満足度★★
昭和のテキスト
ものすっごくベタな大衆演劇だった。かつてこれほどまでの大衆演劇は観たことないわ!ってくらい。大きな健康ランドで公演してるような催しそのもの。しかも公演の半分はカラオケ大会みたいなナリ。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
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花組芝居は自らを『ネオかぶき』と称し、活動しているがあまりにも歌舞伎とは程遠い演劇。歌舞伎というよりも、いにしえのドリフターズを観ているよう。とにかく緩い。原川浩明はセリフを忘れ、アドリブかますわ、全体的にはちゃめちゃ。
劇団の紹介は「高尚になり、堅苦しく難解なイメージになってしまった『歌舞伎』を、 昔のように誰にも気軽に楽しめる最高の娯楽にと、『歌舞伎の復権』を目指す。 底知れない歌舞伎の知識を活用しながら、全く枠に囚われないユニークな発想と、 古今東西の音楽美術を取り込んで、独特の『加納ワールド』を展開。 」なんて偉そうに書いてあるが歌舞伎のかの字もない体たらくでした。マジ、びっくり!!
流石に衣装は豪華絢爛。キャストは男性ばかりなのでカマ風味も登場し、狸や狐や海坊主(原川浩明)も参加し殆どお化け屋敷状態!失笑
物語は、かつて狸軍を率い救世主と称えられた姫狸田の君。処刑裁判により火刑に処せられてから25年。ポントコナ七世の命により復権のため尋問が開かれようとしている。
なんつってジャンヌ・ダルクのような筋だが、観ているとジャンヌとはかんなりかけ離れた筋のように観える。休憩を挟んだ公演だったが、休憩時に帰られた観客も結構いらして眼の前の視界は遮られることなくゆるりと田舎芝居を観てヘタな歌を聴かされて、眠くなりました。
満足度★★
まんま、ぬいぐるみハンター
を観てるよう。しかもぬいぐるみハンターと出演キャストも殆ど変わらないから、タマコロなのか、ぬいぐるみなのかも区別がつかないほど。。
以下はネタばれBOXにて。。
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アイドルバンド「タマコロ」のネーミングはローリングストーンから取ったらしく、転がり落ちるタマ!だ。笑
まさに、うれないままに落ちてくアイドルの表裏を描いた作品。相変わらず、丸石彩乃が汚れ役。ブラジャーにパンツ姿で大股開きまくりの絶叫さ。だから、男子はこのうえもなく楽しいはずだ。しかもタマコロアイドルは5レンジャーならぬ、戦隊タマコロと称しそれぞれの萌え服なんかを着こなして全体的にはオタクとかコア客が喜ぶような舞台なのだ。
一方でニュートンが盛り上がった舞台を盛り下げるようなギャグを打ち放つも、どんだけさぶいんだよ!ってピューピュー、風ふきまくるようなネタ。まあ、そんなだから、演劇と言うよりもショー的な公演で余興とみたら男子は楽しいはず。そういえば・・キャバクラもこんな感じなんだろうか?
満足度★★
演技力のレベルは低い
坂上忍の作・演出。ちょっと、脚本がぐだぐだ。
野々村真の結婚(再婚)式前夜の男たちだけの宴。お客様に笑って頂くためならなんでもやるとのことだったが、あまり面白くない。
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相変わらず野々村真の演技はヘタだ。ワタクシはムーディ勝山という人を知らなかったが昔はそこそこ有名なタレントだったらしい。要するに今は落ちぶれたタレントだ。永澤俊矢
はカツゼツが悪くセリフが聞き取りにくい。でもって終盤、永澤俊矢の私生活暴露があってこれが一番面白かったが、司会のカツゼツも悪く永澤俊矢のセリフと同様、聞き取り辛い。つまり、役者としてのカツゼツの悪さは致命的なもので、これに輪をかけて演技力が酷い。
一方でなんの取り得も無いと独白していた吉川泰昭のフラフープを使ったサーカスのようなショーが素晴らしかった。また「壁に手をつきな!」と命令する女王様こと、はづきのご乱交が楽しかった。
更に舞台上のセリフの殆どは下ネタの乱舞。本物の酒での一気飲みのシーンもあったりして結構な量を飲んだキャストは酔っ払って幕後に挨拶していたが、これもぐだぐだで、ヤレやれ・・の公演だった。
また、暫く観に行くのは止めて少し様子をみようと思う。
満足度★★
おっさんウケ!な公演
生きるために、エロ。というキャッチどおり、期待に答えて素晴らしい半裸の脱ぎっぷり。
以下はネタばれBOXにて。。
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原作は、だらだらと続く戦争をとっとと終わらそうと、兵隊の妻達がセックスストライキを決行し、平和へと導いていく話だが、今回の舞台はまったく原形をとどめていないほど脚色していて、殆どがショー。その描写は、はちゃめちゃ。
だから、じっくりとした芝居を観たい方には不向きだが、おっさん受けはしそうだ。
そのせいか、客席最前列はおっさんだらけで、舞台上でも同じセリフを吐いていた。苦笑!
オープニングから描かれる物語は、はっきりいって良く分からず、登場するキャラクターは全てセーラー服だ。27番の御馴染み柿丸美智絵だって、なりふり構わずセーラー服だ。今回の舞台ではっきりくっきり分かったことはセーラー服には年齢制限がないらしい。ということ。
でもって20番の高山のえみが「砂の女」と称してすり足でパフォーマンスしたのには大受けしたが、全体的には同性としては、もうちょっと演劇重視にして欲しかった。勿論、次回も脱いで欲しいのだが・・。笑
ちなみに、今回、江本純子は脱がない。