ハウザーの観てきた!クチコミ一覧

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ホノベ分校

ホノベ分校

劇団芝居屋

中野スタジオあくとれ(東京都)

2026/10/06 (火) ~ 2026/10/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

なんとも円熟味のある舞台でした。分校の同窓会をそばで垣間見ているような自然なやりとりが楽しく、幅広い世代が集まることで生まれるギャップも印象的でした。それぞれに違いがありながらも、同じ分校で過ごしたという共通点で自然とつながっていく様子が心地よく、まるで本当の同窓会を見ているよう。
廃校となった教室に集う人々の姿から、時を経ても変わらない人とのつながりが感じられ、分校の校歌も素敵でした。

チャリング・クロス街84番地

チャリング・クロス街84番地

劇団昴

あうるすぽっと(東京都)

2026/10/07 (水) ~ 2026/10/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

軽快な会話のやりとりがとても楽しく、長年にわたって再演されているのも納得の舞台でした。
手紙を通して交わされる言葉から、二人の人柄や少しずつ深まっていく関係性が伝わってきます。
戦後の時代背景が丁寧に描かれている一方で、20年という歳月の流れとともに、時代も人々の暮らしも変わっていく様子が感じられるのも印象的でした。
離れた場所にいる二人のやりとりを、セットの工夫によって見事に成立させているのも面白いところ。
手紙というシンプルな交流から、国や距離を越えた人と人とのつながりが描かれており、これが実話を基にした物語だと思うと、
なおさら味わい深い作品でした。

秋のおどり

秋のおどり

東京レビュー

浅草花劇場(東京都)

2026/10/01 (木) ~ 2026/10/03 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても華やかで、見応えのあるレビューショーでした。ダイナミックなステージからコミカルな演目まで、次々と展開していく楽しさがあり、気がつけばあっという間でした。特にラインダンスは動きがぴたりと揃っていて、そのシンクロ率の高さに目を奪われました。小さなアクシデントもありましたが、何事もなかったかのように演じる姿に、舞台経験の積み重ねも感じました。華やかさと楽しさの詰まったステージで、もっと長く観ていたいと思う公演でした。

記憶観覧車

記憶観覧車

πTokyo

πTOKYO(東京都)

2026/09/22 (火) ~ 2026/09/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初日観劇。実力派キャスト4人による朗読劇。
展開は予測できる部分もありますが、4人の確かな表現力で物語に引き込まれ、じんわりと心に染み入ってきました。声と言葉から情景や感情が広がっていく感覚も心地よく、観終わったあとに優しい余韻が残ります。ストレートプレイよりも朗読劇が合っている作品だと感じました。

ストレートコメディ「ラン・フォー・ユア・ワイフ」

ストレートコメディ「ラン・フォー・ユア・ワイフ」

ことほぎ堂

中野スタジオあくとれ(東京都)

2026/09/17 (木) ~ 2026/09/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

嘘に嘘を重ね、何とか窮地を乗り切ろうとするものの、なぜかどんどん悪い方向へ(笑)
言葉の意味やニュアンスの勘違いから、次々と話がややこしくなっていくドタバタなシチュエーションコメディで、とても面白かったです。

途中休憩を挟んで2時間強でしたが、終始笑いっぱなし。キャストの皆さんの熱演はもちろん、2つの家を行き来する設定を活かしたセットもよく工夫されていて楽しめました。嘘と勘違いが連鎖して、どんどん収拾がつかなくなっていく展開も楽しく、まさにシチュエーションコメディの面白さを堪能できました。おすすめです。

一点残念だったのは、公演中に何度も話をしている観客がいたこと。さすがに何度も続くと気になってしまい、集中しきれないところがありました。
作品が面白かっただけに、そこだけが残念でした。

拝読、致します。

拝読、致します。

演劇企画アクタージュ

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2026/09/09 (水) ~ 2026/09/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

複雑に絡み合う展開で、なかなか難解なミステリー作品。伏線も多く、観劇後も「あれはそういうことだったのか」と、いろいろ考えさせられました。キャストの熱演も印象的で、最後まで引き込まれる舞台でした。

ネタバレBOX

現実と回想、さらに代読される本の世界が入り混じり、結構難解です。伏線も多く、私の理解力不足もあって、何となくラストはこういうことだったのかなと思いますが、人によって見解が異なる部分もあるのかなと。
上演台本、買うべきだったか(笑)
縁がたけなわ

縁がたけなわ

劇団ヨロタミ

萬劇場(東京都)

2026/09/02 (水) ~ 2026/09/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

勘違いや思い込みが生み出す、テンポの良いドタバタコメディ。
次から次へと登場する人物が、みんな人の話を聞かない(笑)。それが面白く、楽しく観ることができました。
それぞれが抱えている事情はあるものの、基本的には良い人ばかり。
終盤に明かされる事実には驚かされましたが、最後はきちんと収まる大団円で、観終わった後も温かい気持ちになれる作品でした。

ギンノベースボール

ギンノベースボール

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2026/09/02 (水) ~ 2026/09/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

同劇団の将棋を題材にした舞台が大好きで何度も観ていますが、野球物もとても良かったです!
「古希野球」というテーマで、それぞれが抱える問題や葛藤を明るく、そして切実に描いていて、物語にどんどん惹き込まれました。
同劇団の舞台を観ていていつも思うのですが、登場人物がとても多いのに、一人ひとりの背景や抱えている問題まで丁寧に描きながら、限られた尺の中で見事にまとめ上げているのが素晴らしいです。
クライマックスは音楽との絡みも印象的で、まさに手に汗握る展開。笑って、泣けて、そして熱くなる、素敵な人間ドラマでした。
おすすめの舞台です!

家族…リハーサル

家族…リハーサル

株式会社NLT

ザ・ポケット(東京都)

2026/09/03 (木) ~ 2026/09/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

キャスト陣は上手い方が多く、俳優が俳優を演じ、さらに家族を演じるという設定もユニークで、興味深い作品でした。
物語が進むにつれて、芝居と現実が入り混じっていく展開も面白く、特に終盤は印象に残りました。
一方で、それぞれの人物の内面や背景がもう少し描かれていたら、より感情移入できたかもしれません。海外作品ということもあり、個人的には少し独特な世界観に馴染むのに時間がかかった作品でした。

善人の条件

善人の条件

diamond-Z

きゅりあん(品川区立総合区民会館)(東京都)

2026/09/03 (木) ~ 2026/09/05 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

キャストの多くが年齢を重ねてから演劇を学んだ方々ということで、熟練の俳優さんとはまた違った味わいがありましたが、それぞれ役柄にはよく合っていました。
選挙を題材に、表には出てこない裏側の駆け引きや人間模様が描かれていて、選挙の裏側を覗いているような感覚で楽しめました。
脚本も面白く、見応えのある舞台でした。

舞台「キリシマサトル、青春の蹉跌」

舞台「キリシマサトル、青春の蹉跌」

株式会社GEトラスト

新宿シアタートップス(東京都)

2026/09/02 (水) ~ 2026/09/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

まず、脚本が素晴らしい。現代と事件当時の回想を巧みに織り交ぜ、50年という歳月を超えて、時代の変化や過去と現在の交錯を描いている。

最初は学生たちの勉強会として始まったものが、少しずつ熱を帯び、やがて狂気を孕みながら暴走していく。その過程が非常に印象的だった。それぞれの思想や正義は異なるのに、集団の中で次第に歯止めが利かなくなっていく姿に、「集団の怖さ」を感じる。

一方で、激しい時代の中にあった若者たちの儚い青春や恋模様も描かれていて、単なる事件の物語ではないところも良かった。キャストの皆さんの熱演も素晴らしく、若者たちの揺れ動く感情や葛藤がリアルに伝わってきた。

70代になったトオルが過去を振り返ることで、若い頃に信じていたものは何だったのか、長い逃亡の果てに何が残ったのかといろいろと考えさせられる。

観劇後にも余韻が残り、誰かと感想を語り合いたくなる、おすすめの舞台でした。

フタマツヅキ

フタマツヅキ

インプレッション

IMM THEATER(東京都)

2026/08/21 (金) ~ 2026/08/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

なんとも味わい深い舞台でした。
決して劇的な変化や成功があるわけではなく、主人公も決して素晴らしい人物というわけではありませんが、だからこそ人間らしさが感じられてよかったです。
会話もユーモアがあって面白く、2つの時間軸で物語が展開することで、この家族が歩んできた歴史も感じられました。
じわじわと心に残る、観てよかったと素直に思える舞台でした。

GOOD NEIGHBORS

GOOD NEIGHBORS

ハイワイヤ

OFF・OFFシアター(東京都)

2026/08/19 (水) ~ 2026/08/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

どこまでが現実で、どこからが妄想なのかわからない、カオスな舞台でした。しかも物語が進むにつれて、それまで見えていたものが少しずつ揺らいでいく感覚が印象的でした。
人によって「正しいこと」は違うし、周囲の言葉や先入観、思い込みによって、同じ人や出来事の見え方も簡単に変わってしまう。観終わってみると、単なる隣人トラブルの話ではなく、「自分が見ている現実も本当に正しいのか」と考えさせられる作品でした。
この曖昧さと不安定さこそが、この舞台の醍醐味だったように思います。
ただ重たいテーマだけに、個人的に130分は少し長く感じました。もう少し絞っても、この作品の持つ不安定さや怖さは十分伝わったのではないかと思います。

卓

卓

風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ミステリー要素もありながら、家族や戦争を軸に描かれた人間ドラマ。ミステリーとしてはそれほど複雑ではありませんが、戦争によって変わってしまった人々の苦悩や、家族の中にあるそれぞれの思惑が丁寧に描かれていて、物語に引き込まれました。特に虫を使った比喩的な表現が印象的で、作品の持つ不穏さや人間の心の奥深さを感じさせます。キャストの演技も素晴らしく、緊張感のある重厚な舞台でした。

この夏、屋根裏から異世界へ(※行けません)

この夏、屋根裏から異世界へ(※行けません)

猿博打

OFF・OFFシアター(東京都)

2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

屋根裏部屋と異世界がつながるというユニークな設定が面白く、笑いに包まれながらも、どこか切なさや温かさが残る作品でした。
脚本・演出・キャスト・音響等すべてが素晴らしく、限られた空間の中で繰り広げられる物語に引き込まれました。
3人の劇団員だけによる公演だからこその、息の合った掛け合いや阿吽の呼吸も魅力的で、登場人物たちのその後を応援したくなるような作品でした。
また一つ、お気に入りの劇団が増えました。とても面白くて、観に来て良かったです。

朗読劇「たもつん」

朗読劇「たもつん」

朗読劇「たもつん」製作委員会

IMM THEATER(東京都)

2026/08/05 (水) ~ 2026/08/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

朗読劇という事であったが、動きも豊かで、舞台ならではの楽しさを味わえる作品でした。
笑いの絶えないコメディでありながら、登場人物たちの関係性や心の変化に温かさを感じるハートフルな物語だった。
それぞれの記憶の食い違いや感じ方の違いを巧みに絡めながら物語を展開させる脚本が素晴らしく、最後まで惹き込まれました。

誰々

誰々

劇団5454

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/07/31 (金) ~ 2026/08/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

人とのつながりや、自分が誰かにとってどんな存在なのかを問いかける作品。軽妙な会話もあるが、全体を通して考えさせられる重厚な空気感が印象に残った。舞台美術や小道具の使い方が巧みで、人物同士の関係性や心情まで繊細に表現されていた。キャスト陣の安定した演技力はさすがだった。観終わった後も、人との関わりについて心に残る余韻のある作品だった。

幸せの方程式

幸せの方程式

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2026/07/29 (水) ~ 2026/08/03 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

テンポの良いコメディで、今回もセリフの掛け合いが抜群に面白く、次々と展開していく物語に引き込まれました。
今回は歌や生演奏によるライブシーンも加わり、エンターテインメント性がさらにアップ。
笑いどころが満載なのはもちろん、それぞれの登場人物が抱える思いにも触れられ、終盤はしんみりと心が温かくなります。
笑って、ほろっとして、観終わった後には優しい気持ちになれる素敵な舞台でした。

15 Minutes Made 東京/福岡 東京公演

15 Minutes Made 東京/福岡 東京公演

Mrs.fictions

テアトルBONBON(東京都)

2026/07/29 (水) ~ 2026/08/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今回も6劇団がそれぞれ15分で個性を発揮し、短い時間ながら各団体のカラーが伝わる公演だった。さまざまな劇団を知るきっかけになる、この企画ならではの面白さを改めて感じた。
以下、公演中なのでネタバレで。

ネタバレBOX

THE DAY 1041(melomys):音と映像を巧みに織り交ぜた一人芝居。視点がいくつか切り替わるシュールな構成で、独特の世界観が印象的。

ちょっと良いタオルとか(システム個人):姉弟とその友人による会話劇。軽妙なやり取りの中に考察の面白さがあり、姉御肌の姉のキャラクターがとにかく秀逸。タイトルの付け方も印象的。

女ビルの一生(ギンギラ太陽's):福岡への地元愛がたっぷり詰まった作品。名物の被り物がまず目を引くが、街の歴史を背景にした物語も魅力的で、ラストには少し胸が熱くなる場面も。

ベビーカー(コンプソンズ):何気ない日常の一場面から物語が広がるコメディ。短い時間の中に人間ドラマが凝縮されていて、笑いとリアリティのバランスが心地よかった。

真夏に崩れる(ザ・クズレルズ):日常の一瞬をスローモーションで切り取るような作品。どの場面も印象的だったが、特にボウリングのシーンがお気に入り。

ミセスフィクションズの恋しくて(Mrs.fictions):一人の女性が、二人の男性との何気ないやり取りを振り返る物語。派手さはないものの、切なさと温かさが同居し、心地よい余韻が残る作品だった。
血の婚礼 【劇団うつり座】

血の婚礼 【劇団うつり座】

劇団うつり座

上野ストアハウス(東京都)

2026/07/22 (水) ~ 2026/07/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

演者同士があえて相手を見ずに芝居を進めていく演出は、演劇では珍しくとても斬新で、その独特な距離感が作品全体に張り詰めた空気を生み出していました。
終始重苦しく緊張感に満ちた空気の中、キャスト陣の確かな演技力に引き込まれ、和楽器の生演奏も物語の世界観をより深く彩っていました。
重厚な悲劇の余韻が深く残る作品でした。

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