モレンド37円
うめめ
G/Pit(愛知県)
2015/06/13 (土) ~ 2015/06/15 (月)公演終了
面白かったです
お話しの構成の妙といいますか、いつも、真臼さんのお話は、全部終わった時に全体像が分かるのです。
それが、とても面白くて、大好きです。
本当は、一度ではなく、二度、三度観て、ここが、あそことつながってたのね!などと、確認したいお話し。
なかなか複数回拝見できなくて、残念に思っております。
いつも本物の食べ物が出てきて、演者さんは、大変だろうけれど、なんか、食べてるシーンは、目が離せません。
いつも楽しい芝居をありがとうございます。
ハハハシル
劇団アルデンテ
千種文化小劇場(愛知県)
2014/06/28 (土) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
スピード!
アニメのようなお話しでした。
円形劇場の横側から観劇しておりました。
レースの時などの、追いつ追われつの位置関係が、よくわかって、もしかしたら、正面からより、面白かったのではないかなぁと、思ったりしております。
照明がさあっと走ってとても早く走っていく感じがよくわかって、楽しかったです。
タンデムさんが、強いんだか、弱いんだか、たぶん強くないんだけど、私的にすんんごく、かっこよくて、ツボでした!!
めちゃくちゃ好きです。
そして、キングマッハ三世様も、かっこよくて、お母さんを応援したいし勝ってほしかったけれど、キング様も応援してました。
でもでも、どのキャラクターも魅力的で、最終的にはみんな好き。
笑って、手に汗を握って、じーんとして、ドキドキして…。
楽しいお芝居でした。
予定がとれず、一度しか、観られなかったのが、残念でなりません。
ありがとうございました。
虹の袂を探しに行こう
gaku united
名古屋市南文化小劇場(愛知県)
2013/01/31 (木) ~ 2013/02/02 (土)公演終了
ほんわりパステル色
現在と過去と、こちらとあちらと……。いろいろなものが交差して、行ったり来たり。そんな織物を織るようなお話でした。
バックの背景に映る映像が、控えめではあったけれど、演者と混じり、優しい色をだしていました。
客席にもいろいろな動物がいたり、切り絵があったり、客席に一足踏み込むと、もう、このお話しの世界の中なのでした。
ほんわりした世界でした。
テーマソングも何日か経った今も、頭の中をめぐっている素敵な曲でした。
あこちゃん役の迫さんの、いろいろなトーンの声が素敵でした。千穐楽ではかれていて、そのいろいろなトーンが聞きづらくなっていたのが、とても残念でした。あの使い分けが好きです。
日に日にお芝居の心が深くなっていて、良かったです。
「アリス・イン♦ワンダーランド」
劇団テアトロ☆マジコ
千種文化小劇場(愛知県)
2012/10/05 (金) ~ 2012/10/08 (月)公演終了
個性がいっぱいで楽しかったです
タイトルのとおり、アリスの不思議な世界でした。個性あふれる登場人物が、あちらへこちらへ、目が回るような急がしさ。円形劇場を所せましと駆け回る。ただ、動きながら、いろいろな方向を見て話すので、少しセリフが聞き取りづらいところもあり。それでも、それは最初のうちだけで、後はお話にひきこまれ、耳も慣れたのか、全然わからないことは、なくなったかな。
ルイス・キャロルのアリスのお話そのものではなく、それをベースにしたワンダーランド。アリスはヴァーチャルアイドルで、初音ミクを思わせる青い髪。動きもよく通るその声もヴァーチャルアイドルぽい。かわいい。けれど、かわいいだけじゃなくて、芯がピンと通ってて、ぶれない強さを秘めている。
白の女王様の声もよく通って聞き取りやすい。なんといっても姿勢が美しい。あこがれちゃう。
ジョーカー謎の男で悪っぽくてカッコいい。
帽子屋さんと三月ウサギは、もう何が何やらわからないくらいくるくる変わる。本当にアリスのお話のように、攪乱される。そして波平さんには大笑い。
ハンプティダンプティが本を読むと、少し時間の流れがゆっくりになって、なんだか落ち着いた。ゆっくり丁寧に読み上げるのがステキ。
みんなてんでんばらばらのような、まとまっているような、不思議な夢のお話でした。
こんなヴァーチャルゲームがあったら、是非参加して謎を集めてみたいものです。
林檎ト大地ノ黙示録【ご来場ありがとうございました!!】
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
ザ・ポケット(東京都)
2012/09/18 (火) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
Aチーム観劇しました
初めてリジッター企画さんのお芝居を拝見しました。
ダブルキャスト、ダブルエンディングのこの公演、私は時間の都合がつかず、Aチームのみの観劇となりました。
何かを探して地面を掘っている男。そこから物語は始まるのですが、いろいろなことが説明されていなくて、これからどう進んでいくのかまるでわからない。
観ていくうちに、ひとつ、またひとつと、状況がのみこめていき、謎が整理されていく。事件を追っている刑事と同じように事件を追いかける。過去へ現在へそのまた過去へ……。
場面が変わるたびに、一つずつ、ああ、と合点がいって、話がつながっていく。
最後は、パタパタと折りたたまれて、綺麗な一つのお話のつまったプレゼントの箱ができあがったような、そんなイメージ。
話の内容を考えると、悲惨で狂気に満ちたものであるのに、そこまで暗く嫌な印象にならない。数日たって思い返す舞台の印象は「白」でした。女優さんの力が大きいのかしら。
最後の「何人……(略)……少年漫画では……ハッピーエンド……」のセリフはついついうなずきましたよ。確かに。
Aチームのお話は、キャストの皆様のブログによりますと、「ミルクチョコでドラクエ」なんだとか。それでこのような印象なのでしょうか。「ビターチョコでファイナルファンタジー」なBチームを観られなくて誠に残念です。とりあえず、台本を買いましたので、今後、時間取れるときにじっくり読んでみます。
中島さんの脚本のお話は、ユニットガクさんで「エソラカラア」も拝見しましたが、どちらにも、「くそまみれの石」から「ダイヤモンド」に変えられて、あがめたてまつられる少女が登場するのですね。偶然そのようなお話を拝見することになってしまったのだと思いますが、そういう少女たちは本当に魅力的で、熱狂したくなる者の気持ちは判る気がいたします。
Aチームの女優さんは皆様かわいらしくて、美しくて、目の保養でございました。男優さんはどなたも個性的で、目の離せない方たちばかりでした。
森脇洋平さんの踊りが、流れるようにしなやかで、空気のようにふわっとしていて、素敵だったことを書き留めておきます。
また次回も拝見できたらいいな……でもできれば、名古屋や岐阜あたりで公演してくださらないかな……などと願っております。