パンナコッタの観てきた!クチコミ一覧

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朱と煤 aka to kuro

朱と煤 aka to kuro

エムキチビート

吉祥寺シアター(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

2回観ました
劇団初のミュージカル公演ということでしたが、ナンバーも良かったですし曲数も多くてちゃんとした(という言い方は失礼かもしれませんが)ミュージカル作品に仕上がっていたと思いました。
歌を重唱にしたり舞台上にバンドを入れて生演奏にしたり、その上楽器としては珍しい琴があったりするところに、「ミュージカル」と言わず「音劇」という表現にしたこだわりみたいなものが感じられました。
生演奏は本当に素晴らしかったです。バンドみたさに2度観たと言ってもいいくらい。
正直、1度目に観たときはミュージカルというより歌のステージを観てるように感じるところが多々あり、ミュージカル作品としてはしっくりきてませんでした。
(メインキャストはじめ皆さん歌がすごく上手だったのでなおのこと。)
‥ですが1度観て慣れたのか役者さんの成長なのかはわかりませんが、2度目は印象がガラッと変わって違和感なく観れましたし、最後には涙が自然と溢れてきました。
もっと公演期間が長かったらもう1度観ていたかもしれません。

別れても好きな人 2014

別れても好きな人 2014

劇団競泳水着

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/11/06 (木) ~ 2014/11/17 (月)公演終了

満足度★★★

チラシはキリンで劇中はアサヒ
現在、過去、未来を同時進行で見せる手法でしたが、電話機器の違いで時代の違いを表現してるのにはおもしろいなと思いました。
ですが「現在」は現実と同じ2014年で過去未来はそれぞれ10年前と10年後というたったの10年きざみのわりに過去はなんとなく昭和感出てましたし未来はSFすぎないか?と思ってしまい、設定をすなおに受け入れられませんでした。(個人的に、現在過去未来をはっきりわけるよりもっと錯綜しててもいいんじゃないかなとも思ったり。)
あと残念だったのが、ありさが最初はかわいい女の子だったのにどんどん何考えてるのかわからない変な女になってしまったこと‥。ほかの登場人物にも言えることですが、ひとりひとりの細かい描写があまりないせいで結構ほとんどの人たちが何考えてるのか謎でした。
それでも役者さんがみな良かったので、最後まで楽しく観られました。

暴走ジュリエット/迷走クレオパトラ

暴走ジュリエット/迷走クレオパトラ

柿喰う客

あうるすぽっと(東京都)

2014/10/17 (金) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

女体シェイクスピアシリーズ好きです!
世迷言以来の柿喰う客です。
迷走クレオパトラ、暴走ジュリエットどちらも観ました。
女体シリーズを観終わったあとはなかなか興奮が冷めません!!

2作品同時公演なのであえて選びますが、私は迷走クレオパトラの方が好みでした。「エロいちゃんねえ」のお三方好きです笑 特に杉ありささんはお顔が華やかなのでこういう役はかっこいいし映えるなあと思いました。(7月に拝見した舞台でのかわいそうな境遇の村娘みたいな役より今回のような役が個人的にはもっと見たいです。)

また柿喰う客の団員のみなさんの演技は本当に素晴らしくて、経験不足が伺えるキャストが多いこの舞台を支えてるなという印象を受けました。

説明台詞が多くて話について行くのに必死で落ち着いて観られない部分があったりキャストの力量が足りないと感じる部分があったりと不満な点もありましたが、そんなことは気にならないくらいの熱量と迫力が気持ちのいい舞台でした。

カタロゴス-「数」についての短編集-【5454次回公演は11月後半!!】

カタロゴス-「数」についての短編集-【5454次回公演は11月後半!!】

劇団5454

劇場MOMO(東京都)

2014/07/03 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

短篇すべて楽しめました!
タイトルだけみるとちょっとお固いのかなと思ってましたがそんなことはなく、日常生活に紛れてる「数」を取り上げているので入りやすく観られました。
作品としては「不安の偶数、終わりの奇数。」が好きでしたが、「スコアラー」の姉妹の歯に衣着せぬ会話のやりとりがおもしろくて好きです笑
「ロス」では選択の幅を広げてもらえた気がします。(私の選択基準は典型的な日本人でした。やっぱり。)ただおばあさんの年齢設定が今イチ伝わらなくて変な疑問点ができてしまったのが少し残念でした。
白いボックスをいくつも組み合わせたシンプルなセットも好きな感じでしたが、小言を言うならばシンプルだからこそ細部まで気を使ってほしかったなと思いました。書かれた文字(ステンシル?)が汚くてかっこ良さが半減してしまったかなと。

都合がつくならもう1度観たい!

こっからの、距離

こっからの、距離

空晴

劇場MOMO(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

いい出会い!
初めて拝見する劇団さんです。
チラシとHPの写真の雰囲気になんとなく惹かれて行ったのですが、とても自分好みだったのですっかりファンになってしまいました。

「おばあちゃんの部屋」を舞台に、おばあちゃんの傘寿のお祝いをするために集まった家族とその周りの人たちが織り成すとってもハートフルなお話。
勘違いによって生じた行き違いを面白く描いていたり、ハッとするようなセリフがあったり、ちょっと涙がうるっとくるシーンもあったり、と思ったら笑わされたりと、観終わったあととても壮快な気分になりました。
次回公演はちょっと先のようですがきっと観ます!

幸福な職場(再々演)

幸福な職場(再々演)

劇団 東京フェスティバル

駅前劇場(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了

満足度★★★★★

素直に響きました。
仕事をして人に感謝される、頼ってもらえる、お金をもらえることの有り難みと幸せを再確認させてくれました。
影響されやすい私は自分の仕事に対するモチベーションがいくらか上がった気がします。
心から観て良かったと思える作品でした。

一郎ちゃんがいく。

一郎ちゃんがいく。

ネルケプランニング

青山円形劇場(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/30 (木)公演終了

満足度★★★★

役者さんの凄さを実感しました
初演は25年前、今回で上演5回目という一郎ちゃんを、初めて観劇しました。
うわさの通り、試験(もとい試合)でのセリフの応酬は本当に見事でした!その膨大な情報量に、マチネソワレと観劇したら若干あたまがクラクラしてしまいました。

試験参加者4人それぞれのキャラクター紹介的なシーンもあり、そこもまた見所のひとつではないかなと思います。
粟根さんがとてもイキイキしていらっしゃいました。

明治期の高貴な方々のお話ということで、男性はタキシードや燕尾服を着たり、女性はドレスを着ていたりと庶民には馴染みのない服装が見られるので、目でも楽しめる舞台でした。

黎明浪漫譚-れいめいロマンティック-

黎明浪漫譚-れいめいロマンティック-

エムキチビート

吉祥寺シアター(東京都)

2014/01/07 (火) ~ 2014/01/12 (日)公演終了

満足度★★★

今年初観劇
タイトルに惹かれたのと、気になっていた役者さんがいたので観劇。
こちらの劇団さんの公演は初めて拝見しました。

所々引っ掛かる部分はあったものの面白く観られました。
お話が素敵で、ちらほらすすり泣く声もありました。
ただ、ラストに向けてテンポよく盛り上がっていったのに、これで終わり?という終わり方でちょっと拍子抜けです。

ストーリーを知ってからもう一度観るとまた違って見えて楽しめそうと思いました。

ネタバレBOX

木魚の音を役者さんが口に手を当てて出していたのには驚きました!

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