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シダの群れ 第三弾 港の女歌手編

シダの群れ 第三弾 港の女歌手編

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/30 (土)公演終了

満足度

私も、そぅ~思う
感想を書くに当たって

途中休憩のある舞台で、女子トイレは長蛇の列聞こえてくる、おばちゃんたちの、口々の言葉をお借りしよう。

「あぁ~もぉ~ヤダ!!!!昔の舞台は、ホンットに良かったわよ。今日のは、駄目。なんだか、解んない!!!

キョンキョンも、口パク あぁ~ヤダ」

「あれ、口パクなの?!」

「そぉ~よ。歌ってないわよ(爆笑) ヘ・タ・ク・ソ

こんなのだったら、藤山さん観た方がよっぽど良いわよぉ~、藤山直美!!
面白いわよぉ~

こんなの、ゼンッゼン駄目。あぁ~ヤダ」

「この人、誰?」

「あぁ~清水」

「ん? へぇ~そぉ~」

「服の色で、解んでしょ」

そんな、おばちゃんたちは、率直に素直な、気持ちの赴くままに
語っていらっしゃられました。

私としても、こんな大きな劇場でやる程の物でも、無いかな

っ問うのが正直な感想です。

ネタバレBOX

大して、驚くようなネタも無ければ、何もないです。
See You 【観客総動員数1000人突破!】

See You 【観客総動員数1000人突破!】

LIPS*S

新宿シアターモリエール(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度

思春期にお勧め ありがちなSF
主人公の男性は、イケメンで見てるだけでアイドルの様に綺麗なお顔立ちでした。女性客の多くはこの人を目的に来ているのでしょうか?

主人公の親友で、医師が、久しぶりに見る1970年代レベルの、古いお芝居をされていて、懐かしい気分になりました。一人だけ古かったので、浮いて居ました。

立ち回りが、度々ありましたが、出来て居ませんでした。
音響と、合って居ない。殺しちゃっている切り方で武器を使って居る。
未来の設定なのに、チャンバラは、違うと思う。火薬か何かを使うんじゃないのかな?

踊りを売りにしていたので期待したが、初歩的なもので、ガッカリ

セリフを噛んでしまうのは、多少大目に見ても、誤魔化し方が駄目で、間違えちゃったっと言うのが、バレバレ。

練習が少ない為なのか周りのホローも出来ず、慌てているだけの、恥ずかしい瞬間は、イケメンを主人公に使って綺麗を前面に、出している舞台には、裏目に出たと思います。

ネタバレBOX

舞台を、ファッションショーの様に、真ん中通路を作って居ました。
要らないと思います。

その分、客席に使って頂いた方が、狭苦しい中、観て居るのを緩和して欲しい。

SFありがちな、「マザー」が、登場。話は、とにかく、何処でも何度も、見た事のある、侵略戦争と、ロボットのいざこざ。

嘘くさい泣きまね芝居に、ガッカリ

良かった所
初めて、舞台を観ると言う人には、新鮮で解りやすく、感動もすると思います。

紅小僧

紅小僧

劇団桟敷童子

ザ・スズナリ(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

心置きなく「感動」と言える
劇団として集団の 息の合った呼吸  磨き抜かれた集団劇

一見当たり前に思えるが、今劇団が集団で舞台を作る事の方が無くなって

居る中で、ここは、集団だから出せる強みを思いっきり出して居た。

素晴らしい。

客演も殆んどなく、劇団に電話が通じる劇団は、今では珍しい事になってしまったのが、非常に残念な中、ここは未だに、舞台を愛してやまない集団として生き残って居る。

劇団として残って居るだけでも、お宝ものだと、観て居て感じられる。

近藤正臣さんが、出るという事で「客寄せ」かと、思って居たがそれは、私の勘違い。

近藤さんは、この劇団の団員の様に、溶け込み、ここでの要として存在していました。芸能人に対する思い込みは、辞めようとこれを見て、良く解りました。


「不吉」とか、「神様のおっしゃられる通りに」っと言う、基準で生活している姿は、一見嘘くさいと思いがちだし、この舞台のセットが、過激なので見過ごしている人は、多いと思う。

良く考えてみると、「教わって居ない」「誰も解らない」っと言う事は、神の事として、捉える事しか出来なかったのだろうっと、言うメッセージが込められているように、感じました。

ネタバレBOX

夫婦の間の子供は、始末して
夫婦で無い子供は、取り上げる

なかなか、今の生活をしていると真反対の事柄であり、想像もし難い話ではありますが、シェイクスピアの世界でも、双子は「不吉」として、始末されて居ます。

そんな意味では、この舞台は、「村の食い分」っと言う言い方で、人間を間引いているのですが、これも昔には良くある話で、出来そこないの子供は、捨てて居た事を考えれば、

かつて、この国でもやって居た事なのだ

っと、思えてくる。

観て居て、おぞましい姿があふれて居ました。
「おらは、乞食だから、喰えるだけましだ」
「子供の産めない体の筈が、血が急に出て来た」

「神隠しに会った人が、帰って来ても迎えてはならない」
「神隠しの人間を呼んでは、イケない」

村人の多くは、脅えながら生きながらえて居る姿が、良かった。

この舞台は、テレビや映画では、伝えきれない

何とも言えない、観ないと言い切れない、イイ物がある。

本当に、観て良かった。

今後、期待しすぎてしまいそうな気がしてならない。

いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より

いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より

パルコ・プロデュース

東急シアターオーブ(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/30 (土)公演終了

満足度

ガッカリ
S席以外、完売という事だったので、やむなく2階S席

あの広い会場の殆どがS席でした。
完売の筈のA席・B席に客は殆ど座って居ませんでした。騙された感じがしました。

2階席から、舞台は観えますがオペラグラス必須です。
会場が広いので、2階がこんなに遠いとは思いませんでした。
音楽のコンサートみたいに、モニターを出して欲しいほど見えない。
誰が誰だか観えないので解らない。判断するのは、衣装の色等
これじゃ、舞台を観に来た気がしない。

先行予約でチケットを取らないと、劇場に行って得られる迫力も無い様です

ストーリー、演出、いつも通り、読み通り

ダチョウ課長の幸福とサバイバル

ダチョウ課長の幸福とサバイバル

ラッパ屋

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

昔は良かったのに・・・
大きな会場でした
長く劇団を続けて来て、未だに現役で頑張って居る人が多いと言うのは、凄いなっと思いました。

客演は、3人だけで、他は劇団員

なかなか、珍しい素晴らしい
でも、客演に主役をさせるのは、ちょっと悲しかった

ネタバレBOX

主な舞台は、高層ビル内のオフィス

オフィスを表すセットも、現代的で今の世の中を強く表してくれて良かった。
そんな現代アートのオフィスっと言う場所には不釣り合いの3人の課長達

バブル全盛期の馴れあいで働いてきた、おっさんの会話が、まもなく爺さんっという所が、面白かった。

会社ではなく、オフィス
年功序列は、消え去り、年下の上司
愛社精神たっぷりの、オヤジ達、売れるための数字だけが大事な若々しい社員

最後には、仲良しの3人オヤジ達が、自分の出世の為に一人の仲間を犠牲にして、昇格して行く

ここで、半沢直樹を思い出さずにはいられない

もしかすると、パソコンの無い、時代を生きてきた人たちは、結構幸せだったのではないだろうか?

上司になった年下サラリーマン達から感じるのは、機械的な、作業仕事
ロボット仕事

これから、とっても悲しい時代が待って居るのだろうか?

お笑いたっぷりだけれど、内容は深い意味が込められていました
クママーク-隈膜下蜘蛛真赤熊野千年真悪乃生意気-

クママーク-隈膜下蜘蛛真赤熊野千年真悪乃生意気-

カムカムミニキーナ

座・高円寺1(東京都)

2013/10/31 (木) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

クママーク
これだけ長い年月劇団を維持して来ただけでも、十分に素晴らしいと思います。
会場は、満員でした。
他公演チラシは、席にも入場時にも、アリマセンでした
受付ロビーに、置かれて居る物を自主的に持って行くようになって居るようです。
当日パンフレットは、アリマセン
配役名と、それを演じる役者が書かれた一枚の用紙が有るだけ
これから始まる、舞台に対して期待感が薄れてしまいました。

パンフレットは、受付で1000円で買ってくださいっと言う話でした
1000円のパンフレットには、今回の舞台の各役者の関わり方や
舞台のストーリーをかき上げるための事が書かれてあり

肝心な、話はありませんでした。非常にガッカリ

何故なら・・・・ここからはネタバレ

ネタバレBOX

今度の舞台は、非常に解り難い

古事記だから、解り難い!!!

取材した古事記の使いたい所だけを、使って居るので話がちんぷんかんぷん。

多くの神話の、使いたい所だけなので、古事記を良く知っている方には、ご馳走の舞台です。

多くは知らない私には、ストーリーを追いかけるしかないのですが
つじつまが合わなくて、無理でした。

それらを全てカバーするのが、役者人
本当に、皆さん上手!!!
これには、感動しました。

長台詞が、多いのですが、聴きにくくて微妙でした。
殆どの長台詞は、むちゃな話を繋げるための単調な司会者の様に感じました。

謎のカラスは、しょっちゅう出て来るのですが、衣装が良く目立ちますが、舞台上での個性が無い。
目的も、コロコロ変わる
結局何だったんだろう

これからも、この古事記路線が続きそうです。
古事記の勉強してから、観る事を薦めます

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