moritaroの観てきた!クチコミ一覧

1-2件 / 2件中
living

living

自由迷子

早稲田大学学生会館(東京都)

2012/10/18 (木) ~ 2012/10/21 (日)公演終了

迷い込めてよかった
中身をきちんと説明できない感想になってしまうのですが、「またのご来場をお待ちしています」とか「次回公演もぜひ」と聞くことが出来ないのがくやしい。

観劇当日の朝に初日の感想をTwitterで見かけて、直感的に見たいと思えてそのまま滑りこませていただけたので、制作の方には感謝してやみません。

午後2時46分と60秒

午後2時46分と60秒

屋根裏展望台

駒場小空間(東京大学多目的ホール)(東京都)

2012/10/25 (木) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

高い高い視線より
駒場小空間の天井の高さを知っている人には、ぜひとも見て欲しい舞台。

ネタバレBOX

個々のスタッフワークの完成度というよりは、発想がぶっとんでいて、例えをするのが難しい。
いろいろな意味でレベルの高い舞台美術。舞台も客席も2000mm以上という高い位置に置いたのは、下から出てくる演出、天井の高さを低くする効果、劇団名への意味の後付けというのもあったのでしょうけれども、個人的に好きだったのが、調光室とほぼ同じ目線だったこと。上から見下されている感覚がない。

升目状に仕切られた床に次々とそのシーンを表す小道具が残されていってそのシーンがあったことを示すのが、なんだか駄菓子屋のクジの箱が埋まっていくみたいで楽しかった。

難癖をつけるなら、個々のスタッフワーク・役者のパフォーマンスが尖っていたけれどもそれらが上手く噛み合っていたと感じられるシーンは少なかったこと。
そして何よりも、80分見せられたのに、結局のところ5分のシーンを20回近く幕間無しで見せられた、という感覚になってしまったところ。
演出は十分すぎるくらいに作為的だったけれども、作為的であるな、以上の感想は抱きづらい。
深読みしたりうんうん考えるというよりは、劇場の客席に座って役者さん達と同じ目の高さにある瞬間を共有できる時間を楽しむ、というお芝居だと思います。

このページのQRコードです。

拡大