じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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ステダマ

ステダマ

劇団ミックスドッグス

APOCシアター(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/06 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/05 (火) 14:00

価格2,900円

民間伝承の物語(民話・伝説など)には人と「人以外の者」が共存しているものが少なからずあるが、それらの現代版といったところ。
終盤にそれまでのバディとの別れというちょっとした切なさがあり、しかしそれも含めて主人公の成長を予見させるのがかつて読んだ懐かしき児童文学に通ずるし、切なさを拭うようなほっこりエピソードで締めるのが巧い。
ジブリ、たすいち、山崎貴作品も連想。それらがお好きな方はこれも気に入るのでは?
また、一般的には骨董品などがツクモガミになるところ「あんなもの」まで、という発想が愉快。しかもちゃんと「落とす」し……(笑)

ネタバレBOX

NINTENDO64までツクモガミになるという発想が独特な上に「古くなった」というのは骨董的な「古い」とは違うが確かにその通りで上手いよね。
たまご祭

たまご祭

味わい堂々

スタジオ空洞(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/04 (月) 19:30

価格2,500円

一見コント・オムニバスと思いきや、終盤でちゃんとリンクさせるし、冒頭で張った伏線がラストに利いているし、もちろん個々も面白いし内容的にも「こういう10年」を描いているし、お見事♪

ネタバレBOX

稽古場の様子を見せてからのタイトルに続いて缶工場(池井戸潤風?)、子役オーディション、結婚詐欺の3編が演じられ、オムニバスかと思っていると次の留置所で3編の各中心人物が邂逅し、しかもそれが「別次元での」味わいメンバーと明かされるシカケ。
そうして、オーフニングエピソードで張ったパラレルワールドの伏線を回収し結成直前の実話に基づいた場面を経て冒頭と同じところで終わる構成が巧み。各挿話もそれぞれ独立したものと見ることもできるし、上手いよなぁ。
廃墟に佇む二編

廃墟に佇む二編

アムリタ

北千住BUoY(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/02 (土) 20:00

価格1,500円

「から、へ、流れる」:一軒の家を日本列島やその村(?)に見立てて出身地やそこでの行動を表現する(アムリタお得意の)パフォーマンスの映像。ゲネの様子と客を迎えての様子の2テイクが編集によりうまく繋がれていて「どういう風に撮ったの?」などと思いながら観る。

「6畳の白い部屋その壁面にあなたは水平に横たわる」:生身の役者と当人がその場で演じた映像(や外の景色などの映像)とが共演する「1.5人芝居」にして台詞のように発せられるのはすべて短歌という個性派。一部の表現にmiel「 み ち 」と通ずるものがあってニヤリ。

1 5/5  front back

1 5/5 front back

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

しもきた空間リバティ(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/01 (金) 19:30

価格2,500円

公演初日の朝、次々に劇場入りする面々……という体で始まり「何か見られていないか…………始まってるーーー!」なメタなオープニングから劇中の(そしてそれは現実でもある)舞台場面と楽屋の様子を交互に見せるスタイルで各編をリンクさせ、しかも楽屋では「没ネタ」を演ずるというあたりがいかにもAchiTION!

同日マチネに観たguizillenが新進シェフ渾身のドカ盛りならこちらは老舗の職人が経験を活かして力まず作った新メニュー、的な。得意のオムニバスをある設定でリンクさせるスタイル、今回はメタ要素も入りつつ「やっぱりこの味だね♪」な感じ。

ギジレン歌劇団

ギジレン歌劇団

guizillen

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/01 (金) 14:00

価格2,800円

大長編(135分)ミュージカル・コントにして膨大な才能の無駄遣い。がしかし、「こんなんでイイだろ」なんていい加減なものでなく、ホンキでマジメに取り組んだ悪ふざけだから長くてもちゃんと最後まで楽しめるんじゃないか? 楽曲のクオリティも無駄に高いし。ホント、「馬鹿も休み休みやってよね」(爆)
ところでこれ、「誰がそんな量喰うんだよ、そもそもそんなにそびえ立たせたら食べにくいだろ!」なドカ盛りの料理って似てないか?(笑)

パン屋爆発

パン屋爆発

FunIQ

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/29 (水) 19:30

価格2,500円

まずはあるアイテムの設定とネーミングがいかにもモラル風でニヤリ。そうして始まるとシリアスな部分もありしっかりしたドラマが進行していると思いきや、徐々にモラル節が浸透してきてラストはもうモラル節大爆発、みたいな。(笑)
その締め括り方にあるベテラン漫画家の作風……と言うよりある作品を連想。また、今年、多いと思っていた「ある演出」があり「まさかここでも、しかもそんなにチープ(貶す意図はない、むしろ芝居の流れとしてピッタリ!)にかっっ!!!」と。(笑)

思い返せばFunIQのかけ算、組んだ5人の作家の個性がそれぞれ発揮された好企画だった。

ネタバレBOX

【ネタバレメモ】
1つのことに夢中になった人物の末路をブラック&シニカルに描くところに「笑ゥせぇるすまん」を連想。
使うと味が特段によくなるが食べるとバカになる「味とバカの素」は薬物使用への警鐘?
パン屋になりたいのか優れた(だっけ)パン屋になりたいのか?(=人間ではなくパン屋になる/パン屋になれずに人間になる)というのは比喩的なことも含めて哲学的で深い問いかけではないか?とも考えた。
なずな

なずな

アカネジレンマ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/23 (木) 15:00

価格2,800円

ラブストーリーとの事前情報があり、確かにその要素もありながら、好きな題材の1つである「不老不死の孤独・悩み」も描かれる……と言うかむしろそちらが表面に出ているというハイブリッド(ゆえに「ポーの一族」「インタビュー・ウィズ……」などを連想)。それに加えて話の「層」の境界が曖昧だったり、この御時世に対する皮肉/警鐘があったり、ある意味好きなパターンのバイキング状態?(笑)
一般的な会席料理(懐石ほど淡白ではない)かと思って臨んだら、ステーキ、火鍋、ビザや餃子もあった、みたいな?
あと、リーディング+芝居?な冒頭も良かった。

ネタバレBOX

冒頭で主人公(狂言回し?)が手にする「父のノート」の内容が小説か手記か最初は判別できない(むしろ小説と思わせる?)ことで観客を惑わせるのが上手い。
終盤で出てくる「この不安定な世の中で、しかもこの大震災直後に人の父親になる責任を負えるのか?」という台詞に井上ひさし「きらめく星座」でみさをが身篭った子を殺そうとする第五場を想起。
穴ザワールド

穴ザワールド

発条ロールシアター

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2017/11/16 (木) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/11/17 (金) 19:00

価格2,000円

イイ歳こいて何をやっているんだか……なある意味羨ましく身につまされたりもする夢を追う二人の男の出逢いから始まる物語、とっ散らかっているしツッ込みどころも多々あるが、「穴」が何かの象徴ではないかとか身の処し方など考えさせられる。
また、鯵ヶ沢のキャラクターに宮沢賢治の「風の又三郎」も連想。それにしても男ってのはホントしょうがないなぁ(苦笑)

ネタバレBOX

終盤、穴を埋めて去る鯵ヶ沢とそれを期に運が向いて来るコノシロに世代交代的なモノを感じとったので、最終場で去った鯵ヶ沢が実は戻っていることに半端な気もしたが、これはこれで少しほっとするかな、とも。
グランパと赤い塔

グランパと赤い塔

青☆組

吉祥寺シアター(東京都)

2017/11/18 (土) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/20 (月) 19:00

座席B列8番

古くて新しい温故知新的作品。映画やドラマでかつて観た昭和の物語をかつて観たものとは違う形で見せる、謂わば交響曲のリ・アレンジのような。
あの頃はそうだった、な時代性に戦争批判も加えてユーモア、ペーソス、優しさで仕上げました、なのがまた素敵。
また、いくつかの伏線とその回収もイイ。σ(^-^)的にはすき焼き、月、手紙がツボ。
あと、2本の映画を思い出したし、部分的に井上ひさし作品も連想。

ネタバレBOX

前半で、会話の端々に戦争の傷痕を思わせる部分があることに井上ひさしの「きらめく星座」を連想。
思い出した映画は東京タワーの建設中から完成までが背景ということで「ALWAYS 三丁目の夕日」、原爆投下直後の広島に情景描写に「この世界の片隅に」
ヨルダン

ヨルダン

大統領師匠

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/12/05 (火) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/05 (火) 19:30

価格2,800円

全編、多かれ少なかれブラックな要素がありつつ、それぞれに可笑しい。
各編をリンクさせたりしない「完全オムニバス」だと1編くらいはイマイチなものがあるのが大半(私見)だが、本作は終始頬が弛んだし時として声をあげて笑った♪

『座敷わらし ―眠るは我が愛し子―』

『座敷わらし ―眠るは我が愛し子―』

鬼の居ぬ間に

古民家 asagoro(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/30 (木) 14:00

価格2,000円

取りようは二通りあろうがσ(^-^) はあえて「優しい話」と受け取った。終盤で「もしやそれは」と思ったことが予期したものより穏やかだったからかも? また、冒頭で「何?何故?」と思った「あれ」が終盤でちゃんと回収されるのも巧い。
それにしても雨戸を閉めてマチネでも薄暗いあの会場に「あんなこと」までして不穏な(?)雰囲気を漂わせるのはズルいなぁ。意識がコワい方、コワい方へと行かざるを得ないじゃないか!(笑)

ふしぎな影

ふしぎな影

世田谷シルク

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/29 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/29 (水) 14:00

人形と人間の無言劇に影絵と「生演奏・生音響」も加えた複合表現。言葉がないだけに解釈の余地も大きくイメージも膨らませ易いか。ライブアクションも伴っていたとはいえ、湖(?)の影絵表現が特に見事。

【余談】
舞台の中ほどの一部あるいは全部に白い布を下げて舞台奥に設置した灯体を使って影を見せる手法が多かった今年、本作が今年ラストかと思いきやその日の夜に観た「FunIQのかけ算5 × モラル パン屋爆発」でもそれを見るとは……

なんどのあわせ

なんどのあわせ

劇団五〇鬼

北池袋 新生館シアター(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/23 (木) 19:00

価格2,000円

民間伝承の「妖怪」を自分の利益(あるいは復讐?)のために利用しようとする者の顛末。考えてみると映画全盛期に大映が創っていたオリジナルの怪談時代劇の現代版のようなものではないか?
そしてそんな「21世紀にもまだ生き残っている土着的怪談」を、設定や演出・演技、舞台美術などによりちゃんと成立させてしまうのがこの団体の巧いところ。
「妖怪そのものよりも、それを利用しようとする人間の方がおぞましい」なんてのはよく言われるけれど、そういうおぞましさ、醜さ、悪意などの概念を具現化したのが妖怪なのでは?なんてことも考えた。
妖怪・納戸婆の表現も心霊写真や夏に放映される怪談特集の再現映像の舞台版のようで良かった。あれでもっと白ければ……なんてのは無理だな(笑)

黄金のコメディフェスティバル2017

黄金のコメディフェスティバル2017

黄金のコメディフェスティバル

シアター風姿花伝(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/19 (日) 12:00

価格9,000円

19日12時開演の千秋楽ぶっ通しスペシャルを。(その時のツイートを編集)

【映像・舞台企画集団ハルベリー「オトナモドキ」】
未回収気味の部分があるのとオチが今一つ決まらないのが珠に瑕だが全体の構成・運びや「本物とは?」という問いかけなどなかなか良い。

【OLヴィーナスはちみつシアター「りんごの答え」】
前半が平板なのが惜しい(※)が、テーマとオチが上手く、歌とダンスのシーンは楽しく、さすが。
※ 導火線が長いというか開けた景色に出るまでの細い道が長かったという印象。たまに小さな発破とか景色がかいま見える所があれば……的な。

【the pillow talk「ほってもほっても、穴」】
突飛な設定、突飛な人物たちを巧く組み合わせて笑いを連続して生み出すもオチがやや弱いか?(主人公が孤立するというビターさゆえ、ではなく)

【スズキプロジェクトバージョンファイブ「たとえ話サークル殺人事件」】
孤島の孤立した状況での殺人事件を解明する探偵……というありがちな状況を上手くコメディに仕立て上げた上に小ネタもちりばめて愉快。ラスト近くの喩えの連発も見事。

【MU「やっぱり猫が行方不明」】
典型的なMU作品。そう言えばMU作品って基本はオトナのコメディだもんなぁ。それが「ワカり易いコメディ」複数の中でどう受け取られるか、だね。

【ピヨピヨレボリューション「ボーイ・ミート・ガール!!~凝り性のサンタ、苦労する~」】
作品自体はハートウォーミングな秀作クリスマスファンタジーではあるが、「コメディ」という基準で見ると弱いのではないか?(「コメディ」の解釈にもよるが)

Gteam105分+休憩40分+Cteam105分+休憩45分+Fteam110分+休憩40分+でべそミニライブ20分+休憩25分+表彰式95分=585分

昭和芸能舎版 パッチギ!~東京1968~

昭和芸能舎版 パッチギ!~東京1968~

昭和芸能舎

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/11/21 (火) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/22 (水) 19:00

座席J列12番

価格3,300円

2009年12月に新国立劇場・中劇場上演された舞台のセルフカバー。
韓国や北朝鮮との摩擦が大きくなりつつある今、かつて日本が何をして隣国で何が起きたかは忘れてはいけない、知らなくてはならないことで、それを背景とした本作の上演は有意義。折に触れ再演していただきたい。

闇に咲く花-愛嬌稲荷神社物語

闇に咲く花-愛嬌稲荷神社物語

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2017/11/22 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/24 (金) 18:30

座席D列15番

この規模ゆえか台詞、音響に若干の不備と演出に微かな疑問がないでもないが、戯曲の魅力がそれらを補って余りある。五場の「忘れてはいけない、忘れたふりをするのはもっといけない。過去の失敗を覚えていない人間の未来は暗いよ」という台詞の鋭さよ。
これも30年くらい前に書かれたものですでに5回くらい観ているが、この台詞がここまで辛辣に聞こえたのはこの時勢ゆえ。
また、かつては「死」の「穢れ」を遠ざけていた神社を人を死地に送り出し、空襲による遺体を焼却する場へと変貌させたものへの怒りも五場で語られ、「忘れてはいけない……」の台詞はこの直後だけに本当に効くんだな。
しかし舞台下手や中央にいる赤子の声も常に上手奥のソデから聞こえてくるのはいかがなものか? 別の赤子が境内にいると錯覚しかねないぞ。

『 み  ち 』(deux)

『 み ち 』(deux)

miel(ミエル)

SOYO per tutti(東京都)

2017/11/18 (土) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/18 (土) 19:00

価格2,500円

おサレな街のおサレな店でのリーディング&ムーブメントの複合型パフォーマンス、開演前はテキスト提供者のみ開示されるのでどのパートが誰のものか推し量るのも一興……とはいえ、今回は比較的たやすかったかも。
また、テキストを見ながらの時に媒体に個性が出ているのも面白い。
マイムと口笛(!)による(=言葉がない)開演前諸注意も面白かったな。上演時間、ケータイ等の電源、有事の際の3つだったっけ?

ベケット『芝居―PLAY―』

ベケット『芝居―PLAY―』

楽園王

サブテレニアン(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/16 (木) 19:30

価格2,500円

昨年春のd-倉庫での初演も観てシカケを知っていたが、この会場ならではの演出(「あの状況」で「あんな所」からも声が聞こえる奇襲)も加わってやはり楽しい。さらにアフタートークで演出過程なども聞けてホクホク♪
新たに加わった手法に、かれこれ40年くらい前の「バイノーラル録音」(人の頭を模した形の耳の部分に無指向性マイクを仕込んだダミーヘッドマイクで録音した音をヘッドフォンで聞く)のソフトを連想した。
なお、初演時のツイートを見たら「芝居の因数分解もしくは三枚おろし」と喩えていて、我ながら「言い得て妙」(笑)。

ネタバレBOX

その構造から「小回りが利く」サブテレニアンゆえ、後半で照明を落として台詞を聞かせる時に劇場内のあちこち=客席横どころか後方の受付ブースや水場からも声が聞こえてくるのが「奇襲」(笑)。
風紋 ~青のはて2017~

風紋 ~青のはて2017~

てがみ座

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/11/09 (木) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/11 (土) 19:00

座席J列6番

旅に病んだ宮沢賢治が投宿した3日間の物語。語り口、装置なども含めててがみ座ど真ん中で「亡くした大切な人への想い」がしみいる。
装置と言えば窓のデザインに鵺的「奇想の前提」を連想。また、照明もステキ。(やはり今年のトレンド?)

新宿コントレックスVol.18

新宿コントレックスVol.18

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/11/17 (金) ~ 2017/11/18 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/18 (土) 14:30

価格2,000円

前菜三種盛り、スープ、魚料理、肉料理のコース的な印象。前半2組は巧いが落とし所が予想できてしまう(1組目1編目を除く)のが惜しい。対して後半2組はさすが。エクストリーム・シチュエーションコメディは研きがかかっていたしなぁ。

冨坂さんが書いた「本来の形の」エクストリーム・シチュエーションコメディは複数回観たので、「ゲイ・ルーニーが書いた(笑)」5人バージョンも機会があったら観てみたいもんだ。(ほぼ真顔)

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