エリザベート
東宝
帝国劇場(東京都)
2015/06/11 (木) ~ 2015/08/26 (水)公演終了
満足度★★★★★
キャストを変えて2回目!
花總、城田、佐藤、京本、剣、山崎キャスト。
花總エリザは蘭乃とは比較にならない素晴しさ。
城田トートは歌ではさすがに井上の後塵を拝すが、色気演技は上。
佐藤フランツは歌は上手いのだが、何となく影薄い。
京本ルドルフは"闇が広がる"時の低音に不安定さがある。
剣ゾフィーは、意地悪さの印象は香寿より印象強い。甲乙つけがたい。
山崎ルキーニは狂人らしさが最後まで続かない。
この役に限っては歌より演技重視でもっと癖があってほしい。
これで、キャストひと通り観ましたが、1回しか見ない人には、間違いなく花總エリザを薦めます。
次は花總井上で観ます。
僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪
天幕旅団
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/07/09 (木) ~ 2015/07/13 (月)公演終了
満足度★★★★
想像力を掻き立てる芝居!
モノクロ版観劇。
衣装や舞台は特に凝ったものではない。
自分の想像力がどこまで芝居を膨らますことができるか、そんな芝居である。
チャイルドボイス
『熱きロマンを胸に、生きる勇気と希望を与えるべく突っ走り続ける奴ら。』
シアターサンモール(東京都)
2015/07/15 (水) ~ 2015/07/20 (月)公演終了
満足度★★★★
声なき声が聞こえる保育士!
夢麻呂の金髪中年ヤンキー保育士ぶりが最初は鼻につくものの、芝居が流れていくと何とも言えない味に変わって行く。ギャグのふり方や返しも上手い。
演出もここ一番に目をひくものがある。話自体も興味深く、
保育園児を演じる大人の役者たちも違和感がない。
ダンサーのパーフォーマンスも良い。
「月暈とメスシリンダ」(公演終了 ご来場ありがとうございました)
Sky Theater PROJECT
小劇場B1(東京都)
2015/07/07 (火) ~ 2015/07/14 (火)公演終了
満足度★★★★
どこかにある風景!
人の未来が読まれてしまうのにはいささか抵抗あるものの、それも悪いことばかりでないというのが解りました(笑)
他人の人生のワンシーン観させてもらい、また心が広くなりました。
自然な演技、特に、女性陣と荒井健太役良かったです。
25528+
はちみつシアター
テアトルBONBON(東京都)
2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了
満足度★★★★
ハチの一刺しでした。
戦後70年、そういう数字だったのですか、意外な題材でした。
芝居は83らしさ満開でした。面白かったです。
オリジナルテーマ曲「+++(カラカラカラ)」はノリがいい!
残夏-1945-(ざんげ)
サイン アート プロジェクト.アジアン
座・高円寺2(東京都)
2015/07/09 (木) ~ 2015/07/12 (日)公演終了
満足度★★★★
胸が痛い!
ろう者と健常者の芝居。
何といっても、原爆の爆発音と焼け死んだ妻を背負って歩く姿がリアルで胸が痛い!
最後にろう者である母親と娘と分かり合える主人公の笑顔が印象的。
舞台『BLOOD-C』
BLOOD-C STAGE PROJECT
世田谷パブリックシアター(東京都)
2015/07/02 (木) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★
アクション女優カッコイイ!
なんていっても、宮原華音と青野楓のアクションの切れ味が鋭い!
内容にもっとグロテスクなものがあると思いきや残念盛り上がりにいまいち欠ける。
映像は観た場所が3階だったので、あまり効果的には見えなかった。
時代絵巻AsH 其ノ六 『碧血〜へきけつ〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/07/02 (木) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
リ:ライト
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/06 (月)公演終了
満足度★★★★
環境が人の心を変える!
周りの優しい人たちが書き直しをさせるそんな思いを感じました。
心優しい人たちが集まると化学反応も必然を生み出す結果なりますね!
切ない心情、細かい演出良かったです。
好きなことが職業でしかも生活できるなんてこんな幸せはありません。
エリザベート
東宝
帝国劇場(東京都)
2015/06/11 (木) ~ 2015/08/26 (水)公演終了
満足度★★★★
新演出!
蘭乃、井上、田代、古川、香寿、尾上キャスト!
蘭乃・・・後半の地声が音域の部分は良かったものの、一番の聞かせどころの”私だけに”は声が3種類に聞こえ、違和感否めない!
井上・・・ルドルフの印象強く、切り替えできるか心配だったが、オーソドックスなトートで期待通り。チラシより目を吊り上げ黄泉の帝王らしさでてた。田代・・ルドルフから今回フランツに違和感なし。香寿・・・彼女は、”モーツアルト”の「星から降る金」で好きになり、初めてとはいえ貫禄のゾフィー。
尾上・・・帝劇デビュー、ルキーニの悪っぽさそこそこでてたが、歌った時の語尾をもっと丁寧に歌ってほしい。今後はもっと良くなるだろう!次回は山崎観るのでそれとの比較でどうだか。
コロッセオ・ミュージカル’80
とくお組
座・高円寺1(東京都)
2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★
どんでん返しミュージカル!
鈴木さんの持ち味がでていて楽しめました。
親しみやすいミュージカルで舞台セット、衣装とも良かったです。
とくお組本当にお休みしちゃうのでしょうか?寂しいです。
最後の愛人
株式会社FMS
サンモールスタジオ(東京都)
2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★
愛と死!
単純に考えれば、70歳過ぎのインポの官能小説家がコンプレックスから性的な関係を持たなかっただけ。その女が美しく成長させていくことを喜びとしていた。その妄想の膨張こそが官能的SM小説を書くことができたのだなと思う。
それにしても、キャバクラで見つけた最後の愛人さくらの性格が良すぎて?と思ってしまう。SEXしないから愛していないのではないか、お金を貰っていいのだろうか普通は考えない(笑)!
組みしだかれてツインテール
劇団子供鉅人
シアター711(東京都)
2015/06/09 (火) ~ 2015/06/16 (火)公演終了
銀幕心中
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★
映画好きの集まり!
前半のお通夜の場面での会話に部分が早口すぎるのが気になったものの、
後半、女優が登場してからはとても興味深く観られました。
役者陣の後半の演技はとてもリアルで良かったです。
マイ・ベル
演劇ユニット パラレロニズム
d-倉庫(東京都)
2015/06/11 (木) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★
2年前を思い出しました!
2年前の”おのれナポレオン”天海祐希の代役でオファーから2日半後に舞台に立った宮沢りえ思い出しました。
キャラメルボックスの舞台は観ていませんので知りませんが、
皆さん声が良く聞き取りやすく興味深く観られ良かったのですが、舞台セットにはもう少し工夫が必要に思えました。
また、劇中劇は、私には”若草物語”と言ってくれた方がが解り易い(笑)。
新宿・夏の渦
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★
オカマたちの思い!
いわゆる新宿2丁目で働くオカマたちで、彼女たちがそこに辿り着く経緯、そこで働く理由そして願いが演じられ、実家に帰りたくても帰れない心の葛藤が切ない。
漂う空気は2丁目そのもの、曰くつきの周辺住人たちを絡ませ、信用はしてないが結束力の強いオカマたちの姿が垣間見られる。
実際にいるようなオカマと明らかに演出用のオカマと組合せが面白い。
ミュージカル『アラジン』
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2015/05/24 (日) ~ 2023/01/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
舞台の仕掛けとダンス&ソング!
舞台セットの仕掛け多く楽しめますので、舞台全体に注意して観ると良いと思います。舞台衣装も絢爛豪華で美しい。
見どころは、
第一幕目は、洞窟にランプを取りに行くところからー。
第二幕は「A Whole New World」を歌いながら、魔法のじゅうたんに乗って星きらめく夜の空を飛ぶシーンです。感動ものです。
この素晴らしい世界は〜another perfect world〜
マニンゲンプロジェクト
「劇」小劇場(東京都)
2015/06/03 (水) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★
思い込み!
まともな人間何人いるの?と思うぐらい登場人物は変人揃いでした。
登場人物や出来事などが主題に必ずしも結びつくようなものではなかったのが、残念です。
言葉が話せないからといって、勝手に頭が悪いと思ってはいけません、
外に表現できないだけで、心の中は普通に理解していて皆と同じです。
PRESIDENT SURROUND
劇団スクランブル
シアター711(東京都)
2015/06/03 (水) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
戯作者銘々伝
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2015/05/24 (日) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★
新妻聖子見たさに!
江戸時代の戯作者の思いがユーモアをまじえて演じられます。
加えて、新妻聖子さんの美しい声と宮川さんの曲がマッチしていて、心地良い。
歌詞にもあるように"筆1本が針千本"でチクチクと当時の世の在り方を指す井上節が垣間見える。
演出・照明にも工夫があって舞台が美しい。
新妻聖子が客席通路を通り、すぐ近くで見られ個人的には満足。