じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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実態劇「Macbeth -マクベス」

実態劇「Macbeth -マクベス」

OuBaiTo-Ri

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2025/07/17 (木) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/21 (月) 15:00

(一般的な)劇場の舞台に客席を設置したような距離感で10人(だけ)の出演者で演じられる「ちゃんとしたマクベス」。
マクベスは「悲劇」ではなく魔女の言葉を信じ妻に尻を叩かれて分不相応な野望を抱いた小心者の自業自得的な末路と従来思っていたが、本作はそのあたりが前面に出ていて、その意味で黒澤明監督「蜘蛛巣城(1957年)」を想起。
また、役者がいくつもの役を演じるので、その割り振りはパズルのようで香盤表的なものでも作ったのかしらん?などと想像するのも楽しからずや。

グロリアストラベル

グロリアストラベル

桃尻犬

浅草九劇(東京都)

2025/07/16 (水) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/20 (日) 14:00

青森で開催される「こどもパン祭り」に参加すべく向かうが渋滞に囚われたパン屋一行(+α)の物語。
「ドライブ中あるある」を誇張したような会話だけでも楽しいが、後半で「底が抜けて」からの展開に度肝を抜かれる(笑)。
さらに、もしかして危機?と思わせた家族の絆復活を思わせる終わり方が心地よい。
あと、前半での2台の車内を表現するシンプルな装置も舞台武術として見事。

携帯と太陽

携帯と太陽

演劇企画ユニット劇団山本屋

新宿シアタートップス(東京都)

2025/07/16 (水) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/19 (土) 13:00

どこからか宅配便で送られてきた古い携帯電話をきっかけに故郷の「島」に帰った男(とかつての同級生たち)が「過去のある人物」を救おうとするが……な物語。いやまさか時間ものであろうとは。
そうして語られる東日本大震災犠牲者への鎮魂歌、カーテンコールでの山本主宰の挨拶も含めて胸に迫るものがあった。
また、終盤の津波の舞台表現も見事。
なお、主人公よりも先に他のメンバーが同様の体験をしていることに最近観た某映画を、また、救えるまで何度も繰り返すことに近日公開の某映画を連想。(笑)

或る阿呆ゥの終活

或る阿呆ゥの終活

らむらどぅプロデュース shared with 怪奇月蝕キヲテラエ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/07/17 (木) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

燃え尽き症候群的なものか現世に「飽きた」男がVRゲーム内で様々な死に方を試して……な物語。
終盤で生きがいに関してシリアス(悲観的?)にもなるが2人の男(主人公/裏主人公)が前向きになったことを示して終わるのが優しい。
また、アフタートークでらむらPの「幸せの絶頂を感じた時に死にたい」という考え方が本作の原点と聞き、その考えには賛否両方感じつつ三浦さんがそれをくみ取ってこういう形に昇華させたことに感心&大いに納得。
さらに怪奇月蝕キヲテラエのホームグラウンド的な新宿眼科画廊よりもシカケを使うことができるこの会場では「こんなこと」もできるんだ、と感心。
今後の怪奇月蝕キヲテラエの劇場公演への期待を煽ることでも有意義な公演だったのではあるまいか?

役に立たない言葉が欲しい

役に立たない言葉が欲しい

GORE GORE GIRLS

駅前劇場(東京都)

2025/07/16 (水) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/17 (木) 14:00

優雅なサロンを思わせる凝ったツクリの装置の中で繰り広げられるのは「全寮制のマナー教室(!)」の参加者たちと講師による会話劇。
「そんなマナーが!?/んなワケねーだろ!」な劇中マナーは昨今跋扈する自称マナー講師に対する揶揄に感じられ、また、一見丁寧であるが失礼なことをどさくさに紛れて言うのがフェイント的で楽しい。まさしく「会話劇の妙」か。

テン9

テン9

ペキニーズ・ドットコム

OFF・OFFシアター(東京都)

2025/07/15 (火) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/17 (木) 14:00

会場に入ると新作公演に向けた稽古の休憩中らしき小芝居(笑)が既に演じられており、開演定刻に稽古再開、という出だしから「鳥皮節」全開だが、以前のようにアイデアが迸るのに任せた(暴言気味)というか制御しきれないというか、な感(それはそれで面白いのだが:為念)が薄れ、物語としてのまとまり(?)もある感じ。
特に終盤、実際の観客を劇中に取り込むという得意技(笑)や怪談風味も交えつつ「報われなかった公演の怨念」的なものをああいう形で描くのがまた巧い。

海と日傘

海と日傘

R Plays Company

すみだパークシアター倉(東京都)

2025/07/09 (水) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/15 (火) 13:00

往年の松竹映画に通ずる(私見)「全てを語らずな奥床しさ」が特徴的な戯曲だが、2012年の SPIRAL MOON は「劇」小劇場、2018年の えうれか は古民家ギャラリーしあん と、いずれも小規模な会場での公演で具象的だったのに対してこちらは広めの舞台空間に畳6枚とその周りの「どの側からも縁側に使える」黒い板の間的な正方形の装置のみなのでかなり印象が異なる。
好みは別として演出・装置によってここまで変わるのか、というのが舞台演劇の面白いところ。早くも次回公演に期待。

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/07/11 (金) 13:30

レビュー系でのオーケストラピットと客席の間に横向きの花道があるものを想起させる(しかも一部は可動式の)舞台と上手上方のレフ板のような白い大きな円型の装置、舞台後方中央から下手に下げられたカーテン状の布等が特徴的な空間で語られるのはテレビ放送黎明期の逸話。
その内容はもちろんだが個人的には冒頭場面をはじめとして先述の円型装置・布などを活用した影を使った照明効果に心惹かれる。
また、実在のものをベースにしたのではなく完全オリジナルな(推定)劇中歌にも感嘆。
さらに戦争が人々に残したものをさりげなく盛り込み声高ではなく反戦を訴えたのもイイ。
あと、狂言回し的な役どころを演ずる金子侑加・中野亜美お二方のメインパート(過去)と現在パートの老若の演じ分けも見事。
これだけのものがB席3000円ってウソだろ!?

ちはる塾〜「怖気2025」

ちはる塾〜「怖気2025」

制作「山口ちはる」プロデュース

下北沢 スターダスト(東京都)

2025/07/08 (火) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/10 (木) 14:00

女3男1の宅呑みで徐々に浮かび上がる「あれこれ」。コミカルで和やかな場面から始まるが次第に不穏になり「あんな結末」を迎えるのはジェットコースター感覚?
それにつけてもやはり「一番コワいのは人間」だよねぇ(真顔)。
また、途中から登場する人物の設定/見せ方/表現が絶妙で舌を巻く。終盤で明かされた時の「そうだったのかぁ、ヤラれたぁ!」感たるや♪
山崎洋平脚本、さすがだよなぁ。

Father Christmas, Don't cry

Father Christmas, Don't cry

しゅうくりー夢

ザ・ポケット(東京都)

2025/07/02 (水) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/08 (火) 14:00

幼い頃の「あること」を後悔している主人公のもとに「願いを1つだけ叶えてあげる」と言う天使が現れて、なハートフルファンタジー。
過去に(別人として)戻り(当時の)自分の願いを実現させようとするのは時間ものの定番ではあるが「その先」について案じさせる要素を仕込んでおき最終的にそれも解決するのが鮮やか。
また、主な舞台が昭和48年で当時のヒット曲や流行語などが頻出するので「あれはその頃だったか!」と世代的にツボる。
なお、2014年版は都合で観られず、2008年版を観ていたもののさすがに記憶の外(爆)。

2025ギャラリー公演「アイデンティティ」

2025ギャラリー公演「アイデンティティ」

劇団天動虫

Uptown Koenji Gallary(東京都)

2025/07/03 (木) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

寺山修司を引用しながらの帆足主宰の「劇場とは?/芝居とは?」な問いかけに導かれて幕を開ける短編オムニバス。
その内容は書き下ろし新作を含む三篇のほかに(寺山リスペクト的な?)ワークショップ発表会にかつて出演したピン芸人さんのコントと多彩な上に単なる羅列でなく合間に「あのドラマのストーリーテラー」よろしく帆足主宰の繋ぎが入るスタイル。
さらにラスト一篇の終演後、演技エリアに残っているジョニーさんに帆足主宰が「あなたは誰?」と問うて公演タイトルの「アイデンティティ」に言及するのがまた巧み。
長編も良いけれど、こういうバラエティセット的な公演もイイなぁ♪

六道追分(ろくどうおいわけ)~第六期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第六期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/02 (水) 14:00

吉原の遊郭から大金(と花魁)を盗み出した義賊一味と彼らを追う与力・同心・岡っ引きたちの顛末を描いた娯楽時代ピカレスクロマン。
おそらく講談などで定番であったであろう「それなー!」な人物設定・展開に外来語や現在の事物も交えてポップに仕上げて「楽しませるぜ♪」な心意気を感じる。
さらにオープニングとエンディングの男女の「舞」やエンディングでの核人物の見せ方などもショーアップされて巧み。そりゃあロングランするしリピーターも多いよなぁと納得。

煙が目にしみる【Mura.画】

煙が目にしみる【Mura.画】

Mura.画

劇場MOMO(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/29 (日) 12:00

オリジナルである鈴置洋孝プロデュースや加藤健一事務所(それぞれ複数回)はもちろんいろんな団体で延べ二桁回数観ている本作、それまで気丈に振舞っていた礼子が一人になった時に初めて泣く場面を礼子の背中で見せるのは記憶の範囲内ではかつてなく「このテがあったか!」と膝を叩く。
また、その後の浩介との「会話」場面で浩介の方向を向いていながら視線は(舞台上の)浩介から微妙に異なるというのも実に見事、演出/演技の勝利だね。(一方、その後に妻子3人が浩介を囲む形になるのは若干の違和感が)
さらに今まで観てきたものは舞台後方の大きな窓とそこから見える桜の装置が印象的だったが本作は小さめの窓(枠のみ)で桜もないというシンプルなもので、それでも外の様子が想像できたのは今まで観てきた体験によるものか?(反語気味)
他にも客席中央の通路も使うなどこの会場を巧く使った演出に感心。思えば前回公演もそのケがあり、次回公演への期待値アップ♪

ケチャドバ!Bottle1「フルハウス」

ケチャドバ!Bottle1「フルハウス」

プラチナ・ペーパーズ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/06/28 (土) 17:00

会場に入るとまず目を引くのが「舞台上の舞台」。劇中の公演のための舞台装置を背面から見たものでその時点では閉じているパネルが開くとその向こうには3・7・3席が7列の91席の客席まで(こちらを向いて)あるという再現度。
そんな装置で繰り広げられるのは演出家が急遽入院したとの報が公演前日の場当たり開始前に入り動揺しつつ「どうにかしよう」と奮闘する関係者たちの(文字通りの)舞台裏。
役者・スタッフや関係者それぞれの想いが説得力(?)をもって描かれるわあまり演劇を知らない当日運営手伝いを配してその人物に説明する形で観客に用語その他を説明するわ観劇マニアはもちろん観劇初心者(?)にも楽しめる作劇はまさに名人芸。
やはりバックステージものというのは作家・演者の「演劇愛」を端的に表現するなぁ、と改めて感じた。
なお前々夜に観たトツゲキ俱楽部「金曜はダメよ♡」も本作も掃除のオバちゃんが妙にエラそうな共通点がありニヤリ。

「軽い重箱」

「軽い重箱」

殿様ランチ

駅前劇場(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/28 (土) 13:00

かつての短編集シリーズから選りすぐった6編のリミックス版だが「あのマンション」を中心とした地域で相次いで起きた出来事のように再構成して1本にまとめているのが巧み。
そしてその締め括りが「あーワカる♪(笑)」な夫婦ネタなのも粋と言おうか何と言おうか。
また、かつて新宿眼科画廊での上演を観ていた身として当時の雰囲気を継承しながらも微妙に広くした舞台美術にも感心。
当時のシリーズを観ていると、より楽しめる公演だったのではあるまいか。(もちろん今回初見でも十分楽しめるだろうが)
シリーズ新作ははたしてあるのか?

金曜はダメよ♡

金曜はダメよ♡

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/27 (金) 19:00

新作ホラー映画製作のため3人の若手脚本家が集められたがプロデューサーから「あれはダメ、これもダメ」と制限がつけられ……な物語。
その試行錯誤中の脚本の内容を舞台上の演技で見せる別チームがいて、な構造は舞台や映像表現でままあるが、その架空の(?)メンバーの意思が次第に現実界の面々に伝わり始めるのが妙案でトツゲキ倶楽部らしいところ。
倉田江美や小松左京の作品にも通ずるこういうシカケ、好きなんだなぁ。
あと、オープニングで流れる「あの曲」、知っているとニヤリだよね♪

パトリオット

パトリオット

劇団チャリT企画

新宿シアタートップス(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/27 (金) 14:00

東京都庁が半壊との報にビルの地下に逃げ込んだ面々が体験する「世にも奇妙な一夜」。奇しくも前日に観た吉祥寺GOLLIRA「人間のあくた」と通ずるもので始まるが本編で描かれるのはそれよりも80年前の太平洋戦争関連のこと。
そこに怪談、それも古典的な心霊系のものではなく「ある筈のない階に止まるエレベーター」系の「現代怪談」ネタを交えて展開するのがこの時期にピッタリ。
さらにこの会場の機構を使った兵士登場のギミックと意外なオチも見事。
あと、漠然と「真夏の夜の夢」を想起。
一夜の幻想だったり異質の集団が出てきたり……

人間のあくた

人間のあくた

吉祥寺GORILLA

上野ストアハウス(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/26 (木) 14:00

冒頭、出演者たちが状況設定を次々に口にする時から「それってあのこと?」なイマのあれこれが複数出てきて驚愕。そこからの本編にもイマの情勢を思わせるものがあり「これ、下手すると数年後にこうなることもあるのでは?」と不安を煽られる(笑)。
しかもそれが写実的な装置で演じられるのでタチが悪い(褒め言葉)。
平井さんによれば「脚本に現実が近付いてきてしまった」とのことだが、ホントに変な世の中になったモンだ。
そんな中、笑いや「あ、そうだったのか」と胸を撫でおろす場面などがあってそれが良い緩衝材になっていたような。また、会社や団体の名称にもニヤリ。
力作にして問題作、面白かった。

骨と肉

骨と肉

JACROW

シアタートラム(東京都)

2025/06/19 (木) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/20 (金) 14:00

初演(2017年11月)がSPACE雑遊だったと確認して舞台サイズの違いに驚きつつ臨んだが舞台装置を見て「そう来たか……」とニヤリ。そして開演しての「あのパフォーマンス」と「出演者入場(とその衣装)」に「そこまでやるんだ!」と破顔。
しかもそれが意表を突くようでいながら(初演を観ていた身として)内容を端的に象徴していて大いに納得。
そうして描く家族経営の企業の父娘(会長/社長)の「経営戦略をめぐる対立」、演出の違いによって娯楽性が大幅アップされこういうのも楽しくてイイな、と。
観た回のポストトークで谷仲さんから「(演出の許可を得た上で)初演と変えて娘と対立はするが内心は娘が可愛くて仕方がないという設定で演じた」という発言があり「そういうのもアリか」と感心。

徒然なるままに…  NOT TO BE, OR NOT TO BE…

徒然なるままに… NOT TO BE, OR NOT TO BE…

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2025/06/18 (水) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/19 (木) 14:00

「時代考証その他大幅にデタラメです(大意)」と開き直っていた(笑)ドラマ「浮浪雲(1978年)」のような意図的時代錯誤部分がシリアスな本筋とあまりにもそぐわなくて「どうしてそうしてしまったの?」という疑問に終始……。
「浮浪雲」の場合は基本的にコメディで、そこに当時の世相への皮肉・揶揄を練り込んでいたのでその手法にさほど違和感がなかったが、特攻隊員を描いた本作でそれをやってしまうと、そのおちゃらけた感が主題に対する意気込みを否定するようにも感じてしまうんだな。いったいどうした?
という不満もありつつ「終わり良ければ総て良し」的に終盤の秋山の出撃を見送る面々の見せ方(映像的でもある)と最終場の切なさはやはり秋葉演出。
また、「急に出現する日本間」の舞台美術も見事。
あと、「フレッシュな星組/熟練(初演準拠)の月組」なダブルキャストも両方見るとそれぞれの良さがあり、これも舞台演劇の特色だな、と思ったりも。

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