤原たまえプロデュース公演とは違った方向性を感じたのだが、舞台となるのは共同住宅であり、およそ近寄るべからざる無法地帯といってもマル暴がらみではないのだろう。

共演者/同級生

共演者/同級生

2223project

小劇場B1(東京都)

2023/07/01 (土) ~ 2023/07/11 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「晴天」と書いて「あっぱれ」と読む。女優が楽屋に入った瞬間、もちろんそこは戦場だーこの一文が観客を劇場に、そして舞台に曳きつける。劇団晴天の代表作をさらに改稿して再演という「共演者」に強く惹かれる。

『夜行万葉録・戌』『おとぎ夜話・寿』

『夜行万葉録・戌』『おとぎ夜話・寿』

Jungle Bell Theater

オメガ東京(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/14 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

Jungle Bell Theater 4年ぶりの本公演! 浅野泰徳がどのような世界を観せてくれるのか期待が大きい。

BIG MOUTH

BIG MOUTH

GHETTOプロデュース

Gyoen ROSSO 198(東京都)

2023/07/29 (土) ~ 2023/07/29 (土)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

男性ストリップというと「フル・モンティ」が有名だが、わが国でも羽原大介が新宿芸能舎(のちの昭和芸能舎)の「歌舞伎町フル・モンティ」という作品で帽子ひとつを手にした全裸の男性陣のラインダンスで大爆笑させてくれたのを思い出す。帽子のかわりにBIG MOUTHなんてことはないだろうが、ぜひハジけた舞台で大笑いさせてほしい。しかも演出はアノ三軒茶屋ミワ(山崎洋介)さまではないか!

Hey ばあちゃん!テレビ点けて!

Hey ばあちゃん!テレビ点けて!

Bee×Piiぷろでゅーす

新宿スターフィールド(東京都)

2023/06/28 (水) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

題名からして面白そうと思わせるが、蜂巣和紀が手掛ける舞台はホントッに楽しい。この作品も期待外れとなることはないだろう。

あぁ、自殺生活。

あぁ、自殺生活。

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2023/06/27 (火) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人アルフレッド・テニスンの言葉に「自殺をする力を持てる者は、幸福なり」というものがある。澤瀉屋(猿之助)事件で自殺が大きな話題となっているが、毒が天から降ってくるという半夏生(はんげしょう)公演とされていることからも夢現舎の洒落っ気がうかがえる。

SUN ON THE CEILING@ありがとうございました!

SUN ON THE CEILING@ありがとうございました!

劇団マリーシア兄弟

シアター711(東京都)

2023/07/29 (土) ~ 2023/08/06 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

出演者を男性メンバーのみで構成され、会話を中心としたナチュラルな演技と会話劇を得意とし、絶妙に計算し尽くされた脚本と、絶妙なニュアンス・絶妙な間合い・絶妙なテンポを組み立てる演出で、会話劇エンターテイメントを掲げる劇団だという。今回のマリーシア兄弟版「白い巨塔」はどういった雑妙さを楽しませてくれるだろう。

独りの国のアリス〜むかし、むかし、私はアリスだった……〜

独りの国のアリス〜むかし、むかし、私はアリスだった……〜

ことのはbox

シアター風姿花伝(東京都)

2023/06/15 (木) ~ 2023/06/19 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

1970年代以降に書かれた日本国内の戯曲から「良質な戯曲を取り上げ、上質な舞台創作を目指す」をコンセプトに旗揚げされたユニットから劇団化された団体だけに、日本語を大切にした丁寧な舞台が期待できる。この戯曲は未見なだけに、どういう世界が展開されるのか楽しみ。ヤングとアダルトの違いも興味深い。

当然の結末

当然の結末

シベリア少女鉄道

俳優座劇場(東京都)

2023/06/17 (土) ~ 2023/06/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

緻密さとくだらなさが同居する、ちょっと他所ではなかなかお目にかかれない唯一無二の、狂気と混沌の会話劇―もうどうなっちゃうのかわからない舞台世界が展開されそう。

瀬戸内の小さな蟲使い

瀬戸内の小さな蟲使い

桃尻犬

OFF OFFシアター(東京都)

2023/06/21 (水) ~ 2023/06/28 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

うわぁ、桃尻犬―懐かしい名前だなあ。しっかり活動を続けていたようなのに、すっかりご無沙汰してしまった。瀬戸内海を臨む穏やかな街で関西弁をしゃべる男女と標準語をしゃべる男女が怒ったり叫んだり喧嘩したりする、観客もストレスが発散できるお芝居だというから、これは楽しみ!

黒星の女

黒星の女

演劇ユニット「みそじん」

吉祥寺シアター(東京都)

2023/06/30 (金) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

この公演のことを知ったのは大石ともこが客演していたPeachboys「立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー」の時の折り込みチラシだった。“みそじん”というユニット名に「ドアを開ければいつも」を懐かしく思い出し、「まだ三十路んなのかなあ」とも思ったのだった(爆)。
美味しいビールの証といえば、某会社の本●麟のCMの内の女優Hヴァージョンが彼女のW不倫を報じた文春砲のあおりをくらって放送が打ち切られたが、これもまさに黒星の女だなあ。

正義の人びと

正義の人びと

オフィス再生

六本木ストライプスペース(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

5月に、チェコ内でのヒトラー・ヒムラーに次ぐナチスナンバー3のラインハルト・ハイドリヒ暗殺計画の顛末を描いたサルメカンパニー「スウィングしなけりゃ意味がない」を観た時も、ロシアの圧政を憂い革命を志す若者たちが権力の象徴である皇帝の叔父・セルゲイ大公の暗殺を企てるこの作品を思い出してしまった。
カミュは病気・死・殺人・テロ・戦争・全体主義など、人間を襲う不条理な暴力に対してキリスト教や左翼革命思想のような超越的価値に依存することなく、人間の地平にとどまって生の意味を探し求めたとされる。「正義の人びと」もオフィス再生での初演時には~神の裁きと訣別するための残酷劇~という副題が付されていた。高木尋士は見沢知廉や三島由紀夫に拘りをもっての劇作もあるが、もはや「正義の人びと」こそが彼の代表作といってもいいだろう。

或る女

或る女

演劇企画集団THE・ガジラ

シアター風姿花伝(東京都)

2023/06/30 (金) ~ 2023/07/09 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

つい先日、紀伊國屋サザンシアターで民藝の「カストリ・エレジー」を観た時に、折り込みチラシでこの公演のことを知った。
「或る女」は国木田独歩の最初の妻であり当時としては奔放な人生を送った佐々城信子をモデルに有島武郎が書いた小説だが、私が最初に知ったのは前回の東京五輪が開催された1964年にテレビで放送されていた昼間の連続ドラマで、しめぎしがこと安部徹との激しいラブシーンが今も頭にこびりついている(このドラマ、今にして思えば増村保造が脚本を担当し、三津田健なども出演した本格的なものだった)。
鐘下辰男がこの作品をどう舞台で観せてくれるのか、期待が大きい。

チョビ

チョビ

ここ風

シアター711(東京都)

2023/07/05 (水) ~ 2023/07/09 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

知人の中に、胸にケロイド状の大きな火傷の痕があるという女優がいた。結局その火傷痕を見ることはできなかったものの、今も時々どうしているかと思い出すことがある。この舞台を観るとまたぞろ思い出すことだろう。

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