高橋典幸の観てきた!クチコミ一覧

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ヌーのコインロッカーは使用禁止

ヌーのコインロッカーは使用禁止

映像劇団テンアンツ

「劇」小劇場(東京都)

2021/10/08 (金) ~ 2021/10/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/10/17 (日) 13:00

下北沢の「劇」小劇場で映像劇団テンアンツの舞台「ヌーのコインロッカーは使用禁止」(T班)千秋楽の特別バージョンを鑑賞。やはり、テンアンツの舞台作品、好きなんだなぁ、私。

「あれは確か、いつもより少し澄んだ空だった。」

「あれは確か、いつもより少し澄んだ空だった。」

劇団前方公演墳

駅前劇場(東京都)

2020/01/16 (木) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

#あれ空 うわぁ!やばい、やばい。よかったぁ。。1回のみの鑑賞予定で観に行きましたが、あの空をもう一度見たくなり、さらに、もう一度目に焼き付けておきたくなりで、3回鑑賞しました。すべて最前列。素敵な物語をありがとうございます。

エニシング・ゴーズ

エニシング・ゴーズ

東宝

帝国劇場(東京都)

2013/10/07 (月) ~ 2013/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★

アンサンブルの皆さんがお見事
田代万里生さん、吉野圭吾さん、そして、アンサンブルの皆さんの歌とダンスが素晴らしかったです。タップダンスのシーンは圧巻でした。

夢見る喜世子レヴュー

夢見る喜世子レヴュー

ピストンズ

王子小劇場(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/18 (日) 16:00

座席1列

出演された役者の皆さんは、お名前と役が、現状わからなくて恐縮ですが、本当に素晴らしかったです。

舞台「夢見る喜世子レヴュー」(作・演出 小林涼太 )を、王子駅北口の花まる学習会王子小劇場で観劇。

以前、他の舞台で印象に残る役者の橋本美優さん出演の舞台を観たくて。橋本さん、素晴らしかったです。

そして、全役者の皆さん、圧巻でした。

ネタバレBOX

開演前
開演までの20分間ほどのあの演出にはやられました。聞き耳を立てながら、1951年の有楽町のパンパンガールの世界にどっぷりと静かに入り込みました。

オープニング
圧巻です。

序盤
パンパンガールたちの仕事ぶり、生活ぶりが、厳しくも華やかに描かれます。微笑ましくて楽しく見どころ満載のカッコいいシーンの連続でした。

中盤
パンパンガールの取材記事を書く小説家と愚連隊の男性が、パンパンガールたちと交流し始めます。この頃から雲行きが怪しくなってきます。ひとりひとりの素性があからさまに独白されます。様々な事情と経緯があっての今。そして目指す将来。皆同じではない。ひとつの夢になど向かってはいなかった。

終盤
次代リーダーが徐々に精神崩壊していく段階が切なかった。そして、そしてその崩壊ぶりが圧巻でした。誰も前任と同じリーダーを求めていない。そうなってくれとお願いしたこともない。新しい世界を求めてバラバラになっていくパンパンガールたち。それは男たちもそうだった。

ラスト
正直、残念でした。
この物語の実は…のことの顛末を、小説家がナレーション的に一気に長セリフで解説。この、実はの部分も劇中の物語で観客にわかるようになっていたらなぁと。この題材でトリッキーなことは織り交ぜなくてもよかったのではと、あくまでも個人の所感です。

また、残念だったのは、劇中で流れたり、歌われたりする楽曲。その時代にはなかった曲が少なからず選曲されております。また、冒頭の電車音やパンパンガールたちの化粧ルームのセットが、現代にしか見聞きできなかったこと。そのようなことが劇が進んで行くほどに気になって、戦後から6年というか世界に入りきれませんでした。現代の風俗の群像劇を観ているような感じでした。こちらも個人的な所感です。

満足度は★2なのですが、役者の皆さんがとても頑張っていたので★4です。

台本を予約しましたので届きましたら読んでみたいと思います。
たとえば、車が跳ね上げた水しぶきを浴びた気分

たとえば、車が跳ね上げた水しぶきを浴びた気分

ガポ

新宿眼科画廊(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/10/26 (土) 14:30

勝島乙江さん、素晴らしかったです。千佳は頑張って生きてきたんだよなぁ。信子は会いたかったんだよなぁ。歌と踊りぶっこむぶっこむ(笑)

空室

空室

青色遊船まもなく出航

OFF OFFシアター(東京都)

2019/08/29 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

満足度★★

鑑賞日2019/08/30 (金) 19:00

座席2列

ひとつの脚本、監督、演出家により、オーディションで選抜され、集められた役者さんたちが稽古を積み、スタッフさんと共に、舞台でのお芝居を総作し、観客を前に、生の板の上で披露する。戯曲の中の登場人物を生きるために命を削るほどに積み上げてきたのであろう努力と準備の過程には、どの舞台でも畏怖の念を感じています。

その前提で、個人の感想です。

青色遊船まもなく出航の舞台「空席」Dinner を観劇。まったくもって個人的な所感ですが、私にはフィットしませんでした。

全公演回が開演までに完売になるほどにファンの方も多い座組とのことで、公演中は感想を共有することは控えていました。上演期間が終了しましたので、個人的に感じたことを書きます。

ネタバレBOX

・演出だとは思いますがほぼ全台詞の声が小さい。
・最初から最後までボソボソしゃべり続ける系
・ボソボソ台詞に名言を混ぜているのだがボソボソ過ぎて伝わらない
・俺、私、今いいこと言ってる系台詞
・物語とは関係なく、セリフ最後に、只今の時刻を言って舞台をはける役者たちの意味がわからず
・歌がお世辞にもうまくはないなぁと感じ、歌のシーンは早く終わらないかなぁと、歌を披露したすべての役者さんで思いました。カラオケで歌う素人風の歌声でという演出であればすみません。
・思い出が残るあの場所にあの人はもう居ないの経験、そして、それを新たに作る、うめる経験は、49歳のおじさんにはあり過ぎて、何の新鮮味も感じませんでした
・ラストシーンの演出も、まあ、そうなることもあるでしょうと、まったく響きませんでした
・演出でのあのラストシーンと、さらにカーテンコール無し。空室という余韻を味わって、その空室を眺めて感じた気持ちをお持ち帰りくださいなのかなとは思いますが、終演後に拍手もできないほどのあの空間の投げっぱなしは好感を持てず。
・終演後に、客席に役者が参ります。個人的なご挨拶は客席でどうぞとのことでしたが、私は役者が客席に来る前に早々に私が座っていた席を空席にして帰りました。
・DとBとマルチストーリーとし、2班を見てひとつの物語という公演のスタイルは好感を持てませんでした。
・前後左右キツキツの狭い座席で、笑いも感情の起伏もほぼ無いボソボソ台詞をただただ真顔で聞き続ける2時間は、疲れました。

以上は観劇しての私の個人的な感想です。

私以外では、Twitter等の感想を見る限り、大絶賛が圧倒的に多い素晴らしい舞台だったようです。

あくまでも、私個人の感想でした。
THE WORLD'S END~遠くて近い場所に~

THE WORLD'S END~遠くて近い場所に~

劇団空感演人

両国・Air studio(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/11 (月)公演終了

満足度★★

鑑賞日2017/09/08 (金) 21:00

座席1列1番

価格3,500円

★2(満点5)。
舞台を観劇したときに感じることは、その時の自分の環境、精神状態、体調、大切にしている考え方に影響を受ける。それは役者や物語の良し悪しではない場合が多い。同じ箱で同じ時間に同じ舞台を観劇しても、感想がさまざまであることと同じ。出演の役者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。あの回でのベストで作ってくださった空間だと思います。ただ、あの時の私には、まったくはまりませんでした。集中して味わおうとしていましたが、どうも、ストーリーや登場人物にさえ入り込めず、何度となく流れていた主題歌さえも、閉演後、メロディやフレーズを思い出せないほどに印象に残らず、劇中、大笑いはおろかクスッと笑うこともなく、涙はおろか、心に沁みいるものもなく、何回目かの暗転明けには、役者さんが一列に並んで最後の告知をしていました。今年観劇させていただいた「十二人の怒れる人々」と「解体OK」が私にとっては素晴らしかったので、とても期待して席に座っていましたが、今回は私にとっては残念な観劇でした。あくまで私個人の感想です。

How to stop falling in love

How to stop falling in love

劇団スクランブル

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2022/10/07 (金) ~ 2022/10/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度

鑑賞日2022/10/09 (日) 14:00

今日の私には残念ながら全くハマりませんでした。コメディとのことでしたが、笑えるシーンやセリフも、心に残るシーンやセリフも、感情に響く演出も、私には1つもありませんでした。開演から終演までの約90分間、舞台を無表情で眺めて終わりました。終演後のカーテンコールでは全役者さんが演出なのでしょうか、無表情で整列し、そでに、はけていきましたので、まあ、それでいい作品なのだなぁと、私もすぐに離席し無表情で会場をあとにしました。劇団や役者のファンと思しき方々も客席にはお見受けしましたので、本作のようなテイストの脚本、演出が好みという方もいらっしゃるのだと思います。ただ、今日の私には合わなかっただけです。

夜、劇団スクランブルのウェブサイトを見ました。

モットーは「最高の暇つぶし」
という劇団スクランブル。

あぁ、そうかあ。

私自身、舞台演劇を観劇するのは、暇つぶしを目的に行っているのではないということに、気がつけました。

そして、暇つぶしで舞台演劇を楽しむという人たちもいらっしゃるんだなぁと。

生きていて、「暇な時」というのが無い生活を送ってる私にとっては、

それを気づけたのが、今日の収穫

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