sbunshunの観てきた!クチコミ一覧

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4人の泥棒と少女のメモワール

4人の泥棒と少女のメモワール

PHANTASISTA

高田馬場ラビネスト(東京都)

2022/11/23 (水) ~ 2022/11/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

私は色々芝居を観ますが、これは滅多に観ない珍しいタイプ。客席は若い女性が殆ど。そもそも出演者はイケメンを含む男性ばかり。私は「選択」を間違えたかなと思いましたよ。芝居というのは本当に様々。アドリブ満載のコメディ? 私自身よく分からない状況で前説があり、2時間休憩無しの舞台が始まりました。意外と(いや失礼!)脚本がしっかりしていて、興味深い流れ。でも私は初めて観る劇団、ついて行くにが大変でした。場違いの年齢の私には、笑いの面白さが分からない場面も多いのですが、殺陣が売りの1つ。このタイプの芝居、観ることはあります。エンターテインメントの1つと思えば楽しい。毎回ゲストが出演。今日は小島ことり。他の出演者に無いキャラと存在感が魅力。芝居に良い意味のアクセントを付けていました。

クロスフレンズ 2022

クロスフレンズ 2022

LOGOTyPE

光が丘IMAホール(東京都)

2022/09/29 (木) ~ 2022/10/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この作品に興味を持ったのは、今日の出演者、昨年観た森下知香と二人芝居『セイムタイムネクストイヤー』に出演した加藤大騎、数年前に吉野恵子(そい)が出演した今泉りえプロデュースのライヴに行ったことが切っ掛け。さすが二人共に存在感のある俳優です。申し訳ない。主演の方はよく知らないのです。実は、私自身、固定観念があります。ミュージカルは「1つに形」があるのだということ。従って物語、歌、ダンスが直接つながりがなく、このように派手に見せる舞台、正直、最初は戸惑いがありました。歌とストーリーとの関係、多彩な人物の登場、「時代」についていけない私がいました。しかしながら時間の経過と共に、しっかり作られた舞台セット、実力派の俳優陣と物語の進行、印象的な終わり方。このような舞台も楽しいなあ、と感じました。

第10回西谷国登ヴァイオリンリサイタルSpecial!

第10回西谷国登ヴァイオリンリサイタルSpecial!

西谷国登リサイタル

浜離宮朝日ホール(東京都)

2022/07/03 (日) ~ 2022/07/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めて聴くヴァイオリニストでしたが、拘りのある曲作り、その熱さに感動しました。アンコールは「チャールダッシュ」、聴衆に十分満足させるコンサートでした。

リ:ライト

リ:ライト

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

思ったよりシリアスでした。「記憶」に関する面白いテーマ。ここの劇団の作品、よく知らなかったので、もっと軽い話だと思っていたのです。でも、最初の3人の会話、テーマとどのように関連しているのか、私には謎でした。申し訳ありません。

スタンダップコメディGo!vol.4

スタンダップコメディGo!vol.4

合同会社 清水宏

小劇場 楽園(東京都)

2022/05/22 (日) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

一昔前の「漫談」のようですが、一寸違う。観客との一体感を求めています。話題は芸能ネタもありましたが、社会問題、政治に絡みます。単なる政治批判ではありません。弱者に対してではありません。力のある者に向かっては、「かみつき」「突っ込み」「イジり」ます。正に「言いたい放題」。私は初めての参加ですが、その熱気に圧倒されました。テレビでは演じることが出来ない本当の芸です。

SHOWほど素敵なショーバイはない!

SHOWほど素敵なショーバイはない!

劇団娯楽天国

ザ・ポケット(東京都)

2022/05/18 (水) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

劇中劇が「シェイクスピア」だったのを「忠臣蔵」に変更。それがまぜこぜ。「ロメオとハムレット、そして忠臣蔵」そして山場では「メモリー」(ミュージカル『キャッツ』より)。ドタバタ喜劇なのですが、それを真面目に取り組んでいる俳優陣の姿勢が良い。若い女性も多く、ここのファンはとても温かい。そんな印象でした。

グレーな十人の娘

グレーな十人の娘

劇団競泳水着

新宿シアタートップス(東京都)

2022/04/21 (木) ~ 2022/04/29 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

芝居というのは、本当に多種多様。それが自分の感覚に合うかどうかで、自分にとっての良い芝居が決まります。『グレーな十人の娘』、背景が分かっていないと楽しめないミステリー。最初の段階で、案内役の四女による家族の説明があり分かり易い。ただ無理な設定も感じられる所もあり、リアリティの面では今ひとつかな。でも楽しめましたよ。

そのあとの教員室

そのあとの教員室

enji

吉祥寺シアター(東京都)

2022/04/08 (金) ~ 2022/04/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

暗く重たい話に終わっていない所が良い。個性ある多彩な人間の会話劇。太平洋戦争直後の舞台なのですが、これが現代の世界情勢と微妙な繋がりが出てくるのです。と言っても、ひとつの考え方を強く主張するのでは無く、エンターテインメントとして楽しめました。私は後半のサスペンスのような謎解きの場面が好きでした。『12人の怒れる男』を連想させます。事実はどうだったのであろうかと、教員たちの想像溢れる議論が面白い。さらに空襲で何の罪もない人々を殺戮したこと、原爆で無差別大量虐殺をしたこと、アメリカ軍の罪にまで話が及びます。世界史における事実を、我々はどう理解すれば良いのでしょうか。近年、いや昔からでしょうが、自分の立場を明確にせず、マスコミに誘導され、何とは無しに大勢の意見に付いていく。「日本人の考え方がひとつにまとまることが良いこと」そんな風潮、私は好まないのです。

第73回「a・la・ALA・Live」

第73回「a・la・ALA・Live」

a・la・ALA・Live

座・高円寺2(東京都)

2022/04/07 (木) ~ 2022/04/07 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これは芝居ではありません。様々なジャンルのパフォーマンスが一堂に会するアラカルト、大道芸です。色々な芸が、4人のパフォーマーよって演じられました。

・Spring has come・・荒山昌子《一人芝居》
・みま1・・みま《オペラ座の道化師》
・Dancing generation・・荒山昌子
・いま、~improvisation 女生徒~・・バーバラ村田とアラライズ《パントマイム》
<休憩>
・講談・・神田織音《講談》
・みま2・・みま
・Refresh season・・荒山昌子
・みま3・・みま
・Reborn・・荒山昌子

「みま」の3回のパフォーマンスに感動。曲目は、「乾杯の歌」『椿姫』より、「オー・ソレ・ミオ」、「夢やぶれて」『レ・ミゼラブル』より。「聖者の行進」、「トルコ行進曲」。「誰も寝てはならぬ」『トゥーランドット』より、「夜の女王のアリア」『魔笛』より。「乾杯の歌」の1人二重唱に驚き、「夢やぶれて」では自身の人生に重ね、持参の新聞紙を破きます。しかし、それはマジック、破れていない、「自分の夢」は破れていないのです。上手い! 難曲と言われる「誰も寝てはならぬ」、「夜の女王のアリア・復しゅうの心は地獄のように胸に燃え」、歌が巧いだけで無く、十分演技で笑わせるのでした。

風がつなげた物語

風がつなげた物語

グッドディスタンス

新宿シアタートップス(東京都)

2022/03/31 (木) ~ 2022/04/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

小劇場の繊細な会話劇。母の遺骨を抱えた珠子と夫はバス停に来ます。バスはなかなか来ないので、夫はタクシーを探しに行くのですが、その間に遺骨とともに珠子は消えてしまうのです。問題はこれが珠子の奇行癖なのかという点です。姉妹は「珠子は昔から変わっているから」と言っていますが、それは真実なのでしょうか。そして父親は定年退職のタイミング。最終的に珠子は家に戻ってくるのですが、姉妹は年老いた父の世話を誰がするかの話に移ります。その時々の微妙な心の変化を実力派の俳優陣が演じています。三姉妹の個性が豊か、実像の女性の生き方を描いています。そしてモロ師岡、味のある父親役です。色々な芝居がある中、劇場でしか観ることの出来ないような濃密な芝居、劇場で観てこそ感動が伝わる家族劇と言えます。

#北区の熱海「熱海殺人事件」「売春捜査官」

#北区の熱海「熱海殺人事件」「売春捜査官」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2021/12/14 (火) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

『売春捜査官』、開演から目が離せません。パワー全開、「木村伝兵衛部長刑事」大滝樹の立て板に水を流すような流暢な台詞が良い。勿論、容姿もステキです。女優なら、演じてみたい芝居だと思いました。共演の「熊田留吉刑事」草野剛、「大山金太郎」井手大稀、「万平刑事」木村明弘も熱演。様々な芝居がありますが、初演当時の反響は想像を超えた盛り上がりだったでしょう。

音楽劇 百夜車

音楽劇 百夜車

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/10/29 (金) ~ 2021/11/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

生演奏の音楽劇、舞台美術も興味深い。ただミュージカルやオペラ、大部分は話が単純。音楽を使う理由は感情の起伏を大きく表すためだと思うのです。歌が多いのが良いのかどうか。歌詞が聴き取りにくいメロディやリズムの合唱。その企画は素晴らしく現代的なのですが、私には今ひとつでした。

丘の上、ねむのき産婦人科

丘の上、ねむのき産婦人科

DULL-COLORED POP

ザ・スズナリ(東京都)

2021/08/11 (水) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「妊娠・出産」をテーマに、病院のロビーで待つ男女の物語。産婦人科医に訪ねてくる様々なカップルの実像を追っています。後方の壁を使い、カップルの経歴が最初に映し出され、2人の関係が分かり易く説明されます。その後の2人の会話で、現代社会の問題点があぶり出されるのです。今日はAキャスト。物語が素直に分かりました。でも、ここまで掘り下げて展開する「妊娠・出産」の演劇、作者の力量を感じました。

Who’s it? 〜ニューヨークの日本人〜

Who’s it? 〜ニューヨークの日本人〜

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/08/05 (木) ~ 2021/08/10 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

今日の天気予報を見て驚きましたよ。最高気温39度、何かの書き間違いでは。。。場所は新宿の小劇場、シアター・ミラクル。マチネの舞台、観に行きたい意欲が暑さに勝ちました。開演前の制作側の前説、真摯な姿勢がとても良い。そして舞台が始まりました。

シリアスな話は素直に観れば良いのですが、コメディは難しい。観る側の感性が試されます。年代差もあるかも知れません。私は最初のテンションの高さに圧倒されたのですが、それが返ってすんなり物語に入っていけませんでした。申し訳ありません。NYを舞台にした英語禁止コメディ、その発想は面白いのですが、次々起こる想定外のことを素直に笑えれば良いのですが、深く考えてしまいました。

約束のチバーランド

約束のチバーランド

カラスカ

ブディストホール(東京都)

2020/10/29 (木) ~ 2020/11/02 (月)公演終了

満足度★★★

カラスカの公演は何回か観ています。テンポ良く進む舞台が好き。出演者は若い美人、イケメン俳優が多い中、客席はおじさんが目立ちます。今日も笑いが多く、雰囲気は良いですね。常連の濃いファンが支えているようです。ただ最近の私、以前は楽しめていたのが、最近はそのリズムについて行けなくなってます。年齢かな。小劇団、物販も貴重な売りですが、ちゃんと1枚、キャストとスタッフの紹介のチラシ、細かな気遣いが嬉しいものです。

十二人の怒れる男

十二人の怒れる男

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2020/09/11 (金) ~ 2020/10/04 (日)公演終了

満足度★★★

この演劇、12人中11人が有罪で一致しているところ、陪審員8番が無罪を主張し、この劇の流れを作り、中心的な役割を演じます。私はこの芝居を何回も観ていますが、話の筋書きは知っても、陪審員役を演じる俳優の役割が面白く、異なるキャストによるその個性も楽しみになりました。毎回新しい発見があるのも、この作品の特徴かも知れません。個別の俳優に関しては、好き嫌いもあるので、ここでは触れません。

今回の特徴は会場の真ん中に舞台を設けたことです。私はこれは失敗だと思います。この芝居、同時に何組かの陪審員の間で台詞の応酬があるわけでは無いので、普通の舞台のように一方向から観る方が適切。また私の席が舞台反対側だったので、殺人現場の見取図が見えないこと。さらにシアターコクーンは広いので、後ろ向きでは台詞が聞き取りにくい場面もありました。

モスクワ 1980 

モスクワ 1980 

昭和芸能舎

赤坂RED/THEATER(東京都)

2020/07/18 (土) ~ 2020/07/24 (金)公演終了

満足度★★★★★

物語をテンポ良く進める羽原大介の脚本、演出が良い。笑わせ、そして泣かせます。1980年を描いているようで、2020年の日本の姿と重なります、スポーツ選手の頑張り、一方、政治とスポーツとの関係。メディアの役割。薄っぺらな政治、社会批判で終わることなく、熱い家族愛に支えられた上質の人間ドラマ。劇団員の方、ここに参加した俳優陣、素晴らしい。今、芝居が出来る彼らの喜びが伝わりました。ラストは男子シンクロチームが舞台上「水無し」で演技をします。前回の女性陣のフラダンスに負けず劣らず、今回の男性陣のパフォーマンス、必見です。昭和芸能舎としての最後の集大成、目撃しましたよ。

ダンシング・アット・ルーナサ

ダンシング・アット・ルーナサ

劇団俳小

d-倉庫(東京都)

2020/03/01 (日) ~ 2020/03/09 (月)公演終了

満足度★★★★

8月の収穫祭(ルーナサ)でダンスを踊ったことを、5人の姉妹がなつかしく語り合っています。そんな過去を当時幼い子供だったその末娘の息子が回想する話。アフリカで布教活動をしていた神父の兄が帰国、でも精神が病んでいます、息子の父親が訪ねてきますが、家族とは調和できません。5人の姉妹の誰もが重荷を抱えています。この暗さは何なのだろう。アイルランドの歴史から来るのか、時代に乗り遅れた家族だからなのか、不安な時代を感じさせるのは、今現在の日本に私が住んでいるからなのでしょうか。

忘れてはいけないのは音楽。ストレートの芝居で音楽の使い方は難しい。テレビや映画のBGM風にしては、台詞が台無しになってしまうことがあります。上田亨の音楽は今日の舞台に相応しい余韻のある調べでした。

苺と泡沫と二人のスーベニア

苺と泡沫と二人のスーベニア

ものづくり計画

上野ストアハウス(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★

「苺と泡沫と二人のスーベニア」のタイトルもフライヤーも魅力的なので観劇したのですが、違和感がありました。舞台美術は具体的な造りと抽象的なセットが考えられますが、もう少し工夫が欲しい。2件の酒場が概ねの展開。だったら、もう少し飲み屋らしくセットを作って欲しい。入れ替わり何人か女の子が酒を飲んで会話、時々踊ったりして盛り上げているつもりですが、芝居としては物足りないものがありました。

パズル

パズル

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった。数多くの古い絵画が飾られた喫茶店。結婚詐欺師、刑事、探偵、マスター、YOUTUBER、くたびれた夫婦など、前半でそれぞれの背景をちゃんと描いている所が良い。私は、コメディというのは演じるのにとても難しいと思っています。変な服装や動作、下ネタなどで笑いをとるのは好きではありません。その点、今日の舞台、感心しました。前半の布石が生きている。そして、一見解決したような雰囲気で終演かと思っていましたが、きちんと登場人物のこれからも整理して終えました。「お笑い」で終わらない、芝居のレベルの高さを感じました。

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