きやまの観てきた!クチコミ一覧

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Hanger Boy

Hanger Boy

おぼんろ

ルネスホール(岡山県)

2013/10/20 (日) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

来年はウマ年だし。
 脚本演出主演全て末原拓馬、末原100%!な「ハンガーボーイ」。初めて観させて頂いた末原さんの舞台が、この作品です。まずはその「機会」に巡り逢えた事に、とても感謝しております。
 舞台への評価は、満点でもいいという向きもあるのですが、でっかい「大志」を抱いている彼には、まだまだ伸び代がある筈なので星1コ保留しときます。上手く説明出来ないけど、何かが足りない、・・・そんなカンジです。
 でも、「おぼんろ」の本公演が岡山に来たら、絶対に行きます。もちろん独り芝居でもトークショーでも大歓迎です。来年の飛躍に期待しております。

letter〜アンドロイドが紡ぐ歌〜

letter〜アンドロイドが紡ぐ歌〜

EN劇集団さんたばっぐ

倉敷公民館(岡山県)

2013/10/05 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

良い舞台だったと思います
 演劇のみならず、映画・アニメ・ゲームといったエンターテイメント全般に精通しておられるA井氏のシナリオは、ものすごくち密で急テンポで構成されていて、私の様な回転の鈍い人間に「展開についてゆけない」感を抱かせる事があったりしました。でも今回はパラレルやパラドックスも無しの、(飛び飛びではあるが)時間軸に沿ったストレートな進行で、観ていて「世界に入って行き易い」お話でした。
 特筆すべきは主役(!?)の植田氏。微動だにせずただ立っている時間の、なんと長い事か。台詞は無くても、立派な「演技」ですよ、これは。更に、随所で散りばめられる彼の「歌」が、絶妙なタイミングの「インターバル」になっていて、殺伐とした展開の途中でも、こちらの気分をかなりゆったりさせてくれました。
 “お約束”を裏切るラストも、「その先」を予感させる、余韻を残したと云えばそれまでかな。人間もアンドロイドも、いっぱい死んで、無茶苦茶暗い話だったはずなのに、とても軽やかな気分でホールを後にする事が出来ました。

『Lunch Time Jam!』

『Lunch Time Jam!』

(劇)アリクイロケット

上之町會舘(岡山県)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい作品でした。
 ドタバタじゃなく、話の展開や会話のテンポで笑わせる、というのが「シチュエーションコメディ」、なのかな・・・勉強不足で恐縮ですが。
 役者の個性がうまく生かされたひと癖もふた癖もあるキャラクター達の賑やかな8時間を、途中の「修行&お掃除」を超端折って(カツゼツしてるのかと思った~)、1時間に纏めています。ありきたりなネタかもしれませんが、絶妙のタイミングで飛び出す「意外性」でついつい笑ってしまいます。
 この回は終演後「アフタートーク」があって、観客からの質問に、演出のタゴさんが答えて下さいました。ちょっと得した気分です。最終公演の後もアフタートークがあるそうですので、タゴさんのファンと、質問好きの方にはお勧めかもしれません。2回目以降は500円で入場出来るというのもリピーターには嬉しい企画です

社長、帰ってきたってよ。

社長、帰ってきたってよ。

劇団SOFT GEAR

奉還町りぶら(岡山県)

2013/06/01 (土) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

シュールバージョン・・・?
 “1週目と2週目で、演出が異なります” と聞いて、リピートを即決。かつて「いるじおん」という、“全回どっかが違う”作品があったから、今回は “キャストとシナリオが同じで、間合いや演技がブラックぽく変わるのか?” なあんて勝手に予想してたのですが・・・ごめんなさい、違いが良く解りませんでした。確かにメイクが不気味に濃かったり、ネタがちょこちょこ変わってたのは気付いたのですが・・・あれっ?
 まぁ、笑えたのは笑えたから・・・やっぱ面白かったのは面白かったんですけどね。
 

ネタバレBOX

 ラストの「オチ」が無くなってたのには超ビックリ仰天でした。
 重さんの出番が半減しちゃった・・・前回、あの「オチ」にケチ付けたきやまさんはちょっぴり責任を感じたりしました。「ロドお面」か「“くりそつ”お面」を被って登場してくれたら良かったのにぃ~!あ、お面着ける位だったらゴトウちゃんでもいいのか・・・。
社長、帰ってきたってよ。

社長、帰ってきたってよ。

劇団SOFT GEAR

奉還町りぶら(岡山県)

2013/06/01 (土) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

「どうぞ笑いに来てください」ってカンジ。
 前回の「花笑み」の号泣イメージを故意にブチ壊そうとするかの如きドタバタコメディ。ソフトギアはコメディも素晴らしいのを、知らない人も多いかもしれませんものね。
 一寸失礼な言い方かもしれませんが、人間の生き様だの、機微だの、小難しいテーマは今回一切窺われません。ただただ、ギアメンによる濃~いキャラ達の馬鹿馬鹿しい競合と、インプロとも取れるなりきり芝居に大笑いして終った90分。ストーリィ性が希薄なのでやや物足りなさも感じましたが、もうこれはこれとして「笑えた者勝ち」、かもしれません。
 「やっちもねぇ~。でも涙出る程笑ったからいぃっか。」・・・そんな一本です。

ネタバレBOX

 随所にちりばめられたパロディのネタは、皆で考えたものなのか、はたまた各役者さんの趣味なのか解りませんが、結構ウケたものまねもあれば、あんまり受けずにやり直しをした(させられた?)ものもあり。でも、「進撃の巨人」ネタは年配の方々にはまず解らんと思う・・・。
 ラストの「オチ」にも・・・「ヲイ!」という観客のツッコミがぽ~んと投げられて終っちゃう辺り、実はお茶目な赤木さんらしさが出てると思います。

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