割物注意の観てきた!クチコミ一覧

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『うそつき』/『ジョシ』『紙風船』

『うそつき』/『ジョシ』『紙風船』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2015/12/21 (月) ~ 2015/12/23 (水)公演終了

満足度★★★★

「うそつき」
アマヤドリの神髄を見せられました。さすが広田さん。
4人に立ち位置・心情が見事に表現されてました。
またところどころにアマヤドリらしい舞踏が散りばめられ照明も見事です。(特にラストの照明はお見事)
「うそ」と「うそ」で何が「本当」なのか迷いましたが最後の「うそ」と「本当」は予想できませんでした。
不思議な「謎」が散りばめられてました。
ただ世界観を受け入れるのが少々人によるかと思いました。

パビリオンの星空

パビリオンの星空

クロジ

シアターサンモール(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑い30%増
今回も森悠が描くクロジの世界が見事だった。
キャラクター一人一人の考えと心の変化が細部まで描かれていた。
舞台装置も見事で美しい。小劇場としてはとての凝った舞台です。
衣装もキャラクターそれぞれにあったもので綺麗です。
初日はアクシデントもありましたが見事に切り返していました。
閉鎖された空間で巻き起こる人間関係、クロジ流の切り口は期待を裏切りません。
野坂さんの演出もあって、ともすると気が滅入るテーマですがそこここに散りばめられた笑いが見事です。
去年と比べて笑いが30%増でした。

ネタバレBOX

去年の「華の棺」では100歳の福圓さん。
今年の「パビリオンの星空」では100kgの福圓さん。
朗読劇 私の頭の中の消しゴム 7th letter

朗読劇 私の頭の中の消しゴム 7th letter

ドリームプラス株式会社

天王洲 銀河劇場(東京都)

2015/04/28 (火) ~ 2015/05/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

熱演!!
昨年観劇して虜になり、今年も好きな高垣彩陽さんが出演すると聞いて絶対に行くと決めていた舞台。見れるだけでよかったのに最前列中央!もうお二人の演技を目に焼き付けようを決意して劇場に行きました。
大きなげ劇場なので公演はマイクでしたがほぼ生声でした。高垣さんの表情豊かに朗読され、悲しいところでは目に涙を浮かべるだけでなく涙以外の水分をだしての朗読が感動しました。
今夏は見るのに集中しようと心がけましたがやはり感情が刺激され涙があふれました。

ネタバレBOX

伏線がところどころに散りばめられています。
ところどころで薫が浩介の顔をスケッチするシーンはラストへの伏線。
幸せな時は軽い気持ちで「記憶なんてなくなってしまえばいいのに」と呟いている。
壁のメモが病状の進み具合とリンクしてはがれおちるのは何度みてもぐっとくる。どうゆう仕組みになっているのだろう?
パパ、アイ・ラブ・ユー!

パパ、アイ・ラブ・ユー!

ラフィングライブ

博品館劇場(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/20 (月)公演終了

満足度★★★★

豪華
1年ほど前に劇場チラシで知った時から楽しみにしてました。
大好きなレイ・クーニーを野坂実さんが演出!出演が山寺さんはじめ豪華なキャスト。
「パパ、アイ・ラブ・ユー!」は過去に加藤健一事務所とあかぺら倶楽部での講演を見ていますが、野坂流演出に笑い通しでした。
初日につきもののトラブルはありましたが充分に素敵なステージでした。
役者一人一人のキャラが立ち見事でした。

止むに止まれず!

止むに止まれず!

演劇企画CRANQ

ザ・ポケット(東京都)

2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかった
最高のシチュエーションコメディーです。
「嘘」が「嘘」を呼び「思い違い」がどんどん重なってストーリーが楽しく転回して行って笑えました。
イギリスの喜劇作家レイ・クーニーの舞台と勝るとも劣らないお話です。
演者ひとりひととの熱演に引き込まれました。
いい舞台でした。佐藤秀一さんに脚本の舞台を見てみたいと思いました。

朗読劇『風に立つライオン』

朗読劇『風に立つライオン』

J-Theater

小劇場 楽園(東京都)

2014/12/02 (火) ~ 2014/12/04 (木)公演終了

満足度★★★★★


涙と声を抑えるのが難しかった。涙・涙・涙。
もともとに話であるさだまさしさんの詞を見事に昇華していて深みが増している。
何か行動するには見返りを求める事なく与え続けることが「愛」なのだと思った。そして熱意は個人を動かすだけではなく人を育てると思った。

ネタバレBOX

「トウモロコシ」の種には嗚咽を堪えられなかった。
戦地医療と地域医療にそれぞれ生きる二人。そして災害地医療。
それぞれを志す者の姿を見事に演じていた。バトンの手渡しには言葉を無くした。
月がとってもきれいです

月がとってもきれいです

はらぺこペンギン!

駅前劇場(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

人間模様
登場人物の繋がりと立場が重なりあて話に深みが増していた。
私なりにこの舞台のテーマを考える「償い」と「赦し」の在り方だと思った。
ラストに近づくにつれて自然と涙がでてきました。そしてどんでん返し。
やられら!と言う感じです。
他劇団ではあるが今年は「罪」と「罰」をテーマにした舞台を見たので微妙にリンクしていた。
最高でした。

鈍色の、ブルウ。ありがとうございました!

鈍色の、ブルウ。ありがとうございました!

matsucarpone

風みどり(東京都)

2014/07/25 (金) ~ 2014/07/28 (月)公演終了

満足度★★★★

荒削りだが成長が期待
普段は雑貨などを売っている場所を劇場に見立てているらしい。
作・演出・装置・衣装(?)・出演すべて一人で行った初公演わ新人の荒削りさが目立つが努力作でこれからの成長に期待が持てる。
40分と短い時間に集約した演出がとても面白い。
またちいさいスペースでもよいので何度も行って欲しい。

ナイゲン

ナイゲン

劇団あかぺら倶楽部

TACCS1179(東京都)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

またみたいです
いつものあかぺら倶楽部とは趣が変わっていたがいつも以上に楽しい舞台だって。
ベテランから新人・復帰とバラエティに富んだ配役で熱かった。
客席配置も独特で楽しかった。
学校の会議室という閉鎖された空間でのあかべら流ジタバタコメディ。
惜しむらくはラストでもうひと笑い欲しかった。

コミックポテンシャル

コミックポテンシャル

東京ジャンケン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

東京ジャンケン流
東京ジャンケン第三回公演は初公演と同じくイギリスの著名喜劇参加、アラン・エイクーボンの脚本を野坂実が東京ジャンケン流に演出。
私は過去に同作品を別の劇団で数回みたがこの東京ジャンケン版はそれらに劣ることはない。歴史の浅い劇団であるが実力のある劇団だと思う。
主題は「人造人間との恋」 ギリシャ神話のピュグマリオンの話を未来を舞台にしている感じである。
主演の名塚佳織さんは「物」であるアンドロイドと「女」であるアンドロイドうまく演じ分けていて楽しかった。
脇に声優として人気のある豊口めぐみ・佐藤利奈・斎賀みつきを置いて個性豊かな役を上手に演じている。
7月6日まで公演しているので興味ある人はぜひ。

ネタバレBOX

佐藤利奈さんと豊口めぐみさんのレズビアンのエンジニアコンビはとても面白かった。ふとみると衣装に東京ジャンケンロゴが入った遊び心。
斎賀みつきさんは途中まで完全に男優と間違えるほど演技がすごい。
アクトロイドである名塚佳織さんはキュートで魅力的な役を上手に演じていた。途中のダンスは秀逸。
ラストはアラン・エイクーボン流の秀逸な笑いあるハッピーエンド。
ただ上演時間が2時間50分はちょっと遠方の私は帰宅が深夜になるので開演時間を繰り上げて欲しかった。
ハイパーミラクルマイファーザー!

ハイパーミラクルマイファーザー!

ボビボビ。

「劇」小劇場(東京都)

2014/06/17 (火) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑劇
出演者の真田アサミさん目当てで観劇しましたが、いい意味で予想を裏切られる作品です。
内容は「マンマ・ミーや!」の本歌取りですが、テンポがよくメリハリもあっていい舞台です。役者一人一人の個性もでています。

ネタバレBOX

出だしの柳亭市弥の口上は舞台に自然と引き込む。さすが落語家。
小町役の弓月玲奈は若々しい演技で舞台に花を添えている。
山川恭平の大きな顔と大きな声はアクセントにもってこい。
真田アサミの二面性は見事。
金谷ヒデユキの歌は時事ネタで面白い。
話後半で小町の本当の父親がだれかが察しがついてしまうが話のオチになるのでそこは内緒で。
朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter

朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter

ドリームプラス株式会社

天王洲 銀河劇場(東京都)

2014/05/31 (土) ~ 2014/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★

なんで?!
私はもともと「泣ける」演な技が嫌いだ。テレビなどでそういった場面を見てもどうせ演技さと冷めた目で見ていた。
この公演もストーリーよりも出演者に惹かれて観劇しにいった。
なのに…なのに…なんで泣いてしまうのだろう!
出演者の熱演もあったが自然に流れ出す涙を抑えきれなかった。
これが純愛と言うものなのか。対価を求めない本当の恋愛なんだと思った。

ぬれぎぬ

ぬれぎぬ

アマヤドリ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/04/01 (火) ~ 2014/04/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったです
最近、消化不良の舞台が続いていたのですが、この公演は分かりやすく、感情移入がしやすく、大変楽しかったです。
舞台はちょっとという人にもお勧めできる舞台です。
会話を主体にした進行。部隊展開。セットと舞台を上手に使いこなしています。
2時間弱の舞台ですが時間を感じさせないストーリーです。

ネタバレBOX

罪は犯した人間が自認しないかぎりどんな罰も意味がない。悪=罪ではなく悪い事をしたと認めない限り罪にならない。
そして悪には軽重はけしてない。そして償いは難しい。そんな舞台でした。

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