sbunshunの観てきた!クチコミ一覧

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ミュージカル『高松心中』

ミュージカル『高松心中』

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/08/09 (水) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

久々によく出来た和製ミュージカル。最初の15分で引き込まれました。何より、7人のダンサーが生きている。たまに見かける「ラジオ体操」のような振り付けで全員で踊るのは勘弁してほしい。今日は歌もダンスも上手いし、「本」もしっかりしていた。「人は幸せになるために生まれてきた」「終わりの無い旅」など、説得力ある台詞も多く、笑わせるだけで無く、考えさせる芝居であることも良かった。

イリクラ ~Iridescent Clouds~

イリクラ ~Iridescent Clouds~

イリクラ製作委員会

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/08/09 (水) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

満足度★★★

ミュージカルなんですね。良い歌もありましたが、この芝居、ストレートの喜劇として再構築した方が、演劇として、もっと面白いものになるのではないかと思いました。ミュージカルにおける歌の意味とは、ただ歌が入っているのではなく、必然性が必要だと思うのです。また人気俳優さんが多く、話が長くなっていますが、休憩無しの2時間40分は長すぎると思いました。

サマデーナイトフィーバー

サマデーナイトフィーバー

20歳の国

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/08/07 (月) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

満足度★★★

自分の小さな経験から、この高校生の実態はあまりにもかけ離れていました。もちろん作り話で誇張している部分があるのは分かるのですが、リアリティーの問題です。観客を「高校生以下」にも対象にしているようですが、引率の先生が観たら、びっくりするのではないでしょうか。俳優陣が一生懸命演じているのは分かりますが。。。

怪談 牡丹燈籠

怪談 牡丹燈籠

オフィスコットーネ

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/07/14 (金) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

フライヤーの大きさが2倍のA3。これが目立たぬ訳が無い。俳優陣は豪華。演出は森新太郎。「これは観なきゃ!」。予想通りの素晴らしい作品でした。舞台は暗い。大きな布が回っているだけ。現代人の服装。刀や槍を持っている人も。話は知っている人も多いでしょう。ここでどのように話が展開するのか? 初めて観ても、何回目かでも、演劇の醍醐味を感じる舞台です。

VAMPIRE

VAMPIRE

TEAM空想笑年

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

「これから何が始まるのか」という期待感一杯のスタート。テンポよく進んでいきました。予想出来なかった展開には驚きましたが、面白かった。目玉はアクション、さすがによく出来た殺陣でした。ダンサーも参加、エンタテインメント性も良いですね。気になったのは、「戦争」の意味です。何のために戦うのか。何を信じて戦うのか。その点が、今一つ、私には納得出来なかったのですが。。。

GHOST MIX

GHOST MIX

劇団虚幻癖

テアトルBONBON(東京都)

2017/06/27 (火) ~ 2017/07/02 (日)公演終了

満足度★★★

出演者が多く、もう少し整理が必要だと思いました。皆さん、熱演していましたが、今一つ私の心に入らなかったのはジェネレーション・ギャップなのか? 次回、本公演を期待しています。

時来組何回目かのアトリエ公演 多分9回目・・・。(仮題)

時来組何回目かのアトリエ公演 多分9回目・・・。(仮題)

神田時来組

ART SPOT LADO(東京都)

2017/06/10 (土) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★

3つのオムニバス作品、それなりに面白かった。1作目、答えが分かりそうなクイズ、笑えました。2作目の観客から「お題」をもらう即興芝居は、その「お題」の範囲を限定した方が、作りやすいし観客にも受けると思いました。3作目、意外な結末。頑張っている姿勢はよく分かります。期待しています。

妖怪パラダイス

妖怪パラダイス

ピヨピヨレボリューション

シアター711(東京都)

2017/06/06 (火) ~ 2017/06/11 (日)公演終了

満足度★★★★

いや、今日は年令を感じてしまいました。舞台のテンポは速い。客席は概ね若い。そして乗りが良い。「前説」で乗り遅れたか! でもアフターイベントは楽しかった。やっと間に合ったか。。。

ペンション林檎の樹物語

ペンション林檎の樹物語

昭和歌謡コメディ事務局

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/05/25 (木) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★★

加藤博利座長公演、頑張っていました。正に「昭和」を感じさせます。勿論、客席もそれを期待している。楽しい舞台でした。

morning sun 晩夏/初春

morning sun 晩夏/初春

第27班

テアトルBONBON(東京都)

2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

大学4年の春。まもなく卒業。色々なことがあった。様々な大学生の生活を描いた恋愛群像劇でした。先ずは舞台セットが面白い。それほど大きいとは言えない舞台に、いろいろな「場所」が丁寧に作られている。従って場面転換が速い。数カ所の出来事がライトの当て方で替わる。上手い、上手すぎる。話は非現実的ものもあるが、面白い。2時間を超える舞台だが、中間部の擬人化した動植物の話、脚本のバランス感覚が素晴らしい。

『ラクゴ萌エ』

『ラクゴ萌エ』

ラチェットレンチ

d-倉庫(東京都)

2017/04/13 (木) ~ 2017/04/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

『ラクゴ萌エ』、タイトルから「落語家を志す少女の面白可笑しい話」程度に考えて観に行きました。前説で、普段はサスペンスをやる劇団、ふと不安が…、落語を上手く出来るのかなあ? いや不安に反して、面白かった。内容もあった。話の落ちは述べませんが、最後の桜舞うエンディングまで十分楽しませてもらいました。落語のしゃべりをすべて落語としてやるのでは無く、複数の役者が立体的に演じるのが上手くいった理由の1つだと思います。勿論その場合も、扇子と手拭いを小道具として使ってました。それにしても俳優さんが良い。特に、「だんまり」役の井上賢吏さんの身体を張った熱演が印象に残りました。

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★

大衆演劇の面白さ。場所は浅草東洋館、あの浅草フランス座です。北野武、萩本欽一、伊東四郎はもちろん、伴淳三郎、八波むと志、三波伸介らの名前を思い出させる劇場です。他に迷惑をかけなければ飲食OK、かけ声もあり、リピーターの温かい雰囲気のある舞台でした。カーテンコールで、役者も観客も全員で叫びました「目指せ、浅草公会堂!」。その後の全員でのお見送り。次回も楽しみになりました。

これでおわりではない~2017ver.~

これでおわりではない~2017ver.~

アンティークス

「劇」小劇場(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

子供の頃、一瞬のうちに家族を亡くした、ひとりの女の子。家族の大切さを考えさせる話か、それだけでは無いかも知れません。2時間弱の舞台でしたが、脚本がとても上手いと感じました。もちろん俳優さんも。決して分かりやすい話とは言えません。現実か頭の中の話か分からなくなります。謎もあります。でも最後まで飽きずに見せることの出来る芝居作りでした。最初の10分で観客の心を掴んだのです。

ギンノベースボール

ギンノベースボール

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

うん、独特の雰囲気がある舞台ですね。特に大きな事件が起こることはないのですが、「野球少年?」をもとに、普通に生きている庶民の日常を上手く描いてますね。小劇場演劇の温かさを感じました。

CABACRAT

CABACRAT

junkiesista×junkiebros.

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2017/02/09 (木) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

どんなミュージカルかと思ったら、円熟した女性が活躍する喜劇。若いだけの下手な女優陣よりもよっぽど良い。歌も、ダンスも、演技も上手い。客の乗りが良いのは、固定客がいるのですね。楽しい舞台、有り難うございました。

あの雲の向こうは青空だった

あの雲の向こうは青空だった

劇団FULL HOUSE

シアター風姿花伝(東京都)

2016/12/08 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

もっと歌を…
言いたいことは分かる。でも焦点が掴みにくい芝居であった。最初に、氏家エイミーの歌があったが、それがその後の話とどうつながるのか。川島さくらが中心なのか、彼女の元に歌手を目指して来た曽根崎が中心なのか、最初は分かりにくく、もちろん複数の話が交錯して良いのだが、もう少し話が整理されていたら、と思った。笑いを取るはずのアンディー、カシエル、李租弓が真面目すぎる。「篠沢教授」のギャグは古い。皆、一生懸命芝居をしているのは好感が持てるが、歌手を目指す話なら、芝居の中で、もっと歌がふつうに歌われて良かったのでは、と思った。

償い

償い

teamキーチェーン

d-倉庫(東京都)

2016/12/01 (木) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★

舞台上のセットは?
このテーマの作品は好き嫌いが分かれますね。舞台上のセットを見て、何を象徴しているのかを考えながら観ていくと面白いかも。。。

出張診療所

出張診療所

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

良い芝居なのだが…
劇団芝居屋の舞台は『ラバウル食堂』から観ている。特別な事件が起こるわけではなく、日常を丁寧に描く芝居、私の好きな部類に入る舞台である。今回の話は、大学病院に勤めている主人公の女医が、病気の父の代わりに僻地医療をする中で、医者の仕事の意味を再認識し成長していく姿を描いている。確かに良い話ではあるのだが、若干、先が読めてしまう点がもったいない。俳優も上手く、安心して観ていられるのだが、もう1つ何かを期待するのは欲張りすぎなのかなあ。

サスライ7 Part3-転 シンジツ-

サスライ7 Part3-転 シンジツ-

東京アンテナコンテナ

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

さすが、イジリー岡田さん!
サスペンス、かつコメディ。初めて観る劇団だったので、笑いのタイミングを掴むのが今一つ。隣の人は受けているのだが、私は乗れない。そんな感じでした。 始まる前から、イジリー岡田さんのアドリブが話題になっていた。これも普通のパターンがわからないと、その面白さが分からない。でも確かに、1人大きく輝いていたのは間違いない。さすがテレビで活躍している俳優さんですね。

泣けない二人に、快晴(ピーカン)の空が笑った!

泣けない二人に、快晴(ピーカン)の空が笑った!

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

丁寧な作品作り
父と息子の話。その息子が主人公。母親は彼が生まれた日に亡くなりました。そして小学校の頃、兄が大好きだった。でも既に他界しています。その兄の野球での活躍から物語が始まりました。特に、大きな事件が起こるわけではありません、しかし日々の生活を描きながら、最後に山場が訪れます。私の周りでは、すすり泣く声があちこちで。丁寧な作品作り。これからも楽しみにしています。

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