ハウザーの観てきた!クチコミ一覧

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いきなり本読み!2DAYS

いきなり本読み!2DAYS

CoRich舞台芸術!プロデュース

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2026/02/26 (木) ~ 2026/02/27 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「いきなり本読み!the Musical」観劇。
「完成形より稽古場が面白い」という発想どおり、“物語が生まれる瞬間”を目撃した舞台でした。
個性的なキャスト陣と生演奏で、その場で一気にドラマを立ち上げていくスリル。
見事な役の切り替えやアドリブ、即興とは思えない流石の歌唱力も見応え十分で、存分に楽しめました。
一般参加の方の場面も含め、会場全体がライブで創作しているような一体感。
またぜひ体験したい、刺激的な企画でした。

迷光、あるいは、残照。

迷光、あるいは、残照。

風雷紡

小劇場 楽園(東京都)

2026/02/11 (水) ~ 2026/02/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「大人の鑑賞に堪えうる上質な洒落た切ないサイコサスペンス」という言葉どおり、落ち着いた雰囲気の中に緊張感が続く舞台でした。
役者さんたちの演技がとにかく丁寧で、登場人物達の内面が少しずつ見えてくる感じに引き込まれます。
多重人格の名前を『源氏物語』から取っているところも、個人的には洒落ていて印象に残りました。
驚きの展開よりも、人の心の奥にある痛みや孤独を丁寧に描いていて、観終わったあと、静かに余韻が残る舞台でした。

ハッピーハードラック

ハッピーハードラック

sitcomLab

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2026/02/11 (水) ~ 2026/02/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ヒロイン役の日永麗さんが体調不良となり、急遽、作・演出の佐野瑞樹さんが台本片手にヒロイン役を務めるという、まさかのイベント公演に。
正直どうなることかと思いましたが、これが逆にハプニング感たっぷりで面白い。舞台ならではの ”生”の醍醐味を味わえる回となりました。

物語は、いくつもの思惑が絡み合うドタバタコメディ。
張り巡らされた伏線はしっかり回収され、登場人物たちの熱い思いも垣間見え、最後は何とか収まるべきところに収まる展開。
登場人物は皆個性的で、それでいてどこか愛すべき人たちばかりで、終演後には自然と温かい気持ちが残る作品でした。

2月の花火

2月の花火

ヒトトナリ

千本桜ホール(東京都)

2026/02/10 (火) ~ 2026/02/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Bチーム観劇。
脚本はよくできていて、伏線もきちんと回収される完成度の高い作品。
コメディを軸にしながらサスペンス要素も効いていて、素直に面白かったです。
ただ、観た回は会場の盛り上がりが思ったより控えめ。個人的には、もう少し笑いがあってもよかったかなと感じました。
終盤はやや駆け足気味ですが、80分という尺を考えれば納得。
ラストは今後の展開を期待させる終わり方で、余韻の残る締めくくりでした。

ある夜をめぐって

ある夜をめぐって

パンケーキの会

駅前劇場(東京都)

2026/01/29 (木) ~ 2026/02/04 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「壊れたガラス」観劇。
アーサー・ミラーの有名戯曲ということもあり、重厚な題材と構成が印象的でした。
キャストの演技は非常に素晴らしく、人物の内面を丁寧に立ち上げていた点が強く心に残ります。
変わりゆく世界や社会の分断を背景にした物語は、今の時代にも通じるものがあると感じました。
ただ、個人的には作品世界にすっと入り込めたかというと少し距離を感じる部分もありましたが、観終わったあとに色々と考えさせられる舞台でした。

ある夜をめぐって

ある夜をめぐって

パンケーキの会

駅前劇場(東京都)

2026/01/29 (木) ~ 2026/02/04 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「エーリヒ・ケストナー~消された名前~」観劇。
脚本、キャストともにとても素晴らしかったです。
序盤は時代背景に合わせて、まだ明るく笑える場面もありますが、物語が進むにつれて空気は次第に重くなっていきます。
表現者として何を選び、何を守るのか。
第一次世界大戦後のドイツを描きながらも、現代にも通じる問いを突きつけてくる、見応え十分の舞台でした。

ミュージカル『青の砦』

ミュージカル『青の砦』

演劇によるまちづくり・かわさき実行委員会

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2026/01/28 (水) ~ 2026/02/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

正直、とても良かったです。
学生運動という題材と、若いキャストの多さが重なって、舞台全体に強い熱量を感じました。
歌唱力の高い方も多く、思わず驚かされる場面が何度も。

整いすぎていない分、若さと勢いがそのまま伝わってきます。
失礼に聞こえるかもしれませんが、予想していたよりも数段、濃密で力のある作品でした。

野良イス物語

野良イス物語

FREE(S)

ウッディシアター中目黒(東京都)

2026/01/28 (水) ~ 2026/02/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「椅子に座ると・・・」という出来事を、登場人物たちが驚くほど自然に受け入れていくのがまず印象的でした。
リアリティよりも、“想い”を優先する作品なのだと、早い段階で理解させられます。
静かに積み重ねられるエピソードが、少しずつ心に染みていく舞台でした。

ネタバレBOX

主人公の母親(椅子職人)のエピソードは特に秀逸。
職人の矜持と会社の利益の狭間で揺れる同僚たちの葛藤が、人間味たっぷりで印象に残りました。
一方、エンドロール後も続く展開は、やや説明過多な気もしました。また「なぜこのシーンを?」と感じる部分も。
個人的には、余韻を残して終えてもよかったのでは、と思いました。
坊や、花火だ。逃げろ、空が落ちてくる

坊や、花火だ。逃げろ、空が落ちてくる

ルスバンズ

シアター風姿花伝(東京都)

2026/01/22 (木) ~ 2026/02/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

言葉の選び方が印象的で、登場人物それぞれの感情の揺れが丁寧に伝わってくる作品でした。
やや難解な部分もありますが、その分いろいろ考えさせられます。
強く感情移入できる人はいないのに、みんな不器用で人間っぽいのが逆に印象的でした。
ラストがほんのり前向きだったのもよかったです。

聖母像の見た夢

聖母像の見た夢

劇団B♭

座・高円寺2(東京都)

2026/01/22 (木) ~ 2026/01/24 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

江戸の火消しと、被爆後の長崎の修道院という二つの物語が交互に描かれる構成が印象的でした。
終盤重いテーマに触れる場面もありますが、適度に笑いをいれており、重くなり過ぎない点もよかったです。
命や悔い、祈りといったものを丁寧に描こうとしている点に、真摯さを感じました。
観る側にそれぞれの受け取り方を委ねる、穏やかな余韻の残る舞台だったと思います。

ネタバレBOX

物語のつながりは終盤で明かされる形となります(登場人物の名前から予想できる部分もありますが)。
個人的には、もう少し伏線が多く張られていると、終盤の展開をより深く味わえたのではないかとも感じました。
さらば曽古野遊園地

さらば曽古野遊園地

アガリスクエンターテイメント

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/01/22 (木) ~ 2026/01/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

遊園地を舞台にした5話の短編集だが、連続ドラマを観ているような満足感。
各話きちんと起承転結があり、基本はコメディながら、ふとホロッとさせられる瞬間もあって、さすが冨坂さんの脚本だなと感じました。
どのエピソードも見応えがあり、最終話(第5話)のラストは「次も観たい」と素直に思わせる終わり方。
曽古野遊園地シリーズの“これから”が楽しみになる、素敵な第一歩でした。

MOTHER

MOTHER

Kingfisher

ザ・ポケット(東京都)

2026/01/21 (水) ~ 2026/01/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Team 太陽初日観劇。
36年間会っていなかった母の死から始まる物語。相続をきっかけに母の痕跡と向き合う中で、「知ることは幸せか、不幸か」「母親とは何か」という普遍的なテーマが丁寧に描かれており、見応えがありました。
シリアスな内容でありながら、軽快な会話が程よく織り込まれ、感情の揺れが伝わる濃密な約2時間でした。
観劇後、一言では語れない余韻が残る舞台でした。

リアル、ちょっとムズい。

リアル、ちょっとムズい。

友池創作プロジェクト

駅前劇場(東京都)

2026/01/14 (水) ~ 2026/01/20 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

リアルとゲーム世界が交差する構成が面白く、特に現実パートの台詞や言動が鋭く刺さりました。生きづらさがひしひしと伝わり、少し苦しくなる場面も。
殺陣も見応えがあり、現実とのコントラストがより印象的でした。

平坦を登ってる

平坦を登ってる

九蓮サイダー

OFF OFFシアター(東京都)

2026/01/14 (水) ~ 2026/01/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

タイトルが納得の会話劇。
登場人物それぞれが思いや制約を抱え、前なのか後ろなのか分からない方向へもがいていく、その閉塞感がとてもリアルでした。
平坦なまま進むかと思いきや、終盤のシュールな展開が印象に残ります。
説明文にあった、「山も谷もない毎日。ただただ続く平坦な道を、息を切らして歩いている」
という言葉が、観劇後にはより生々しく響きました。

パーク

パーク

甲斐ファクトリー

シアター711(東京都)

2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

何気ない日常の風景に潜む違和感が、少しずつ闇へと広がっていくような舞台でした。
公園という限られた空間の中で、狭いコミュニティならではの問題が重なり合い、淡々と人々の心情の揺れが描かれていきます。
そして終盤、一気に加速する展開に引き込まれ、観劇後にはさまざまな考察を巡らせたくなる奥深い作品でした。

横浜ヶ国

横浜ヶ国

雀組ホエールズ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この時期にここまで踏み込むとは、なかなか攻めたコメディ舞台でした。
現実の国際関係や政治状況を思わせる描写も多く、笑いながら観ているうちに、いつの間にか「国とは何か」「独立とは何か」を突きつけられます。
コメディとしてのテンポの良さを保ちつつも、決して軽く流せないテーマが芯にあり、観終わったあとにじんわりと考えさせられますね。
登場人物は多いものの、原色を基調とした衣装コーディネートのおかげで判別しやすく、舞台全体もとても見やすかったです。

劇場版 ツインルームス

劇場版 ツインルームス

丸福ボンバーズ

APOCシアター(東京都)

2025/12/10 (水) ~ 2025/12/16 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ライブ演奏とお芝居が心地よく溶け合う、独特のスタイルの舞台でした。生演奏と生歌の迫力に、やわらかく心に寄り添う物語が重なり、とても素敵な舞台でした。
以下、公演中なのでネタバレで。

ネタバレBOX

ホテルの部屋を舞台に、3つのエピソードが少しずつ切り替わりながら進んでいく構成。
「少し見ては別のエピソードへ」→「一巡して最初の続きへ」というリレー形式で、断片がつながっていく過程が楽しく、伏線がきれいに回収されていきます。さらに、全体を通してのエピソードもそっと隠されていました。(分かりやすかったですが(笑))
そしてどのエピソードにも“誰かを思う優しさ”が溢れており、観終わるころには優しく温かい余韻に包まれる作品でした。
籠鳥ーCAGOTORIー

籠鳥ーCAGOTORIー

ショーGEKI

小劇場B1(東京都)

2025/12/03 (水) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ショーGEKIさんらしい、エンタメ感たっぷりの舞台でした。生バンドによる歌とダンスは迫力満点で、コメディ要素にハートフルさも加わり、とても贅沢な2時間でした。
楽曲もどれも耳に残り、歌詞に共感できる場面が多く、キャストの歌唱力にも驚かされました。キャスト陣の熱演が光る中、やはり廣田さんとひらはらさんの存在感は際立っていました。
久しぶりのショーGEKI作品でしたが、存分に楽しませていただきました。

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し

駅前劇場(東京都)

2025/11/30 (日) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

【abnormal】「銀河鉄道の朝」観劇。
開場した瞬間から舞台上はすでに祭りの空気で、客席にもキャストが降りてきてほどよく絡んでくるので、劇場全体がひとつの祭り会場のようでした。奇抜な衣装や言動につい目を奪われますが、物語そのものは思っていた以上にしっかりしていて、「銀河鉄道の夜」の世界観を感じられる場面も多く、作品として十分に楽しめました。

キャラクターたちが抱える喪失や痛みが背景に流れていて、単なる騒がしさでは終わらない余韻がありました。
とはいえ、どんな意味がと深読みするより、勢いと熱量に身を委ねて楽しむ方がこの作品には合っているのかもしれません。
久しぶりに鹿殺しの舞台を観ましたが、今作もエネルギーに満ちた舞台でした。

『いつかへ』

『いつかへ』

アンティークス

「劇」小劇場(東京都)

2025/12/03 (水) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

フライヤーなどに「意識」と「記憶」と「時」の物語とありましたが、繋がりを感じる舞台でした。
以下、公演中なのでネタバレで。

ネタバレBOX

1945年の横浜大空襲、1985年、そして2021〜2025年を生きる人々が登場し、それぞれの時代の家族のつながりや、命が受け継がれていく感覚が丁寧に描かれていたと思います。時代が交互に入れ替わり、少し戸惑う瞬間もありましたが(私の理解力の問題かもしれません…)、劇中で年代を示す台詞などもあり、物語の流れには徐々に慣れていきました。
各年代には胸が締めつけられる場面もありましたが、最終的には前向きな光が差すような終わり方で、観終わったあとにそっと救われる気持ちになりました。

一部にファンタジー的な表現が取り入れられていたり、私にはつながりをつかみきれないエピソードもあったりして、ところどころで少し長く感じる場面もありました。それでも、三つの時代を行き来する物語の流れは魅力的で、最後にはしっかりと心に残る舞台でした。

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