ガリコの観てきた!クチコミ一覧

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俺たちの劇 ~東京編~

俺たちの劇 ~東京編~

ENBUゼミナール

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

遠慮がち?
養成所の発表公演らしい。
そういう目で見たせいか、感想は「脚本に丁寧に、忠実に、演じる」
脚本という芯をしっかり感じるせいか、体を使ってはいるけど、小説の朗読のように感じた。
一人の人間が作ったお話しをみんなで語っているよう。
沢山ときめくセリフがあったんだけど、ああ作者が言いたい言葉なんだなとは伝わるんだけど
登場人物一人一人がそれぞれ言いたい言葉なんだな、とは思えない。
演じる事には積極的なんだけど、登場人物を自分のものにしちゃうことには遠慮がち、と言うか…
この人物になります!!じゃなくて、ならせていただきます、お借りします、といった印象。

ネタバレBOX

解散→結成 の歯車逆回転、みたいな構成が面白かった。
演劇が楽しい、面白い、という空気が120%伝わりました。
【ご来場ありがとうございました!】「姦~よこしま~」【次回は12月本公演】

【ご来場ありがとうございました!】「姦~よこしま~」【次回は12月本公演】

ロ字ック

スタジオ空洞(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

初見でした。見れて良かった。知らなかったら損だった。
脚本自体は骨格だけのシンプルなものだと思います。
でも本当にキャラクターって大切なんですね、人(個性)が数人集まるだけでこんなに色鮮やかにも毒々しくもなる舞台。凄い!
女の毒を煮詰めたシチューのようでしたが、私は同性なので浸かってみれば温泉の様に心地良かったです。
でも男性視点だとどうだったのでしょう…私の観た回は半数以上が男性客だったし、気になりますね。

シチューと言えば、食料の方の熱演良かったです。ゾクゾクしました。

中国泡姫さんはもうあれは一芸ですわ、存在感、完成度、半端ない。
丹念に時間をかけて磨いたら歌舞伎の型みたいになっちゃいそう。

ずるさんから得体の知れない元気を分けてもらいました。

This Planet is Ours

This Planet is Ours

劇団だるい

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

空調が残念
笑いは漫才派だったけど、コントっていい♪楽しいっ!!と思わせてもらいました。
NK細胞活性化した気がします★ありがとうございます。
殺し屋(オチはブラックでしたね。)とDTのアドリブ?っぽくなった時のやりとりが良かったです。逆に本編は長くて緊張感やや解けちゃいました。
合唱もうまい!!何気ないけど練習量や努力は相当なんだろうなって感じます。

内容とは関係ないのですが、エアコンが強くて震えました。
笑いたいのに寒いのはちょっといただけない。いっぱい笑っていた隣の人はむしろ熱かったのかしら。
温度差を感じないためにも、空調は丁寧にコントロールしていただると、安心して舞台を楽しめます。

安部公房の冒険

安部公房の冒険

アロッタファジャイナ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/08/23 (土) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

人間くさひ
妻と愛人か…眉をしかめたくなりつつも、ああこりゃ何十年、何百年先も人間(男性や作家)は同じことを繰り返すんだな、と諦めの心境になれました。
うまく言葉に出来ないけど、人間のこういう関係性が、面白いし、本能からの欲求だし、なんだかんだでみんな共感してしまうのだろうし、
人間臭さを十二分に満喫した舞台でした。セリフは良いけど、長くて出にくかったり噛んでしまったりで、ハラハラしました。

…才能に惚れる時って、相当いい匂いするんだろうな。
離れたくても離れられない、麻薬的なフェロモン…嗅いでみたいわー

8月31日

8月31日

どろんこのキキ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/08/22 (金) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

泥団子、割れちゃいましたね
19歳(でいいのかな)の方の作った作品という意味で非常に興味深く拝見しました。
客に媚びない感じが良くも悪くも若々しくて凛としていました。

ほとんどずっと登場人物が舞台にいる事に狭さ、暑苦しさを覚えてしまいましたが、2~3割それが活きる演出もありました。
手前に主要キャラ、奥に横一列で流れていくモブ、は動きがコケティッシュ、リズミカルで心地良かったです。

ストーリーは色々盛り込まれていてスピーディに展開しますが、
観客に共感がないので(同世代ならあるのかな、でしたら受け取れずすみません)始終他人の夢(寝て見る方の)を見ている気分でした。
めまぐるしく展開し、喜怒哀楽があるのに、どこか他人事に眺めてしまう。そして唐突に夢から醒めて幕。

隕石、というか、泥団子、本物でしたね。
そういうこだわり好きです♪

(感想を読み返して)…違うか。この世界の主役の座を譲るか譲らないかの境界のお話なのか。
大人は既に譲ってしまったから共感がなくても当たり前。部外者感が当たり前。
譲る前の葛藤を描いた、という意味では大成功なのかも。大人に疎外感を感じさせてなんぼなのかも。
…独り言すみません。思い返す度に様々な感想を持てるので、8月31日という作品は確実に観客の心に楔を打てたのだと思います。

妖怪酒場

妖怪酒場

物の怪エンターテイメント企画 『妖-AYAKASHI-』

タイニイアリス(東京都)

2014/08/13 (水) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★

らんちきっ
おどろおどろしい妖怪達を想像していたので拍子抜けしましたが、
楽しそうだったのでこれはこれでありなのかな、と。漫画やアニメが三次元になった感じで観るとすんなり入ると思います。
個人的な好みを言わせてもらうなら、妖怪のコスプレではなく、妖怪に化けてやるという気概が欲しかったです。
人間も妖怪も生きる苦労は同じ、という扱いであるなら、現状の人間くさい妖怪で良いのかもしれませんが…
演技が不安定でしたね。きっとまだまだ伸びます、頑張ってください。
豆腐ちゃんは完成度高い、というか自分の世界を持ってますね。弾けるような遠野?方言少年が新しくて魅力的でした。
ただ、人間との友情に深みが感じられず(印象に残るエピソードが1シーンしかなかったからかな)とってつけた感が少しだけ…
ラストシーンのライブは楽しかったです。古三味線ちゃんも素敵でした。

千年マチコ~書房編~

千年マチコ~書房編~

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

子宮の中みたいな空間
マチコさん(思わずサン付け)のキャラはとにかくぶっ放してくる。リサイタルには魅せられました。歌声も素敵★
登場人物はどんなにアクが強くてもマチコさんと比べると常識人に見えてしまって少し寂しく感じたんだけど、
ダイソンさんは張り合えてましたね。悪い事を企てる程善人に…というギミックにニヤニヤ。
あと演技で印象に残ったのは高校生の方でした。視覚的にインパクト強かったのはドイツ語の方。
ラストシーン、大好きです。スイカ…(笑)
軽く、明るく、楽しく、悲しい事もちょっとはあるけど、マチコがいれば笑顔になれる。そんな舞台でした。
少女の様な無邪気さ、母親の様な包容力、老婆の様に凪いだ心、いいな、こんな役をやれるなんてなんて贅沢っっっ

ネタバレBOX

子供の頃から人魚の肉を食べた人はどうやって永遠の暇を潰してるんだろう?と疑問だったけど、そっか…子孫を愛でたり助けたりしてたのか…と納得しました。
解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

元気、いただきました!
憧れの舞台…の割に全く緊張感を感じさせない、ゆるさ(良い意味で)、が凄い!個人的にはそんな江古田のガールズさんに憧れました。
でも演出の方、お若いのですね。その若さで人を食うセンス、今後も注目したいです。
リラックスして楽しめたのですが、笑いの間は時折芸人さんレベルで鋭かったです。

舞台裏、主に制作さんの苦労を描かれたストーリーですが、
どんな仕事の世界、趣味の世界でも根底にある気持ちは同じだと思うので、共感したし、惹き込まれました。
私の熱意は年と共に大分しぼんでしまっていますが…もう一度奮い立たせてみたいな!と思える、元気をもらえる舞台でした。
ありがとうございます!!

女子穴

女子穴

東京マハロ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★

赤ちゃん、エゴちゃん
前回も精子と卵子か?みたいなフライヤーを作っていたので気になっていたんだけど、
今回はまさに不妊治療の舞台だった。

女子の心の穴は子供で埋まるの…?埋まらないの…?

正直、グリッとひねった脚本ではない。でも面白いし目が離せないのは不妊治療自体がそういうものだから。
ただ頑張ってる、必死に生きてるだけなのに、傍目には滑稽だったり同情をかったり。
生物としてただ欲しかった機能なのに欠けてる悲しさ、可笑しさ。
じゃあ何のために私は生まれたんだろう?
生き甲斐が見つかる人も見つからない人もいる。
見つからない人でも残されている最後の砦(人生の保険みたいなやつ)、生殖機能…がない。もう笑うしかないよね。
だって人間だからさ、泣いて、笑うしか、残されてないんだよ。

でももし授かったら?
今度は笑えない現実がやってくる。
出生前診断で判る障害、親としての責任、痛み、重圧、忍耐、後悔…

生めても生めなくても、人はエゴまみれで、エゴに苦しめられて生きてるんだなぁと
じゃあエゴの塊が子供?天使のような顔で笑うのに?

そんなことを観劇中一人でぐるぐるぐるぐる考えてました。

幻想時代劇『天守物語綺譚』

幻想時代劇『天守物語綺譚』

東方守護-EAST GUARDIAN-

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

子供の頃憧れたお姫様
子供の頃憧れたお姫様に会えるのが東方守護の舞台だと思いました。

賢く、愛らしく、優しく、気高く、強く、美しく、愛し愛されるお姫様。

好きなものは好きだぁぁぁ

男性がいるとやっぱりしまりますね。でもやっぱり女性100%が東方守護かなぁ、と。何回かに一回混合だと
コーヒー、コーヒー、ラテ、コーヒー、みたいで飽きがこなそうです。

おんまさん

おんまさん

ゑんドコロ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/01 (火) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

キャラが良かった!!
キャラ作りが最高!オネェ忍者管理人さん(素敵!)
国士無双社長(役なの!?素なの!?)、娘の妄想モードは目がイッてて可愛いのに残念過ぎるし、
弁護士卵の人生薄味の子も面白い!!

場面転換が割と唐突なんだけど、一瞬で客の心を連れ戻してくれる。
放り投げられてキャッチされる、緊張と安心感の繰り返しが癖になります。
好きなシーンは裁判シーン、キタキタキタァァァー!!!という気持ちになりました。(個人的に裁判好きなので)

ネタバレBOX

ラストシーンも良かったです。
最初から舞台装置のすりガラスが気になって気になって仕方なかったんだけど、
光の映り込みで表現する為のものだったとは!!(走馬灯に見えなくもないけど)
おんまさんの姿、私の心にしっかり映りました。
わっしょい!!鋼鈴の乱

わっしょい!!鋼鈴の乱

張ち切れパンダ

小劇場 楽園(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/08 (火)公演終了

満足度★★★★

ト○ロのメイちゃん?
初見でした。
主演の方の演技良かったです。子供の未来を信じるうざさと愛らしさが半々で絶妙でした。大人マリもいるいる、いるよこういう人!!と共感しました。
ホームレスの方の発声方法がすごい…確かにばっちりあんな感じですよね。
おねえさんの大人の恋愛…子供からみたらなんだそりゃ?みたいな理解できなさと、反面、羨望、みたいなのを感じました。(みそっかすの寂しさと言うか…)
カルトなセミナーも不気味で楽しかったです♪役者さんみんなが若々しく健康的だから、病んだ感じは薄味に思えましたが(さだこすら健康的。衣装の色…?)それはそれでまた良い爽やかな味わい。
新興宗教の裏舞台(どうやったら上手に洗脳出来るかな的な)が見れてふむふむ、ほう、と感心しました。

ネタバレBOX

ちょ、メイちゃんがおかあさんにトウモコロシ届けに行ったら死んでました…みたいな、な、なんて鬱でリアルなお話しを作ってしまうんだ、と。大好きですそういうの!!

作文は最後は読み上げるのかな?と思っていたので、内容に触れなかったのはちょっと「えぇ~聞きたかったぁぁ。じらすだけじらしてぇぇ」と思いましたが、
きっと知らないままで良い部分なんですよね、だって“プライバシー”ですもんね。

痛い過去、辛い過去、忘れたい過去、いつかきっと大切な過去に出来るかな、いやしましょうよ!!!と思える、心強さをいただく舞台でした。

フライヤーのデザイン、最高です★
共演NG

共演NG

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2014/05/16 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

開けてびっくり感×2倍
面白かったです!グリコのキャラメルにオマケが2箱ついているかのような、開けてびっくり感×2倍。

劇中劇ってあまり観たことがなかったので余計に新鮮でした。
舞台×2が警戒アラーム?と共に接近する部分はいい感じに不真面目で、遊心があって楽しかったです。
その対比として、共演NGという緊張感のあるコンセプトや役者さんの熱演が真面目にビシバシッと伝わってきました。

ヘナレイデー

ヘナレイデー

AnK

王子小劇場(東京都)

2014/05/15 (木) ~ 2014/05/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

とてもいいコジラセでしたu▽u
ぽけーと眺めていたら(オバサンなので感情移入は無理だなと早々に諦めて傍観体勢に。)喜怒哀楽の4種じゃまるできかない、その10倍くらいの様々な感情が沸き起こったのだけれど、細かすぎて、自分でも捉えどころのない感覚に。
でも何故か、観終わって漠然と「明日も、頑張るか~…」と前向きな気持ちになれた。若い頃、女友達と何時間も語った後に起こる、根拠のない前向きな感情…
そんなのを思い出す舞台でした。

全体的にとてもキュートでお洒落だなと思いました。

女の子達はコケティッシュさとリアルさがいい塩梅。
サガンは女の子にモテるのがわかる気がする。
萌さんは、いるいるいるよ、こういうイラッとさせる女子、でも男にはウケるんだよねー、という演技が素晴らしいっっ
鼻につばつけてるシーンの二人の声のトーンが好きです。低くて。
本当に心を許しいている友達と話す時って確かに声低くなるな~と気付かされました。

狐さんはとても魅力的なダンサーでした。
半分だけの鳥居も若干罰当たりで可愛い。気がします。

448の女

448の女

ビニヰルテアタア

宇宙舘(東京都)

2014/04/24 (木) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

音響
開演前の音響に
もう終わっていいんだ…なんだか安心する…真っ白な光の中で、心地いいな…という感情が流れ込んでくるようでした。

ネタバレBOX

でも死は黒として描かれていましたね。銃口を向けられた後の暗転の演出が面白かったです!

女性の心のコラージュみたいな作品として観るならとても雰囲気が良かったのですが、
物語としてみるとちょっと物足りないかもです。日記の持ち主は実在するの?実在しないなら狂気と理性の境目をもっとみせてもらいたかった。
心の中に入ってくる男友達が友達以上恋人未満な色気?エロス?があって、主人公の20代半ば?の女性像をリアルに感じました。
モルト

モルト

劇団いい加減にしろ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

キレる人の演技最高!
目が離せなくなるキレ演技でした。全体的にいい感じにヤキモキさせられました。

カメヤ演芸場物語

カメヤ演芸場物語

劇団しおむすび

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2014/03/15 (土) ~ 2014/03/16 (日)公演終了


私は冷め切った時代に生まれたので、熱い時代に憧れがあります。
舞台から熱量を感じました。良かったです。

GOODMAN!!

GOODMAN!!

Dotoo!

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2014/03/01 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

ぷりてぃないとふぃーばー
開場から開演までのラジオ(?)放送が良かったです。四月から大学五年生のパーソナリティが可愛かったです。まさか、劇中でも登場するとは……。 

お芝居の骨格は、古典落語で見かけるアレではありますが、登場人物の誠実かつ傍若無人っぷりには、敬服いたしました。

骨格が古典な分、キャラ立ちは鮮明で、演者の方も空気感も良かったです。
そして何より、古典落語で見かける落ちに誘導しておきながら、あんなラストが待っているとは……、あのラストは凄く良かったです。

職員室の午後

職員室の午後

STUDIO META

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/04 (火)公演終了

思わせぶりな(?)群像劇
全体として、誰か一人の主人公ガいるのではなく、職員室を切り抜いたような舞台でした。
別の方もコメントされたタバコや空気感はリアルに再現されていて、昔の職員室そのものを運んできてくれた気がしました。
私はタバコの演出は凄く良かったと思います。画面越しでないお芝居だからこそ、当時の全然スタイリッシュじゃないタバコの香りが、実際に漂ってくれると、もっと嬉しいと思ってしまいます。

各先生方のキャラ立ちは、ラノベぐらいに鮮明な一方、ストーリーの"結論"的なものは少なく、"思わせぶりな"な展開・演出が多かった感想です。
(金井さんと担任の先生の間でのやり取りこそが、主人公と"結論"だったのかも? ……となると、あの先生が主人公なのかな? )
明確な起承転結でないと、アレルギーが発症する人は、モヤモヤするかもしれません。



会話の中にしか登場しない、別の職員室の先生のエピソードも気になります。
もし短編小説集だったなら、別の話の登場人物が、チラリチラリと見え隠れするみたいな、そんな感覚を覚えました。
とりわけ、"探偵みたいな先生"のストーリーも見てみたいです。

見て見ぬ三日月

見て見ぬ三日月

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ちくたく
初見でした。後味をなが~く味わえています(反芻)。噛むほど味の出るお話で、個人的にはかなり好き。余韻もまたお得感。
シリアス+コメディというよりはシリアス+アットホーム、という印象を受けました。暖かい空間でした。

ただ、緊張感が途切れて噛んじゃうくらいなら、サイドストーリーやセリフを短めにした方が印象は良いと思います。
というのも初見だからでしょうね。


時代の移り変わりをメイクやゲームで表現。自然と舞台の上の時計の針が進みます。
チクタクチクタク…時効までの残り時間が耳の奥で響くようでした。ひりひりするような緊張感でした。
悪事を隠す、誰かに見られている気がする……大なり小なり観客も経験していると思うので、共感しやすい感情だったのではないかと思います。

観れて良かったです★

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