六月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2016/06/02 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了
狐忠信
よかった。宙づりの花道。
3階だったけど、横から出てきてお姿を間近で観られた!
狐忠信(きつねただのぶ)
道行初音旅
三代猿之助四十八撰の内
川連法眼館
市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候
〈道行初音旅〉
〈川連法眼館〉
佐藤忠信実は源九郎狐
逸見藤太
静御前
佐藤忠信/忠信実は源九郎狐
駿河次郎
亀井六郎
川連法眼
飛鳥
静御前
源義経
猿之助
猿弥
染五郎
猿之助
松也
巳之助
寿猿
吉弥
笑也
門之助
十月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/25 (土)公演終了
壽初春大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2016/01/02 (土) ~ 2016/01/26 (火)公演終了
十二月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2016/12/02 (金) ~ 2016/12/26 (月)公演終了
夢と希望の先
月刊「根本宗子」
本多劇場(東京都)
2016/09/28 (水) ~ 2016/10/02 (日)公演終了
少し静かに
ブルドッキングヘッドロック
ザ・スズナリ(東京都)
2013/04/03 (水) ~ 2013/04/10 (水)公演終了
どんっ
砂の上の企画
MAREBITO(東京都)
2013/04/05 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
「サブウェイ」列島縦断延伸ツアー
極東退屈道場
王子小劇場(東京都)
2013/04/05 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
関西と関東
意識が違う、という証左。
がんばりすぎる、詰め込みすぎる、のはどうして?
そこまでしないと大阪の観客は満足しないってことなのかな?
大した効果を持たないシーンを頑張りすぎて演じていて
結果疲れる。
しかし、思いの外時間が長くなかったのだな。
大阪のものにしては、余程スマートに仕上げてあるということなのかも。
衣装が良かった。
東京奇人博覧会
東京ギロティン倶楽部
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
大きなトランクの中の箱
庭劇団ペニノ
森下スタジオBスタジオ(東京都)
2013/04/12 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了
満足度★★★
コンセプトがある
現代アートなので、コンセプトがある。
そのコンセプトに則って、内容が出来る。
アフタートークによると、
これまでのアトリエに対する強い想いによって
この作品が出来たようだ。
内容についてあーだこーだ言っても、実は的外れなのかも。
面白かった。
てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて
マームとジプシー
十六夜吉田町スタジオ(神奈川県)
2013/04/16 (火) ~ 2013/05/01 (水)公演終了
もしも国民が首相を選んだら
オデッセー
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2013/04/24 (水) ~ 2013/04/30 (火)公演終了
満足度★
この作品の問題点を考える
いろいろあろうが、
最後は演出家の力がものを言う。
見ていてキツイのは、こなれていなさすぎること。
イベントの演出。
台詞を繋いで、転換を美しくし、観客を魅了するってことが
この演出家には出来ない。
役者1対1の、二人だけの空気をつくることは上手なのかもしれない。
素敵な空気のカケラは見つけることが出来たけど、
カケラなんだなぁ
おのれナポレオン
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2013/04/06 (土) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
面白いことは確かだが
劇場に着いたら凄い列でビックリした。
面白いです。
でも、そういうことだったのか〜!!というオドロキはあるものの、
それが分かったあとに深い感動をジワジワ起こしてくれはしない。
悪い意味で、計画の範囲内。想定内。そういう作品だったような。
それよりも、
演出が良かったな、と思いました。
内野さんの芝居、ふっる!って感じのTHE 文学座みたいな芝居にしていたのはちょっとやり過ぎでは?と思いました。最初はこりゃ凄い!と思ったんですが、帰ってから振り返ると、彼にそんな時代を退行するようなことをさせるのは良かったのかどうか分からなくなって。
ボクの四谷怪談
シス・カンパニー
森ノ宮ピロティホール(大阪府)
2012/10/19 (金) ~ 2012/10/22 (月)公演終了
大阪で一番印象的だったことは
勝地涼さんが素晴らしかった。
最後までなおすけごんべえの芝居を作り続けた結果だろう。
東京でご覧になった方すべてに大阪のちゃぶだいの歌を聞いて貰いたい。
ボクの四谷怪談
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/09/17 (月) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
上海異人娼館〜china doll〜
Project Nyx
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
寺山の映画
・・・を見ていないで、言うのは良くないと思うのだけど、
ネットの映画の方のあらすじを今読んでみたら、
結構面白そうだったのに、舞台の方は物語としてはあまり面白くなかった。どうしてこうなったのかしらん?
以前見たこの劇団の舞台では、
狭い劇場に、ごちゃごちゃだけどスゴイモンをいろいろぶち込んでいて
独特の迫力があって面白かった。
それを人形シーンの有無を言わせぬ魅力で押さえて、素敵な気持ちで帰れたのだ。
だが、今回はどうだろう?
人形シーンは相変わらずのクオリティ。
しかし、ベースの舞台パートに以前のような迫力がない。
劇場が広くて綺麗だったり出て来る娼婦たちがなんとも無味乾燥。魅惑的でない。
いや、黒とかげだけは魅惑的過ぎるほどだった。
吉田日出子さんは衝撃で感動だった。
が、夜鳴き鶯のくだりがどのように舞台パートと繋がっているのか
分からず。つなげて欲しかった。関係なく度々あのシーンが出て来る感じが幻想的でいいねってことなのかもしれないんだけど、も。
ソングス・フォー・ア・ニュー・ワールド
東宝
シアタークリエ(東京都)
2012/08/01 (水) ~ 2012/08/07 (火)公演終了
満足度★★★
企画が間違っている
感動がない。
3役者が優等生な性格過ぎて、
きちんと歌うことに気を取られている。
感情表現が弱く、伝わらない。ダメ。ほとんどつまらない。
なんとしたことか、私は最後の曲で一瞬寝てしまった。
普通は最後に向かって盛り上がって、
寝ていた人も起きるものだと思うが・・・
いや、スミマセンでした。
キャスティング、公演規模が間違っている。
この2点の間違いによって大いに損している様子。
米倉さんだけお得感があったのではないか。
昆さん、ミスサイゴンが観てみたい。
コクーン歌舞伎第十三弾 『天日坊』
松竹/Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/06/15 (金) ~ 2012/07/07 (土)公演終了
満足度★★★★
煌めきの一瞬
歌舞伎っていうのは緩急があるのではないかと思った。
頭、随分楽になっている。
ラスト(といってもそれに当たる場面は随分長い)は素晴らしく
"気"が凝縮された超空間に。
勘九郎(旧勘太郎)の演技は確かに良かったが、
多分いつ見ても良いだろう。
特筆すべきは七之助。かけはし(役名)の演技に人生最大の震撼体験。
ビックリマンのキラカードみたいな特別な瞬間があって、
それは今この演目でしか見られないだろう。
それまでのあそこがどうとか、流れがどうとかいろいろあったとしても、その一瞬によってすべて飛ぶ。
保母、処女
ホントに、月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
こういう演劇もどんどん増えたらよい
会場が良かった。
荒木町のBarで40分の演劇、という企画はいいですね。
内容については、
女子の会話をのぞき見する、というのが当方には合わなかった。
マームと誰かさん・さんにんめ 今日マチ子さん(漫画家)とジプシー
マームとジプシー
SNAC(東京都)
2012/07/21 (土) ~ 2012/07/23 (月)公演終了
満足度★★★★
演劇
劇団・マームとジプシーの公演は観たことがなかった。
でも仕入れた知識による先入観で、なんとなくこんなタイプの演劇なのかなぁという見当はあった。
その上での感想だけど、思いの外、演劇でした。
表現のし方は抽象に過ぎたり退屈を誘うものがあるけど、やっぱり演劇っていうのは終わりまでで一つだと思うから頭半分は完全に飽きさせたりがっかりさせない程度になってればいいと思う。
試運転、盛り上げるところ、カタストロフィー、それらの時間的タイミングはエンタメの基本に忠実だったように感じた。また、伝えたいこと=テーマが一極集中している点は現代アート的だけど、それが明確に打ち出されてちゃんとアウトプット=表現されているのはエンターテイメントだし優れていた。
今日マチ子の漫画の雰囲気、というより、今日マチ子の内側にあるものを非常に上手く表現していた(と思える)点が素晴らしかった。投げやりでヒステリックな女子の姿、なまなましさ、突然の絶望、寂寥感など。この番外公演では敢えて一緒に作る、というコンセプトがあったはずで、成功していたのではないか? マームとジプシーは[にはか]ではない。
面白かった。
だけど、舞台のあれこれをきちんと出来るスキルがこの劇団にあるのかはまだ分からない。
小さなギャラリーに55席?を詰め込み、ステージは非常に狭く、最前列の観客の足の先だ。いわゆる座布団席(実際は座布団じゃない)が最前で、私は2列目に座った。視界良好。おかげで、青柳さんの涙が落ちていくのを見逃さずに済んだ。
けど、見えなかったら、どうかな?
冒頭からただただエクササイズをしていて、でも落ち着いたときにスゴイ名演があって、ちゃんと芝居をしているんです。人によっては、それがなかったら結構きついままに終わるかもしれない予感。
SNACでって割り切りの上での演出だろうけど、どんな場所でやるにしても全員になるべく完全なものを見せようとする姿勢は最後まで捨てない方がいいとは思う。公演する側の一般論。
けど私は観客としてどん欲で、そこら辺頼ってても仕方ないって思って席による不都合はもう自己責任でどうにかするつもりだから、いいよ。ギャラリーのパフォーマンスとかそんなもんだよ。
いろいろ言いつつ、
マームとジプシーさんたちは
大きな劇場での照明の使い方や動線の作り方など
意外とちゃんとしてるんじゃないかなって気がする。
次が観たい。