意味なしサチコ、三度目の朝
かるがも団地
王子小劇場(東京都)
2021/08/05 (木) ~ 2021/08/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
東京で派遣社員をしている幸恵があるきっかけから十代を過ごした(そして今も父が住んでいる)秋田県能代市の団地にしばし戻ったことから始まる彼女とかつての友人たちの過去、現在、そして……な物語。
過去の場面などノスタルジックかつあるある的だし、時制の移動もなめらかかつはっきりワカるし巧み。そしてその時制の行き来の中で少しずつあれこれを明かす語り口たるや。
あと。モブキャラの表現。もう、出てきた時から「あ、あれはモブね」とワカるのもイイ。
さらに「ここで終わりかな?」と思わせた後のアレに映画のエンディングクレジットロールの合間や横で見せるテを連想。
ラヴィアンローズ
しゅうくりー夢
ザ・ポケット(東京都)
2021/03/24 (水) ~ 2021/03/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
いわゆるオレオレ詐欺を追う公安刑事を主人公にした犯罪サスペンスで、過去の事件も絡めた設定や登場人物の造形などよくできており社会問題も絡めて見応えアリ。がしかし基本的には満足したものの、観終わってわだかまり的なものも残った。(以下ネタバレboxへ)
『終息点』
しあわせ学級崩壊
吉祥寺シアター(東京都)
2021/07/16 (金) ~ 2021/07/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
前作同様(左手にハンドマイクを握っていること以外は(笑))一般的な会話で始まりつつ次第にリズムが介入してきて得意のスタイル(?)に。
暗転・静寂を挟んで提示される場は単に時系列順ではないだけのものから次第に先のものと矛盾したりさらには人物が入れ替わったりするものとなり、さながら「間違い探し」?(笑)
というか、舞台となる家が「複数の平行世界が交わる特異点的なもの」ではないか?と思ったり。
そんな中、見つけた原稿のタイトルに自分の名前が入っていることに驚く人物に夢野久作の「ドグラ・マグラ」を想起。そして一旦そう思うと「どうどう巡り」な感覚がまさしくドグラ・マグラだな、などと感ずる。
暗転・静寂を挟んで提示される場が先のものと矛盾するようになり、さらに人物が入れ替わったりと次第に変容して行くさまにあの家は「複数の平行世界が交わる特異点」ではないか?などと思った。
幻魔怪奇劇「DGURA MAGRA-ドグラ・マグラ-」
PSYCHOSIS
新宿スターフィールド(東京都)
2021/07/16 (金) ~ 2021/07/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
元である高取英脚本の月蝕版は未見だが、月蝕テイストに森永理科演出による「新たなモノ」が加わって化学反応が起きた、的な? そして楽屋落ちもありつつけっこう忠実に描きながらも95分に収めたのはアッパレ。あと「やたらに濃い」遊佐さんにニヤリ。
『shuku-sai』
(石榴の花が咲いてる。)
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2021/07/22 (木) ~ 2021/07/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
複数組の人物たちの5年にわたる歳月に点在するいくつかの日の出来事を見せる。時系列をシャッフルしていたりするので各組の流れは起承転結にはならず「どう締めるの?」と思わせての最終場とエピローグにしてヤられる。そうか、そのテがあったか!みたいな。
飛ぶ太陽
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2021/11/26 (金) ~ 2021/12/08 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
従来は情念や時流などに起因する悲劇だったが今回は(実際にあった)事故によるもの、そして舞台美術の使い方も今までとは異にして新機軸のように見えるが描かれる人間ドラマの濃さ・熱さは変わらず「やっぱり桟敷童子だなぁ」と……。
特に事故後に遺された人々の姿は悲痛であるが目を逸らさせない求心力のようなものがあるのがこの団体の魅力かな、と思う。脚本・演出・演技・舞台美術・音響・照明の「総合力」か。
野良犬
三匹と三羽
北池袋 新生館シアター(東京都)
2021/12/09 (木) ~ 2021/12/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
人が次第に病み人間関係が壊れてゆくさまをまざまざと見せつける90分余。後味が良いとは決して言えないがそれほど悪くないのはテンポの良い語り口(一見の価値あり)と程よく挟まれる笑いもさることながら、誰しもが持っていそうな「弱さ」を描いているからか?
また、テンポ良い場の積み重ねの中に子供の頃や学生時代の(トラウマとなるような)出来事をフッと入れて言動の遠因を示すのも効果的で巧い。基本的には「所詮フィクションなのだから助けようよ」派のσ(^-^) も納得。
『無表情な日常、感情的な毎秒』4月公演
エンニュイ
飯島商店(神奈川県)
2021/04/24 (土) ~ 2021/04/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/04/24 (土) 14:00
2月、3月とは会場を変え、日本間での上演。しかも2階で表の道にも面しているので途中で演者が階段を下りて外で演技をする(観客は開けた窓越しに観る)という大胆な演出あり、小屋主さんによる民族楽器等の生演奏ありと大きく変貌。
1年がかりの「主題と11の変奏」、第2変奏でここまで変わるとはオドロキ。
さて、あと9つの変奏はどうなる?そしてどこに行き着く?
12人の怒れる男・12人の怒れる女
江古田のガールズ
「劇」小劇場(東京都)
2021/03/30 (火) ~ 2021/04/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/04/04 (日) 13:00
【12人の怒れる男】
先に観た「怒れる女」では聞き落としたかと思ったが、やはり終盤の「裁かれているのは……」という台詞がカットされており、特徴的な台詞の1つで他作品でオマージュを捧げられていたりもするだけにちょっと残念。
また、「怒れる女」よりくすぐり増量なので江古田のガールズっぽさも増したが、程よかった女性版と比べてややクドくなってしまった感もアリ。(計時の所とか)
とはいえ(男女とも)存じていた方、今回初めて拝見する方の区別なく、配役に「あ~、この人ってそういう言動をしそうだもんね」な説得力があって見事。
12人の怒れる男・12人の怒れる女
江古田のガールズ
「劇」小劇場(東京都)
2021/03/30 (火) ~ 2021/04/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/04/01 (木) 14:00
【12人の怒れる女】
「極私的戯曲TOP10」の1本に選ぶほど大好きな作品であり、既に10回くらい観ていたが、全員女性というのは初めてであり、どう捌く(←「裁く」の誤変換ではない)かという興味も大きく、結論から言えば十分楽しんで満足もしたが、なぜ女性のみの上演がなかったか察することができた気もする。(以下ネタバレboxへ)
『無表情な日常、感情的な毎秒』3月公演
エンニュイ
CHARA DE新宿御苑(東京都)
2021/03/16 (火) ~ 2021/03/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/03/16 (火) 14:00
価格2,000円
2月の基本編(もしくは「叩き台」)を観ていたので「その話から始めるのか」だったり「あの話はこの組み合わせだとそうなるのか」だったりして楽しい。いや後者はむしろ基本設定だけ与えてメインの二人のエチュードによって作られたのでは?などとも考える。
ワークインプログレス(や「試演」)を観てから本番も観るという経験は何度かあるが、それよりも期間が長く(1年!)回数も多い本作の試み、面白い♪
『幸福な家族のための十五楽章』(2021年・上演延期作品)
しあわせ学級崩壊
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2021/02/26 (金) ~ 2021/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2021/02/26 (金) 14:00
座席4列1番
価格3,500円
1年前に逃げ出した一員が突然帰ってきたことで13人の兄弟姉妹に広がる波紋……音楽なし台詞のみで始まり「おや?」と思うがやがて音楽が入り役者がマイクを使って語る「いつものスタイル(?)」に。
そして曲が変わることで内容も次のフェーズに入るような気がして(タイトルに「十五楽章」とあることもあり)まるで組曲のよう、あるいは章立てした小説のようと感じたりも。
一方、今まで何回か観たうちで音楽の音量が一番低かったように思えた。
会場の音響特性もあるかもしれないが「家族というものや自分のあり方についての疑念」というテーマから、台詞をより明確に伝えたかったからではないか?
そして、そのテーマゆえに、例えば写実的な日本家屋の一室とか洋風リビングルームとかの装置を使い音楽を流さない「純然たる会話劇」として上演したら「令和の三好十郎」ではなかろうかと感じた。その考えは戻って来た男に関して明かされる終盤で否定されたのだけれど。(笑)
なお、予約してから観劇翌日までの随時メールによる諸状況伝達と当日会場での感染症対策の丁寧さは特筆もの。
無表情な日常、感情的な毎秒
エンニュイ
CHARA DE新宿御苑(東京都)
2021/02/25 (木) ~ 2021/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2021/02/28 (日) 13:00
価格2,800円
ワークショップ公演ということもあってか出演者の自己紹介に始まり、中の1人の話を掘り下げてそこで出た状況を再現することになるが……という出だしから思わぬ発展をしたり急にSF的状況が挟まれたりで、その跳びかたは夢の中のよう。
同時に今まで観たエンニュイ作品の中で一番「意味が通る会話(笑)」が継続して饒舌・雄弁な感じ。
ではありながら、その「意味が通る会話」も聞いているうちに噛み合っているようないないような浮遊した感覚に変貌……従来は「言葉のゲシュタルト崩壊」だったが、今回は「会話のゲシュタルト崩壊」とでも言うべきか?
やはり「日本語という言語」のゲシュタルト崩壊がエンニュイ作品の狙いではないか?(真顔)
なお、この脚本をこれから12ヶ月の間、毎月変化させて(加除したり人数を変えたり、とのこと)上演する試みとのこと。
できる限りその変化を追ってゆきたいと思った。
#12『ピーチオンザビーチノーエスケープ』/#14『PINKの川でぬるい息』
オフィス上の空
シアターサンモール(東京都)
2021/02/07 (日) ~ 2021/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2021/02/12 (金) 14:00
座席K列13番
価格6,500円
【ピーチオンザビーチノーエスケープ】
事前情報もあり何人もの女性が1室に監禁(軟禁?)され1人の男の性の対象とされている状況に新藤兼人脚本・和田勉監督「完全なる飼育」(1999年)を思い出す。、
が、こちらは「何人もの女性」であるのが大きな違いで、彼女たちの記憶に同じ友人がいて、それが「幻の女」的存在として登場するのがミソ。(以下ネタバレBOXに続く)
コロナ禍により上演の順は違ってしまったが、本作の次がど真ん中の剛速球的恋愛譚(とはいえ一癖二癖はある(笑))「脳ミソぐちゃぐちゃの……(後略)」だったというのが興味深い。
片や共感し辛い、片や恋愛経験があれば程度の差こそあれ共感必至と対照的なのは「反動」?(笑)
性と愛という密接であるが同時に相反する(?)ものがテーマとも言えるのではないか?
JACROW#29「闇の将軍」シリーズ第3弾
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2020/10/22 (木) ~ 2020/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/10/25 (日) 14:00
価格10,000円
25日昼に夕闇(通算3度目)、26日夜に宵闇(通算2度目)、31日昼に常闇と日を変えて3話観劇。
3話とも主要人物たちにその後起こることや彼らがしてしまうことを知っているだけに発言などにニヤリとしてしまう。(書く側もそれを知った上で書いているんだから当然と言えば当然か?)
それにしても発端となる夕闇の冒頭場面、70年も前とは改めて驚く。
また、夕闇→宵闇→常闇と進むにつれて女性の担う役割が増えてゆくのは時代性か。
中には被告人となった人物もいるが、それでも昨今の政治家に較べればまだ彼らの方がマトモだったという気がするのはσ(^-^) だけではあるまい。
夕闇出だしの演説の中に「皆さんの生活を良くすることが私の天命であります」という部分があるが、現総理や前総理にこういう意識はあるのだろうか?(反語的用法(毒))むしろ今は「総理として私の生活や諸外国への私個人の印象を良くすることが私の天命であります」ではないのか?(猛毒)
「常闇、世を照らす」
ラストの「父から娘へ」の表現がまさに画竜点睛を打つ感じ。終盤で明かされる「演劇的トリック」にもしてやられた。
終盤と言えば「ゴッドファーザー」のドン・ビトー・コルレオーネの最期も連想。
【ポストトークからのメモ】
初演時は企画・キャスティング先行からの脚本という順だったので政治家たちがモデルに似ているのは「たまたま」だが、宵闇・常闇は脚本が先でキャスティングが後だったので似ている役者を意識したとのこと。
ポストトークの質疑応答によれば夕闇は9割(夕闇の料亭内のことは全てフィクション)、宵闇と常闇は5~6割(記憶不確実)が虚構とのことだが「出発点と到着点が同じでも過程は無限にある」という平行世界論に則れば政治上の史実を踏まえているこのシリーズもパラレルワールドの1つではないか?(笑)
余白の色彩
こわっぱちゃん家
シアター711(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/12/27 (日) 13:00
座席D列1番
価格4,800円
ファミリーレストラン関係者(従業員・客)たちそれぞれの基本シリアスでビター&スウィート、変化球も交えた恋愛譚集。
今期のテレビの恋愛ドラマがベタベタの大甘やら戯画化したコメディやらだった反動もあってこういう(リアルな?)恋愛ものが観たかったという欲が満たされた。
また、あからさまな伏線があって「やっぱりそうだな」と思わせておいて後からもう一段展開するのも巧み。(ネタバレBOXに詳述)
各人のエピソードを「連作短編集」としてそれぞれ独立させて見せる構成もあろうが、同じ時系列の中で併走するものとして見せることで「糸が撚り合わさって太い綱になる」的にテーマを強調する効果も得られたのではないか?
ただ、それは妙案だしそれゆえの長尺も気にならないが、人物/出演者が多く終演後でも誰がどの役だったか把握しきれないのが珠に瑕。
当日パンフレットに相関図のようなものがあれば良かったであろうに……いや、これからでもイイのでHPにでも是非!
あと、ファミレス従業員は店内でマウスシールドを装着しており、店外や客などはマスクをしているのがまさしく「今現在」を表しており、しかも出演者同士の万が一の感染防止にもつながるという一石二鳥なのも良かった。
刹那的な暮らしと丸腰の新選組
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2020/11/26 (木) ~ 2020/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/11/26 (木) 19:30
座席F列4番
価格5,000円
明治初期、老人に斬りかかる乞食のような男……という場面から始まる新選組関連の連作短編集。
しかもそれが出版社の歴女社員が出版を目論む書籍の内容であるという設定により各編を現代パートで繋ぐという構成の巧みさたるや。
そして短編集だけに笑い・殺陣・熱血(?)など各種要素を取り入れて各編に特色を持たせるのも上手い。(松花堂弁当のよう?(笑))
さらに配信カメラへのアピールや出演者自ら…(自粛)…など通常公演では見ることがない演出(?)も楽しい。
グワィニャオンの真骨頂と言えるのではないか?
脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。
オフィス上の空
シアタートラム(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/09/19 (土) 13:00
座席H列8番
価格7,500円
従来作品にはよくあった時制の移動などのトリッキーな部分はほとんどなく(あるにはあるが一般的に使われがちなもの程度)まるでど真ん中の豪速球のような恋愛譚。
物語の中心は普遍的で目新しさなど微塵もなく、かつ恋愛経験者の大半に共感を得そうな話であるが、そこに「翳さすもの」が昭和なら先進的すぎ、平成前半でもマニアックと誹られた気がする。
まさしく温故知新、オーソドックスなものをイマに即して仕立て直した「机上の空論流の恋愛物語」ではあるまいか。
BLACK OUT
東京夜光
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2020/08/21 (金) ~ 2020/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/08/26 (水) 14:00
価格3,000円
演出助手の目を通して描いた商業系プロデュース公演の製作過程。
事前に目にした感想に「演劇人として刺さる/痛い」というものがあったが、専業観客(?)の立場としては「演劇あるある」ならぬ「演劇聞く聞く」満載でシニカル、自虐的、コミカルに理想や希望も加味した疑似ドキュメントとして大変「面白い」。
……ではありながら、終盤のある場面ではそれまで観客側として「察する」ことしかできなかった「その時」の当事者の心情を目の当たりにするようで胸に迫るものがあった。
そして「実体験に基づいたフィクション」としてどこまでが事実でどこまでが創作なのか境界が曖昧で、さらには演者の中には実際に似た体験をされた方もいらっしゃるのでは?などと思うともう「第四の壁」がとろけてなくなるようで、それがまたタマラン。
さらに漠然と思い描く程度であった演出助手、舞台監督などの担当職務を改めて認識できて観劇マニアとして有益だった。
スノー・ドロップ
感情7号線
劇場HOPE(東京都)
2020/01/11 (土) ~ 2020/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/01/16 (木) 15:00
座席F列4番
価格3,300円
16日昼にAチーム、17日昼にBチームを観劇。
事前に伝わっていた情報通り、切ないと言うかビターと言うか、オトナの味わいのパラレルワールドもの。
梶尾真治の「クロノス・ジョウンターの伝説」を舞台化していた頃の演劇集団キャラメルボックスに通ずるモノもあったような。
同じ時間を繰り返してハッピーエンドに辿り着く時間ものがお好きな方はこれを観ると盲点を突かれると言うか新たな発想に眼からウロコが落ちるのではないか? 少なくともσ(^-^)は「そう来たかぁ!」と膝を打った。