コミの観てきた!クチコミ一覧

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TRUSH!

TRUSH!

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的な熱量でオープニングから引き込まれた。
全編に歌やダンスが散りばめられており、賑やかで楽しい舞台だった。
25周年にふさわしい、劇中そのままの、正にお祭り公演。



底ん処をよろしく

底ん処をよろしく

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2018/05/16 (水) ~ 2018/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/05/17 (木)

長い歴史はあるのに、地域の衰退でピンチに陥っている父娘の大衆食堂。
「底ん処」なんて店名でも、頑固な父親が作る料理は本物。
そんな店に集う常連達、ある日現れた一見の客‥。【キャストA・B観劇】

ネタバレBOX

登場人物は皆それぞれ大なり小なり事情を抱えていて、時に心情を吐露する。
キャバ嬢麻衣が、美味しい定食を食べて涙した理由や、幼馴染の板金工2人の
互いを思う友情など、少々ベタかもしれないが私は泣けて仕方がなかった。
一発逆転の三ツ星獲得や、弁護士坂崎としっかり者の娘佳純の、幸せな結末
を思わずにいられない素敵なラストに拍手。
最後の1フィート

最後の1フィート

犀の穴プロデュース

犀の穴(東京都)

2018/03/21 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

1本の映画を巡る、3話のオムニバス。期待以上の良い舞台だった。
笑ったり圧倒されたり、しんみりしたり、それぞれの物語を膨大なセリフとスピードと共に
演じきった役者達の力量は凄い。
映画を作る人、宣伝する人、裏で支える人、そして映写する人。映画には様々な人々が
関わっていることが描かれていて、作者の映画愛が感じられる。

ネタバレBOX

観劇時、外は雨が降っており、また劇場の目の前には演芸場があり、妙に劇中の設定と
シンクロしているなと感じた。
1話の「どうよ、このタイミング」が最高だった。
2話の二人芝居は本当に圧巻。
3話の清水凛さんには泣かされた。
ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/15 (木)

のっけから、夢とも現実ともつかない不思議な4人の世界が、それを形に表した様な不安定な舞台の上で展開される。主人公の新人刑事は今風の若者だけど、他の先輩達は果たして何者?物語は少々難解に感じられた。
主人公を、6Cのベテラン3人が息もピッタリにイジリ倒したり、本公演では決してありえないであろうコスチュームを着用したり、番外公演ならではの楽しさがあった。

D・ミリガンの客

D・ミリガンの客

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2017/11/22 (水) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

伏線を張りに張った物語、その後の回収が本当に見事。
台詞もよく考えられていて、緩急交えてそれに応える役者陣もさすがの上手さ。
一人一人、独演による見せ場があるのも面白く、それぞれに感情移入してしまう。
ふざける所はとことんふざけながらの2時間、満腹感と爽快感で一杯であった。

ネタバレBOX

一人の女性を、登場人物全員で救い、一人また一人去って行くラストが西部劇の様で印象深く格好良い。
宝石セールスマン役、土屋さんの一人芝居パートは面白過ぎた!
三編の様々な結末

三編の様々な結末

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2017/10/16 (月) ~ 2017/10/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

2時間で三編の朗読劇。「運命」や「神の配剤」といったテーマを、TSTらしい温かい物語に仕上げており、朗読の上手さも相まって、大変面白かった。役者の表情を見るのも楽しいし、ピアノの生演奏も絶妙だった。

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

OIL AGE OSAKA

シアターKASSAI(東京都)

2017/06/14 (水) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/16 (金) 14:00

観る度に感動する、名作であると思う。

ネタバレBOX

前回再演時、幽霊の春子を演じていた椎名亜音さんが、今回は人間と春子を繋ぐ霊媒としての楓役を好演。随所で笑わせながらも、陵に対して消極的な春子を強く諭す場面は心を打たれた。陵が頑なに心を閉ざしていた理由が語られ、春子との別れの時が近づくにつれ、二人の言葉があまりに切なくて泣けた。
ごめんなさいが言えない人々

ごめんなさいが言えない人々

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2017/06/07 (水) ~ 2017/06/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/09 (金) 14:00

会社が起こした不祥事による謝罪会見リハで、絶対に謝らないと言い張る社長を小沢さんが好演。専務の土屋さんや、会見プランナーのリズさんの掻き回しっぷりも見事で、笑いが止まらなかった。「ごめんなさい」の意味を考えつつ、90分ノンストップで楽しめる良作!

人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫

人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2017/04/05 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/04/17 (月)

現代編に続き【大正時代編】鑑賞。現代から1世紀遡った舞台上は、洋装と和装の登場人物が混在し、大正浪漫が感じられる素敵な空間。然しながら、展開するのは前作に匹敵する熱量を持ったド・コメディ!一つの作品としても面白いが、現代編と併せて見ることで様々にリンクする場面を発見、より一層楽しめた。陸軍大尉役の土屋さんと少佐役の野上さんのやり取りが、個人的にツボだった。

人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫

人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2017/04/05 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/04/05 (水)

90分という個人的にgoodな公演時間で、最後まで笑い通しでグイグイ引き込まれた。そんな中、特にチーフカメラマン役の宇田川美樹さんのカッコ良さが光った。【大正時代編】へ繋がるであろう伏線もいくつかあって、早くもそちらにも期待してしまう。【現代編】観劇。

棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿

棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿

東京ストーリーテラー

ブディストホール(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/20 (月)

2年前の第一作「よく喋るマダム達は、パクチーより食えない」に続く第二作「棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末」。主人公参次郎と助手である純平の、漫才のようなやりとりは健在。また、前作同様に参次郎は中川むっくさん、純平は久住ヒデトさんと鈴木顕吉さんがWキャストで演じており、嬉しかった。方言丸出しの米山夫妻や、来来軒の親父さんが出てくると、自然に頬が緩む。クールな役どころの荒井典子さん、ムラナカユカさんも良かった。笑って、ジンとして、最後のオチがまた最高であった。あんな目に遭っても、参次郎と純平はこれからも探偵事務所を続けるのだろうなあ。ナイスなキャラを続々登場させて、是非シリーズ化して欲しい。【キャストAB観劇】

テンリロ☆インディアン

テンリロ☆インディアン

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/11/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

エネルギッシュ!
舞台は牢屋の中。観客席は正面および左側面。役者にとって物理的にも、観客の視線的にも逃げ場のない過酷な状況。そんな中9人もの役者が2時間超ほぼ出ずっぱりで、無実を証明するため喧嘩したり協力したり。彼らが発する熱量たるや、実際に会場内が暑く感じられた程だった。ストーリーも謎解きの要素があり、最後まで飽きさせない。椎名亜音さんの怪演が光った。

泣けない二人に、快晴(ピーカン)の空が笑った!

泣けない二人に、快晴(ピーカン)の空が笑った!

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

題名の意味に納得。
全編に溢れる長崎の方言が心地よく、2時間があっという間だった。息子に対して不器用な父親五郎と、自分の父親を重ね合わせながら、しんみりとした気分で観た。主人公健太の少年時代の、亡き兄邦宏との回想シーンに何とも言えない温かさを感じた。おせっかいやきの隣人達とのドタバタも楽しく、今回もTSTらしい良質の舞台だった。

Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

ザ・ポケット(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

これもまた6C!
派手なオープニングアクトで始まる6Cもいいけれど、今回の様な、じっくり見せる6Cもすごくいいと感じた。様々な数字がシンクロする物語も面白く、開始早々から引き込まれた。愛すべき登場人物達の幸せを願わずにはいられなくなる、素敵なロマンチックストーリー。

ネタバレBOX

二枚目だけど中身は三枚目の主人公拓実役の藤堂さんが秀逸。終始クールだけど最後に人間味を見せる会計士役の土屋さん、「Dear Friends」を彷彿とさせる味のある数学者役の樋口さんも印象的だった。オーロラビジョンを見つめる遥役の上田さんの表情に泣けた。
ヅカヅカ☆ルネッサンス

ヅカヅカ☆ルネッサンス

UDA☆MAP

シアターKASSAI(東京都)

2016/07/06 (水) ~ 2016/07/11 (月)公演終了

満足度★★★★

グッときた。
女性キャスト陣による宝塚的「壁ドン」革命劇。全編に笑いが散りばめてあって、演じる彼女達も実に楽しそう。舞台上にはターンテーブルがあり、場面転換等に効果的に使われており感心した。

ネタバレBOX

UDA☆MAP初参戦の椎名亜音さんはさすがの存在感。特筆すべきはジャドニカ役の白井那奈さんのカッコよさ。宝塚人気の理由が少し分かるような気がした。
2016-TSTクラシックス

2016-TSTクラシックス

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

【ラストシャフル】AB鑑賞
亡くなった資産家の老人宅に、金品目当てで忍び込んだ恭平と久美。しかし老人は生きていて、そのうえ近所の商店街の草野球チーム「イールス」の面々が乱入し大混乱。ドタバタ劇が続くかと思いきや、後半は意外な展開に。
AB両チームで清さんを演じた中川むっくさんには圧倒された。

ネタバレBOX

典型的なダメ男である恭平だが、実は父親との間に悲しい過去を持っており、それを乗り越え徐々に再生していく様が、久美との喧嘩や老人とのふれあいを通して、良く描かれている。終盤の久美とのキャッチボールから「本当にごめんな、父さん」と老人に語りかけるくだりは涙が止まらなかった。
そして一番の驚きである「イールス」の真実が明らかになるラスト。
余韻の残る、良いシーンであったと思う。
またいつか、再演を希望します。
2016-TSTクラシックス

2016-TSTクラシックス

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

【リコリス〜夏水仙】鑑賞
決して繁盛しているとはいえない喫茶店「リコリス」が舞台。ある事故をきっかけとした人間模様が丁寧に描かれている。クールなリコリスのマスターと、彼に惹かれて店に集う人達の優しさが、物語が進むにつれてじわじわ染み込んでくる。観終わった後、コーヒーを飲みながら思い返してみたくなる、そんな作品。

ヨミガエラセ屋

ヨミガエラセ屋

PFP(Pay it Forward Project)

新宿村LIVE(東京都)

2016/03/30 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

一級のエンタメ作品
故人のネット上のあらゆる情報をかき集めて、ホログラムによって蘇らせる「ヨミガエラセ屋」。近い将来、こんな事が可能になるのでは?と思わせる説得力があった。映像と芝居のマッチングが素晴らしく、作品の世界観をうまく表現していたと思う。それだけに、上演中バイブ音が複数回聞こえてきたのは本当に残念。

メイツ!ーブラウン管の向こうへー(再演)

メイツ!ーブラウン管の向こうへー(再演)

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

感涙。
劇場も大きくなり、パワーアップして帰ってきた「メイツ!」。気分はまるで歌番組の観覧に来た修学旅行生です。舞台と観客の一体感が素晴らしかった。全力で踊り、歌い、そして泣きじゃくるメイツガールズに涙腺が緩みっぱなしでした。楽曲も、そしてクライマックスも良かった!6C的レ・ミゼラブルがこのような形に昇華するとは‥☆5つでも足りないくらい。【REDバージョン観劇】

ネタバレBOX

歌手役の藤堂さん、「馬鹿っぽいけど」いい奴のよもぎだはハマリ役。最初はダンスの中でよもぎだをからかっていたガールズ達が、ラストで逆にお礼を言う演出が良かった。厳しいけどガールズ達への愛情溢れる水落先生役の宇田川さんも好演。歌の最後の「ニャッ」が今回一番のツボでした。メイ役栗生さんの歌の上手さは言わずもがな。アイドル沢ひかる役の高橋明日香さんの破壊力再び。上演時間約2時間30分、途中休憩あり。
ミキシング・レディオ

ミキシング・レディオ

OIL AGE OSAKA

シアターKASSAI(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑い泣き注意!
非常に面白かった。ラジオブースの内と外で次から次へと起こる騒動をノンストップで約2時間、破綻なく完璧に描ききっていたと思う。役者は一度登場したらハケることなく出ずっぱりという難易度の高い舞台であったが、安心して観ていられたのはやはり東西役者陣の力量の高さ故であろう。主演の椎名さん、それを支え続けた役者全員に拍手です!

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