吉岡克眞(劇団皇帝ケチャップ)の観てきた!クチコミ一覧

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嘘つきアポロジー

嘘つきアポロジー

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度となく
恐らく何度も観直すとより深く、より強くその構成や演出が理解できるのだと思います。細かい部分が気になって後々で解消された時、なるほどなぁとさせられたのが今回は脱帽でした。金銭と時間に余裕さえあれば2回3回と観たかった作品ですね。

キャベティーナ

キャベティーナ

劇団鋼鉄村松

d-倉庫(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★

参加型!
観客参加型というのはワクワクします。あまりハードルが高いものだと腰が引けてしまうものですが、あれはいい。座席に置かれたものを見た時一瞬なんだこれはと思いつつも。

カボチャマスク役の多田無情さんやガンバさん役のムラマツベスさん。役者さんが魅力的な舞台はそれだけで観てよかったと思わせてくれますね。

サバイバーズ・ギルト

サバイバーズ・ギルト

ナイスコンプレックス

駅前劇場(東京都)

2014/05/08 (木) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台の使い方
まずは本作は一番前で観るべきだったかなと思っています。座り芝居の場合、ある程度角度のある劇場であればみえるかもなのですが、駅前劇場の場合、どうしても床に座っての芝居は3列目より後ろだとほぼ観えないと言っても過言ではないかと。

作品としては重いテーマでしたね。育児放棄。久しぶりに考えさせられる作品に出会いました。集団心理が働いて誰かがとか、お隣はお隣みたいな意識が働いて結局悲劇が起きてしまう可能性を孕む現代社会。

また舞台の使い方が非常に興味深く、同じアパートで起きていることなので、ある人がはけたら今度は別の部屋に。その切り替わりはうまいなぁと。

ぺんぺん草

ぺんぺん草

浮世企画

OFF OFFシアター(東京都)

2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

カリスマは
ゆったりとした芝居故に腰を据えてじっくりと役者の一挙手一投足に着目しながら観られた作品。カリスマにのし上がっていく男の突き進み感、周りの空気感、人の心の移り変わり、実に見応えがありました。

ティファニーで晩酌を

ティファニーで晩酌を

順風男女

Geki地下Liberty(東京都)

2014/04/10 (木) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★

角度のある劇場
Geki地下Libertyは角度のある劇場ですが前から2列目だったということもあって見やすかったです。もうちょっと上からだと恐らく顔が見えにくいところもでてきたかもしれませんね。

いろんな作家が書くコント、これを演じる女優たち。魅力的な作品の数々。後ほど当パンで誰がどの作品を書かれたのか確認するとたいてい凪沢渋次さんが書かれていたことを知りました。

時折出てくるダンス、やっぱいいなぁと思う。見ていてテンションが上がりますし。そして杉岡さんの声はほのぼのするし。まだやっているので是非下北へ!

三人でシェイクスピア

三人でシェイクスピア

劇団鳥獣戯画

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/03/31 (月) ~ 2014/04/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

シェイクスピア全作品を演る!
しばしば折込チラシを見て、全作品を90分でということに「へぇ」とは思っていたものの、「シェイクスピア」という題材に対して古いイメージがつきまとってしまい行かずにおりました。

また言葉を選ばずに言わせていただけるならば、チラシを見た時の期待できなそうな感じにためらっておりました。しかし、そんなことを思っていた自分をぶん殴りたいです。

シェイクスピアってなんだろう、どうせつまらない古い作品とか思っている方には是非オススメです。ただ正直シェイクスピアが何かはよくわかりません。

また観客参加型の公演でもあるのでシャイガール、シャイボーイには勇気を出して踏み出して欲しいとだけ言っておきます。私も舞台に上げてもらい、貴重な経験をさせて頂きました。

ひとまずシェイクスピア作品を文庫で読みたいと心から思えました。

ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない

ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターKASSAI(東京都)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ふざけてふざけないバランス
ポップン歴はまださほどないものの過去作品もDVDで見つつ思うのは、やはり短編というのはあらゆる方向性から作品を届ける事ができる実験的公演であると思う。

観終わった瞬間にこういうのも出来ますよとポップンマッシュルームチキン野郎という劇団から作品を通して言われた気がしてならない。

以前の短篇集で観たものもありましたがそれはそれとして更に面白さに磨きをかけてきたカブトさん、素敵でした。

Jack moment.

Jack moment.

バンタムクラスステージ

萬劇場(東京都)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

まるで映画のような2時間
シリアスものはちょっとと思っておりました。そして上演時間2時間10分と当日劇場で案内されて「おお」と怯んだのですが、あっという間の2時間10分でした。

まるでハリウッド映画のような雰囲気を漂わせ、ドラマティックでもありつつ、笑いもしのばせている作風。初めて拝見させて頂いた劇団さんだったのですがまた一つ好きな劇団が増えたようです。

東京に拠点を移されたということで次回は黄金のコメディフェスティバルで拝見できるのを楽しみに待ちたいと思います。

大きなものを破壊命令(再演)

大きなものを破壊命令(再演)

ニッポンの河川

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/03/01 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

役者も観客も休む暇なし
事前情報としては出演者が音響も照明もやるということでどうやるのかが気になって観に行きましたが、なるほど。そういう作品、演出ならば気にならないと言えます。

それよりも役者のキャラ切り替えが大変な作品で、どこをどのタイミングで照明を切り替えるなど脳みそを休める暇がない。それを乗り切れば終幕後疲弊していて当然だなとアフタートークを見て思った。
(※作・演出の福原さんがインフルエンザの為急遽役者全員が出ることに)

言葉の波、強さを感じる良作でした。

うちゅうのひと

うちゅうのひと

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2013/10/30 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★

涙が止まらない
始まってすぐどういう話の展開になるのだろうか、読もう読もうとするのだけれども読めず、宇宙人クオリティの味によって、話が頭に入ってこない。しかし宇宙人の姿にも大分慣れてきたところで、いじめ問題を扱う際の不快感、これをどう解消してくれるのかの期待感もありつつ観続けていると、感極まって涙が。。。え、こんなに涙腺脆かったか?って思うぐらいに涙腺崩壊してしまった。

私的家族ベスト

私的家族ベスト

元東京バンビ

Geki地下Liberty(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★

エンディングで救われた
正直前情報なく観に行ったので、コメディなのかシリアスなのかすら知りませんでした。随分飛び抜けたキャラがいたけど、その方めちゃくちゃ笑いとっていたけどシリアスパートもあるっていう。

家族になるってどういうこと? 突然に起こってしまった喪失と遺族。その複雑な関係、わからなくもないけど。結論、救いのある作品ということで良かったと思います。

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

青春の1ページ
高校の文化祭自体が懐かしく思う設定。
教室、会議という設定を動かすことなく会話でつなげていくコメディの難しさはあるものの、時間も感じさせない仕組み、台本の良さ、際立つキャラたちによって会議の終焉へと収束していく。巧みな作家の一人だと私は思います。

3団体合同コント公演

3団体合同コント公演

モラトリアムパンツ×PLAT-formance×たすいち 3団体合同

新宿眼科画廊(東京都)

2013/09/25 (水) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★★★

演劇人のコント
コントはどれもこれも洗練されていて、時間が全く気にならなかった。
演劇人ゆえにただのコントではなく、物語性が出ていた団体もあったり、興味深いイベントでした。前説、アフタートークもサービス精神旺盛で、どうやら昨夜は料理を振る舞うということもあったようです。次は合同で何が行われるのか!?

RE:1k 【公演終了!】

RE:1k 【公演終了!】

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/05 (木)公演終了

満足度★★★

この役者にも注目!
今回は太田守信さんが脚本を書かれるということだけで観に行くことにしたのですが、やはり役者として他の方の作品に出演されている太田さんを観て、断トツ上手いな、この人、という印象を受けました。これは他の人が演技がどうとかそういうことでは決してないです。

そして今回改めてもうけものだったなぁというのが「駄目なダーウィン舎」所属の「山岡太郎」さんを知ることが出来たってことです。

彼は2作に出演されていたのですが、独特の存在感を発揮していました。
また出演していた2本目のネタに関しても、おお、こうくるか、というのが途中からわかってくるのですが、楽しめました。

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