みさの観てきた!クチコミ一覧

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feel trip

feel trip

alliancedesign+プロデュース

スパイラルホール(東京都)

2008/01/17 (木) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

癒しの効果
なんだろ・・?内容自体はどうってことないネタなのに・・癒される。
笑える部分もあったけれど、大爆笑ってほどではない。
お涙頂戴的な要素でもない。

ただ、ワタクシの好みに合ってるのだと思う。
何気ない日常の出来事だけれど、あったかい気持ちになれてほっとするんだよね。ほっとする。

きっとこれが響く。ということなのだろう。
舞台というのは響くか響かないか。なのだと思う。
どこがどんな場面が響いたのか?って聞かれると自分でも良く解らないのだけれど・・・とにかく観た後に癒された。

きっと次回も観に行くと思う。
そうして、ほんわかして満たされるのだ。。

ドン・キホーテの恋人

ドン・キホーテの恋人

こゆび侍

王子小劇場(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっとの勇気
1月5日の事だったと思う。廣瀨友美から「リベンジさせてください。」とメールがきたのは。
なんて素敵な女性なんでしょ。その意欲といい、役者がリベンジという言葉を使うこと自体、そのプライドが崩れるような気がして普通は出来ないことだ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

リベンジというのは、前回の芝居でやはり、評価が気になったのだろう。コメントを付ける勇気がなくてDMで問い合わせてきたのでした。 それに対し「好みではなかった。」と答え劇評もアップしたワタクシ。

しかしながら、廣瀨友美はそれでも頑張るのだ!
ズバリ!と主張できない性格とその童顔からは想像出来ないが芯のところで、一本通っているのが伺える。
それならと、馴染みの王子に足を運んだのでした。。

まず、セットがシンプルで白い紙を散らばらせ、美しい。と感じさせる美的感覚は効果大です。

園子は引越ししてしまった幼馴染のモリミーを10年間、想い続けているが、当のモリミーは小説家である園子の母親の本を愛読しながらも、現実の世界に戻って来られない。そんなモリミーを救い出そうと母親を超えるような戯曲を書き、同級生らに演じさせてモリミーを現実の世界に連れ戻そうとする。

同級生らは園子の戯曲の世界に引きづり込まれて、役柄を演じているうちに園子の思惑通りに事が進んでいく。

登場人物の女子高校生4人は全員が誰かに愛されたいと願う。みんな寂しいのだ。実はこんなところに作者の意図があるような気がする。。

「本当は誰からも愛されてない。抱きたいと思われてるだけ。体が目的なだけ。」と罵られるサキ。 高校生くらいのお年頃って、自分が本当に愛されているのか不安でいっぱいなのだ。 辛辣なセリフもあるが、現代の高校生って、実際にこんなセリフを吐いてるような気もする。

場面は変わって、園子はモリミーに「好きです。」と言えないまま、10年の歳月が経ってしまっている。 園子は勇気を振り絞って、告白するもふられる。

しかしながら、リベンジするのだ。 「どうしても好きだから。」とリベンジするのだ。 終わり方は良いと思う。

たぶん、芝居を観る側の人達って「ずっと一人の人を想い続けていますが、その気持ちを告白することは出来ません。」という人、多いんじゃないかなー。大人になっても・・・。 そういう人達だからこそ芝居にのめり込んで空想するのだ。

でもでも、きっと幸せは訪れるよ。ちょっと勇気を出すだけでいいんだ。。 そう・・・、ちょっと勇気をもらえる芝居です。。
ジンギスカン

ジンギスカン

株式会社 ドラマ・ステーション JAPAN

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2008/01/04 (金) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

美しい悲恋
非常に素晴らしい!

モンゴルの大地での正義と友情と愛の物語。

相田翔子の凛とした演技にやられました。

民衆を思いやって行動した結果が悲しい結末になり、またまた相田翔子の儚くも切ない演技で人目も憚らず激泣。

今年に入って初めてですわ、あんなに泣いたのは。

公演中なので、詳細はネタバレに・・・


とにかく、お勧めです!(^0^)ハンカチ持ってって!




ネタバレBOX

テムジン(後のジンギスカン)と、カルカ姫は運命的に出逢い、直ぐに惹かれあいつつも離れ離れになる。

カルカはケレイト族の族長ジャムカと結婚するが、それでもお互いに惹かれあっていた。

その想いは十年の歳月が経っても変わることなくジャムカの妻となっても心はテムジンのものだったカルカ。

一方で疑心暗鬼になるジャムカ。
民衆を助ける為に単身でテムジンに会いに行くカルカ。

その行動を自分への裏切りと誤解してカルカを切ってしまうジャムカ。

相田翔子の凛とした場面での演技や儚い表情。
捨て身の説得後の切られるシーン。

それに重なって、あの音楽、中国民族楽器の「二胡」の奏でる物悲しい音色が更に悲哀を増殖させます。



ああ、なんて悲しい結末なんでしょ。

10年間、変わらぬ愛を貫いたという設定も揺さぶれるのです。

きっと、出会ったその瞬間に惹かれることってあると思う。

そんな思いにさせられる作品でした。


poetic act vol.1 春マチ小唄

poetic act vol.1 春マチ小唄

劇団空とぶ100マイル

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい!(^0^)
5人の登場人物だから、最初はなんとなく地味な感覚があったけれど、いやはや、どーして。
素晴らしいストレートプレイでした。
主人公みゆきの育った環境から現在を綴り精神的な内面をエグル作品。

重いテーマではあるけれど、その演技力で決して暗く見せないところが素晴らしい。
実際の言葉ともう一つの内面の言葉を同時に泳がせる手法が更に効果絶大です。

魂を鷲掴みされた感覚。

公演中なので後はネタバレに。。

ぜひぜひお勧めの作品です。



ちなみにタイトルが悪い。
違ったタイトルなら観たい意欲に繋がるが今回のタイトルは芝居の内容とはかけ離れてるような気が・・。

本日、ポストパフォーマンストークの日でした。
ゲストは上田さん。
誰でも知ってるような関西と東京のエスカレーターの並びの違いなど、どーでもいいような内容ははっきり言って閉口した。

芝居マニアの集合らしく芝居に関するネタの方が萌えます!(とことんマニア)

ネタバレBOX

みゆきは中学を卒業して上京します。そこでひとりの男性に面倒をみて貰いながら色んな経験をします。

この男性の少女に対する愛情の表現が『白痴』的要素あり。
いいかも。。萌えるわ!(^0^)

しかしながら、日に日にみゆきの様子がおかしくなってきて、ある日、記憶障害と判明される。

おりしも男性はみゆきの小さい頃、生き別れになった父親ということが解って父親はショックを受ける。

小さい頃、みゆきを失い・・・また、みゆきが記憶を失ってしまった事で、2度もみゆきを失う父親。

一方、入院中のみゆきを見舞いに行くが当のみゆきは父親に対し「初めまして」と挨拶をする。

最後の場面。
椅子に座って父親が自分の書いた小説を聞かせるシーンは切ない。

遠くの空を見ながら柔らかく微笑む記憶のないみゆき。
対照的に悲しい表情の父親。

その二人が寄り添いバックに印象的な照明を落としながら演出する。
シンプルだけど、心に響く作品です。


脚本家の繊細な感情が読み取れる物語です。
優しい物語。





トーキョーより行先不明の穴に落ちて08

トーキョーより行先不明の穴に落ちて08

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/01/11 (金) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★

う~~ん?
確かにナンセンス!確かにパロデイ!
思った以上に笑う箇所が少ない。レトロなお笑い的ネタです。

海坊主が2人おりました。(^^;)

新年工場見学会08

新年工場見学会08

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/01/02 (水) ~ 2008/01/04 (金)公演終了

満足度★★★

ばかばかしいったらありゃしないっ!
一話
ザ・天井の『珍徳丸』

作・演出 岩井秀人

これって・・・恒川光太郎著『夜市』のパクリじゃね?(・・)

不思議な世界を醸し出しちゃって大して笑うところがないけれど、憎めない。
これって人徳と言うより劇徳なのか?(^^;)

とにかく登場人物に嫌味がなく、むしろ「まったく、しょーがないなーー。」と思わせてしまう。

なんじゃこりゃーー!!


と思うけれど、怒る気になれない馬鹿馬鹿しさ。




二話
劇団黒田童子の『思いやりをすて、母を出よ』

作・演出 前田司郎

しょっぱなから、ぐはっ!(吐血)と仰け反るシーン。

椅子の上で出産する母。
その椅子の下をくぐって出産した赤子。

ふざけるにも程がある。
だけど、笑える。。

カラスも馬鹿馬鹿しい。。
馬鹿馬鹿しいけれど、笑える!

この人達っていったい・・・。
なんなんでしょ・・・(^^;)





余興の観劇後の音楽とダンスが良かったことは言うまでもありません。(^0^)




スチュワーデスデス

スチュワーデスデス

クロムモリブデン

駅前劇場(東京都)

2007/12/28 (金) ~ 2008/01/08 (火)公演終了

満足度★★★

妄想劇
そもそも、スチュワーデスデスを観に行こうと、決めたのは劇評と、奥田ワレタに興味を持ったからでした。

奥田ワレタは元々京都の劇団「劇団衛星」に所属していて、かなり人気があったらしいのだけれど、その後フリーとなって上京してきてからも実は一度も観たことはなかったんだよね。


以下はネタばれに隠しました。(2009・6・22)








ネタバレBOX

だから今回は舞台を観に行ったというよりは奥田ワレタを観に行ったと言っても過言ではない!(^0^)

で、脚本家や演出家、作り手としては本来だったら本音の感想が欲しい筈だと思う。自分たちの作品に対してどんな反応があったか?はとても気になるところだと思う。

だから、劇評や感想は、なるべく正直に芝居の感想を投稿したほうが、作り手や今後、クロムを観ようと思ってる人達の為になるのではないかと考えています。

とかく、小劇団の観劇者の多数は、殆どが演劇関係者だったり、出演者の友人だったりするから、観劇後、本音で「ここが良くなかった!つまらなかった!」という人は少ないと思う。
むしろ、大したことがなくても「良かったですよ。」と言っとけ。みたいな風潮があるのではないか。と思う。その方がアタリが良いからね。

でもでも、そんなどーでもいいような劇評は劇団側にとっても何の意味もないし、これから何を観ようか検索して迷ってる観劇者に対しても失礼極まりない!(^0^)と思っているんだよね。
社交辞令は劇評の場合、あまり意味がないような気がします。

そんな理由から、シビアな意見になりつつも正直に書いた方が、どちらにとっても、いいのではないかという考えから、感想を述べますね。


全体を通して犯人の精神世界と妄想劇といった類の芝居です。
不思議な世界。

ちょっとかわいく、ちょっと切ないけれど全然泣かせない、「普段人には言えない秘密の気持ち」を具現化して表現しフェチズム溢れる世界を舞台化している。
「演劇ドラッグ」的な世界に病み付きになる人も多いのだろうね。


これは好き嫌いの嗜好がはっきり分かれる作品ではないでしょうか?
観劇後、何が言いたかったのか?

ストーリーがあるようだけれど、波間に入るはちゃめちゃぶりは、全体的なストーリーを壊してます。
つまり、ポップで暴力的で陽気で壊れちゃってる感じです。

「不思議な国のアリス」のようにずっとずっと走ってるけれど同じ場面しか入ってこない風景。
だけれど、物語は闇夜で公演するサーカス団のようなそんな不思議な感覚です。

だから、この手のプルート的な妄想劇は嗜好が分かれる。




どうせ嘘話を書いてくれるなら、パンドラの箱を開けて最後に登場する「希望」に充ち満ちた物語を観て感涙に咽び、この世にはこんな素敵な愛がふんだんにあるんだ!って感動を頂いて、素晴らしい音楽に打ち震えながら自分の心を満足させたいタイプだから、この手の作品はあまり好きではないのです。


万人から愛される作品を作ると言う行為そのものと他の小劇団と違った個性を出す事が、すごく大変なことなのだろうけれど、いつまでも心に残る作品を作ってもらいたいものです。

ハリケーン嬢 ~The Queen of EMERALDAS~

ハリケーン嬢 ~The Queen of EMERALDAS~

スーパーグラップラー

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2007/12/27 (木) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★

オズの魔法使いのパクリ
オープニングのショーが素晴らしかった!ただ、ワクワクしたのはこのショーを含む前半部分。

ショーは確かに相当なレベルで、おやおや、ミュージカル?なんつーて思えるくらいプロ並、劇団四季バリバリのハイレベルで、かなり練習したのだろうね。。

以下はネタばれBOXにて。。(2009・4・20)


ネタバレBOX

主人公の引きこもりの女子高校生・東ひとみが自宅の部屋でPCに向かい小説を書いている。

その小説が今回の物語「ハリケーン嬢」
ひとみはハリケーン嬢になって現実の世界の大人たちを物語の中で抹殺しようと企む。

物語自体は『オズの魔法使い』のパクリです。
だから、東の魔女、西の魔女、そうしてドロシーが最後に行き着く南の魔女も出てくる。。

ファンタジーのようだが、最後の終わり方は現実的で尚且つ本当の現実を知らなかった東ひとみの世界がそこにある。

母親が亡くなる瞬間、「助けて、助けて!ひとみ・・」と訴える母に対して、

『私あなたのこと嫌いじゃないけど、でも、助けてあげるほど好きでもないの。』 と突き放す。
ワタクシの嫌いな言葉である。

コミカルな演出でこの言葉を吐くなら解る。

しかし・・・相手は母親なのだ。

母親に対して

『私あなたのこと嫌いじゃないけど、でも、助けてあげるほど好きでもないの。』

と、見捨てるのだ。結果、母親は死ぬ。

ぜんぜん「清く、正しく、美しく。」ないのだ。


そうして・・・本当の現実を知らない東ひとみはひとみを気遣って様子を見に来た兄や教師や友人や同級生の藤堂に、

「小説の中と同じように死なないよね?本当は死んでいないんでしょ?」
と、まるで空気中を彷徨う行き場を失った哀れな蝶のように言い放つのだ。


お台場SHOW-GEKI城「コーヒーパーク~男の70分」

お台場SHOW-GEKI城「コーヒーパーク~男の70分」

ゲキバカ

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/28 (金) ~ 2008/01/03 (木)公演終了

満足度★★★★

コーヒーふぁん!
コーヒーふぁんというのは、なにもコーヒー好きという事ではない。劇団コーヒー牛乳ふぁんと言う事である。
小さい頃、あまりにもコーヒー牛乳ばかり飲んでいたので見かねた母が「コーヒー牛乳は豚の乳だよ!」と言ったのをきっかけにピタっと飲むのを止めたワタクシ。
だから・・・コーヒー牛乳は未だに飲まないワタクシが劇団コーヒー牛乳のふぁんというのも、いささか腑に落ちないが、この劇団は毎回ワタクシを笑い落とすのである。

今回もオープニングショーで、魅せてくれました。
あのコミカルな動き、何て素晴らしいんでしょ!
毎回、最初からワクワクドキドキしちゃうのである。

余談だけれど、観劇後、観客一人一人に挨拶してお見送りしておりましたね~、素晴らしいです。


次回も観にいかなくちゃっ!(^0^)




ネタバレBOX

五十嵐自身がの自分の過去をちょっと不満に思って、過去の記憶を訂正しようと企むことから物語りは始まる。
が、そのうち本当の幸せとは何か?を気付く。

最終的にはどこにでもあるような家族に囲まれて実は自分は幸せなのだと一件落着するが、そこに落ち着くまでに魅せどころはある。


お台場SHOW-GEKI城「音小僧と殻少女」

お台場SHOW-GEKI城「音小僧と殻少女」

グワィニャオン

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/29 (土) ~ 2008/01/03 (木)公演終了

満足度★★★★

実に素晴らしかった!
会場は超満員でしたね~・・いあ~、それにしても素晴らしかったですよ。
主人公の今までの人生と現在の状況を交差しながら表現するあたり、上手いですっ。
構成も良かった!父親役のやくざ風ちんぴら!(きんぴらじゃあないよっ)もその装いが意外に素敵だったし、全員がインパクトがあり、楽しめました!
笑いどころ満載で今回もソラトビヨリ同様、すんごく笑った!
しかし、しかし、しかし・・・笑いだけじゃあないんだ!これが!

いろんなシーンで人生を考えさせられたり、守るべきものの哲学があったり、泣き所があったりと、中々どーして、観客の感情をを満たしてくれたのであります。
ちなみに、西村太佑!ちと喰いすぎじゃね?満たしすぎですわね?(^^;)

ジキル&ハイド

ジキル&ハイド

東宝

日生劇場(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

こりっち投票の為にコメント
いあーー、すんばらしい。。



流石チケット代12000円を支払うだけの事はありまふ。。


プロってなーんて素晴らしいんでしょ。。



ワタクシ・・・鳥肌が立ちました。。




前から2列目の特等席での観劇は役者の吐く唾も見える程で、



特にマルシアの娼婦の踊りと歌は素晴らしかったぁあああ。



マルシアって、あんなに歌が上手でしたっけ?・・?)




っつーくらいの勢いで、



編みタイツのおみ足も惜しげもなく観客に露出し・・・




アワワワ((((゚ □ ゚ ) ゚ □ ゚))))アワワワ




そんあに見せちゃってええの? (ノω`)



つーくらいの見せっぷりぷりで・・・



女を上げてますた。。。



どーせなら、もっと見せてーーー☆(^ー゚从)♪




ワタクシ・・・ゾクゾクしました。。




結局薬局、あれだけの歌と踊りと演技・・・マルシアが一番光ってました。。



ワタクシ、あの瞬間から速攻ファンになりました(早っ^^)



でね・・・カーテンコールで




「ブラボーーーー!!マルシアーーー(^|0|^) オーイ!!
マルシアーーー(*゚ノO゚)< マルシアーーー!!」



っつーて、叫んでました。。

ダンス オブ ヴァンパイア

ダンス オブ ヴァンパイア

東宝

帝国劇場(東京都)

2006/07/02 (日) ~ 2006/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

こりっち投票の為にコメント
かなり、古くなってしまったけれどワタクシの中で2006のトップ1はこの「ダンス・オブ・ヴァンパイア」なのです。

特に山口祐一郎が出ていたから。という事ではありません。

ワタクシ、そんな個人的レベルで物事を考えないです。(きっぱり)

でもでも、贔屓目でみてなくても山口伯爵は、サイコーでしたっ!

声といい、立ち姿といい、歌といい、大迫力満点ハイテンションです。


長い間、市村のファンでしたがやっぱり、山口です。
迫力が違います。


しかしながら、市村には握手していただきました。
手は洗っていません。(違っ!)

ラストは、観客全員が総立ちで一緒に盛り上がり全員が歌って、踊って、その一体感が素晴らしかったです。

何回となく観劇していますが、あの盛り上がり方は今も経験しておりませぬ。。かしこ。。

マリー・アントワネット

マリー・アントワネット

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/04/06 (金) ~ 2007/05/30 (水)公演終了

満足度★★★★

こりっち投票の為にコメント
山口祐一郎出演するところ、必ず出没するという位、大ファンのワタクシ・・。
そりゃあ、なにがなんでも観ますわよ。

他はどーでもいい。っつーくらいのフン、じゃあない、ファンだから、

カリオストロ役だってサイコーだし、

山口様がアントワネット役でドレスを身に纏い、のぶといおみ足にストッキングを穿いて赤いパンプス姿で出てこようとも、応援するし、


例え、「パンがなかったらケーキを食べればいいのに。」のケーキの役だって、応援しますとも。ええ。しますとも。。

ついでに、そのケーキ、喰っちゃいたい位のファンファンです!(^0^)



ラ・マンチャの男

ラ・マンチャの男

東宝

帝国劇場(東京都)

2008/04/05 (土) ~ 2008/04/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

こりっち投票の為にコメント
この劇は本当に呆れる位、観ましたね。

松本幸四郎のあの目がいっちゃってる演技、素晴らしいです。

松たかこも唾を吐きながらの演技。
この演技を観て、『成長したな~』と感慨深く感じたのはワタクシだけではないはず。

アイドルから完璧に脱皮しましたね。
実力のある演技を見せ付けられると、跪きたい気分になるのは、たぶん観劇人には良くあることなのでしょうね・・。

そう・・『ブラボー!!』と叫んだのはワタクシです!(^0^)

スピンオフ

スピンオフ

マシンガンデニーロ

萬劇場(東京都)

2007/06/14 (木) ~ 2007/06/17 (日)公演終了

満足度★★

こりっち投票の為にコメント
spin-offとは、 副産物・派生的な・思わぬもうけ・・・という意味だが・・・



強制労働を強いられてる炭鉱の物語。


一人の女性がどこかにあるはずの脱出抗を見つけて、ここから中間達と脱走し自由を手に入れようともがく過程の劇でした。。



ただね~~、演技の殆どが苛烈な鉄拳制裁というなの暴力シーン。
( _ _ )..........o


どつく・殴る・蹴る・どこまでも死なない程度に痛めつける。



その演技はどの役者も壮絶で素晴らしく、ホントに何発かはマジ入ったんじゃないの?!つーくらいのド迫力だったのだけれど・・・
観ていて暗い気持ちになりました。。(_ _|||)




だって、結局その散々痛めつけられた一人の女性は精神がおかしくなって、ニンゲンではなくなってしまうんだよね。。




仲間の裏切りによって脱走も出来なかったし、主犯ということで一緒に脱走した中間達に経営者は彼女に鉱石をぶつけるように指示し制裁を加える・・



そうして・・・心が壊れる・・・





人って今が辛くてもその先に希望があるから生きていける訳でしょう?

だとしたら・・・・この終わり方は何?! (-_-)



ワタクシをこの暗い闇に連れてってどーするつもりなんじゃーい!!と・・・叫びたかった。。il||li_| ̄|○il||li

LOVE DISTRICT

LOVE DISTRICT

ジーモ・コーヨ!

劇場MOMO(東京都)

2007/04/18 (水) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

こりっち投票の為にコメント
一番前の席に座っての観劇。。



いあ~~素晴らしかったです。。



コミカルなコントあり~の、お涙頂戴あり~の、期待以上の作品でした。。



小説家が愛する恋人を失って、小説が書けなくなってしまった。。


どこにでもある展開のようだが、そうじゃないっ。



小説家の回想とこれから書く小説の原案をカフェを舞台に繰り広げられます。。



カフェでは3組の人間模様がそれぞれ同時進行で行なわれるわけですが、ともすれば解りづらくなりがちな進行をよくぞ、ここまで・・・


っとあっぱれでした。。



同時進行で二つの場面(カフェの出来事をドキュメント風に伝えるシーンと、死んでしまって成仏していない人たちのシーン)を、相互に融け込むように挿入しながらストーリーを構成するこの方法、ジョナサン・デミが『羊たちの沈黙』で開発し、一躍有名になった映画的文法です。



この映画的文法を観劇で表現するのは難しいことで、それなりの工夫がないと観客側に伝わり難いのですが、カフェの出来事(それぞれ3パターン)と成仏出来ない人たち・・・と作家と周りの人たち・・・とかなりの構成の難しい場面を非常に解りやすく織り込んでました。。



いあ~、本当に素晴らしかったです。。


出演者全てがいい。というのは久々のヒットではなかろうか・・?





小濱と北野・・・作家役、素晴らしかった。。

渋谷・・・居るだけで存在感ありの良いキャラで、始まった時点で汗が噴出してました。。あんだけしゃべったから・・?(^0^)

川島・・・あれだけのセリフ・・・すんごいです。泣けるシーンでホンマに泣いてました。。役者魂。。

飯田・・・表情がおもろかった。。もしかして天然?

末木・・・地味な役なのに目立ってました。。

加藤・・・トンネルズのタカに似てるって言われませんか?

横井・・・貴方の演技は最高でした。。あのコミカルな動きは何処からやってくるのっ?(^0^)

井原・・・すんごいパワフルな動き。。一番笑えたシーンでした。。また次回に期待したい。。

興松・・・井原とのセッション、おもろかったでっす。すこーし井原に喰われてましたが、そういう演技というのは解っておま。。

宏光・・・女性なのに・・女性なのに・・すんごい迫真の大声演技は・・女性なのに・・楽しすぎる・・(^0^)

大谷・・・川島とのダキダキシーン。。泣きました。。

池田・・・のっけから怪しいし妖しい・・雰囲気。。独特の香りがしました。。いっちゃってましたね。。(^0^)


以上、素晴らしかった~~~。

きまぐれえすぷれっそ

きまぐれえすぷれっそ

O-MATSURI企画merrymaker

シアター風姿花伝(東京都)

2007/06/07 (木) ~ 2007/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

こりっち投票の為にコメント
こちらは以前観たジーモ・ヨーコの「はるにユキの降るといふ」にストーリーが似ている。。
場所がカフェと電車の中との違いだ。


現実の世界で生きる人たちとと異次元で生きる人たちがトリップして物語は始まる・・・



今回の光物(笑)はあそ役清田裕也、ひじょうにいい、小柄だが役者としての演技が光っていてパワフルなのでそれを感じさせない。とてもいい。。


火村くん役緒方祥子、子供の役だったがこちらもいい味が出ていた。


梅田誠弘、駅員の役が妙に馴染んでて笑った時の欠けた歯が絶妙!!わざと抜いたのか?!(笑)


そしてゆい役の谷口礼子、いあ~~美しい。。本当は演技を褒めるべきなんだろうけれど・・・その可憐な美しさに見惚れた。。”)



この劇、全員が主役?ってくらい個性が強かった。
全員がインパクトありすぎ・・可笑しかった。。






やっぱ、演劇って素晴らしい、しみじみ感じる。
この一瞬がワタクシを素敵な空間へと連れ去ってくれるのだ。
その空間が笑いと夢と希望に満ち溢れてたら、最高でしょ!


今回も全体的に満足してご機嫌で帰路についたのでした。



私を土星に連れてって!

私を土星に連れてって!

オデッセー

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2007/05/11 (金) ~ 2007/05/20 (日)公演終了

満足度★★

こりっち投票の為にコメント
う......ん。。?)


アクションは観ていてスカッとしたけれど、それほどの感動はなかったなぁああ、感性が違うのでしょか?==;)
それからアイドル系の観劇に集まるような......
異様に男性が多いのには驚きでした。。何でかな?




と思ったら.....



メロン記念日(柴田・斉藤・村田・大谷)・稲葉貴子というハロプロ系出演者ならびにグラビアアイドル原田麻衣のファンが大半を占めていたためというのが、後で解った!ww




そうか....そうだったのか、


どうりで...演技は大したことないのに満員でした。。





次回はもっと演技派の観劇をしよう!!と心に誓い、シアターグリーンを後にしました。。


カリフォルニアドリーミン

カリフォルニアドリーミン

劇団鳥獣戯画

本多劇場(東京都)

2007/04/02 (月) ~ 2007/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★

こりっち投票の為にコメント
なんやら・・・今年一年のトップを決める投票が始まったみたいだから、とりあえず、登録してある劇団はコメントしましょ。。


Hey,hey paula,I wanna marry you
Hey,hey paula,no one else could ever do
I've waited so long for school to be through
paula,I can't wait no more for you
My love,my love



ヘイ・ポーラの清楚な声が響く中

懐かしい香りをのせてミュージカルは始まった。。



1960年代のオールディーズ・ポップスをダンスと共に魅せる表現!



これは団塊の世代が主役の物語・40年前の回想シーンと現在背負ったそれぞれの人生の深みをポップスに融合させたミュージカルだ。。





「たぬき」と呼ばれた中学校の教師が死んだ。





たぬきは生徒たちに、英語の勉強の手助けと称して、ポップソングを歌わせた。

教室からは、たぬきがいれば、必ずポップスの歌声が響いていた。

それは生徒たちにとっても、たぬきにとっても、一年限りの熱い日々だった。。





そんな中学生たちも、いまや55歳の年齢になった。

生活というヤツを背負ってゼイハア言ってる。

そんな彼らが集まってたぬきのお骨を乗せて、バスを伊豆へと走らせている。

教師の夢だったアメリカに向かって、散骨するために。。

思い出のいっぱい詰まったポップソングを歌いながら。。




ちなみにワタクシ、「悲しき雨音」大好きですね。

Listen to the rhythm'of the falling rain
Telling me just what a fool I've been
I wish that it would go and let me cry in vain
And let me be alone again




おお~(^0^)二ール・セダカ、ポール・アンカのヒット曲が次々と・・・


なんて素晴らしい声なんでしょ!
しかも・・・ホンマにその年齢の人達が歌って踊ってる。。


生活というヤツを背負ってゼイハアと・・そんで息切れしてゼイハアと・・・と思いきや、全然ゼイハアしてないじゃん!

すんごい体力!


GOOD NIGHT ALLIGATOR

GOOD NIGHT ALLIGATOR

机上風景

イワト劇場(東京都)

2007/12/19 (水) ~ 2007/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

人間の陰の部分
これははっきり劇評は分かれるでしょうね。

要はワニはどーでもいいのよね、そこに関わる人間模様ですわね。

それぞれが金目当てに下水道をうろつく訳だけれど、職業は関係なくニンゲンの本質が見え隠れする。

一度破綻した夫婦がよりを戻そうとした矢先、土壇場になって元妻を蹴落とし自分の命可愛さに一人逃げる元夫。

木下鈴を演じる石黒陽子が不思議な違和感で笑いを引っ張る。
これを受けるか受けないかは個人の感性に託すしかないのだろうけれど、ワタクシは笑った。

まあ、たまにはこんなニンゲンの本質を探る芝居もあり。と評価する。

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