公益信託キャンドル演劇奨励基金助成作品。
2009年6月、七ッ寺共同スタジオにて上演。
街行く人のポートレートを撮り続ける男、
12歳下の恋人と現在に葛藤する女、
アルバイトの学生に恋をしてしまった妻帯者、
何事にも曖昧な学生、自分ばかりが損をしている
と思っている男。真夜中、思いは揺れ続ける。
ひとつのテーブルと4つの椅子が置かれた空間。そこはいろいろな場所に変化し、日常を生きる人々の一見何気ない時間の中で、大きく揺れる心の中を描き出した。
結成10周年第1弾で、よこしまブロッコリーの真髄となる「会話劇」にまっすぐ向き合った作品。