満足度★★★★
煌めきの一瞬歌舞伎っていうのは緩急があるのではないかと思った。頭、随分楽になっている。ラスト(といってもそれに当たる場面は随分長い)は素晴らしく"気"が凝縮された超空間に。勘九郎(旧勘太郎)の演技は確かに良かったが、多分いつ見ても良いだろう。特筆すべきは七之助。かけはし(役名)の演技に人生最大の震撼体験。ビックリマンのキラカードみたいな特別な瞬間があって、それは今この演目でしか見られないだろう。それまでのあそこがどうとか、流れがどうとかいろいろあったとしても、その一瞬によってすべて飛ぶ。
ネタバレBOX
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2012/07/29 15:40
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