じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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愛想笑いしかできない

愛想笑いしかできない

and Me

OFF OFFシアター(東京都)

2011/11/30 (水) ~ 2011/12/06 (火)公演終了

満足度★★★★

「二枚飛び道具(爆)」
「非婚社会」を時には溺かけながらも泳ぎ続けるキャラの立った女性たちの姿に誇張もありつつリアリティを感じる。
また、二枚看板ならぬ「二枚飛び道具(爆)」に今後の新たな方向性も見る(笑)。

DaReDa?

DaReDa?

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

実は受付の時点から物語が
お得意の短編とそれらを結び付けるタテ軸的なストーリーというスタイルに一工夫加え、実は受付の時点から物語が始まって最後にそれが明かされるシカケが今回のキモ。
次にオムニバス形式を演る時はこれを上回るサプライズを期待。

二手目8七飛車成り戦法

二手目8七飛車成り戦法

劇団鋼鉄村松

ザムザ阿佐谷(東京都)

2011/12/02 (金) ~ 2011/12/05 (月)公演終了

満足度★★★★

さすが17年のベテラン
将棋には門外漢な身にとっても十分引き付けられるエンタメ性と、ナンセンスな方向に行ってもきちんと本筋に戻る安定性はさすが17年のベテラン。
主人公の再起(?)をチラリと見せてフッとフェイドアウトするような終わり方も心地良い。

大葬祭

大葬祭

江古田のガールズ

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

一粒で二度美味しい
バックステージもの+ショーの「一粒で二度美味しい」構造。
全体の2/3を占めるバックステージ部分はほとんど素の舞台で地味ながら観客をしっかり引き付ける物語の力があり、その後に繰り広げられるきらびやかなショーは賑やかで楽しい。

ともだちのそうしき

ともだちのそうしき

RONNIE ROCKET

大吉カフェ(東京都)

2012/05/26 (土) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★

百花・中谷組
これまでに観た2組と異なり未だ酩酊状態の中島に感情が昂ぶると関西弁になる小林など「応用編」のオモムキで、新たな息が吹き込まれた感じ。
こりゃあ7月もいくつか観ることになりそうだな。

ともだちのそうしき

ともだちのそうしき

RONNIE ROCKET

大吉カフェ(東京都)

2012/05/26 (土) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★

秋澤・菊地組
前月に観た蒻崎・中山組に比較的近いがもちろん細部は異なり、まだ記憶に新しい前月版を脳内で再生してそれと比べながら楽しむ。
そういえば前月観た版とこの回でJACROW出演経験者が3人…なるほどぉ(妙に納得)。

軍鶏307・改訂版

軍鶏307・改訂版

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2012/05/11 (金) ~ 2012/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★

Bバージョン
初演から時を経て観たAバージョンと異なり、先の展開が鮮明に思い出せる分、泣きがフライング気味(笑)。
また、キャストの違いも甲乙付け難く、むしろ折にふれ様々なさくらやメンドリさんを観てみたいと思う。

容疑者χの献身

容疑者χの献身

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2012/05/12 (土) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

哀しさに泣けた
映画ではトリックの斬新さに、初演では舞台化の巧さにそれぞれ気をとられ、今回やっと内容をじっくり味わう。
その結果、事件の当事者たちの運命(的なもの)があまりにも苛酷で哀しく、胸を潰されそうに感じる。

キツネの嫁入り

キツネの嫁入り

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

まさに「未来の昔」
民間伝承に妖しさをブレンドした趣が味わい深い。
また民話や伝説が歴史的事実を踏まえているように、未来に起こり得ることが下敷きになっていると深読みできるのも◎。
さらに八角形の土俵のような主舞台と吊り下げられた小物たちが醸し出す和風感もステキ。

憧れと衝動

憧れと衝動

小松台東

高田馬場ラビネスト(東京都)

2012/05/30 (水) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

前作とことごとく対照的
前作とは舞台設定も装置も物語の味わいもことごとく対照的だが、これはこれでまた面白い。
今回の主役はアラサー三人娘よりも彼女たちを悩ませる「憎まれ役」の面々ではあるまいか?
そのイヤらしさやダメっぷりが強烈であればあるほどラストが爽快なワケで。(まさに往年の東映任侠映画の系譜?(笑))
なお、ラストシーンの風のSEに「風に逆らう三姉妹」なんてフレーズを思い出したりも…(笑)

『ウェディング、ラン!』

『ウェディング、ラン!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

劇場MOMO(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

王道コメディ
ドタバタやイキオイではなく計算された展開と会話で笑わせる王道コメディで、全般的にはもちろん、細かいくすぐりやイキな仕草など「小ワザ」も利いて上出来。(タイトルの由来も◎)
鈴木主宰、これで作家としては筆を置くとは残念。
なお、アフターイベントも楽しくて、満足度さらにアップ。

ハネ品レジスタンス

ハネ品レジスタンス

劇団YAX直線

遊空間がざびぃ(東京都)

2012/05/17 (木) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★

改訂版での再演希望
イジメをテーマにした力作(上演時間155分)だが、前半は盛り込み過ぎ気味な上に異様に濃いキャラがいたりもして物語が「線」になりきれないのがもどかしい。
対して後半は2つの主な流れがうまく絡みあい、また「90年代のアイドル映画」(後述)的なニオイもして好み。
よって前半をもう少し線が繋がるようにした改訂版での再演希望、的な。
しかしイマドキ熱血教師系を登場させるとギャグかパロディになってしまうというのは創り手にとっては辛いのではあるまいか?などと考えさせられたりも…。

(補足)「90年代のアイドル映画」については、女性アイドルグループの部分にMAX、フリースクール生徒たちにジャニ系のコが起用されたモノのニオイを感じた。具体的に似ているのではなく、漂う雰囲気的なものが、なのだけれど。

ミルキーウェイ・ストレンジャー

ミルキーウェイ・ストレンジャー

シノハラステージング

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

「銀河鉄道の夜」から20年後のジョバンニ
「あれから20年…」な設定、原典の引用のしかた、意外な「20年前の真相」など、諸々良くできてはいるものの、原典と異なり「乗車中」のジョバンニとミライの「現実界での状況」が想像できないのは惜しい。
あと、音楽・SEを強調し過ぎている部分があるのが珠に疵。

edit

edit

shelf

atelier SENTIO(東京都)

2012/05/24 (木) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★

個人的には前回の方が好み
前回と比べて「ことば」が大幅増量で「コラージュ演劇」(?)の度数アップ。
一方、相対的に動きなどの動的要素が減じて全体がスタティックな印象となり、個人的には前回の方が好みか。
使われた原典をよく知っていたらまた印象が異なったかもなぁ?

人まがい

人まがい

カラーひよこ協会

新宿シアターモリエール(東京都)

2011/11/10 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

まさに「両刃の剣」?
ストーリーの基本となる設定、全体の構成、5人の演出家の起用など発想がユニークで全般的に面白いが、エピソードが細切れで雑然とした感が無きにしも非ず。
が、それらが積み重なってのラストでもあるので、まさに「両刃の剣」か?

Lullaby

Lullaby

進戯団 夢命クラシックス

SPACE107(東京都)

2011/11/09 (水) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

娯楽アクション時代劇
群雄闊歩の戦国時代を台詞・擬闘などに現代的な要素も取り入れて描いた娯楽アクション時代劇。
前半は比較的史実に沿い、後半は思い切り大胆な展開にする二段構えの構成も含めて上出来。
ただ、OPクレジットがほとんど読めなかったのは残念。

業に向かって唾を吐く

業に向かって唾を吐く

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/09 (水) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

elePHANTMoonの真骨頂
不気味にして滑稽、オカしコワい、的な。
エセ宗教を皮肉る一方で宗教(あるいは心のよりどころ)とは何ぞや?な問いも投げかけ、さらに後の作品に繋がる表現もなどもあり、まさにelePHANTMoonの真骨頂な感じ。

いつも誰かのせいにする

いつも誰かのせいにする

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

新章突入?
出だしは従来通りの業界内幕覗き見系だが、次第にそのワクが外れて「ソコはドコ?」「いつのハナシ?」な時代・場所とも現実から遠く離れた異世界あるいは迷宮に引きずり込まれる、みたいな?
また、優れたデザインの装置と、それを上手く使ってのシーン転移も◎。

ウェディング・マーチ

ウェディング・マーチ

チーム1110 舞台美術部

ART THEATER かもめ座(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/07 (月)公演終了

満足度★★★★

泣かせ逃げとはズルい!
老(?)父の再婚の日、式場での親族・関係者の人間模様。
基本はコミカルながら、「あのテのネタ」で終盤に泣かせ、そのまま逃げるとはズルい!(笑)
また、冒頭で登場人物が興じているダウトも伏線として上手い。

説教強盗

説教強盗

劇団ダミアン

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2011/11/06 (日) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

がっちりした人間ドラマ、な感じ?
説教強盗を狂言回しあるいは背景とした昭和庶民(?)伝。
いくつかの文学作品の引用やメタ系など知的ゲームっぽい感覚はあるも勝手に思い描いていたほどアングラ臭は強くなく、がっちりした人間ドラマ、な感じ…と謀っておいてのいかにもアングラな終盤にニヤリ。
さらに、電車のガードを再現した装置のリアルなことといったら!

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