マガランが投票した舞台芸術アワード!

2014年度 1-1位と総評
非常の階段

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非常の階段

アマヤドリ

2年前にひょっとこ乱舞時代の最終作『うれしい悲鳴』で初めて観て、大きな衝撃を受けて以来観続けていて、その衝撃に匹敵するなと言うのが、本作だと思いました。大きな劇場で大人数をキャスティングするのはいつもの通りで、群舞は抑えられていてもそれ以外のドラマ部分などで役者個々の魅力を出しながら、舞台上に関心を引き込み、ラストに昇華していく様が秀逸でした。

総評

作品や劇団、俳優の有名・無名、劇場の大小に関わらず、良いものは良く、それなりのものはそれなりということを改めて実感しました。自分が好きな傾向が分かってきた1年でもありました。今後どうやってこの演劇を観る状況をじんわりと広めていけばいいのか、色々劇団が試行錯誤している段階で、観劇する立場としてはもっと演劇を見慣れていない人への間口を広くしてもらえると嬉しいな、という印象を受けました。

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