pyontaの観てきた!クチコミ一覧

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「星灯り〜2022ver.〜」

「星灯り〜2022ver.〜」

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/06/22 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

渡部瑞貴、笑福亭べ瓶とのコンビがとても良い。
あの感じは、長年やっていないと絶対にでないと思います。

また、村中友香も、前作に続いて、良い味を出していました。
必見です。

演劇から遠ざかっていた方にも是非、お勧めしたい舞台です。

キミガミテタ明日

キミガミテタ明日

TEAM 6g

萬劇場(東京都)

2022/03/02 (水) ~ 2022/03/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

メッセージ性が強い舞台だった。

その人の見える世界に、もっと想いを寄せることができる世の中にしたいと思った。

平田貴之と、市原茉莉が、引っ張っている。
特に市原茉莉は初見だが、空気をもっていける迫力に驚いた。
彼女の芝居には、脚本には書かれていない旦那への気持ちも込められていたように感じた。

お見事。

ネタバレBOX

プロローグの平田貴之の眼に注目したい。
なぜ、これだけまっすぐな眼をしているのか。
また、言葉を発する間に、何かを溜めていることを感じたい。
そこを感じるだけで、この物語への没入具合は、変わるはずだ。

そして、プロローグが終わると、彼の眼が日常の眼に変わっている。
そこからが、物語の始まりなのだ。

後、好きな箇所を挙げると、市原茉莉が回想シーンの役柄に入るところだ。
スイッチの入れ替えが、スタン!と入り、「これぞ、役者!!」と思える鳥肌ものだった。

劇場全体が、彼女の芝居に釘付けでした。


治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

初見の劇団さんです。
西尾友樹さんうまいなー。
初めて拝見したけど、この人でないと、チョコレートケーキさんの伝えたかった大正天皇像は伝えられなかったと思う。
若いころの感じがすっと、客の懐に入っていくのがとてもたまりませんでした。
お見事です。

そして、松本紀保さん、人生における訪れる覚悟を都度、見事に演じ分けられました。

初めて知ることもあり、新しい観点を持つことができました。
お芝居は本当に面白いですね。
是非、また拝見したいです。

ネタバレBOX

強いて言えば、暗転がもう少し欲しかった。
腰の運動とせき込みをする時間があった方が、集中力は保てる気がします。

後、個人的には、菊池豪さんの大正天皇の前だけで見せる表情がとても好きでした。
そして、牧野(吉田テツタさん)も良かった。彼の芝居からは、言葉だけでは表せない明治というものも感じられた。

総じて、みんな上手すぎる。
YELL!

YELL!

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

初演時に比べて、テンポの速さ、そして、場面転換のスムーズさ、舞台上のセット、照明、そして演者の力量、どれをとっても、6年間以上の成長を感じられるものでした。

はじめ、「非常に、とても、何かをする」という話を、俗語に任せて話を進めて、
最後は、「生きろ」で回収する。すばらしいyellでした。

是非、この劇団、2回見て頂くと更に面白いです。後半の伏線の回収へ向けて、ちゃんと芝居をうっている役者を是非堪能してみてください。

この劇団、本物ですよ。

ネタバレBOX

初演の際は、舞台上に簡素なキューブが積みあがっていたのを覚えています。
それが、今回はお洒落なキューブに舞台セット、そして大切な仲間たちまでそろっていました。

笑福亭べ瓶さんに持っていかれたというべきでしょうか。
それとも、平田貴之さんに支えられたというべきでしょうか。

初演の際、べ瓶さんの役は、主宰の阿南敦子さんでした。大きな蝶ネクタイをした謎の女を好演されたのを今でも覚えています。
しかし、今回は、まぁ、よくしゃべる(笑)。しかし、6gを長年支えてきた安定感がこの上なくおもしろくさせます。チームとして、彼に対する信頼がないと、このおもしろさは絶対に出せないでしょう。6gに必要不可欠な存在です。

そして、平田貴之さん、14人いる中で1人だけいる悪い人。
この1人が外すと、物語は成り立たなくなります。しかし、色を出し過ぎると、バランスが崩れます。
基本的に感情を出さない村井(平田貴之)が、終盤、相方の香山(板橋廉平)にむかつきを感じて呼ぶ「かやま~」の一言で、劇場全体の空気を持っていった点もお見事でした。

同じチームで、「この人ならどうにかしてくれる」「ダメだったら、その時はその時だ」。そこまで腹をくくれる仲間がいる劇団、とても羨ましく、次回作も期待させて頂くのでした。

そうそう、初演時や5454でも拝見した事がありましたが、板橋廉平さんも凄く良いですね。頭からつま先まで、ひょうひょうとした彼は、完全に香山でした(笑)
バラ色の人生

バラ色の人生

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

おしゃれな舞台が一気に世界に引き込んでくれます。

自分はなぜ生まれたのか、望まれて生まれたのか、それとも違うのか、
誰もが青春時代に考えたテーマを、特別養子縁組という激動の昭和に制定された制度をもとに、平成をしめくくります。

一つの結果として見えていたものが、実は、もっと奥深く様々な想いによって支えられていたという事は、大人になって思い返すとあるはずです。

平成の最後に、今一度立ち止まって、支えてくれている周りの人に感謝をしてみませんか。

TEAM6g、第14回公演、見逃せません。

ネタバレBOX

今回も脇役に是非注目してください。

吉成さんのゲイとしての立ち振る舞い、言葉遣い、そして月日の経過、芝居のすごさを感じます。

平田さんの話し方、声のトーン、芝居は動作だけでなく、気持ちも大きな要素であると再認識します。
前作「愛される資格」と同じように見えてしまうかもしれない役柄を全く違う人物として映しだします。
彼にしかできない芸当でしょう。

そして、父親役中脇さん、表情立ち振る舞い、すっと世界に入り込ませてくれます。
優しさ不器用さ、中脇さんだからこそ、阿南さん(母親役)の気持ちにより感情移入ができたのだと思います。

医者役のマコトさん、前作は落語家の父親役でしたが、今回はより話のキーとなる人物、産婦人科の先生となります。
気持ちがぶれると、話の収集がつかなくなる難しい役だと思いますが、強さと弱さをとても魅力的に演じられました。

最後に、雷地さん。
「真面目に働く」と言った後の彼の芝居にとても魅せられました。
結婚詐欺師と山田大五郎の狭間、劇場全体が、彼に釘付けでした。
お見事でした。

TEAM6g、今回もお勧めです。
CONNECT

CONNECT

TEAM 6g

APOCシアター(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

6g番外編、楽しんできました。

あっという間の1時間45分、練られた台本があっという間に舞台の世界に入りこませてくれます。

6gベテランの吉成さんと平田さんとべ瓶さんが安定のお芝居で魅せてくれます。力のない役者さんだと、冷めてしまう部分も、彼らがでると、そこにスポットライトが見えて、自ずと目の前に市井の人となって現れます。

吉成さん、今回は小学生ですが、あそこまで小学生に思えてしまうのが、芝居の怖さであり面白さであり、吉成さんの凄さなのでしょう。そして、平田さん、今回はあまり遊びのない役柄ですが、1時間45分、気持ちの変化、特に自分の守りたいものが崩れていく過程、難しい変化ですが、観客の気持ちを自然と持っていけるのをみると、主役はやはり平田さんしかいなかったなと思えます。べ瓶さん、とても好きですよ。あの笑いの間は、6gの作品の質を格段にあげてくれます。やはり、べ瓶さんがいないと幕は上がりませんね。

“CONNECT”、6gの10周年に相応しい作品です。是非、劇場でご覧ください。お勧めです。



愛される資格

愛される資格

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

松田航輝が前作とはかけ離れた役を演じ切る。

誰もが過去に持つコンプレックスに打ち勝つためには、どうすれば良いのか。
家族とは何なのか、愛とは何なのか、生きるとは何なのか。

家族の意味、愛の意味、6gらしく変化球も含めて、芸達者なわき役たちが色々な側面をみせてくれます。
希望をもつ事、希望がもてる為には、何が必要なのか、主役の成長の覚悟が感じられる作品です。

ギリギリ立っているジェンガのような青年が、自分の根元をきっちりと固めて、自分の意志で立ち上がる瞬間、是非、見届けてください。

明日からの自分の力にもきっとなります!

ネタバレBOX

舞台の使い方にも是非注目して欲しい。
舞台は、1シチュエーションのように見えるが、照明や魅せ方でうまく何通りにも魅せてきます。
(先週の作品も、舞台の土台は同じだから、どれだけ凄いことやっているんだ、この劇団は(笑))



Melody

Melody

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/05/16 (水) ~ 2018/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

いやー、再演がすごかった。

初演も見たが、ここまで感動してしまうとは。
一部、役者も変わっていますが、それだけではないと思います。

6gの泣かせるだけでなく、笑いも散りばめて、よりテーマを際立たせる演出、
これこそ、舞台のおもしろみだと思うのですが、これができる力のある劇団も少ないです。

是非、この劇団を信じて、委ねてみてください。

2時間の間で、これだけ泣けて笑えるのかと驚きますよ。

舞台セットもよくできているので、是非、早めに入って、どっぷり世界に浸って観劇される事をお勧めします。

私は、もう1回、見に行く事を決ました!!

Melody

Melody

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが、6g。
心をわしづかみにします。

泣いて、笑って、泣いて、泣いて、平日の夜でも、お客さんがしっかり入っている理由が分かります。
2時間が、あっという間です。
役者と本が、1つになっているとは、このような事をいうのでしょう。

今年の1本に入るレベルです。
明日への力となる1本です。
忘れられないメロディを思い出してみませんか。
自然と涙がこぼれます。
これでもかと、こぼれます。

舞台セットも、そこらへんの大劇場よりも、よくできてますし、何より現場サイドに、良いものを作りたい!という強い気持ちを感じます。
これも、6gの強さではないでしょうか。

土日は、ほとんど満席らしいので、木曜、金曜、池袋に行かれる方も行かれない方も、足を運ばれてはいかがでしょうか。
心を是非、動かしてください。
お勧めです。

ネタバレBOX

この劇団は、役者が本当に良い。
今回、目に留まったのは、ふちのももこ。
きっちり余分な動きなく、感情もキレイに出して、キレイにしまう。
脇役でも中々できる芸当ではない。
是非とも、また観たい女優さんだ。
世界☆独創

世界☆独創

シャービィ☆シャービィ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

満足度★★★★

チラシに今回の話を書く子供の頃のきっかけが書いてあった。
その想いを、綺麗に落とし込んだストーリーだけど、子供の無邪気な箇所に落とし込むのか、子供の良い意味での屁理屈に落とし込むのかは、難しいところだと思う。

今回は両方が綺麗に入っているんだけど、私としては、もっと子供がみんな対等に大きな声をだすことなく、自分なりの一生懸命から、議論を進めていく緻密な会話劇バージョンも見てみたいと思った。

男性の私には、ちょっと女性よりの話に見えたかな。
子供たちの元気の良さが、響きすぎました。

持ち上げる訳ではありませんが、とても才能のある方だと思うので期待しています。

役者さんの皆さんも、綺麗に落とし込んでました。
良かったです。

ネタバレBOX

主役の方の喜怒哀楽、とても良かったです。
みんなを綺麗に引っ張ってました。
今、此処より、明るい夜をこえて

今、此処より、明るい夜をこえて

演劇企画ハッピー圏外

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/01/18 (水) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★

もっともっと、稽古をしたら、もっと良い劇団になると思います。
応援しています。

ネタバレBOX

笑って泣ける劇団と聞いていましたが、今回は違ったみたいです。
社会派のお芝居って感じかな。
しかし、役者の力量に差がある劇団ですね。
後、参加人数が多すぎです。
安定していたのは、原嶋さんと水島さんぐらいかなー。
電気マンは、話の流れもぶち壊したって感じかな。せめて、活舌ぐらい頑張りましょう。
はたらくおとこ

はたらくおとこ

阿佐ヶ谷スパイダース

本多劇場(東京都)

2016/11/03 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度

名作と呼ばれる代表作だが、、
勉強がてら、長塚圭史さんの代表作を観劇。
12年ぶりの名作再演という事で、期待高く望んだが、小生の肌には会わず。
前半は、小劇場で鍛えられた大先輩方の身体を張った芸も拝見でき、間の入れ方も逸品で、話は進む。
しかし、後半の話が、うまくない。そのグロいとこ長引かせます?というぐらいに伸ばす。

言いたい事は分かる。
しかし、現在の小劇場の流行りを知っている身からすると、長塚圭史さんの大御所感とおごりを感じられずにはいられなかった。
小劇場を引っ張ってきた方だけに、残念。

最近の小劇場の方が、もっと、感情を後味良く持っていきます。そして考えさせてくれます。
再演をする覚悟をもったのだから、もっと最近の魅せ方を勉強して欲しかった。

ツイッターにあふれる迎合的な意見が多いのが気になったので、筆を取りました。

役者と本は良い。
次作に期待。

if

if

TEAM 6g

d-倉庫(東京都)

2016/03/24 (木) ~ 2016/03/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

もし自分だったら、、
team6g10回記念公演の作品。

事件や災害の報道をどこか他人の事のように思っていないだろうか。
本当は、1歩自分の横にあるのではないだろうかと考えさせられます。

この劇団の公演は、本当にまっすぐ心に刺さります。
そして、本当にまっすぐ泣けます。

乾いてしまった自分の心に、まっすぐ泣いてほしい。


この劇団は、すごい。


ネタバレBOX

今回は、飛びぬけて、建みさと、吉成浩一がうまかった。
一つ一つの表情、言葉の強弱が全て、最高でした。

観劇するまでは、東京セレソンの「くちづけ」みたいなものを想像していたが、終わってみれば、個人的には、team6g の方が、全体の出来として、上だと思う。

今回は脚本がすごい。くちづけみたいなキャラを立たせる会話もなく、ただ芝居とストレートな想いだけで勝負をしていた。

これこそ、芝居というのだろう。セレソン(タクフェス)は、7,800円、team6gは、3,500円、金銭的価値も、圧倒的に、team6gでした。

これからも応援します。
美しい日々

美しい日々

TEAM 6g

萬劇場(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

気がつかない所に幸せがある。
忙しい日々を過ごされている方々には、是非、見てもらいたいと思いました。
明日からの活力になるのではないでしょうか。
この劇団は、役者が良い。

もっともっと羽ばたいて欲しい。

ネタバレBOX

ネタバレではありませんが、team6gさんに、応援メッセージ。

Team6gさんは、初日から、千秋楽まで、観客がどっと増える劇団です。

しかし、PRが、本当に苦手な劇団さんww
でも、実力は、ビカイチなんですよ。
毎回、大事な何かを思い出させてくれます。

今回はPVを作ったみたいだけど、これからはもっとマメなPRを望みます。
blogの開演日ギリギリ集中更新も卒業しましょー。

実力はあるのだから、いい加減に、計画立てて、PRしてください。

舞台の魅せ方はプロなんだから、PRの魅せ方もプロ根性見せてください。

これからも、応援しています。
星灯り

星灯り

TEAM 6g

萬劇場(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

稀に見る秀作
有名の人がでるから、有名な脚本家だから、有名な演出家だから、と思って、芝居を見にいって、おもしろかったねー、恰好良かったねーで、満足していた方々、このような作品こそ、芝居といい、観劇すると言います。

このサイトを見るぐらいの、志のある方には、ぜひ、観劇して頂きたい作品です。

泣けます、そして、泣きながら笑います。

心に響く秀作です。

ネタバレBOX

阿南さんの圧倒的な存在感に、安心感があります。

そして、主演の小説家の男性は、唯一、はじけないキャラクターですが、うまく演じきります。

チャラいカップルも、脱線してもおかしくないキャラですが、綺麗に、はめてきます。

そして、幽霊役のお父さんのひょうひょうさ、それをうまく色づけする娘、そして、ぶっきらぼうだが、パン屋になる事を許す嫁。

単なる浮気おやじかと思いながらも、テンポよく後半を色付けするTV局男性。

誰一人、余分なキャラがいないと、話がしまります。


この劇団は、とても良いチームになりつつあります。

阿南さんと吉成さんの人柄でしょう。

これからも、変な舞台仕掛けや演出をせずに、正攻法で頑張ってほしい劇団です。

応援しています。

マザー

マザー

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上でした【男性主役板】
前作「ト音」で5454ワールドにはまり、今回も観劇。

いやー、すごかった。

人間が秘める色々なわがままを綺麗に紡ぎだします。そして、その糸がごちゃごちゃになりそうになりますが、そこは5454の世界、本と演出、そして役者が綺麗にひきつけ、客を見入らせます。

見ながら、この辺で普通は落ち着かせるだろうと思うと、そこはもっと、話を転がして、より客をひきつける、いやー、5454ワールド最高です。

しかし、どの役も絶対に必要な役ばっかりで、凄いですよ。そのセリフ、彼が言わないで、誰がいうのさ!!って、何度、思ったことだかww

脇役が安定していると、やっぱ、安心してみれますね。どの役も魅せどころがあるのが、たまりません。そして、みんなその期待に応えるのがすごいです。

絶対に彼ら、彼女らがいないと主役がたちませんもん。

しかし、題名のマザー、いやー、深いです。素晴らしいネーミングだと思います。

次回作も期待しています。




ネタバレBOX

世界を放浪しているという役柄で、一人だけ変わった役柄の方がいます。
ルームシェアというものを、歩き回った経験を元に示してくれて、話が分かりやすくなります。
また、終盤、女の子の話し相手として、ちょうど良い年齢設定として活躍します。

やっぱ、話がよく練られているなと感心する次第です。

後、春陽さん、前作は、「ハウアユー」の英語教師で存在感がすごくあって、面白かったのですが、今回はちゃんとしたうまい役者さんです。

最初は、どこか頼りなさそうなその辺にいる若者。終盤は自信を手にするが、どこか、みんなと隔たりができてしまう若者を綺麗に使い分けています。

前作、上島竜兵にしか見えなかった(褒めてます)村尾さんが、全体に良いクッションを入れられる不動産屋として、好演されていた点も印象に残りました。
ダチョウ課長の幸福とサバイバル

ダチョウ課長の幸福とサバイバル

ラッパ屋

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★

今年は反省して欲しいです。
昨年、おじクロをみて、この劇団を応援したいと思い、仕事を早く切り上げて、観劇。
正直、おじクロテイストが好きな私には期待外れでした。

私が感じられなかっただけかも知れませんが、客席も昨年のようなドカンドカンとした笑いも起きず、みんなの涙腺が弱まるような見せ所もなしで残念です。

少々、対象年齢が高かったのでしょうか。しかし、昨年はそのようなターゲットを意識させない年代を超えた作品だっただけに、外れ感が私には否めませんでした。

せっかくのベテラン劇団なので、もっと冒険して欲しかったです。

SHABoooN!

SHABoooN!

TEAM 6g

上野ストアハウス(東京都)

2013/09/25 (水) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

満足度★★★

3人組☆
若い役者ががんばってます。試行錯誤が見てとれます。それだけでも、見る価値はあります。

しかし、他の方も書いてますが、最後の盛り上がりまで、時間がかかります。
また場面転換が、仕方ないのですが、多いです。
投影も使って分かりやすくしたと思うのですが、私の席からは逆に見えづらく、分かりにくかったです。

2時間、座りっぱなしなのですから、客が間延びを感じてはいけないと思います。もっと、転換が少なくても、良いものは作れた気がします。


本当に役者はがんばっているのがよく分かって気持ちよかったのですが、演出と本の構成にまだまだ頑張りが必要かも知れません。

しかし、チームワークが良いのが分かりますし、まだまだ伸びる劇団と思います。
応援したい劇団です。

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