ストリッパー薫子
BuzzFestTheater
シアター711(東京都)
2015/11/11 (水) ~ 2015/11/17 (火)公演終了
満足度★★★★★
悲しい顛末!
先の展開を読ませない脚本、舞台セット、衣装、役者の演技素晴らしく、楽しいけれど切ない芝居に目が離せません。
今年観た芝居の中でも屈指の作品でした。
稲村梓(夏目薫子役)、新宮明日香(一之瀬くるみ役)の演技、声の使い分け、踊りはゾクゾクする。
ニホンオオカミはいなかった
十七戦地
小劇場 楽園(東京都)
2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了
ミュージカル『レ・ミゼラブル』
東宝
帝国劇場(東京都)
2015/04/13 (月) ~ 2015/06/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
初々しい海宝マリウス!
坊ちゃん坊ちゃんして、今まで恋などに縁がなかったマリウスの初々しさが良く表現できてます。コゼットとの恋がどれほど嬉しいものなのか伝わりました。
終演後、吉原光夫小部屋(ローズルーム事前抽選で50名ほど当選)のトークにも参加。制作の村田さん司会で45分くらい、元四季吉原旧演出またぎ3回目バルジャン誕生までのよもやま話(本当はジャベールで受けたので、前回に続いてまた2役)、質疑応答など有意義な話でした。
今回キャスト
吉川和笹海若駒谷上原
何回観ても素晴らしいの一言!
ミュージカル 牡丹さんの不思議な毎日
ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
上野ストアハウス(東京都)
2014/06/18 (水) ~ 2014/06/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
楽しい山の田舎生活!
とても楽しかったです。楽曲は耳に馴染みやすいし、話も予想外の展開が多く面白い。盆の舞台を使用し、盆上の壁も可動式で自在に使える仕組み。
そして何より、美しい生歌(ソロ、コーラス)が心地よい!
配役の個々のキャラも興味深い!誰が見ても楽しいと思えるミュージカルでした。
同居人〜それでも朝はやってくる〜
劇団裏長屋マンションズ
ブディストホール(東京都)
2014/06/10 (火) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
親の思いの深さ!
通常このような話はハッピーエンドというのが相場だ。しかしながら、今回の話はそう単純にはいかない。脚本の奥深さを感じる。
私の好きな舞台美術は申し分なく、大劇場のセットと言っても言い過ぎでないぐらい素晴らしい。俳優陣の個々のキャラも個性的で無駄がない(唯一必要ないと思われた人もギャグになっていた)
永遠の一瞬 -Time Stands Still-
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2014/07/08 (火) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
洗練された良質な舞台!
新国立劇場の演劇は常に観ています。CoRichには書いたり、書かなかったりですが、芸術監督宮田さんの演出素晴らしく、今回は是非観てほしい舞台なので書きました。
現在、社会がかかえる身近な問題と距離を置いた問題とをまさしく劇的に表現しています。
主人公サラのストレートで”ここまで言うの?”という台詞も新鮮!
ふつうの女性マンディの言葉は、まさにマスの声で真理をつきます。
Weekly1【溺れる金魚】
アヴァンセ プロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
デリケートな世の中
ふと発した無意識な人の言葉に人生を大きく変えた事件、そして変わってしまった事件を取り扱っている。
そんなデリケートな世の中で生きる私たちへの警鐘であろう。
話としてはサスペンス好きには見逃せない迫力満点臨場感あふれる作品でした。
役者さんたちの演技も素晴らしかったです。私的にはお宮の松(たけし軍団)が特に好みです。
ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる
風姿花伝プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2014/07/15 (火) ~ 2014/07/30 (水)公演終了
満足度★★★★★
これでも家族です!
翻訳劇で崩壊していく家族の話は色々観てきたが、最初から崩壊してる家族は珍しい。
何しろ会話が会話として成立しない。無茶苦茶!
そして普段の会話では決してと言っていいほど使われない汚い言葉、心を刺す台詞。
演出、俳優陣の演技には深みがある。素晴らしい!舞台セットもらしさがでてる。
翻訳劇に興味がある方は観劇お勧めします(余談だが、俳優平岳大が観に来ていた)。ラストは翻訳劇によくあるパターン。
これでも家族か思うくらいひどい、そして怖い、こんな戯曲よく書けたものだ。
ラーシュ・ノレーンの名前覚えました!
読書劇「岸上大作全集全一巻」
オフィス再生
秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)
2014/10/24 (金) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
寺山さんの詩は扇動ですか?
相変わらず、刺激的な芝居!
時代を象徴する純粋で一途で不器用に生きることしかできない学生が、計画的な自殺。
母子家庭で育ち苦労が多かったと想像するが、失恋で自殺とは弱すぎる!
悲しい!
デモに参加しない寺山修司を批判!
REizeNT~霊前って...~
junkiesista×junkiebros.
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/01/29 (水) ~ 2014/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
良く考えられた劇名!
junkie sista初観劇です。小劇場ならではミュージカル最高でした。
内容はコメディサスペンスでどんでん返しもあります。
ミュージカルRENTからパクリの替え歌聞いて遅まきながら劇名に納得。
歌詞の内容面白い上にちゃんと韻も踏んでます。
劇中の台詞にも面白い言葉がいくつもでてきます。
皆さん個々の役回りバッチリ、特に原田薫さんと加藤さんのコンビたまらなく面白いです。原田優一さん持前の美声とコミカルな演技期待通りでした。
カーテンコール後の挨拶に原田優一さんのコメントがなく残念!
本人喋りたそうでしたよ、林さん。
と、名のる男 -妄想豊田詐欺事件-
ナマイキコゾウ
「劇」小劇場(東京都)
2013/10/23 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
時間を感じさせない!
豊田商事の悪行ぶり、正義貫く弁護士の追及とても見ごたえありました。
真実と虚偽のplaybackもあり、演出も凝っている。
リアルな事実関係にひと工夫加えた脚本良かったです。
良かったですが、個人的にはラストシーンは寂しいかった。
やっぱり、興味深く観られる芝居は、時間を感じさせないです。
チューボー
KENプロデュース
コア・いけぶくろ(旧豊島区民センタ-)(東京都)
2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
いい芝居でした!
池袋演劇祭優秀賞受賞作品ということで、期待いっぱいで観に行きましたが、
期待通り素晴らしい作品でした。
まずは、オープニングの劇名の表現に驚きました。そして本編は本当にどこかのチューボーでの出来事のように思え身近に感じられました。役柄個々が明確で魅力的。、レストランの問題や人間模様が上手く演じられていました。
展開に無駄がない濃密な2時間でした。
場面転換に役者さんたちの著名人の仕事に関する金言も印象的です。
フタゴの女
ふくふくや
駅前劇場(東京都)
2014/10/18 (土) ~ 2014/11/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
文句なし超満員!
やっぱりキョン2はかわいい!でも大人の女の匂いプンプン!
見どころは、キョンキョンが本音をぶちまけるシーン!
フタゴ役のキョン2と山野海さんの罵り合い!
時々出てくる”女”は足のある幽霊?ただの信者?いい味だしてる。
役者陣は皆良かった。渡辺 哲さんも渋さ溢れる。
内容は濃く重いものだが笑いも混じえて飽きさせない!
大満足でした。
キョン2には、また小劇場に出演してもらいたい!
紅白旗合戦
Aga-risk Entertainment
サンモールスタジオ(東京都)
2015/03/18 (水) ~ 2015/03/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
あの手、この手!
教師側古株女教師の老獪さ、弁はたつが物に靡き易い助っと学生がカギとなったが、何とか丸く収まっちゃった感強い!
双方から繰り出す議決獲得のための施策の応酬が面白い!
村松の演技光る!
12月歌舞伎公演「通し狂言 東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)」
国立劇場
国立劇場 大劇場(東京都)
2015/12/03 (木) ~ 2015/12/26 (土)公演終了
満足度★★★★★
染五郎!染五郎!染五郎!・・・。
染五郎ファンは見逃せません!彼の魅力堪能できます。
怪談なので華やかなものではないが、染五郎の一人5役、早着替え、戸板返し、仏壇返し、髪すき、宙乗り等々見どころたくさん。
幸四郎の悪役ぶりも良かった。
ここ1年ぐらいで、新国立劇場、俳優座劇場等で東海道四谷怪談観たが、
この歌舞伎の演出が1番でした。
せんせい
株式会社トキエンタテインメント
上野ストアハウス(東京都)
2014/04/09 (水) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
泣きたい人観て下さい!
終始広島弁。これが妙に合っていたのは不思議!
卒業生や生徒が定年退職する先生への思い出を再現するという演出が泣かせる。特に真野先生役の山田古馬の演技は素晴らしく背中に哀愁を感じた。
私の心にそっと触れて
メメントC
新宿スターフィールド(東京都)
2021/12/16 (木) ~ 2021/12/22 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
私にとっては、今年一番とも言える芝居で、本当に観に行って良かったです。
嶽本氏の脚本、山下氏の演出とも見事であっという間の135分でした。
役者陣も素晴らしい。
人望があり、患者に寄り添う医師が、やっぱりプライドの高い人間臭い人であることが認知症の発覚とともにむき出しになっていく。その元医師役の外山氏の演技は一瞬たりとも見逃せないほど秀逸でした。
超高齢の親をもつ身には非常に衝撃を受けました。
ウィンズロウ・ボーイ
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2015/04/09 (木) ~ 2015/04/26 (日)公演終了
『泡』(再演)
劇団 東京フェスティバル
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2013/09/18 (水) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
喜劇ですがメッセージあり。
あえて原発色を抑えつつ、決してメディアには取り上げられない小名浜の人々の生活を表現した田舎のソープランドというシチュエーションが良い。それを彩る昭和歌謡が何とも味がある(実際どのソープ店でも流れてたとのことです)
事実がベースなので自然な会話がとてもリアルで面白かった。
しかしながら、この震災と事故を絶対忘れてはいけないと言うメッセージは確かにある。
舞台セットも素晴らしく、特に店名の書かれた看板の名が面白い。
役者陣は皆お上手で申し分なし。とっても良い芝居で感激しました。
落伍者、改。
ラチェットレンチ
南大塚ホール(東京都)
2015/09/26 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
師匠を慕う弟子の思い!
落語の世界を描きつつ、さらに事件性を絡め、人情話まで無理のない面白さ!
相楽亭爽雲という人物の人となりが丁寧に演出されているのが代表されるようにその他キャラも明確で解りやすい。
二日間で公演終わりとは勿体ないと思うほど内容ある芝居でした。